かけ放題は必須
ギガがたくさん欲しい
10分かけ放題があって安いとこ
月できれば4,000円くらい
Yahoo! 知恵袋で「携帯料金 安くしたい」と検索をかけると、携帯電話料金に対して様々な悩みを抱えていたり、希望を持っていたりする方が多いことがわかります。
また質問者の方の多くはドコモ、au、ソフトバンクなどの大手通信キャリアを契約しているようです。
本記事では、Yahoo!知恵袋によく挙がっている内容や当サイトが運営している携帯ショップ「スマホ相談窓口 TOP1」で来店者の方から頂くご要望をもとに、用途別におすすめの格安SIMの紹介をしました。
この記事が悩みを抱える方の何かしらのヒントになれれば幸いです。
よくあるご要望・使い方
- データ無制限で安く使いたい
- 楽天モバイル、povo2.0など
- 無制限ではないが大容量が欲しい
- ahamo大盛り、IIJmioなど
- 速度はそこそこで無制限で使いたい
- mineo
- データ量30GBで安く使いたい
- 日本通信、IIJmioなど
- データ量20GBで安く使いたい
- povo2.0、HISモバイルなど
- データ量10GBで安く使いたい
- 日本通信、NUROモバイルなど
- 常に通信制限で良いから安く使いたい
- povo2.0
- YouTube気にせず使いたい
- BIGLOBEモバイル
- LINEしか使わない
- LINEMO
- SNSへのアップロードが多い
- NUROモバイル
- 5分かけ放題を安く使いたい
- povo2.0
- 10分かけ放題を安く使いたい
- mineo
- (24時間)かけ放題を安く使いたい
- povo2.0
データ無制限で安く使いたい
データ無制限で安く使うのにおすすめの格安SIMは2社あります。
- 楽天モバイル
- povo.2.0
楽天モバイル
月額3,278円(税込)でデータ無制限
基本料金 | ~3GB 1,078円 〜20GB 2,178円 20GB以上 3,278円 |
---|---|
通話料 | Rakuten Linkアプリ 無料 標準電話アプリ 22円/30秒 |
通話オプション | 15分かけ放題 1,100円 |
初期費用 | 無料 |
※料金は税込
悲願であったプラチナバンド獲得も決まり、今後の電波の繋がりやすさにも期待したい国内第4のキャリア楽天モバイル。
楽天モバイルが提供している「Rakuten最強プラン」は月額3,278円(税込)でデータ無制限が使えます。
楽天モバイル同様、日本国内においてデータ無制限プランを提供しているドコモ、au、ソフトバンクの月額料金は約7,300円程度。
これらに比べると、楽天モバイルの料金は半額で済みます。
また「Rakuten Linkアプリ」という無料通話アプリからの発信であれば、通話料も無料。
電波が繋がりさえすれば、まさに最強のプランと言えるでしょう。
povo2.0
データ使い放題(24時間)
330円×15回=4,950円でデータ無制限
基本料金0円で持つことができるauのオンライン専用プラン「povo2.0」。
povo2.0はデータトッピングや通話トッピングを購入して使う方法が一般的ですが、今回は1回330円(税込)でデータ無制限が24時間利用できる「データ使い放題(24時間)」トッピングを駆使して1カ月間データ無制限を利用する方法をご紹介します。
このデータ使い放題(24時間)トッピング、名称からは「データ無制限が利用できるのは購入から24時間」ということが判断できるのではないでしょうか?
しかし、povo2.0の公式ホームページには以下のように書かれています。
購入完了から24時間、データ通信が使い放題となります。
povo2.0公式HP
※当面の間は、期間満了日の23時59分59秒までご利用いただけます
例えば土曜日の午前0時1分に、データ使い放題(24時間)トッピングを購入したとしましょう。24時間後は日曜日の午前0時1分ですが、povo2.0の公式ホームページに書かれている内容と照らし合わせると、実際にデータ無制限が使えるのは日曜日の23時59分59秒までということが言えます。
つまり約48時間データ無制限が利用できるということですね。
1カ月間は約30日間なので、データ使い放題(24時間)トッピングを2日に1回の割合で購入すれば、1カ月を通してデータ無制限がつかえることになります(330円×15=4,950円(税込))。
2日に1回の割合でトッピングを購入。これを手間だと感じる方もいるかもしれませんが、データ無制限が4,950円(税込)で、auの電波を使って利用できる。このことを考慮すれば、かなりコスパが良いデータ無制限と言えるのではないでしょうか?
povo2.0 その他特徴
- 通話料
- 30秒あたり22円(税込)
- 通話オプション
- 5分かけ放題 550円(税込)/月
- かけ放題 1,650円
- 初期費用
- 無料
無制限ではないが大容量が欲しい
データ無制限でなくとも、月に50GBくらいデータ量は使いたい!
そう考える方には、
- povo2.0
- ahamo大盛り
この2つを検討してみるのが良いでしょう。
povo2.0
データ追加300GB(90日間) 9,834円
1カ月あたり100GBで3,278円
データ無制限でもご紹介したpovo2.0ですが、2024年4月に「データ追加300GB(90日間)」トッピングが新たに提供開始となりました。
料金は9,834円(税込)で、有効期限は90日。30日あたりに換算すると100GBのデータ量が3,278円(税込)で使える計算になります。
ahamo大盛り
月額4,950円(税込)で100GB
料金プラン | データ量100GBで 4,950円 ※ahamo(2,970円)に大盛りオプション(1,980円)を追加した料金 |
データくりこし | 不可 |
通話料 | 5分かけ放題無料 5分超過後、22円/30秒 |
通話オプション | かけ放題 1,100円 |
初期費用 | 無料 |
※料金は税込
ahamo大盛りとはデータ量20GBまで使えるahamoに、データ量80GBまで使える「大盛りオプション」をつけ、月額4,950円(税込)で使えるようにしたプランです。
データ量 | 月額料金 | |
---|---|---|
ahamo | 20GB | 2,970円 |
大盛りオプション | 80GB | 1,980円 |
合計 | 100GB | 4,950円 |
※料金は税込
速度はそこそこで無制限で使いたい
mineo
通信速度で選べるマイそく
規定速度以下でデータ無制限が使える
関西電力のグループ企業であるオプテージが提供している格安SIMのmineoには規定の通信速度以下でデータ無制限が利用できる「マイそく」をラインナップに揃えています。
最大3Mbps (プレミアム) | 2,200円 |
---|---|
最大1.5Mbps (スタンダード) | 990円 |
最大300kbps (ライト) | 660円 |
最大32kbps (スーパーライト) | 250円 |
※料金は税込
スマホのデータ通信速度は、下り(ダウンロード)で数十Mbps〜が出るのが一般的なので、上記マイそくの通信速度を見ると、正直心もとない印象を持たれるかもしれません。
ですが、筆者自身2023年の9月頃に最大1.5Mbpsのマイそくスタンダードを使っていましたが、使ってみた感想としては「思ったより速いじゃん」といったものでした。
mineo公式ホームページに掲載されている「それぞれの通信速度で何ができる?」も参考にしてみて頂きたいのですが、最大1.5Mbpsのスタンダード、最大3Mbpsのプレミアムであればある程度、使用感に関しては満足できると思います。
ただし「完全にデータ無制限で使える」というわけではなく、以下の時間帯や状況では通信速度は最大32kbpsに制限されるので注意しましょう。
- 月曜日〜金曜日の12時から13時の間
- 直近3日間で10GB以上利用した場合
mineo マイそく その他特徴
- 通話料
- 30秒あたり10円(税込)
(mineoでんわアプリ利用時) - 30秒あたり22円(税込)
(標準電話アプリ利用時)
- 30秒あたり10円(税込)
- 通話オプション
- 10分かけ放題 550円(税込)
- かけ放題 1,210円(税込)
- 初期費用
- 事務手数料 3,300円(税込)
- SIMカード発行料 440円(税込)
- 回線
- ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線
データ量30GBで安く使いたい
データ量30GBで安く使うのにおすすめの格安SIMは2社あります
- 日本通信
- IIJmio(データeSIM)
日本通信
月額2,178円(税込)でデータ量30GB
5分かけ放題つき
ドコモ回線系格安SIMの日本通信が提供している「合理的30GBプラン」の月額料金は2,178円(税込)。破格の料金で30GBのデータ量を使うことができます。
さらに、格安SIM(MVNO)では珍しくVoLTE(HD+)に対応しているため通話品質も申し分ありません。
ドコモ回線のみでの提供しているため、地域柄ドコモの電波が入りにくいという方にはおすすめしにくいですが、中〜大容量プランを探している方で、かつ通話も重視する方には強くおすすめしたい格安SIMです。
日本通信 合理的30GBプラン
その他特徴
- 通話料
- 30秒あたり11円(税込)
- 通話オプション
- かけ放題 1,200円(税込)
- 初期費用
- 事務手数料 3,300円(税込)
- 回線
- ドコモ回線
- データくりこし
- 非対応
IIJmio
月額2,340円(税込)でデータ量30GB
法人向けのインターネットサービス、ネットワークシステム等を主要事業としているインターネットイニシアティブ。
この会社が個人向けに提供している格安SIMのブランドこそ、「格安SIMの老舗」として呼び声高いIIJmioです。
今回取り上げるのは、データ通信専用(ドコモ回線)のデータeSIM(ギガプラン)。
音声通話機能、SMS機能は備えていませんが、データ量30GBが月額2,340円(税込)で使えます。
余ったデータ量は翌月末まで繰り越すことも可能です。
また詳細は本記事では割愛しますが、IIJmioのデータeSIMをiPhoneで使う場合、APN構成プロファイルのダウンロード、インストールは不要です。そのため他の格安SIM(MVNO)のSIMもiPhoneに入れ、IIJmioのデータeSIMと合わせて利用する、デュアル回線運用もしやすくなっています。
データ量20GBで安く使いたい
2021年3月にドコモのオンライン専用プランahamoのサービス開始を皮切りに、データ量20GB、いわゆる中容量帯のプランを安く提供する格安SIMが増えてきました。
2024年5月現在、20GBのプランは「激戦区」となっています。
「20GB」と聞くと、各キャリアのオンライン専用プランの料金(約2,700円〜2,900円)を思い浮かべる方も多いと思いますが、今回はそれよりも一段料金が安い月2,000円台前半、ないしは2,000円を切る料金でデータ量20GBを提供している格安SIMを取り上げてみます。
おすすめ格安SIM
- povo2.0
- IIJmio
- イオンモバイル
- HISモバイル
povo2.0
データ追加60GB(90日間) 6,490円
1カ月あたり20GBで2,163円
povo2.0にはデータ追加20GB(30日間)のデータトッピングが提供されており、2,700円(税込)で利用できます。
しかし、そのデータトッピングを購入せずにその上のデータ追加60GB(90日間)を6,490円(税込)で購入すれば1カ月あたり2,163円(税込)で20GBのデータ量が使える計算になります。
20GBのデータ量を2,000円台前半の料金で使える格安SIMは何社か存在しますが、自社で回線を持っていて、安定した通信環境で利用できるのはpovo2.0だけです。繋がりやすさを重視される方はpovo2.0を選択肢の一つに入れても良いでしょう。
IIJmio
月額1,650円(税込)でデータ量20GB
30GBのおすすめ格安SIMのところでもご紹介したIIJmioですが、20GBのデータ量もデータ通信専用eSIM(ドコモ回線)であれば月額1,650円(税込)と、大変お得な料金で利用することができます。
余ったデータ量は翌月末までくりこすことも可能です。
回線はドコモから借りている格安SIM(MVNO)なので、お昼時や夕方の混雑時では通信速度が低下することもありますが、「とにかく安く20GBを使いたい」という方には一番におすすめできる格安SIMです。
イオンモバイル
月額1,958円(税込)でデータ量20GB
イオンモール、イオンスタイル、イオンなどにテナントとして入っているイオンモバイル。
イオンモバイルショップであれば、契約手続きだけでなく、初期設定やプラン変更などのアフターフォローも受けられる。しかも格安SIM(MVNO)なので、料金も安い。
そんな特徴を持つイオンモバイルですが、0.5GBから200GBまでの幅広い料金ラインナップを揃えており、その中でも20GBの料金は月額1,958円(税込)で利用できるなど、料金的にもかなり攻めています。
余ったデータ量は翌月末までくりこし可能、通話料は大手通信キャリアの半額の30秒あたり11円(税込)、高速通信と低速通信の切り替えも可能、といった多くの格安SIM(MVNO)に見られる特徴も持ちつつ、実店舗での手続きができる。
携帯料金は安くしたいが、店舗でのサポートを受けたい!
という方はイオンモバイルが合っていると思います。
イオンモバイル その他特徴
- 通話料
- 30秒あたり11円(税込)
- 通話オプション
- 5分かけ放題 550円(税込)
- 10分かけ放題 935円
- かけ放題 1,650円(税込)
- 初期費用
- 事務手数料 3,300円(税込)
- 回線
- ドコモ回線、au回線
- データくりこし
- 翌月末までくりこし
HISモバイル
月額2,190円(税込)でデータ量20GB
5分かけ放題つき
日本通信と旅行会社のHISの合弁会社であるHISモバイルの「自由自在スーパープラン」は月額2,190円(税込)でデータ量20GBと5分かけ放題が含まれています。
プラン内容はahamoに似ていますが、月額料金はahamoよりも780円(税込)安く設定されています。さらに、5分超過後の通話料は30秒あたり9円(税込)。ahamoの30秒あたり22円(税込)の通話料と比べても通話料は半額以下です。
日本通信同様、VoLTE(HD+)にも対応しているので、通話も大手通信キャリア並です。
HISモバイル その他特徴
- 通話料
- 30秒あたり9円(税込)
- 通話オプション
- 5分かけ放題 500円(税込)
- かけ放題 1,480円(税込)
- 初期費用
- 事務手数料 3,300円(税込)
- 回線
- ドコモ回線
- データくりこし
- 非対応
データ量10GBで安く使いたい
データ量10GBで安く使うのにおすすめの格安SIMは3社あります
- 日本通信
- NUROモバイル
- IIJmio(データeSIM)
日本通信
月額1,390円(税込)でデータ量10GB
5分かけ放題つき
30GBのデータ量を月額2,178円(税込)の破格の条件で提供している日本通信ですが、10GBにおいても非常にコスパに優れたプランで勝負しています。
その名も「合理的みんなのプラン」。
月額1,390円(税込)でデータ量10GB、そして「月に70分までの無料通話」または「5分かけ放題」込み。
何を隠そう、筆者が今契約しているプランがまさにこの合理的みんなのプランです(2024年5月10日時点)。
フルリモート勤務で、家では光回線利用。週一日のペースで外出。たまに通話をするが70分の無料通話分で足りる。
そんな生活スタイルを送っている筆者にとっては、日本通信の合理的みんなのプランがとても合っています。
日本通信 合理的みんなのプラン
その他特徴
- 通話料
- 30秒あたり11円(税込)
- 通話オプション
- かけ放題 1,200円(税込)
- 初期費用
- 事務手数料 3,300円(税込)
- 回線
- ドコモ回線
- データくりこし
- 非対応
NUROモバイル
月額1,485円(税込)でデータ量10GB
3カ月ごとに6GBプレゼント
NUROモバイルはNURO光を提供しているソニーネットワークコミュニケーションズが提供している格安SIMです。
NUROモバイルの料金プランは専用帯域を使って高品質な通信を提供している「NEOプラン」と、主に小容量帯のプランである「バリュープラス」の2つに分かれていますが、今回おすすめしたいのは月額1,484円(税込)で使えるバリュープラスの「VLプラン」、データ量10GBのプランです。
このVLプランはプランで規定されているデータ量とは別に、データ量が3カ月ごとにプレゼントされる「Gigaプラス」の対象プランとなっており、6GBのデータ量がプレゼントされます。
プレゼントされたデータ量をまとめて使ってその月に16GB使っても良いですし、翌々月まで(3カ月間)データ量はくりこし可能なので、1カ月ごとに2GBずつ使って合計12GBとしてデータ量を使うことも可能です。
NUROモバイル バリュープラス
その他特徴
- 通話料
- 30秒あたり11円(税込)
- 通話オプション
- 5分かけ放題 490円(税込)
- 10分かけ放題 880円(税込)
- かけ放題 1,430円(税込)
- 初期費用
- 事務手数料 3,300円(税込)
- SIMカード発行料 440円(税込)
- 回線
- ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線
- データくりこし
- 翌月末までくりこし
IIJmio
月額1,100円(税込)でデータ量10GB
本記事では3回目の登場のIIJmioですが、データ通信専用eSIM(ドコモ回線)であれば、10GBのデータ量が月額1,100円(税込)で利用できます。余ったデータ量は翌月末までくりこすことも可能。
回線はドコモから借りている格安SIM(MVNO)なので、お昼時や夕方の混雑時では通信速度が低下することもありますが、「とにかく安く10GBを使いたい」という方には一番におすすめできる格安SIMです。
常に通信制限で良いから安く使いたい
- 待ち受け用
- 音声通話機能だけ欲しい
- かけ放題を安く使いたい
上記のように、音声通話機能だけ必要でデータ量は全くいらないと考えている方もいるでしょう。
以下の表はデータトッピング無しのpovo2.0とマイそくスーパーライトを比較しています。
povo2.0 | mineo | |
---|---|---|
基本料金 | 0円 | 250円 |
通信速度 | 最大128kbps | 最大32kbps |
通話料 | 22円/30秒 | 10円/30秒 ※mineoでんわ アプリ利用時 22円/30秒 ※標準電話アプリ利用時 |
かけ放題 | 5分かけ放題 550円 かけ放題 1,650円 | 10分かけ放題 550円 かけ放題 1,210円 |
24時間 データ無制限 | 330円 ※最大約48時間 | 198円 |
※料金は税込
全くデータ量はいらないと考えていても、「1日だけデータ無制限を使いたい」という日もあるかもしれません。
そんな時でもpovo2.0、mineo共に24時間データ無制限のオプションをつければ安心です。
povo2.0であれば、データ使い放題(24時間)の購入タイミングによっては最大48時間データ無制限が使えます(仕様上、データ無制限は期間満了日の23時59分59秒まで)。
最低維持費で持つにはふさわしい両社ですがpovo2.0の場合、180日間有料トッピングの購入がなかったり、通話料とSMS送信料の合計額が660円(税込)を超えなかったりすると、順次利用停止、解約となるので注意が必要です。
特定のアプリだけ気にせず使いたい
別にデータ無制限でなくて良いけど、YouTubeはデータ量を気にせず見たい。
ここでYouTubeなどの特定のアプリ・用途においてデータ量を気にせず使いたいという方におすすめの格安SIMをピックアップします。
You Tube→BIGLOBEモバイル
インターネットサービスプロバイダで有名なBIGLOBEが提供しているBIGLOBEモバイルにはYouTubeなどのエンタメ系サービスの通信量がカウントされない「エンタメフリー・オプション」があります。
オプション料金は月額308円(税込)で、一番データ量が少ない1GBのプラン(月額1,078円(税込))と組み合わせると、合計1,386円(税込)。
この料金でYouTubeなどのサービスをデータ消費を気にせずに楽しむことができます。
エンタメフリー・オプション対象サービス
(2024年5月10日時点)
- 動画配信
- YouTube、ABEMA、U-NEXT、YouTube Kids
- 音楽・ラジオ配信
- YouTube Music、Apple Music、Spotify、AWA、Amazon Music、LINE MUSIC、radiko、らじる★らじる、dヒッツ、楽天ミュージック、TOWER RECORDS MUSIC
- 電子書籍配信
- dマガジン、dブック、楽天マガジン、楽天Kobo
※ただし、YouTubeのコンテンツアップロード時、U-NEXTのコンテンツダウンロード時などエンタメフリー対象外になるものもあるので注意。
BIGLOBEモバイル その他特徴
- 通話料
- 30秒あたり9.9円(税込)
(BIGLOBEでんわアプリ利用時) - 30秒あたり22円(税込)
(標準電話アプリ利用時)
- 30秒あたり9.9円(税込)
- 通話オプション
- 3分かけ放題 660円(税込)
- 10分かけ放題 913円(税込)
- 無料通話60分 660円(税込)
- 無料通話90分 913円(税込)
- 初期費用
- 事務手数料 3,300円(税込)
- SIMカード発行料 433.4円(税込)
- 回線
- ドコモ回線、au回線
LINE→LINEMO
ソフトバンクのオンライン専用プランLINEMOはデータ量3GBの「ミニプラン」が月額990円(税込)、データ量20GBの「スマホプラン」が月額2,728円(税込)で提供されています。
ミニプラン・スマホプラン共にLINEアプリ利用時のデータ消費がゼロになる「LINEギガフリー」機能が無料で使えます。
データ消費ゼロで利用できるものはトークだけではありません。
なんと音声通話やビデオ電話利用時もデータ消費ゼロです。
LINEMO その他特徴
- 通話料
- 30秒あたり922円(税込)
- 通話オプション
- 5分かけ放題 550円(税込)
- かけ放題 1,650円(税込)
- 初期費用
- 無料
- 回線
- ソフトバンク回線
SNSのアップロード→NUROモバイル
「データ量10GBで安く使いたい」でも解説したNUROモバイルですが、NUROモバイルが提供している「NEOプラン」は対象のSNSであればデータ通信量がカウントされない「NEOデータフリー」という機能を備えています。
- 対象SNS
- LINE
- X
- TikTok
- ※対象外機能の例
- LINE…ビデオ通話
- X…スペース、外部リンク・サイトへの接続
- Instagram…ビデオチャット・通話
- TikTok…広告や他社サイトへの接続、TikTokLive
NEOプランはデータ量20GBで、月額料金は2,699円(税込)。データ量40GBで月額料金が3,980円(税込)の「NEOプランW」を選択することもできます。
NUROモバイル NEOプラン
その他特徴
- 通話料
- 30秒あたり11円(税込)
- 通話オプション
- 5分かけ放題 490円(税込)
- 10分かけ放題 880円(税込)
- かけ放題 1,430円(税込)
- 初期費用
- 無料
- 回線
- ドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線
- データくりこし
- 翌月末までくりこし
かけ放題を安く使いたい
ここでは「基本料金+かけ放題」の毎月のランニングコストが一番安い格安SIMをご紹介します。なお、「データ量は全くいらない」と考えている方を対象としています。
5分かけ放題→povo2.0
基本料金+5分かけ放題=550円
本記事でも度々登場したauのオンライン専用プランpovo2.0。
基本料金自体は0円のプランなので、かかる料金は5分以内通話かけ放題の通話トッピングの月額550円(税込)だけです。
通信速度は最大128kbpsなのでデータ通信はほとんど利用できません。
「とにかく5分かけ放題だけ安く使いたい」と考えている方にpovo2.0をおすすめします。
10分かけ放題→mineo
基本料金+10分かけ放題=800円
10分かけ放題の最安はmineoです。
契約の仕方としては、「速度はそこそこで無制限で使いたい」で解説した月額250円(税込)のマイそくスーパーライトに月額550円(税込)の10分かけ放題をつけるだけです。
通信速度は最大32kbpsなのでデータ通信はほとんど利用できません。
「とにかく10分かけ放題だけ安く使いたい」と考えている方にmineoをおすすめします。
かけ放題→楽天モバイル or mineo
楽天モバイル
基本料金1,078円
mineo
基本料金+かけ放題=1,460円
時間を気にせず通話ができるかけ放題。
ランニングコストだけを考えた場合は、楽天モバイルが最安です。
よってかかる料金はデータ通信量を3GB以下に抑えれば基本料金の1,078円(税込)だけで済みます。
ただし、Rakuten Linkアプリの通話品質に関しては使っているユーザーごとによって評価が分かれるため、必ずしもクリアに通話できるとは限らないようです。
きちんとした通話品質で通話をしたい!
そう思う方には、mineoをおすすめします。
やり方は10分かけ放題の箇所で解説しましたが、月額250円(税込)のマイそくスーパーライトに月額1,210円(税込)の時間無制限かけ放題をつけます。
するとランニングコストは1,460円(税込)。
楽天モバイルと違い、専用の通話アプリを利用する必要はありません。
mineoはマイそくスーパーライト、そして時間無制限かけ放題の月額料金自体が他社に比べても非常に安く設定されているため、毎月1,500円をきる料金でかけ放題が利用できるのです。
格安SIMなら色んなプランがある
以上、本記事ではデータ無制限、データ量10〜30GB、かけ放題でおすすめの格安SIMをご紹介してきました。
格安SIMには大手通信キャリアにはない、様々な特徴をもった通信会社があります。
本記事を読んで頂いて得られた情報から、皆さんにあった格安SIMを選んで頂ければ幸いです。