
最近楽天モバイルが話題になっていたけど、私が契約するならUQモバイルやワイモバイルの方が良いのかしら?どこが1番お得なのか知りたいわ。



そのお悩み、フォンシェルジュが解決します!
プラン料金が格安でありながら店舗展開も多く、窓口での幅広いサポートを受けられる3社「UQモバイル」「ワイモバイル」「楽天モバイル」。
いざ契約したいと思っても「プランが似ていて何が違うのか分からない!」という方も多いのではないでしょうか。
今回は3社の基本プランや割引サービスなどを比較し、結局どこのキャリアがオススメできるのかを解説していきます。
データ通信プランで比較


使っている電波
まずはじめに、各社が使っている電波を確認しましょう。
UQモバイル | ワイモバイル | 楽天モバイル | |
---|---|---|---|
利用回線 | au | ソフトバンク | 楽天 au(パートナー回線) |
「ワイモバイル」は「ソフトバンク」、「UQモバイル」は「au」が提供している自社のサブブランドなので、回線をそのまま利用しています。そのため、大手キャリアと同じく非常に安定した通信を行うことができます。
「楽天モバイル」は自社の楽天回線が利用できないエリアにおいては、パートナー回線(au回線)を利用することになります。パートナー回線エリアを利用する場合は、データ容量に制限があります。
基本プラン料金
割引やキャンペーンを何も含まない、基本プランの料金比較は以下の通りです。
データ容量 | UQモバイル | ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|
3GB | くりこしプラン+5G S 1,628円 | シンプルS 2,178円 | Rakuten UN-LIMIT Ⅵ 1,078円 |
15GB | くりこしプラン+5G M 2,728円 | シンプルM 3,278円 | – |
20GB | – | – | Rakuten UN-LIMIT Ⅵ 2,178円 |
25GB | くりこしプラン+5G L 3,828円 | シンプルL 4,158円 | – |
無制限 ※パートナー回線 では5GBまで | – | – | Rakuten UN-LIMIT Ⅵ 3,278円 |
超過時速度 | くりこしプラン+5G S 最大300kbps くりこしプラン+5G M くりこしプラン+5G L 最大1Mbps | シンプルS 最大300kbps シンプルM シンプルL 最大1Mbps | 最大1Mbps ※パートナー回線で 5GB超過時 |
基本料金が1番安いのは「楽天モバイル」、続いて「UQモバイル」です。
「楽天モバイル」は、楽天回線エリアでは高速データ通信を無制限で利用できますが、au回線を利用したパートナー回線エリアでは、国内5GBまで、海外2GBまでしか利用できません。(通信量超過後は最大1Mbpsの速度で使い放題)
データ容量追加料金
上限に達した後も容量を追加して利用する場合の追加料金は以下の通りです。
単位 | UQモバイル | ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|
100MB | 220円 | – | – |
500MB | 550円 | 550円 | – |
1GB | – | – | ~6/30 550円 7/1~ 660円 ※1 |
1GBあたりの単価が最も安いのは「楽天モバイル」です。
「UQモバイル」は200MBという小容量から追加が可能なので、追加したい容量が少量で、最小限の料金で抑えたい場合に良いでしょう。
※1 6月30日までは550円、7月1日以降は660円に変更されます。
データ容量増量キャンペーン
UQモバイルは「増量オプションⅡ」、ワイモバイルは「データ増量オプション」に初めて加入すると、オプションの月額料金550円が期間限定で無料になるキャンペーンを行っています。
UQモバイルは7カ月間、ワイモバイルは12カ月間です。
増量される容量は以下の通りで、2社ともに同じ内容になっています。
加入プラン | 追加データ容量 | 基本プランとの合計 |
---|---|---|
くりこしプラン+5G S シンプルS | 2GB | 3GB+2GB =5GB |
くりこしプラン+5G M シンプルM | 5GB | 15GB+5GB =20GB |
くりこしプラン+5G S シンプルL | 5GB | 25GB+5GB =30GB |
データ繰り越し
「UQモバイル」と「ワイモバイル」は当月に余った容量を翌月に繰り越すことができます。
月によって使ったり使わなかったりすることがある方は、上手く活用するとお得になります。
データ消費の優先順位は以下の通りで、こちらも2社ともに同じ内容になっています。
データ消費 優先順位 | 対象データ | くりこし 可否 |
---|---|---|
1 | 前月からのくりこしデータ量 | 当月のみ |
2 | 当月のプランデータ容量 | 可能 |
3 | 追加購入データ量 | 不可 |
通話オプションで比較
続いて、通話オプションの内容と料金で比較していきます。
通話時間 | UQモバイル | ワイモバイル | 楽天モバイル |
---|---|---|---|
オプション無し | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
10分以内 | かけ放題 880円 | だれとでも定額 770円 | ~6/30 10分通話 かけ放題 1,100円/月 ※2 |
15分以内 | – | – | 7/1~ 15分通話 かけ放題 1,100円/月 ※2 |
かけ放題 | かけ放題 1,980円 | スーパー だれとでも定額 1,870円 | Rakuten Link アプリ利用 0円 |
通話パック 60分/月 | 550円 | – | – |
「楽天モバイル」では「Rakuten Link」というアプリを使用することを条件に、通話料金が無料となっています。ただし、アプリの仕様は通常の通話アプリよりも多少複雑ですので、注意が必要です。
もし通常の電話アプリを利用したい場合は、毎月どのくらい通話を使っているのか確認しましょう。1か月の国内通話の合計が60分以下の場合「UQモバイル」の通話パックが最も安くなります。
※1 6月30日までは10分通話かけ放題、7月1日以降は15分通話かけ放題に変更されます。
各種セット割引で比較


セット割引額
次はセット割引の内容を比較していきます。割引を適用することができるのは、以下のような場合です。
- 家族で複数回線同じキャリアを契約している
- 自宅のインターネットが割引対象の事業者になっている
- 自宅のでんきが割引対象の電力会社になっている
キャリアによって適用できるもの・できないものがあるので見ていきましょう。


- 「UQモバイル」→家族割引以外適用対象
- 「ワイモバイル」→全ての割引が適用対象
- 「楽天モバイル」→割引なし
ただし、併用できない組み合わせがあるので注意が必要です。
UQモバイル
- 「自宅セット割(インターネットコース)」と「自宅セット割(でんきコース)」
ワイモバイル
- 「家族割引サービス」と「おうち割光セット(A)」
ワイモバイルの「おうち割でんきセット」だけはその他の割引と併用可能になります。
料金比較においては、どれだけセット割引を入れられるのかが重要になります。まずは現在の家族の利用状況や自宅のインターネット事業者を確認しましょう。もし違う場合も「まとめることができるのか」を予め相談しておく必要があります。
それぞれの対象サービスは以下の通りで、UQモバイルの方が対象となる自宅のインターネットサービスが多くなっています。
対象のインターネットサービス
光サービス | au ひかり auひかり ちゅら コミュファ光 eo光 ピカラ光 メガエッグ BBIQ |
---|---|
光コラボレーションサービス | ビッグローブ光 So-net光 @nifty光 @TCOM光 ひかりゆいまーる ひかりJ エディオンネット |
ケーブルテレビ | J:COM提携のケーブルテレビ |
ルーターサービス | auスマートポート ホームルータープラン au ホームルーター 5G ホームルータープラン 5G |
WiMAX | UQ WiMAX YAMADA air mobile WiMAX BIC WiMAX ワイヤレスゲートWiMAX+5G EDiON PC DEPOT KT WiMAX とくとくBB Broad WiMAX カシモWiMAX Vision WiMAX EX WiMAX hi-ho 泉佐野 WiMAX J:COM DIS mobile So-net BIGLOBE へーベル5G シンプルWi-Fi |
対象のでんきサービス
- auひかり
割引適用後のプラン料金
「UQモバイル」と「ワイモバイル」でそれぞれの割引を適用した場合の、3社の料金比較は以下のようになります。


表の通り、割引を適用すると「ワイモバイル」が最も安く利用することができます。
「データ増量無料キャンペーン2」適用時は最大30GBまで使えて2,860円ですので、月間データ使用量が30GB以下の方には最もオススメできると言えます。
【まとめ】おすすめのキャリア


ここまでの内容を踏まえた、ポイント毎のおすすめキャリアは以下のようになります。
ポイント | キャリア | おすすめ
---|---|
月間の使用データ容量が30GB以上 料金を最重視している 楽天回線が繋がらない場合、5GBで制限がかかっても良い | 楽天モバイル |
月間の使用データ容量が30GB以下 安定した品質の回線が良い 家族でキャリアを揃える予定 自宅のインターネットとでんきを両方まとめられる 店舗でのサポートを頻繁に受けたい | ワイモバイル |
月間の使用データ容量が30GB以下 安定した品質の回線が良い 自宅のインターネットまたはでんきどちらかをまとめられる 店舗でのサポートを頻繁に受けたい | UQモバイル |
データ容量を月間30GB以上使わない場合、適用できる割引が家族割引なのか、自宅のインターネット・でんき割引なのかによって「UQモバイル」と「ワイモバイル」のどちらがお得なのかが変わってきます。
一方、データ容量を月間30GB以上使う場合は「楽天モバイル」を選ぶことになります。万が一良く使う場所で楽天回線が繋がりづらかった場合、5GBで通信速度に制限がかかりますが、それでも最大1Mbps出るので速度より金額重視の方にはオススメできます。
逆に通信品質を重視されている方は、3大キャリアの無制限プランを検討してみて下さい。
具体的には以下の記事で解説しているので、是非ご覧下さい!


その他、1人で利用する方や自宅のセット割引が入れられない方にオススメなオンラインブランド、docomoの「ahamo」・au KDDIの「povo」・ソフトバンクの「LINEMO」などを含めた通信会社の選び方は以下の記事で紹介しております。


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