親が携帯を機種変更したいと言っているけど、どうやったらできるの?
親名義の携帯を機種変更したいけど、親が忙しくて一緒に店舗に行けない・・
携帯の名義が違うと、このような悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか?
本記事では、そんなお悩みを解決します。
今回は親名義の携帯を機種変更する方法について解説させていただきます。
親名義の携帯を機種変更する方法は3つ
親名義の携帯を機種変更する方法は3つあります。
①親と一緒に携帯ショップに行く
②親に委任状を書いてもらい、
その委任状をもって「自分が」
携帯ショップに行く
※委任状はキャリア指定のもの。親は来店不要。
③オンラインショップで機種変更する
一番簡単なのは①の親と一緒に携帯ショップに行くことですが、それが難しいという方もいるでしょう。
その場合は②③の方法で機種変更をしましょう。
オススメは②親に委任状を書いてもらい、その委任状をもって自分が携帯ショップに行くです。
理由はプランなどを最適なものを選んで貰えますし、この方法であれば、初期設定のサポートもしてもらえるからです。そして、親の来店も不要です。
※委任状の他に契約者の本人確認書類も必要
委任状は各キャリア指定のものに記入が必要です。
私がショップ店員をしていた際に、自分で用意した紙に「契約手続きを代理人に委任する」などの1文を書いたものを持ってくるお客様もいましたが、そのような紙では一切受け付けができません。
必ずキャリア指定の委任状に記入して、持っていくようにしましょう。
キャリア指定の委任状は各キャリアショップで手渡しでもらうか公式サイトからダウンロードすることが可能です。
代理人(店舗に行く人)が未成年(18歳未満)の場合はキャリア指定の親権者同意書が必要です。
こちらも委任状同様に忘れてしまった場合は手続きしてもらえませんので、未成年(18歳未満)の場合は必ず持っていくようにしましょう。
本記事では委任状や同意書のダウンロードリンクを記載していますが「記入する箇所や〇を付ける場所が分からない・・!」という方は店舗で委任状や親権者同意書を受け取ることをオススメします。
店舗で委任状や親権者同意書を受け取る、手続きによって変わる記入場所をマーカーで引いてもらえることが多いからです。
では実際の機種変更の方法について解説していきます。
親に委任状を書いてもらい機種変更する場合
1つ目は親に委任状を書いてもらい機種変更する方法です。
この方法であれば、親と一緒に携帯ショップに行かなくても大丈夫です。
ただし、委任状は契約者本人に書いてもらう必要があります。
万が一自分で書いてしまうと「私文書偽造罪」に問われてしまう可能性もあるので、必ず契約者本人に書いてもらいましょう。
それでは、ここから各キャリアの必要書類や、受付条件を解説していきます、
ドコモの場合
必要書類
・委任状
・契約者の本人確認書類
(運転免許証・マイナンバーカード等)
・代理人の本人確認書類
(運転免許証・マイナンバーカード等)
・家族だと証明する書類
(端末を分割払いにする場合のみ)
未成年(18歳未満)の場合は上記にプラスで
+親権者の同意書
+親権者の本人確認書類
+親権者であることがわかる書類
(戸籍謄本、「マイナンバー」の印字がない住民票など)
委任状・同意書のダウンロードはこちら
ドコモの場合は委任状の他に契約者(親)の本人確認書類などを持っていく必要があります。
また、契約者の本人確認書類は「コピー」での受付が出来ません。
必ず原本を持っていくようにしましょう。
「健康保険証」は、2023年5月24日より本人確認書類から除外されていますので、ご注意ください。
2023年5月中旬以降にショップに手続きしに行く場合は、健康保険証を持って行っても手続きしてもらえないので注意しましょう。
スマホの本体を分割払いにする場合は家族を証明する書類(戸籍謄本・住民票など)が必要になります。
スマホ本体を一括で支払う場合は、店頭での支払いになるため、本体代分の現金や、クレジットカードを用意して店舗に行きましょう。
auの場合
必要書類
・委任状
・機種変更予定の端末
・契約者の本人確認書類
(運転免許証・マイナンバーカード等 コピー可)
・利用者、代理人の本人確認書類
(原本)
・家族関係証明書
(同一住所かつ同一姓の場合は不要)
未成年(18歳未満)の場合は上記にプラスで
+親権者同意書
+フィルタリングサービス申出書
+親権者の本人確認書類
委任状・親権者同意書のダウンロードはこちら
auの場合は委任状や本人確認書類の他に、機種変更予定の端末の持ち込みが必要になります。
つまり今使っているスマホや携帯ということですね。
こちらも忘れずに持っていくようにしましょう。
契約者(親)の本人確認書類のコピーも必要です。
委任状は書いたけど、本人確認書類のコピーを忘れてしまった!という方も多いので、こちらも忘れずに持っていくようにしましょう。
auのサブブランドUQ mobileでも同様の必要書類で手続きができるのか?確認したところ、UQ mobileでも同様の書類で手続きが可能とのこと。委任状・親権者同意書はauと同様のものが利用可能です。
ソフトバンクの場合
必要書類
・委任状
・代理人の本人確認書類
(運転免許証・マイナンバーカード等 原本)
・家族確認書類
委任状のダウンロードはこちら
3キャリアの中で最もシンプルなのがソフトバンクです。
上記3つを持っていけば、親名義の携帯を機種変更することができます。
ソフトバンクは来店者が未成年(18歳未満)の場合でも親権者同意書等は必要ないとのことです。
家族確認書類の一覧は以下の通りです。
家族同士の本人確認書類 | 「同姓」または「同住所」であることを 確認できる家族の本人確認書類(コピー可) |
健康保険証 | ・保険証1枚に家族の氏名、生年月日、 保険証の発行日の記載があること ・有効期限の記載があるものは 有効期限内であること |
住民票記載事項証明書 または住民票 | ・対象者が同一証明書に記載されていて 氏名、生年月日が一致すること ・発行から3ヵ月以内のもの |
戸籍謄(抄)本 | |
同性とのパートナー シップを証明する書類 | ・対象者が同一証明書に記載されていて 氏名、生年月日が一致すること ・受領書が発行される自治体の場合は 受領書も必須 |
ソフトバンクのサブブランドY!mobileでも同様の必要書類で手続きができるか確認したところ
・利用中の機種(紛失/盗難の場合は不要)
・印鑑
この2つがプラスで必要とのことです。
印鑑が必要な理由を
カスタマーセンターに確認したところ、
「委任状以外に代筆する書面がある際には、押印が必要となる可能性があるため」
といった回答が得られました。
そのため、Y!mobileで委任状を使って機種変更する場合は上記の2つも必ず持参しましょう。
オンラインショップで機種変更する場合
2つ目はオンラインショップで機種変更する方法です。
各キャリアのオンラインショップで機種変更する場合、店舗への来店をせずに機種変更ができます。
ただし、手続きは契約者本人のみ。
そのため、自宅のスマホやパソコンを使って、親と一緒に手続きをするということであれば、大丈夫です。
ただし、デメリットもあります。
などが挙げられます。
自分で機種やプランを選択できるという方は、この方法で機種変更してみてもいいかもしれませんね。
名義を自分にしたい→「名義変更」しよう!
名義を親から自分に変えておけば、今後は委任状などを用意することなく手続きができるようになります。
名義変更も機種変更と同じように、委任状での手続きが可能。機種変更を機に、名義を変更するのもおすすめです。
名義変更については以下の「スマホの名義変更の内容と必要な書類を解説!【docomo・au・SoftBank】」
こちらの記事で詳しい内容と、必要な書類を解説していますので、よろしければ参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は親名義の携帯を機種変更する方法を解説させていただきました!
では本記事のまとめです。
親名義の携帯電話を機種変更する場合
一緒に店舗に行かなくても、
必要書類があれば、手続き可能
委任状は誰が記入する?
契約者本人が記入する必要がある
未成年(18歳未満)の場合
親権者の同意書が必要な場合がある
オンラインショップがオススメなケース
スマホやプランを自分で決めることができ、
データ移行などのサポートが不要な時
親から自分に名義変更しておけば
今後は委任状などの書類なしでも、
手続きができるようになる
ご不明点があれば店舗まで!
今回解説した親名義の携帯を機種変更する方法ですが、分からないことがある場合や、委任状などをコピーすることが出来ないという場合はぜひフォンシェルジュ提携店舗までお越しください。
質問への回答や、委任状、同意書などのお渡しをさせていただきます。
また、フォンシェルジュのLINE公式アカウントでは、自分が知りたいスマホに関する情報をかんたんに見つけることができます。ぜひご活用下さい
今後もスマホに関する情報を発信して参りますので、よろしくお願いいたします。