
iPhoneの音量をマックスにしているのに、なぜか音が小さい…



電話しているときに相手の声が聞き取りにくいのはどうして?
iPhoneを使っていて、このように感じたことはありませんか?
特に「着信音やアラームが最大設定なのに小さい」「動画のセリフだけが聞こえにくい」といったトラブルは、故障ではなくiPhoneの設定が原因になっていることがほとんどです。
本記事では、2026年最新のiPhoneの音量が小さくなってしまう原因と、シーン別の具体的な対処法を解説します。
iPhoneで音量が勝手に変わることにお困りの方はこちらの関連記事で解説しています。


iPhoneの音量マックスなのに音が小さい原因とは?


iPhoneの音量が小さい場合、大きく分けて4つの原因が考えられます。
- 物理的な問題
- スピーカーや受話口がゴミ・ホコリで汚れている、フィルムやケースで塞がれている可能性があります。
- 設定の問題
- iOSの安全機能(音量制限)が働いている、特定のアプリ内の音量が低い、または画面の注視認識機能や集中モードが影響している場合があります。
- ソフトウェアの問題
- iOSの一時的な不具合や、アプリのバージョンが古いことが原因で音量バランスが崩れることがあります。
- アクセサリの問題
- ワイヤレスイヤホン(AirPodsなど)やBluetoothスピーカーとの接続不良、またはアクセサリ自体の音量設定が低い場合があります。
iPhoneの音量マックスなのに小さい問題を解決するために、具体的な原因のチェックと対処法をシーン別に見ていきましょう。
iPhoneで「通話中」に音が小さい・聞こえないときの対処法


まず注意したいのが、相手の声のボリューム(通話音量)は「通話中にしか変更できない」という点です。
通話中ではないときにいくら側面のボタンを押したり、設定アプリをいじったりしても、通話音量は大きくならないので注意しましょう。
通話中に相手の声が小さいと感じる場合は、以下の方法を順番に試してみてください。
通話中にiPhone側面の音量ボタンで大きくする
通話が始まったら、iPhoneの左側面にある「音量上げるボタン(上のボタン)」を押して、通話音量を上げてみてください。
音量が上がっているか分かりにくい時は、一度iPhoneから耳を離してボタンを押してみましょう。画面に現在の音量バーが表示されるので、マックスになっているか視覚的に確認できます。


Bluetoothイヤホン等に音声が流れていないか確認する
ワイヤレスイヤホン(AirPodsなど)やBluetoothスピーカーが近くにある場合、自動でそちらに音声が接続され、iPhone本体の受話口から音が聞こえなくなっていたり小さくなっている可能性があります。
一度、Bluetoothをオフにして本体のスピーカーから音が出るか試してみましょう。
- 「設定」アプリを開き、「Bluetooth」をタップ
- Bluetoothのスイッチを一度「オフ」にし、再度「オン」にする
※通話画面にある「オーディオ」ボタンをタップして、出力先が「iPhone」になっているか確認するのも手軽でおすすめです。




スピーカーにゴミ・ホコリが詰まっていたら掃除する
耳を当てるスピーカー部分にゴミが詰まっていたり、新しく貼った画面保護フィルムやケースがスピーカーの穴を塞いでしまっていると、物理的に音が小さくなります。
- 受話口のメッシュ部分をチェックし、ゴミが詰まっている場合は、毛先の柔らかい清潔なブラシなどで優しく掃除をしてください。
- スマホケースや保護フィルムが受話口を覆ってしまっていないか、位置を確認しましょう。
iPhoneで「動画・音楽」の音量がマックスなのに小さい時の対処法


動画や音楽を再生したときの音量が小さい場合、「動画や音楽を再生しているその最中」に本体側面の音量ボタンを押して音量を上げてみましょう。
動画を再生する前に音量ボタンを押しても、それは「着信音や通知音」のボリュームを変えているだけで、動画の音量は上がっていないケースが多いからです。
動画・音楽の再生中に側面の音量ボタンで大きくする
動画や音楽を再生中にiPhone側面の音量ボタンを押して、音量の上げ下げがしっかり出来るか確認しましょう。
「再生中に操作する」というのが最大のポイントで、この方法で音量のメーターが動いていれば、iPhone本体の音量機能自体には何も問題はありません。
音量の操作はできているのに、それでも「なぜか音が小さくて物足りない…」という場合は、次の項目からの設定を確認していきましょう。
「音量制限」をオフにする、または上限を上げる
iPhoneには、スピーカーで大音量を聴き続けたときに耳を守るための安全機能(音量制限)が備わっています。
この「音量制限」がオンになっていると、本体側面のボタンをどれだけ連打して画面上の音量バーをマックス(100%)にしても、iPhoneのシステム内部で「実際の出力は70%まで」のように強制的にブレーキがかけられた状態になってしまいます。
そのため、表示はマックスなのに、体感の音が全然大きくならないという現象が起きます。
- 「設定」アプリから「サウンドと触覚」を開く
- 「音量制限」をタップする
- 制限がオンになっている場合はオフにするか、音量の上限を上げる
集中モード(おやすみモードなど)をオフにする
iPhoneの「集中モード(おやすみモードなど)」がオンになっていると、一部の動画アプリやゲームアプリにおいて、起動時の音量が自動的にミュートまたは極端に小さく制限されてしまう仕様・バグがあります。
- 画面の右上から下にスワイプして「コントロールセンター」を開く
- 「集中モード」または三日月のアイコンなどが点灯していたら、タップしてオフにする
アプリ内の音量設定(YouTubeや動画編集アプリなど)を確認する
iPhone本体の音量がマックスでも、アプリ側の音量設定が小さくなっているケースがあります。
主にゲームアプリや動画編集アプリに多いですが、特定のアプリだけ音量が小さい場合は、アプリ内の設定画面から音量が小さくなっていないか確認してみましょう!
YouTubeアプリの場合は最新バージョンに更新する
YouTubeアプリなどの特定のアプリだけ音が小さい場合、アプリ自体のバグ・不具合が原因の可能性があります。
最新バージョンへアップデートすることで不具合が修正され、音量が元に戻ることがあります。
- App Storeを開く
- 右上のプロフィールアイコンをタップする
- 「アプリのアップデート」をタップする
- その中にYouTubeアプリがあれば「アップデート」をタップする


iPhoneで「着信音・アラーム」が最大なのに小さい時の対処法


設定アプリから着信音・アラームの音量を大きくする
動画や音楽の音量とは別に、iPhoneには「着信音やアラーム(通知音)」専用の音量設定が存在します。
動画の音は大きいのに着信音が小さいという場合は、本体設定から全体のベースとなる音量を上げておきましょう。
設定手順


※アラームの音量も、基本的にはここで設定した音量に連動して大きくなります。


以上で完了です。
「ボタンで変更」はオフがおすすめ
ボリュームバーのすぐ下にある「ボタンで変更」をオンにしておくと、ホーム画面などでうっかり側面のボタンを押したときに、着信音の大きさまで勝手に変わってしまいます。
「着信音やアラームは常に決まった大音量で鳴らしたい!」という方は、ここをオフにしておくのがおすすめです。(筆者も不意に音が小さくなるのを防ぐためにオフにしています!)


「画面注視認識機能」をオフにする



着信音やアラームの鳴り始めは大きいのに、iPhoneを手に取って画面を見たら急にフッと音が小さくなる…
そんな現象に悩まされている場合は、「画面注視認識機能」を確認しましょう。
顔認証(Face ID)が搭載されたiPhoneでは、画面上部のセンサーが常にユーザーの目線をチェックしています。着信やアラームが鳴ったときにユーザーが画面を見ると、iPhoneが「あ、持ち主が着信に気づいたな」と判断し、気を利かせて自動的に音量を小さく下げる仕組みになっています。
便利な機能ですが、「勝手に音が小さくなるのは不便」という場合は、以下の手順でこの機能をオフに設定しておきましょう。
- 「設定」アプリを開く
- 「Face IDとパスコード」をタップする
- パスコードの入力を求められたら入力する
- 画面を少し下にスクロールし、「画面注視認識機能」のスイッチをオフにする


アラームのサウンドが「なし」に設定されていないか確認する
アラームの時刻になると画面が光って振動(バイブレーション)はするのに、肝心の「音」だけが鳴らない場合は、アラームのサウンド設定が「なし」になっている可能性が高いです。
以下の手順で、アラームごとに音がちゃんと設定されているか確認してみましょう。
- 「時計」アプリ(時計のアイコン)を開く
- 画面下のメニューで「アラーム」が選ばれていることを確認し、修正したいアラームの時刻をタップする
- アラームの編集画面にある「サウンド」という項目を確認する
- 「なし」になっていたらタップし、お好みの着信音や通知音、または楽曲を指定し直す


iPhoneを再起動して音量の不具合をリセットする
iPhoneの一時的なシステムエラーやバグが原因で、音量がマックスなのに音が小さくなってしまうことがあります。
この場合は設定を変更しても直らないことが多いため、一度iPhoneの電源を切って入れ直す「再起動」を試してみましょう。これだけで内部のシステムが綺麗にリセットされ、正常な音量に戻ることが多いです。
通常の再起動(電源オフ)でも改善しない場合は、以下の手順で「強制再起動」を試してみてください。
- iPhone 8以降:
①音量を上げるボタンを押してから素早く離す。
②音量を下げるボタンを押してから素早く離す。
③サイドボタン(本体右側のボタン)を押さえたままにする。
④Appleロゴが表示されたら、サイドボタンを離す。 - iPhone 7:
音量下げるボタンとスリープ(電源)ボタンを同時に押し続け、Appleのロゴが表示されたら同時に離す。 - iPhone 6Sまで:
スリープ(電源)ボタンとホームボタンを同時に押し続け、Appleのロゴが表示されたら同時に離す。
強制再起動を行うと、iPhoneの内部システムが強制的にリセットされ、通常通りホーム画面が起動します。立ち上がったら、音量が元に戻っているか確認してみましょう。
iPhoneで「急に」音が小さくなった・大きくならないときの対処法


「設定は間違っていないはずなのに、急に音が小さくなった」「大きくしようとしてもびくともしない」という場合は、iOSのアップデートやシステムの一時的なバグが原因かもしれません。
以下の3つのステップで、システムを正常な状態に戻しましょう。
iOSアップデート後に不具合が起きたら「再起動」を試す
iOSのアップデートを行った直後に音量が変わったと感じる場合、アップデートの影響で設定が意図せず変わってしまっていたり、システムが一時的に混乱して音量バランスがバグってしまったりすることがあります。
まずは前の章でご紹介した「設定」>「サウンドと触覚」から、着信音などの音量が下がっていないか改めて確認してみましょう。
設定に問題がないにもかかわらず音が小さい場合は、iPhoneを一度「再起動」(電源を切って入れ直す)してください。これだけで内部のシステムが綺麗にリセットされ、正常な音量に戻ることが非常に多いです。
特定のアプリだけなら最新バージョンに更新する
「YouTubeを見るときだけ音が小さい」「特定のゲームアプリだけ大きくならない」というように、症状が特定のアプリ限定で起きている場合は、アプリ側のプログラムに不具合やバグが発生している可能性が高いです。
App Storeを開き、そのアプリに最新のアップデートが来ていないか確認しましょう。
最新バージョンに更新することで、音回りの不具合が修正され、解決することがあります。
【最終手段】すべての設定をリセットしてみる
再起動やアプリの更新を試しても直らず、どうしても原因が分からない場合の最終手段です。
iPhone内の「設定」のバグを完全に初期状態に戻します。
※写真、動画、連絡先などの大事なデータは一切消えませんが、Wi-Fiのパスワードや壁紙、アラームなどの設定が初期化されます
- 「設定」アプリを開き、「一般」をタップ
- 一番下にある「転送またはiPhoneをリセット」をタップ
- 「リセット」をタップ
- 選択肢から「すべての設定をリセット」を選び、画面の指示に従って進める
まとめ:音量が小さい時はまず設定を確認!


本記事では、「iPhoneの音が小さい」「音量マックスなのに大きくならない」と悩んでいる人向けに、シーン別の原因と対処法について解説してきました。
iPhoneの音量トラブルの多くは故障ではなく、以下のような設定や物理的な原因がほとんどです。
- 通話中なら
- Bluetoothの接続先や、相手側の「マイクモード(声を分離)」の設定を確認
- 動画・音楽なら:
- 「音量制限」の解除や、「大きな音を抑える」の活用
- 着信音・アラームなら:
- 「ボタンで変更」のオン/オフや、「画面注視認識機能」のオフ
- 共通の対策:
- スピーカーの掃除、端末の「再起動」、または「すべての設定のリセット」
これらを一つずつ変更・確認しても音が小さいままの場合、スピーカー本体の経年劣化や、iPhone内部の基盤が故障している可能性があります。
その場合はスマホの修理が必要な可能性が高いため、一度購入したキャリアショップやApple Store、Apple正規サービスプロバイダに相談し、端末の状態を詳しく確認してもらいましょう。
















