近年、スマホのカメラ性能は止まることなく進化しており、生成AIを活用し、高品質な写真が撮れるスマホのカメラも増えています。
スマホを選ぶ上で、カメラ性能が高いことを重視されている方は多いと思いますが、どんな機種を選べばいいのか迷ってしまいますよね。
今回は、スマホショップ店員の経験がある筆者が、お客様から人気の機種を抜粋し、「カメラ性能重視のAndroidスマホおすすめ機種」をランキング形式で紹介します。
併せて、カメラ性能が高いAndroidスマホの選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
【6~10万円】カメラ性能重視のAndroidスマホおすすめランキング
1位:Google「Pixel 8a」
発売日 | 2024年5月14日 |
機種代金 | 72,600円 メーカー価格 |
レンズの種類 | 広角 超広角 |
画素数 | 約6,400万画素 約1,300万画素 |
F値 | F1.89 F2.2 |
センサーサイズ | 1/1.73インチ |
ズーム | デジタルズーム(8倍) |
プロセッサ | Google Tensor G3 |
おすすめ機能 | 消しゴムマジック ベストテイク 夜景モード ポートレートモード |
「Google Pixel 8a」は、Google Pixeの低価格モデルaシリーズの最新機種です。
本体価格が安いにも関わらず、AIカメラ機能が充実しており、夜間撮影やポートレート撮影で高品質な写真を撮ることができます。
写真に写りこんだ不要なモノを消せる「消しゴムマジック」や、最大6枚の候補写真の中からベストな状態の写真を選んで、顔だけを他のカットの表情に差し替えられる「ベストテイク」など、Google独自のAI写真編集機能も魅力です。
Google Pixel 8aがあれば、カメラ機能にあまり詳しくなくても、簡単に綺麗な写真を撮れるのでおすすめです!
2位:Samsung「Galaxy A55 5G」
発売日 | 2024年5月30日 |
機種代金 | 70,840円 メーカー価格 |
レンズの種類 | 広角 超広角 マクロ |
画素数 | 約5,000万画素 約1,200万画素 約500万画素 |
F値 | F1.8 F2.2 F2.4 |
センサーサイズ | 1/1.56インチ |
ズーム | デジタルズーム(10倍) |
プロセッサ | Exynos 1480 |
おすすめ機能 | マクロ撮影 夜景モード ポートレートモード |
「Galaxy A55 5G」は、トリプルカメラを搭載しており、風景を広く写すような超広角撮影に加え、被写体に近づいて画面いっぱいに写すマクロ撮影にも対応しています。
メインカメラはOIS(光学式手ブレ補正)に対応しているので、暗所撮影でも手ブレをしっかり押さえます。
Galaxy Aシリーズで初めてスーパーHDR動画撮影に対応したモデルなので、動画撮影にも強く、日差しが強く白飛びしそうなシーンや、日陰で黒つぶれしそうなシーンなど、どんな光の環境でもきれいに撮影することができます。
広角撮影、マクロ撮影、暗所撮影など、さまざまなシーンに対応できるカメラ性能がほしい方は、Galaxy A55 5Gがおすすめです!
3位:Xiaomi 「Xiaomi 14T」
発売日 | 2024年12月中旬 |
機種代金 | 日本価格未定 (ユーロ価格では10万円程度) |
レンズの種類 | メイン 望遠 超広角 |
画素数 | 約5,000万画素 約5,000万画素 約1,200万画素 |
F値 | F1.7 F1.9 F2.2 |
センサーサイズ | 1/1.56インチ |
ズーム | 光学ズーム(4倍) デジタルズーム(20倍) |
プロセッサ | MediaTek Dimensity 8300-Ultra |
おすすめ機能 | Leicaポートレート マスターポートレート |
「Xiaomi 14T」は、有名カメラメーカー「Leica(ライカ)」と共同開発の高品質なSummiluxレンズが特徴で、暗所でも光量を自由に調整し、美しいコントラスト、解像度で撮影ができます。
また、イメージセンサーにはソニーの「IMX906」を搭載することで、夜間であっても豊かな色彩表現が可能です。
ポートレートモードにもこだわっており、「Leicaポートレート」と「マスターポートレート」の2つから選んで撮影ができます。
Xiaomi 14Tは、機種代金10万円前後にも関わらず、一眼レフカメラのようなプロレベルの撮影ができるので、コスパ重視の方には非常におすすめできる一台です。
4位:SONY「Xperia 10 Ⅵ」
発売日 | 2024年7月5日 |
機種代金 | 69,300円 メーカー価格 |
レンズの種類 | 広角 超広角 |
画素数 | 約4,800万画素 約800万画素 |
F値 | F1.8 F2.2 |
センサーサイズ | 1/2.0インチ |
ズーム | 光学ズーム(2倍) デジタルズーム(2倍) |
プロセッサ | Snapdragon 6 Gen 1 Mobile Platform |
おすすめ機能 | 夜景モード ポートレートモード ハンドシャッター |
「Xperia 10 Ⅵ」は約4,800万画素のメインカメラを搭載しており、高解像度でリアルな色彩を再現できます。
望遠カメラは付いていないものの、望遠撮影時には光学2倍相当のズームが可能なので、きれいな画質を維持したズーム撮影ができます。
自撮りをする時に便利な「ハンドシャッター」は、カメラに手のひらを向けると、自動でシャッターを切ることができるので、両手を使わずに自然な写真が撮れて便利です。
Xperia 10 Ⅵは軽量で持ちやすく、日常使いのスマホカメラとして非常にコスパが良い機種だと言えます!
【10~20万円】カメラ性能重視のAndroidスマホおすすめランキング
1位:Samsung「Galaxy S24 Ultra」
発売日 | 2024年4月11日 |
機種代金 | 189,700円~ メーカー価格 |
レンズの種類 | 超広角 広角 望遠 ペリスコープ望遠 |
画素数 | 約1,200万画素 約2億画素 約1,000万画素 約5,000万画素 |
F値 | F2.2 F1.7 F2.4 F3.4 |
センサーサイズ | 1/2.51インチ |
ズーム | 光学ズーム(10倍) デジタルズーム(100倍) |
プロセッサ | Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform |
おすすめ機能 | ナイトグラフィーカメラ ProVisual engine フォトアシスト |
「Galaxy S24 Ultra」は、Galaxy Sシリーズの最上位モデルです。
カメラは4眼で構成され、業界最高水準の2億画素カメラが、細部まで捉えた美しい写真を撮影します。
「ProVisual engine(プロビジュアルエンジン)」という強力なAIが搭載されているので、暗い場所での撮影や、ズームを使った撮影も、ノイズの無い明るく鮮明な撮影が可能です。
10倍の光学ズームとOIS(光学手振れ補正)に対応しているので、遠距離でも詳細に撮影でき、ズームした時もブレが少ない安定した撮影ができます。
「フォトアシスト」では、背景に写りこんだ不要なモノを削除したり、撮影後に写真の角度を変えたときに、人物や物を移動してもAIが自動で背景を生成してくれます。
スマホで世界最高レベルのカメラ体験をしたい方は、Galaxy S24 Ultraを選びましょう!
2位:Google「Pixel 9 Pro」
発売日 | 2024年9月4日 |
機種代金 | 159,900円~ メーカー価格 |
レンズの種類 | 広角 超広角 望遠 |
画素数 | 約5,000万画素 約4,800万画素 約4,800万画素 |
F値 | F1.68 F1.7 F2.8 |
センサーサイズ | 1/1.31インチ |
ズーム | 光学ズーム(10倍) デジタルズーム(30倍) |
プロセッサ | Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform |
おすすめ機能 | プロ設定 消しゴムマジック ベストテイク 夜景モード ポートレートモード |
「Pixel 9 Pro」は、望遠カメラを搭載しているので、ズーム機能が充実しており、遠くの被写体を撮影するのにおすすめです。
メインカメラは、Pixelシリーズ史上最高解像度の約4,200万画素あり、画角も103°とかなり広範囲を写せるので、多人数や風景を含んだ自撮りでも活躍します。
「プロ設定」はProモデルにのみ搭載されており、写真の撮影時にシャッタースピード・ISO感度(明るさに合わせた調整)・フォーカス(ピントの範囲)などを自由に設定できる機能です。
スポーツなど動きの速い被写体を撮影する時は、シャッタースピードを速くすることで被写体のブレを抑えることができます。
プロが一眼レフカメラで撮るような写真に仕上げたい方は、Pixel史上最高のカメラと言われているPixel 9 Proがおすすめです!
3位:Xiaomi「Xiaomi 14 Ultra」
発売日 | 2024年5月16日 |
機種代金 | 199,900円 メーカー価格 |
レンズの種類 | メイン 望遠 ペリスコープ 超広角 |
画素数 | 約5,000万画素 約5,000万画素 約5,000万画素 約5,000万画素 |
F値 | F1.63~F4.0無段階可変絞り F1.8 F2.5 F1.8 |
センサーサイズ | 1インチ |
ズーム | 光学ズーム(5倍) デジタルズーム(120倍) |
プロセッサ | Xiaomi HyperOS |
おすすめ機能 | マクロモード ポートレートナイトモード スーパームーンモード パノラマモード |
Xiaomiの最上位モデルで、あらゆる画角に対応できる4眼カメラを持つ「Xiaomi 14 Ultra」。
”これは、もはやカメラだ”とうたわれるほど、一眼レフカメラのような美しい写真を撮ることができます。
有名カメラメーカー「Leica(ライカ)」と共同開発の高品質なSummiluxレンズでは、暗所でも光量を自由に調整し、美しいコントラスト、解像度で撮影ができます。
また、イメージセンサーは、他のスマホと比べて約4倍大きいソニーの「LYT-900」を搭載しており、夜間であっても明るく細部まで捉えた写真を撮ります。
あらゆる焦点距離や撮影シーンに対応できる、カメラに限りなく近いスマホをお探しであれば、Xiaomi 14 Ultraがおすすめです!
4位:SONY「Xperia 1 Ⅵ」
発売日 | 2024年6月7日 |
機種代金 | 189,200円 メーカー価格 |
レンズの種類 | 超広角 広角 広角 |
画素数 | 約1,200万画素 約4,800万画素 約1,200万画素 |
F値 | F2.2 F1.9 F1.9 |
センサーサイズ | 1/1.35インチ |
ズーム | 光学ズーム(7.1倍) デジタルズーム(21.3倍) |
プロセッサ | Snapdragon 8 Gen 3 Mobile Platform |
おすすめ機能 | テレマクロ撮影 ポートレートモード S-Cinetone クリエイティブルック |
Xperiaの最上位モデル「Xperia 1 Ⅵ」は、7.1倍の光学ズームをデジタルズームで補完することで、最大21.3倍までズームし、遠くの風景や人物もきれいに撮影できます。
望遠カメラは「テレマクロモード」に対応し、一眼レフカメラを手掛けるSONYならではの光学技術で、被写体から最短4cmの距離でも、細部の質感まで鮮明に撮影することができます。
SONYの一眼レフカメラαシリーズで培った、「瞳AF(オートフォーカス)」や「姿勢推定技術」で、狙った被写体を骨格レベルで認識し、動き回ったり人が多いシーンなどでも逃さずに撮影します。
人の肌を描写する際の色合いを美しく補正する「S-Cinetone」、映像の質感や色合いを好みに調整する「クリエイティブルック」などが一つのカメラアプリに統合されているので、シンプルで操作しやすいカメラ設計も魅力です。
カメラ性能が高いAndroidスマホの選び方
カメラ性能が高いスマホを選ぶ際に、どんなポイントを見れば良いか知っていますか?
スマホのカメラは、ただ単にレンズが多くて画素数が高い方が良い!というほど単純なものではなく、いくつかの要素が重なり合って最終的なカメラ性能が決まっています。
まずはご紹介するポイントを確認して、ご自身の撮影用途に合ったカメラ性能はどんなものなのかを見ていきましょう。
①「レンズの種類」が多い方が多様な撮影ができる
現在販売されているスマホのカメラは、レンズが複数枚付いているものが大半です。
2つのレンズが搭載されていればデュアルカメラ、3つのレンズが搭載されていればトリプルカメラなどと呼ばれています。
なんとなく、レンズが複数付いている方がカメラが高性能なイメージがある方も多いと思いますが、レンズにはそれぞれ異なる役割があるのを知っていますか?
主なレンズの種類 | 役割 | 撮影シーン |
---|---|---|
広角 | 広範囲を撮影できる | 風景の撮影 大きな被写体の撮影 |
超広角 | 広角よりさらに 広範囲を撮影できる | |
望遠 | 遠くを拡大して撮影できる | 遠くにいる 被写体の撮影 |
マクロ | 小さなものを近距離で撮影し 拡大して写せる | 小さな生き物や 植物の撮影 |
上記のように、それぞれのレンズが異なる役割を持っているため、複数のレンズが搭載されていれば、さまざまなシーンでの撮影に対応できます。
また、複数のレンズが補い合って、より多くの情報を収集するため、より高画質な写真を撮ることができます。
しかし、カメラのレンズが多ければ多いほど、必ずしもカメラ性能が優れているとは限りません。
次以降の項目で解説している、イメージセンサーのサイズやスマホの処理能力がどれだけ優れているかが、最終的なカメラ性能を判断します。
また、レンズが多いことでスマホの重量が増えたり、外観も損なう可能性があるので、あくまで自分が使いたいレンズが付いているかどうかを機種選びの基準にすると良いでしょう。
②「画素数」が高い方が高解像度の写真が撮れる
まず前提として、写真は小さなドット(ピクセル)の集まりで構成されています。
そのドットの数=画素数ということになります。
なので、画素数が高ければ高いほど、画像を構成するドットの数が増えるため、高解像度の写真が撮れます。
左右の写真を見比べると、ドットの数が多い方がきめ細かく見えるのがわかりますよね。
また、画素数が高い方が、トリミングや拡大しても画質が劣化しにくいため、写真をパソコンなどの大画面で見たい方や、拡大して印刷したいという方は、画素数を重視するのがおすすめです。
ただし、どれだけカメラの画素数が高くても、表示するスマホ側の解像度が低ければ意味がないので注意しましょう。
また、画素数の高さに比例して保存に要する容量も大きくなるので、普段使いであれば1,200万画素前後あれば問題ないと言えます。
また、画素数だけが高ければ必ずしも高品質な写真が撮れるわけではないので、この次に解説するイメージセンサーのサイズなども考慮して選びましょう。
③「イメージセンサーサイズ」が大きい方が高品質な写真が撮れる
カメラのレンズには、イメージセンサーというものが付いています。
そのセンサーサイズが大きいほど、より多くの光を取り込むことができるため、夜間や屋内などの暗所性能や、ダイナミックレンジ(明暗の差を正確に表現する能力)が向上します。
また、背景のぼかし効果も強くなるため、一眼レフカメラのように被写体がより際立つ写真が撮れます。
イメージセンサーは、「1/3型」や「1/2.3型」のように分数で表記され、分母が小さいほどセンサーが大きいことを意味します。
例えば、「1/2.3型」のセンサーは「1/3型」のセンサーよりも大きくて優秀なセンサーです。
④「F値」は低い方が暗所撮影やボケ効果に優れている
スマホカメラのF値(絞り値)は、カメラのレンズがどれだけの光を取り込めるかを示しています。
F値が低いほど、レンズが開いて多くの光を取り込めるため、夜間や屋内などの暗所でも明るくクリアな写真を撮影できます。
また、背景のぼかし効果も強くなるため、一眼レフカメラのように被写体を際立たせるポートレート撮影なども美しく仕上がります。
逆に、明るい場所や広範囲を撮影する場合は、F値が高い方が全体にピントが合い、くっきりとした写真を撮ることができます。
スマホカメラでどのような写真を撮りたいかによって、最適な値を選びましょう。
⑤「光学ズーム」が使えれば高画質のままズームできる
スマホカメラのズーム機能には「光学ズーム」と「デジタルズーム」の2種類があります。
- 光学ズーム…レンズを物理的に動かして焦点距離を変えるため、高画質のまま被写体を拡大できる
- デジタルズーム…画像自体を拡大して撮影するため、画質が荒くなる
光学ズームは、主に望遠レンズを搭載している機種で利用できます。
ですので、遠くの被写体を撮影する機会が多い方は、望遠レンズが付いていて、倍率の高い光学ズームが使える機種を選ぶことをおすすめします。
ただし、光学ズーム使える機種は、その分レンズが分厚くなります。
カメラ部分の突起が少ない方が良いという方は、購入前に実機を確認しましょう。
⑥「プロセッサ」が高性能であるほど高品質な写真が撮れる
スマホで撮る写真の品質を左右するのは、単にカメラの性能だけではありません。
スマホ自体の処理能力を決める「プロセッサ」によって、写真の撮影から画像処理、保存までの過程をどれだけスムーズに行えるかが決まります。
例えば、画像の色補正やノイズ除去、AIによる自動補正などの処理速度や精細さや、ARやAIベースのエフェクトをリアルタイムで適用する時の処理速度に影響します。
プロセッサには「Qualcomm Snapdragon」や「MediaTek Dimensity」シリーズなどがありますが、なるべく高性能で最新世代が搭載されている機種を選ぶと良いでしょう。
プロが選ぶ!あると便利なカメラ機能4選
近年のスマホのカメラには、様々な機能や撮影モードが搭載されているものの、結局どの機能があれば良いのかわからない方も多いと思います。
スマホで写真を撮る時に、より高品質に仕上げるためにあったほうが良い便利機能を、4つご紹介します。
①手振れ補正(OIS/EIS)
手振れ補正機能は、特に動画撮影や夜間撮影時に活躍します。
手振れ補正には以下の2種類あり、いずれか、もしくは両方が搭載されている機種があります。
- OIS(光学手ブレ補正)…レンズやセンサーが手ブレの動きに合わせて物理的に移動し、画角を補正する。暗所撮影や静止画撮影に強い。
- EIS(電子手ブレ補正)…センサーが画像のフレームを微調整して補正する。動画撮影や激しい動きに強い。
それぞれ長所が異なるので、暗所・静止画撮影・動画撮影いずれにも強いスマホが良い場合は、OIS(光学手ブレ補正)とEIS(電子手ブレ補正)を併用している機種を選びましょう。
OIS(光学手ブレ補正)はレンズの物理的な可動域を確保するため、カメラレンズのサイズや重量(分厚さ)が増える傾向にあるので、外観を気にされる方は注意しましょう!
②AIカメラ機能
最近のスマホには、AIを活用して自動で被写体や撮影シーンを解析し、最適な設定や補正を施してくれる機能が搭載されています。
例えば、AIが顔を認識して美肌補正をかけたり、食べ物がおいしそうに見える色味に調整したり、夜景撮影時にノイズを低減したりできます。
他にも、背景に写りこんだ余計な人物や物を削除できる便利な写真編集機能なども人気です!
AIカメラ機能が搭載されている機種を選べば、自分でいちいち設定を意識することなく、クオリティの高い写真が簡単に撮影できるようになるので、カメラ機能に詳しくない方にもおすすめです!
③ナイトモード
ナイトモードは、暗い場所でも明るくクリアな写真が撮れる機能で、夜間や薄暗い室内での撮影に便利です。
ナイトモードでは、シャッターが通常よりも長く開き、その間に複数の写真を撮影します。
その後、それらの写真を合成することで、暗い部分を補正する仕組みになっています。
例えば、薄暗いレストランなどで誕生日祝いの記念写真や、旅行先で夜景や星空などを撮ったりする時も、高クオリティの写真を撮ることができます!
④ポートレートモード
ポートレートモードは、背景を自然にぼかすことで被写体を際立たせる機能で、プロが一眼レフカメラで撮ったような写真に仕上げることができます。
背景がごちゃごちゃしている場所での人物やペットの撮影、商品などの物撮りにも使え、被写体の魅力を引き立たせます。
カメラ性能が高いメーカーとおすすめポイント
Androidスマホを販売しているメーカーは数多くあり、それぞれが独自のカメラ性能をうたっています。
メーカーの違いがわからないという方に向けて、カメラ性能が高いと言われている人気のメーカーと、おすすめポイントを紹介します。
①AIカメラ機能で選ぶならGoogle(グーグル)
Googleが独自に開発したスマートフォン「Pixel」シリーズは、写真の処理技術が高く、中でもAIカメラ機能に特化しています。
遠くのものを高画質で写す「超解像ズーム」などの撮影モードだけでなく、写りこんだ不要な物や人物を削除する「消しゴムマジック」など、写真編集機能にも長けています。
豊富なカメラ機能を活用すれば、様々なシーンに対応でき、素人でもプロが一眼レフカメラで撮影したかのような写真を撮ることができます!
②画質・ズーム機能で選ぶならSamsung(サムスン)
Androidスマホの中で世界トップのシェアを占めている、Samsungの「Galaxy」シリーズは、「望遠・広角・超広角レンズ」を組み合わせた高画素カメラが強みです。
フラッグシップモデルでは2億画素を実現し、細部まではっきりと写すことができます。
Samsung独自の「スペースズーム(Space Zoom)」機能は、Galaxyシリーズの中でも特徴的な機能で、なんと最大100倍ズームが可能です。
③フォーカス機能で選ぶならSONY(ソニー)
SONYの「Xperia」シリーズと言えば、カメラが強いと認知している方も多いと思います。
というのも、SONYはスマホだけでなくプロ用カメラも開発しており、自社のカメラ技術を、スマホにもふんだんに活かして取り入れています。
特に、一眼レフカメラ「α(アルファ)」の技術を取り入れた「リアルタイム瞳AF」や「姿勢推定技術」は人気機能の一つで、高速で正確なフォーカス機能により、動き回る子供やペットなどの動く被写体であっても鮮明に撮影できます。
④コスパで選ぶならXiaomi(シャオミ)
Xiaomiが展開しているスマホのシリーズは、価格帯や用途に応じて様々です。
その中でもおすすめできるのが、有名カメラメーカー「Leica(ライカ)」と提携しているモデルで、Leicaの高品質なレンズとカメラ技術が取り入れられています。
高性能なカメラを搭載していながら、「Xiaomiシリーズ」のようなフラッグシップモデルや、価格を抑えた「Xiaomi Tシリーズ」など、コスパを重視する方に向けた機種も取り揃えています。
まとめ
今回は、カメラ性能重視のAndroidスマホおすすめ機種をランキング形式で紹介しました。
スマホの機種を選ぶ際は、自分の使用用途や求めている機能に合っているか、見るべきポイントを抑えることが大切です。
ご紹介したメーカーやカメラ機能の選び方などを参考にし、お気に入りの一台を見つけてみてください♪
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