携帯料金が1万円以上かかっている人は、平均に比べて高いかもしれません。
本記事では携帯料金が1万円以上かかってしまっている原因を4つピックアップさせていただきました。
また、原因ごとに対処法も解説しています。
携帯料金が1万円以上の人はぜひ参考にしてみてください。
携帯料金が1万円以上なのは普通?

携帯料金ってなかなか他の人がどういったプランに入っていて、毎月いくらかかっているのか分かりませんよね。
実際、携帯料金が1万円以上なのは、世間の平均からすると少し高めです。
自分が契約内容に納得をして、1万円以上なのであれば問題ないと思います。
しかし「なぜ1万円以上なのか分からない」という方は危険なので、本記事を読んで1万円以上になっている原因を理解していただければと思います。
携帯料金の平均は5,824円
総務省が公表している「携帯電話の料金等に関する利用者の意識調査」によると、1ヶ月の携帯料金の平均は5,824円でした。
2021年のアンケート回答者(6,000人)のうち、携帯料金が1万円以上と回答しているのは全体の7.8%です。
10,000円以上かかっている人はほとんどいません!という訳ではなさそうです。
ただし、携帯料金が10,000円よりも安い人の方が多いので、この後の内容を読んで、携帯料金を安くしていただければと思います。
携帯料金が1万円以上になる原因と安くする方法

携帯料金が1万円以上になる原因は4つあります
- 料金プランがあっていない
- 通話プランがあっていない
- 端末代金が高い
- 不要なオプションに加入している
1つ1つ原因と対処法を書いているので、いくつかの対処法を実行すれば、携帯料金が1万円以下になると思います。
原因1:料金プランが合っていない

1番の原因は料金プランが自分にあっていないことです。
月額料金は契約しているデータ通信量が多ければ多いほど高くなります。
実際に大手キャリアの料金プランを見てみましょう。
ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
~1GB | 3,465円 | 3,465円 | 3,278円 |
~2GB | – | 4,655円 | 4,378円 |
~3GB | 4,565円 | 5,665円 | 5,478円 |
~4GB | – | 6,215円 | – |
~5GB | 5,665円 | – | – |
~7GB | 6,765円 | – | – |
無制限プラン | 7,238円 | 7,315円 | 7,238円 |
この表を見ると分かるように、一番安いプランと一番高いプランで約4,000円もの差があります。
たとえば
ドコモでデータ容量を毎月3GBしか利用していないのに、無制限プランに加入していたとしましょう。
一番適切なプランを選択していれば月額料金4,565円ですが、無制限プランに加入している場合は7,238円です。
2つのプランの差額、2,673円は本来支払う必要がない金額ですよね。
このように、自分に合っていないプランを使っていると、月額料金を余分に払っている可能性があるということです。
携帯料金を安くするためには、自分に最適なプランを選ぶことが重要です。
対処法:プランを変更する
プランが合ってない場合、一番の対処法はプラン変更をすることです。
自分の利用する通信量を把握して、その通信量分のプランを契約するのが安くするコツです。
ただ、大手キャリアを使っている場合、同じ携帯会社のまま料金を安くするのは結構難しいです。
選べるプランが少なく、自分にあったプランを見つけづらいという理由があります。
対処法:格安SIMに変える
自分の使う通信量にあったプランを見つけるには、格安SIMに変えるという選択もありです。
選べるプランが多く、自分に合ったプランが見つかりやすいです。
今大手キャリアを使っている人の多くは「格安SIMって電波大丈夫なの?」という心配を抱えているのではないでしょうか?
このような心配がある人は、大手キャリアの電波をそのまま使える「サブブランド」や「オンラインブランド」がオススメです。
UQモバイル | ワイモバイル | ahamo | povo | LINEMO | |
---|---|---|---|---|---|
3GB | 1,628円 割引後990円 | 2,178円 割引後990円 | – | 990円 | 990円 |
15GB | 2,728円 割引後2,090円 | 3,278円 割引後2,090円 | – | – | – |
20GB | – | – | 2,970円 | 2,700円 | 2,728円 |
25GB | 3,828円 割引後2,970円 | 4,158円 割引後2,970円 | – | – | – |
100GB | – | – | 4,950円 | – | – |
大手キャリアの悪いところは7GB以上のプランを選びたい時に、選択肢が無制限のプランしかないことです。
「サブブランド」や「オンラインブランド」はその間のデータ容量をカバーしています。
最安で990円から利用できるので、自分の利用するデータ容量分のプランを選択すれば、大幅に携帯料金を安くすることができます。


原因2:通話オプションが合っていない

携帯料金が1万円以上になってしまう可能性が高い大手3キャリアでは、通話料金は22円/30秒です。
それとは別に、通話をよく利用する方向けに、通話のオプションを用意しています。
通話オプションは2種類あり、「5分以内の通話がかけ放題になるオプション」と、「24時間通話かけ放題のオプション」の2種類です。
料金は以下の通りです。
キャリア | 5分以内かけ放題 | 24時間かけ放題 |
---|---|---|
ドコモ | 770円 | 1,870円 |
au | 770円 | 1,870円 |
ソフトバンク | 880円 | 1,980円 |
通話のオプションに加入した方がいいかは、1か月にどの程度通話するかによって決まります。
- 1ヶ月に18分以上通話する→5分以内の通話かけ放題に加入した方がお得
- 5分以上の通話を25分以上する→24時間かけ放題に加入した方がお得
- 1ヶ月に20分以上通話する→5分以内の通話かけ放題に加入した方がお得
- 5分以上の通話を25分以上する→24時間かけ放題に加入した方がお得
対処法:通話オプションを変更する
上記の通話オプションに加入した方がいい通話時間を加味して、通話オプションを変更しましょう。
不要な場合は、通話オプション自体を解約するのがいいでしょう。
オプションの解約方法はこちらの記事で解説しています。

対処法:LINEなど無料の通話アプリを使う
2つ目の対処法はLINEなど無料の通話アプリを使って電話することです。
LINE通話で消費されるデータは1分で0.3MB程度なので、少ないデータ容量を契約している方でもあまり気にすることなく通話できます。(0.3MBは1GBの約3,400分の1)
原因3:不要なオプションに加入している

料金プランの見直しができたら、最後は不要なオプションに加入していないか確認しましょう!
ドコモ・au・ソフトバンクには、スマホが壊れてしまった際の保証サービスや、動画や雑誌が楽しめるコンテンツサービスまで幅広いオプションがあります。
携帯ショップに料金見直しをしに来た方で「そんなオプション入ってたんだ…。」という方も少なくありません。
もう1つ多いのが、サブスクリプションのサービスを携帯料金とセットで支払っていて、その金額が上乗せされて、携帯料金が高くなっているケースです。
また、携帯ショップで契約する際に「〇〇ヵ月無料だからお試しにどうですか?」と契約して、無料期間が過ぎてから料金が発生して、携帯料金が高くなるケースも多いです。
対処法:オプションを解約する
不要なオプションに加入している場合、対処法はオプションを解約するのみです。
「加入しているオプションが分からない」
「オプションの解約方法は?」
という方はこちらの記事を参考にしてみてください!
加入している人が多いオプションや、各キャリアのオプションの解約方法を解説しています。

原因4:端末代金が含まれている

携帯料金が1万円以上になる3つ目の原因は、月額料金に端末代金が含まれているからです。
「携帯電話の料金等に関する利用者の意識調査」によると、端末代金の平均は2,717円です。
端末代金がない場合は月々に支払いが必要なのは、契約しているプラン料金だけなので、月々の支払いが安くなります。
現在端末代金を支払っている人が、今から端末代金を安くする方法はありません。
以下の対処法は次回以降の機種変更時などにお役立てください。
対処法:端末を一括で購入する
1つ目の対処法は端末を一括で購入することです。
端末を分割で購入しなければ、毎月の携帯料金に端末代金はかかりません。
しかし安易に端末を一括で購入した方が安くなるとは限りません。
スマホを2年程度で機種変更する方は、結果的に分割の方が安くなるかもしれません。

auスマホトクするプログラムの場合、機種代金175,860円の機種が実質負担89,760円で購入できます。
購入したスマホを2年後に返却することで、分割残債の86,160円を免除されるので、実質の負担額が安くなるという仕組みです。通常、機種代金175,860円の機種を24回分割にすると、1ヶ月に7,326円もの端末代金を支払うことになります。
こういった高額な機種でも安く分割で購入でき、2年後に返却すれば残債の支払いは不要なので、人気の購入方法の1つです。

対処法:キャンペーンなどで端末を安く購入する
2つ目の対処法はキャンペーンを活用して、端末を安く購入することです。
1つ目の方法は、言ってしまえばスマホを下取りに出して安くしているだけなので、端末代金が安くなっている訳ではありません。
端末代金を安くするには各社オンラインショップなどのキャンペーンや、店頭で実施しているキャンペーンを利用する必要があります。
キャンペーンは店舗によって異なりますので、色々な店舗を回ってみてはいかがでしたでしょうか?
フォンシェルジュ提携店舗のTOP1でも、週末はキャンペーンを実施していることが多いです。
また、複数のキャリアを取り扱っているため、料金の見直しや、格安SIMの見積りも同時にできます。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は携帯料金が1万円以上の原因と安くする方法について解説させていただきました!
本記事のまとめです
- 携帯料金の平均は5,824円
- 料金プランを見直して、プラン変更や格安SIMへの乗り換えを検討する
- 通話時間に合わせて、通話オプションを変更したり、LINEで無料通話をする
- オプションは定期的に見直して、使っていないオプションは解約する
- 端末代金はキャンペーンを利用して購入すると安く抑えられる
今後もスマホに関する情報を発信して参りますのでお願いいたします。


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