【2024年6月最新】UQモバイルとワイモバイルって何が違う？どっちが良い？

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ワイモバイルとUQモバイルってどう違うの？

どっちも表示されてる料金はほとんど変わらないけど、私にはどれがあっているの？

以前は、通信会社といえば、「ドコモ」「au」「ソフトバンク」の3社のみでしたが、現在では格安SIM提供会社(MVNO)を含めると100社以上あります。

今回は、格安SIM並みの料金で、大手通信会社と同等のサービスが受けられる「サブブランド」のワイモバイルとUQモバイルについて解説します。

UQモバイルの特徴
(au回線)

料金プラン
ミニミニプラン
4GB 2,365円

トクトクプラン
1GBまで 2,277円
15GBまで 3,465円

コミコミプラン
20GB 3,278円
(10分かけ放題込み)

割引サービス
①自宅セット割
-1,100円
(コミコミプランは対象外)

②家族セット割
-550円
(コミコミプランは対象外)
(自宅セット割とは併用不可)

③au PAY カードお支払い割
-187円
(コミコミプランは対象外)

★auひかり、WiMAX＋5Gを契約している方におすすめ

ワイモバイルの特徴
(ソフトバンク回線)

料金プラン
4GB 2,365円
20GB 4,015円
30GB 5,115円

割引サービス
①家族割引サービス -1,100円(2回線目から)
②おうち割光セット(A) -1,100円 or -1,650円
③PayPayカード割 -187円
(①と②は併用不可)

★SoftBank 光を契約している方におすすめ

サブブランドとは？

「サブブランド」は、大手通信会社が運営する、格安SIM並みの「低料金」で、大手通信会社と同等の「サービス」を受けられる通信会社です。

比較の前に、サブブランドについて簡単に説明します。

サブブランドの種類

大手通信会社 MNO	サブブランド
ソフトバンク	ワイモバイル
au	UQモバイル

サブブランドと呼ばれる通信会社は「UQmobile(UQモバイル)」と「Y!mobile(ワイモバイル)」の2社です。

UQモバイルはauの電波を、ワイモバイルはソフトバンクの電波を利用しています。

大手通信会社と違い

比較項目	大手通信会社	サブブランド
電波品質通信/エリア	〇	〇
料金	高い	安い
端末の種類	多い	少ない
高性能機種取扱い	〇	✕
店舗	〇	〇
設定サポート	〇	〇
電話/チャット応対	〇	〇一部有料
修理対応	〇	〇

大手通信会社と電波も通信エリアも全く同じですが、「料金」「取扱い端末」において大きく違いがあります。

高性能(ハイスペック)なスマホは、サブブランドでは取扱いがありませんが、SIMカードのみを切り替えて、スマホ自体はそのまま利用する方にとっては、大手通信会社との違いは「料金」以外ほとんどありません。

「今のスマホをそのまま利用する」場合や「そこまで高性能な端末でなくてもよい」「ほしい機種がサブブランドでも売っている」場合は、迷わずサブブランドを選ぶと、電波品質は変わらず、月々の料金を安く抑えることができます。

この記事では、サブブランドである「ワイモバイル」と「UQモバイル」を比較し「共通点」「違う点」について解説します。

ご自身に合った通信会社はどちらか選ぶための参考にしていただけますと幸いです。

UQモバイルとワイモバイル比較

それでは、ワイモバイルとUQモバイルについて、下記の4点から比較していきます。

通信回線/SIM
料金/データ通信量
取扱い端末
割引/特典

通信回線/SIM

	UQモバイル	ワイモバイル
通信回線	au	ソフトバンク
5G 対応バンド	n77 n78 n257	n77 n257
4G 対応バンド	Band 1/3	Band 1/3/8
eSIM取扱い	〇	〇

通信回線はUQモバイルは「au」を、ワイモバイルは「ソフトバンク」を利用している点は異なりますが、5Gも対応しており、eSIMの取り扱いもありますので、通信回線やSIMカードについては大きな違いはありません。

2社とも5G・4Gの利用も可能ですが、利用している周波数帯(対応バンド)が異なりますので、現在ご利用中の端末によっては、どちらかが対応していない場合がありますので、確認が必要です。

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料金/データ通信量比較

基本料/データ通信量

【割引適用なし】基本料金	UQモバイル	ワイモバイル
4GB	2,365円	2,365円
15GB	3,465円	ー
20GB	3,278円	4,015円
30GB	ー	5,115円

UQモバイルには4GB、15GB(従量段階性)、20GBのプランが用意されており、それぞれ以下のプラン名となっています。

4GB→「ミニミニプラン」
データ使用量が少なめな方におすすめ。

15GB→「トクトクプラン」
従量段階制のプランで1GBまでであれば、2,277円。1GB超〜15GBまでの利用で3,465円。

20GB→「コミコミプラン」
データ量20GBと国内通話10分かけ放題が含まれていて3,278円。

一方、ワイモバイルの料金プランは「シンプル2 S」「シンプル2 M」「シンプル2 L」という名称でそれぞれデータ量4GB、データ量20GB、データ量30GBのプランとなっています。

毎月の利用データ量が20GB程度の方で、後述するセット割引などの適用を考えていない方であれば、UQモバイルのコミコミプランを契約されることをおすすめします。

セット割引

インターネットサービスセット割引

セット割適用時月額	UQモバイル	ワイモバイル
4GB	1,265円	1,265円
15GB	2,365円	ー
20GB	3,278円 (対象外)	2,365円
30GB	ー	3,465円

UQモバイルのインターネットサービスとのセット割引である「自宅セット割」はデータ量4GBのプラン(ミニミニプラン)とデータ量1~15GBのプラン(トクトクプラン)に対して毎月1,100円の割引を適用させることができます。
(データ量20GBのコミコミプランは割引対象外)

対象インターネットサービスはauひかり(「ネット＋電話」)、J:COMなどのケーブルテレビ(「ネット＋テレビ」または「テレビ＋電話」)、auホームルーター5G、WiMAX＋5Gなどが該当します。なお、インターネットサービスではなく、auでんきでも自宅セット割を適用させることも可能です。

一方、ワイモバイルの対象インターネットサービスとのセット割引である「おうち割自宅セット(A)」はデータ量4GBのプラン(シンプル2 S)に対して毎月1,100円、データ量20GBのプラン(シンプル2 M)とデータ量30GB(シンプル2 L)に対して毎月1,650円の割引を適用させることができます。

対象インターネットサービスはSoftBank 光、ソフトバンクAirなどが該当します。
(SoftBank 光の場合、おうち割光セット(A)を適用させるには、別途指定オプション(550円〜)の加入が必要)

家族割引

セット割適用時月額	UQモバイル	ワイモバイル
4GB	1,815円	1,265円
15GB	2,915円	ー
20GB	3,278円 (対象外)	2,915円
30GB	ー	4,015円

UQモバイルの「家族セット割」はデータ量4GBのプラン(ミニミニプラン)とデータ量1~15GBのプラン(トクトクプラン)に対して毎月550円の割引を適用させることができます。
(データ量20GBのコミコミプランは割引対象外)

一方、ワイモバイルの「家族割引サービス」は全てのプランに対して毎月1,100円の割引を適用させることができます。ただし、割引が適用されるのは「2回線目」から。1回線目には家族割引サービスの割引を適用させることはできませんので、注意してください。

データ不足時の追加

データ追加	UQモバイル	ワイモバイル
0.5GB	ー	550円
1GB	1,100円	ー
3GB	3,300円	ー
5GB	5,500円	ー

UQモバイルは追加できるデータ量の種類が多いですが、正直料金は割高ですので、あまりおすすめできません。

取扱い端末の比較

UQモバイル・ワイモバイル共に、「iPhone」「Android」「SIM/eSIM」を取り扱っています。

分かりやすくiPhoneで比較します。(2024年6月3日時点)

機種	UQモバイル	ワイモバイル
iPhoneSE 第3世代	〇	〇
iPhone13 シリーズ	〇	〇

iPhone取扱い

ワイモバイルとUQモバイルの共通点

続いて、上記の比較内容を元に、2社の「共通点」について説明します。

大きく分けて、以下の3点の共通点があります。

データくりこし
店舗でのサポート
60歳以上利用時の通話定額割引

余ったデータ量は翌月までくりこすことができます。

ただしプラン変更をした場合にくりこしできるデータ量の上限については、ワイモバイル、UQモバイルで違いがあります。

ワイモバイル

シンプル2 M(20GB)からシンプル2 S(4GB)ヘプラン変更
→どんなにデータ量が余っていても、くりこしできるデータ量は4GBまで。

つまり、くりこしできるデータ量の上限はプラン変更後のデータ量まで。

UQモバイル

トクトクプラン(15GB)からミニミニプラン(4GB)へプラン変更
→くりこしできるデータ量は15GBまで。

つまりくりこしできるデータ量の上限はプラン変更前のデータ量まで。

なお、使われるデータ量の消費順は

くりこし分→プランで規定された容量分→追加購入分

となりますが、ワイモバイルの場合、追加購入したデータ量はくりこすことはできません。
(UQモバイルの場合、追加購入分は62日間利用可能)

ワイモバイル、UQモバイル共に60歳以上の方だと、通常月額1,980円(税込)のかけ放題の月額料金が1,100円(税込)に割引されます。

ワイモバイル

スーパー誰とでも定額(S)
月額1,980円(税込)→月額1,100円(税込)

UQモバイル

通話放題
月額1,980円(税込)→月額1,100円(税込)

さらにUQモバイルの場合、通常月額220円(税込)のキャリアメールが無料で利用可能。

ワイモバイルとUQモバイルの異なる点

次に、2社で「異なる点」について説明します。

主に以下の2点について違いがあります。

通信回線
「でんき」サービスのみセットで利用する場合の料金

通信回線はau回線網利用とソフトバンク回線網利用で違いがあります。

また、でんきサービスのみセットで利用した場合、UQモバイルには自宅セット割で毎月1,100円の割引を適用させることができます(コミコミプランは対象外)。

ここまで触れてきませんでしたが、実はワイモバイルにも「おうち割でんきセット(A)」という割引があります。

ただし、おうち割でんきセット(A)の割引額は毎月110円。しかもこの割引額が適用されるのは24カ月目までで、25カ月目からは55円にまで割引額は少なくなります。

ですので、でんきサービスのみで利用する場合は、UQモバイルの方がお得感は大きくなると言って良いでしょう。

詳しくは下記記事をご覧ください。

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【まとめ】結局どちらがオススメなの？

ここまで、2社の「共通点」「異なる点」を解説しました。

最後に

UQモバイルがお勧め！！

auひかり、WiMAX＋5G利用中
でんきのみセットで利用
20GBぐらい使う

auひかりやWiMAX＋5Gなどを利用している方は自宅セット割が組めるのでUQモバイルをおすすめします。

おうちのネット(固定通信)はまとめず、ご自宅のでんきのみ料金をまとめる場合は、UQモバイルですと、4GBで1,265円から利用可能です。

またセット割引を考慮せずに、データ量20GB程度毎月使う方は、UQモバイルのコミコミプランがおすすめです。

ワイモバイルのシンプル2 Mだと4,015円。
UQモバイルのコミコミプランだと3,278円。

UQモバイルの方が737円安いだけでなく、10分かけ放題もついてきますので断然お得になります。

ワイモバイルがお勧め！！

SoftBank光、ソフトバンクAir利用中
3人以上家族と一緒に利用

SoftBank光や、ソフトバンクAirを利用している方はおうち割光セット(A)が組めるのでワイモバイルをおすすめします。

家族割引はUQモバイル、ワイモバイルで提供されていますが、それぞれ次のような特徴があります。

UQモバイル
・毎月550円割引
・1回線目から適用可能

ワイモバイル
・毎月1,100円割引
・2回線目から適用

両者このような違いがあります。果たしてどちらが得なのでしょうか？

それは「3人以上、家族で持つ場合はワイモバイルが得になる」ということです。共にデータ量4GBが使えるUQモバイルのミニミニプラン、ワイモバイルのシンプル2 Sで比較してみましょう。

	UQモバイル	ワイモバイル
1人目の料金	2,365円	2,365円
家族割引①	-550円	ー
2人目の料金	2,365円	2,365円
家族割引②	-550円	-1,100円
3人目の料金	2,365円	2,365円
家族割引③	-550円	-1,100円
合計	5,445円	4,895円