一人暮らしの携帯代の平均は?
今回は年代別、地域別に携帯代の平均をまとめてみました!
全てのデータをまとめると一人暮らしの携帯代の平均は6,856円でした!!
平均を見ていただいて、自分の携帯代が高いのか、安いのか判断していただければと思います。
年代別携帯代の平均は?
ではまず一人暮らししている男性の年代別携帯代を見てみましょう!
2007年からの携帯代の推移と、2022年の携帯代平均をまとめました。
一人暮らし男性年代別
2022年 一人暮らし男性の平均携帯代
年齢 | 一カ月あたりの通信費 |
---|---|
34歳以下 | 6.117円 |
35~59歳 | 9,308円 |
60歳以上 | 6,310円 |
65歳以上 | 6,228円 |
出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 単身世帯用途分類 002 用途分類(年齢階級別)
一人暮らしをしている男性の平均携帯代は6,990円でした。
35歳~59歳の年代は他の年齢よりも携帯代が高いという結果になりました。
2021年に34歳以下の方は携帯料金が下がっていることが分かります。
これはahamoやpovoなどのオンラインブランドの登場や、UQモバイルがauショップで受付できるようになったなど、大手3キャリアから月額料金を下げる選択肢が増えたことが要因かと思います。
また、35歳~59歳の方は携帯料金が上がっています。
これはガラケーからスマホに変える方が多かったからだと思います。
auの3G電波が2022年の3月31日で終了してしまうなど、各社ガラケーからスマホへの買い替えキャンペーンなどを行っていた印象です。
ガラケーと比較すると、スマホの料金の方が高くなりますので、このような結果になったのではないかと推測します。
一人暮らし女性年代別
2022年 一人暮らし女性の平均携帯代
年齢 | 一カ月あたりの通信費 |
---|---|
34歳以下 | 6,003円 |
35~59歳 | 8,086円 |
60歳以上 | 6,501円 |
65歳以上 | 6,303円 |
出典:政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 単身世帯用途分類 002 用途分類(年齢階級別)
一人暮らしをしている女性の平均携帯代は6,723円でした。
男性同様に、35歳~59歳の年代は他の年齢よりも携帯代が高いという結果になりました。
データをまとめてみて「携帯代の平均って高いんだな・・・」と感じました。
というのも、節約方法を知っていればもっと安く抑えることが出来るからです。
一人暮らしで携帯代を節約する方法
ここからは携帯代を安くする節約方法について紹介していきます。
一人暮らしの携帯代の平均7,000円弱ですと、大手3キャリアを利用している方が多いのではないか?と思います。
そのため、ドコモ・au・ソフトバンクを使っている場合の節約方法について解説していきます。
もうドコモ・au・ソフトバンクは使っていない場合は「もっと携帯代を節約したい人向け節約術」こちらで今よりも携帯代を安くする方法について解説していますので、こちらを読んでみてください。
ドコモ・au・ソフトバンクを使っている人の節約方法
ドコモ・au・ソフトバンクを使っている場合は、3つの方法で携帯代を節約することが可能です。
ドコモ・au・ソフトバンクを
使っている人の節約方法
- 【効果:高 難易度:低】
スマホをサブブランドやオンラインブランドに変更 - 【効果:小 難易度:低】
料金プランが自分の使い方に合っているか見直す - 【効果:小 難易度:低】
不要なオプションに加入していないかチェックする
節約効果が高いものから順番に解説していきます。
【効果:高 難易度:低】スマホをサブブランドやオンラインブランドに乗り換える
1つ目にオススメしたいのはサブブランドやオンラインブランドに乗り換えることです。
オススメポイント
- 月額料金が990円から利用可能
- 月額料金が固定で、上がる心配がない
- ドコモショップやauショップ、ソフトバンクショップで手続きが出来る(povo・LINEMO除く)
- 電波が大手キャリアと変わらない
現在ドコモやau、ソフトバンクを使っている方で「格安SIMに乗り換える勇気が出ない」という方も多いのではないでしょうか?
色々な不安を抱えているために乗り換える勇気が出ないと思いますが、一番不安なポイントは「電波はちゃんと繋がるの?」という点ではないでしょうか?
確かに格安SIMと呼ばれるMVNOは、大手キャリアに比べて電波が繋がりづらかったり、回線速度が遅いという特徴があります。
電波が安定しない理由は、MVNOがドコモやau、ソフトバンクの電波を借りて運営しているキャリアだからです。
大手キャリアは、自分の電波を使っているユーザーが通信の安定性や、回線速度に不満が出ない量だけ、回線を貸しています。
道路をイメージしてもらえると分かりやすいかもしれません。
このように、格安SIMは電波の道が1つしかなく、混雑してしまいます。
その結果、利用者が多くなるお昼や、仕事終わりの時間は回線速度が遅くなってしまうんです。
ただオススメするサブブランド・オンラインブランドは大手キャリアの電波をそのまま利用できます。
そのため電波環境や通信速度が大手キャリアと変わらないので安心です。
では実際にどのくらい安くなるのか見ていきましょう!
UQモバイル | ワイモバイル | ahamo | povo | LINEMO | |
---|---|---|---|---|---|
3GB | 1,628円 割引後990円 | 2,178円 割引後990円 | – | 990円 | 990円 |
15GB | 2,728円 割引後2,090円 | 3,278円 割引後2,090円 | – | – | – |
20GB | – | – | 2,970円 | 2,700円 | 2,728円 |
25GB | 3,828円 割引後2,970円 | 4,158円 割引後2,970円 | – | – | – |
100GB | – | – | 4,950円 | – | – |
このように月に3GBの利用で収まるという場合は990円で利用可能です。
携帯代の平均7,000円と比較するとその差はなんと6,000円・・・!
1年間で84,000円も割引できます!
また、15GB以上のプランも3,000円程度で使えちゃうんです。
ただ、メリットだらけのサブブランド・オンラインブランドも1つ欠点があります
ある程度スマホの操作に慣れている方はオンラインブランドを選択していいと思いますが、少しでも不安な方は最初はサブブランドのUQモバイル・ワイモバイルを選択しましょう。
【効果:小 難易度:低】料金プランが自分の使い方に合っているか見直す
携帯キャリアを変えたくない!という方は、料金プランが自分にあっているか見直しましょう!
月額料金は契約しているデータ通信量が多ければ多いほど高くなります。
では実際に大手キャリアの料金プランを見てみましょう。
ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
~1GB | 3,465円 | 3,465円 | 3,278円 |
~2GB | – | 4,655円 | 4,378円 |
~3GB | 4,565円 | 5,665円 | 5,478円 |
~4GB | – | 6,215円 | – |
~5GB | 5,665円 | – | – |
~7GB | 6,765円 | – | – |
無制限プラン | 7,238円 | 7,315円 | 7,238円 |
この表を見ると分かるように、一番安いプランと一番高いプランで約4,000円もの差があります。
もし仮に、ドコモでデータ容量を毎月3GBしか利用していないのに、無制限プランに加入していたとしましょう。
一番適切なプランを選択していれば月額料金4,565円ですが、無制限プランに加入している場合は7,238円です。
これだと差額の2,673円は本来支払う必要がない金額になります。
このように、自分に合っていないプランを使っていると月額料金を余分に払っている可能性があるので、自分に最適なプランを選ぶことが、携帯代の節約に繋がります。
最適なプランを選択するには、自分がどのくらいデータ通信をしているか把握する必要があります。
【効果:小 難易度:低】不要なオプションに加入していないかチェックする
料金プランの見直しができたら、最後は不要なオプションに加入していないか確認しましょう!
ドコモ・au・ソフトバンクには、スマホが壊れてしまった際の保証サービスや、動画や雑誌が楽しめるコンテンツサービスまで幅広いオプションがあります。
携帯ショップに料金見直しをしに来た方で「そんなオプション入ってたんだ・・・」という方も少なくありません。
定期的に「このオプションは本当に必要か?」見直す必要があります。
例えば携帯の保証サービスは必要か?考えてみましょう。
確かに購入したばかりのスマホには携帯の保証サービスは必須だと思います。
購入してすぐにスマホが壊れてしまった場合、保証サービスに加入していないと、またスマホを買いなおすことになってしまうからです。
ただ、購入してから2〜3年たった現在、本当に保証サービスは必要でしょうか?
保証サービスはキャリアによりますが、5,000円~10,000円で、同機種の新品同等品と交換してもらえるサービスがあります。
ただ、2年経過した際に同機種の新品同等品に交換してもらっても、アプリを動かすスペックについていけず「スマホの動作が重たい」などの悩みを抱えたまま使うことになります。
それであれば、保証は利用せずに新しいスマホを購入して、快適に利用出来た方が良いのではないでしょうか?
各社保証サービスが必要か?詳しく解説した記事があるので、こちらを参考にしてみてください。
もっと携帯代を節約したい人向け節約方法
ここまで紹介した節約方法を実践すれば、月額7,000円弱の携帯代を払っている人は、月額料金が3,000円程度に収まると思います。
これ以上に携帯代を安くしたい場合は、
格安SIM(MVNO)に変えることをオススメします。
キャリアや契約するデータ量によりますが、月額250円〜使える格安SIMもあります。
(mineoの「マイそくスーパーライト」月額250円(最大速度32kbps)や日本通信の「合理的シンプル」月額290円(1GB)など)
格安SIMは料金が安い代わりに、電波の繋がりやすさや、通信速度は大手キャリアなどに比べると全体的に良くないです。
理由はこちらで詳しく解説しています。
【効果:高 難易度:低】スマホをサブブランドやオンラインブランドに変える
電波の繋がり安さや、通信速度はそこまで重要視しておらず、スマホの操作も慣れていて、問い合わせや、各種変更もスマホからできる!という方にはオススメです!
オススメの格安SIMについてはこちらで詳しく解説しているので、興味がある方は読んでみてください。
自宅のインターネット回線の見直しもオススメ
自宅のインターネット回線を見直すと携帯代が安くなることがあります。
それは「インターネットセット割があるキャリアを使っている」場合です。
- ドコモなら「ドコモ光セット割」
- auなら「auスマートバリュー」
- ソフトバンクなら「おうち割光セット」
上記のように、提携しているインターネット回線を契約すると、携帯料金が毎月1,000円程度割引されるサービスがあります。
こういったサービスがある場合は、提携しているインターネット回線に変更することで、月々の料金の節約につながります。
インターネット回線の選び方はこちらの記事を参考にしてみてください。
ポケットWi-Fiを持つと節約になる?
携帯料金を抑えて、通信量を多く使いたいならポケット型Wi-Fiがオススメ!と店員さんに言われたり、インターネットで見たことはありませんか?
実際ポケット型Wi-Fiは必要な人と、そうでない人がいます。
一人暮らしでポケット型Wi-Fiを使った方がいい人
- スマホ以外にもインターネット接続したい機器がある人
- サブブランドやオンラインブランド、格安SIMを使っている人
ドコモ・au・ソフトバンクを使っている人にはあまりオススメできません。
もし仮にドコモで1GBの契約をした場合、月額料金は3,456円です。
プラスでポケット型Wi-Fiを持つ場合、別途月額料金がかかるので+3,874円(とくとくBB WiMAXの場合)かかります。
合計で7,330円です。
ドコモの無制限プランは7,238円なので、ポケット型Wi-Fiを契約すると、無制限プランよりも高くなってしまうんですね・・。
ポケット型Wi-Fiの料金とスマホの月額料金を合計してみて、無制限プランよりも高くなってしまう場合は、ポケット型Wi-Fiを契約するのはやめておきましょう。
また、スマホ以外にもインターネット接続したい機器がある場合は、スマホのテザリング機能を使うのも1つの手段です。
スマホのテザリングって何?
スマホのテザリングとは簡単にいうと、スマホをポケット型Wi-Fiとして利用できる機能です。
スマホから電波を飛ばしてPCやゲーム機器をインターネット接続することができます。
ドコモの無制限プランであればテザリングも無制限(5Gギガホプレミアの場合)、au・ソフトバンクの無制限プランは30GB/月までテザリングができるので(auはプランによって30GB/月まで、60GB/月まで、70GB/月まで、80GB/月までと分かれる)データ容量が足りそうな場合はこちらを利用するのもオススメです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は一人暮らしの携帯代の平均と節約方法について解説させていただきました!
本記事のまとめです
- 1人暮らしの携帯代平均は6,856円
- 大手3キャリアを使っている場合、サブブランドやオンラインブランドへの乗り換えで節約ができる
- 通信キャリアを変えたくない場合は、
プランが適切か?不要なオプションに加入していないか?チェックすることで節約できる - サブブランド・オンラインブランドよりも安くしたい場合は格安SIMがオススメ
- 契約しているインターネット回線を、割引サービス対象の会社に変更することで節約に繋がる
- ポケット型Wi-Fiはドコモ・au・ソフトバンクを使っている方にはあまりオススメできない
今後もスマホに関する情報を発信して参りますのでよろしくお願いいたします。