
ドコモの月々の携帯料金を安くするうえで重要なのは、「不要なオプションの解約」です。
しかし、不要なオプションについて多くの方からよく聞くのが、
- どれが不要なオプションなのか分からない
- 不要なオプションの解約方法が分からない
といったお悩みです。
そこで本記事では、ドコモで契約者がよく加入している不要オプションの例と、その解約手順について分かりやすく解説します。
ドコモの携帯料金が高くて困っている方は、以下の記事もあわせてご覧ください。


ドコモの不要オプションの解約方法
まずは、ドコモの不要オプションを解約する方法から解説します!
解約方法は、以下の3つがあります。
ドコモショップの店頭で解約する
一番わかりやすく確実なのは、ドコモショップに行って不要なオプションを解約する方法です!
ドコモショップで解約するメリット
- スタッフに相談しながら手続きできる
- 来店予約をすれば、待ち時間がほとんどない
「このオプション、本当に解約しても大丈夫…?」と不安な方は、ドコモショップで店員に相談してみましょう。
解約によるメリットやデメリットを丁寧に説明してもらえるので、安心して判断できます。



「不要なオプションを解約してほしい」と伝えれば、現在加入しているオプション内容や月額料金などを、スタッフが分かりやすく案内してくれます!
なお、ドコモショップは完全予約制なので、来店の際は必ず事前に予約を取りましょう。
予約方法は以下のいずれかです。
- 店舗に直接電話する
- Googleマップなどで「ドコモショップ」と検索し、希望の店舗に電話して予約を取りましょう。もっとも簡単な方法です。
- オンライン(Webサイト)から予約する
- 以下の公式サイトにアクセスし、希望の店舗を検索して来店予約を行います。


また、最近では「オンライン来店」に対応しているドコモショップも増えています。
オンライン来店とは?
お手持ちのスマホやパソコンを使って、ドコモショップのスタッフとビデオ通話で相談・手続きができるサービスです。
その場で不要なオプションの解約まで完了できるので、来店が難しい方にも便利です。
来店予約時に「オンライン来店」のボタンが表示されていれば、そこから予約を行いましょう。
ドコモサポートセンターに電話して解約する
2つ目の方法は、ドコモサポートセンターに電話して不要なオプションを解約する方法です。



ドコモの携帯から「151」にダイヤルすると、通話料無料でサポートセンターに繋がります
オペレーターと直接話しながら解約手続きを進められるため、不明点や注意点もその場で確認できるのが大きなメリットです。
ドコモインフォメーションセンター | |
---|---|
ドコモのスマホから | (局番なし)151 |
一般電話など | 0120-800-000 |
営業時間:9:00~20:00(年中無休) |
「電話ってなかなか繋がらないのでは…?」と心配な方もご安心ください。
現在ドコモでは、インフォメーションセンターの“コール事前予約”が可能です。
あらかじめ希望の日時を予約しておけば、予約時間に優先的にオペレーターへ繋げてもらえるので、安心して利用できます!
My docomoからオンラインで解約する
3つ目の方法は、My docomoからオンラインで不要なオプションを解約する方法です。
こちらは混雑することもなく、来店予約の必要もないため、自分の好きなタイミングで手軽に手続きできるのが大きなメリットです!



ただし、注意点もあります!
オプションを解約した際の影響や注意事項は、すべて画面上の案内を自分で読んで確認する必要があるため、
- 再加入ができないオプション
- セット割引で安くなっているオプション
などを見落としてしまう可能性があります。
そのため、スマホの操作やオプション内容にある程度詳しい方に向いている方法です。
My docomoからの具体的な解約手順は、以下をご覧ください。






以上で完了です!
解約できたか確認する方法は?
My docomoで解約手続きをしたけれど、本当に解約できているのか不安…という方も多いと思います。
そんなときは、手続き後に以下の方法で解約状況を確認してみましょう。






ドコモ以外が提供する有料オプションの解約方法
ドコモ以外の企業が提供している有料コンテンツ(例:「ウイルスバスター」など)については、ドコモ公式の方法とは別の手順で解約する必要があります。
解約方法は以下の通りです。
以上で解約手続きは完了です。
d払いを通じて課金されている場合は、契約元のサービス側での手続きが必要になるため注意しましょう。
ドコモで不要なオプションは?
結論からお伝えすると、「スマホの補償サービス」以外のオプションは、加入の優先順位を下げてもいいと思います。



私自身も、スマホの補償サービス以外のオプションには加入していません。
ショップで店員さんに案内されると、便利そうに見えたり、「あったらいいな」と感じるオプションもあると思います。
しかし、1つあたり月額500円前後かかるものも多く、年間にすると約6,000円の出費になります。
「自分にとって本当に必要なサービスなのか?」一度立ち止まって見直してみましょう。
ここからは、ドコモユーザーの中で加入率は高いものの、実際にはあまり使われていないオプションをピックアップしてご紹介します。
解約するか継続するか、見直しの参考にしてみてください。
スゴ得コンテンツ
月額料金:418円
天気予報・ニュース・レシピといった生活を便利にする定番アプリから、ゲーム・占いなどのエンタメ系コンテンツ、さらに何度でも使えるお得な割引クーポンまで、約200種類以上の有料アプリやサービスが、月額定額で使い放題になるサービスです。
クーポンは、お買物・映画・ランチ・レジャーなどさまざまなシーンで使えます。
2025年7月時点では、以下のような店舗で使えるクーポンが配布されています。


また、毎日コンビニスイーツやコーヒーが当たる抽選にも参加できます。
スゴ得コンテンツのクーポンや特典を使って、月額料金の418円以上お得になっている方は、継続加入してもいいと思います。
一方で、あまり活用していない方は、解約するのがおすすめです。
スゴ得コンテンツについて、詳しくは以下の記事で解説しています。


クラウド容量オプション
月額料金:110円~440円
ドコモが提供する「データ保管BOX」や「dフォト(写真お預かり機能)」で使用できる、クラウドストレージの保存容量を最大50GBまで追加できるサービスです。
容量ごとの料金は以下の通りです。
- プラス10GB:110円
- プラス25GB:275円
- プラス50GB:440円



写真をよく撮るから、このオプションは必須ですよね?



正直なところ、他社のクラウドサービスの方がコスパも使い勝手も優れていると思います…
たとえば、以下の2つのサービスは容量あたりの価格が割安で、ドコモを解約した後もキャリアを問わず使い続けられるため、とても人気があります。
- Appleの「iCloud」:50GBで150円
- Googleの「Googleドライブ」:100GBで250円
そのため、現在クラウド容量オプションを契約している方は、iCloudやGoogle Oneへの移行を検討してみるのもおすすめです。
ドコモのクラウドサービスに強いこだわりがない限り、解約しても問題ないオプションといえるでしょう。
クラウド容量オプションについて、詳しくは以下の記事で解説しています。


my daiz(マイデイズ)
月額料金:無料または110円
ドコモが提供するAIアシスタントアプリです。
利用者の位置情報・行動履歴・興味関心などに基づいて、天気・ニュース・交通情報・スケジュール通知など、日常に役立つ情報を自動で届けてくれます。
利用プランは無料版と、機能が拡張された有料版(月額110円)の2種類があります。
my daizは、使いこなせば生活に役立つサービスですが、AIアシスタント機能はAppleの「Siri」やGoogleの「Google アシスタント」など、他にも選択肢があります。



正直、基本的な音声検索や操作であれば、「Siri」や「Google アシスタント」で十分だと思います…
一方で、my daizは、出発時間の通知やお出かけ情報(天気、交通など)を自動で教えてくれるのが特長なので、これらを必要としている方には加入をおすすめします。
どんな風に使えるのかイメージが湧かない方は、まずは無料版で試してみて、自分に合うかを確認してから加入を検討するとよいでしょう。
my daizについて、詳しくは以下の記事で解説しています。


dTV(Lemino)やdヒッツなどのd系サービス
ドコモには「d」が付く有料サービスがいくつかあります。
その多くは、映画・ドラマ・アニメが見放題の「dTV(Lemino)」や「dアニメストア」、雑誌やムック本が読み放題の「dマガジン」などのエンタメ系サービスです。
それぞれの特徴
- dTV(Lemino)(月額550円)
- 映画・ドラマ・アニメなどが見放題
- dヒッツ(月額550円)
- 音楽が聴き放題のストリーミングサービス
- dアニメストア(月額550円)
- アニメ専門の見放題サービス
- dマガジン(月額440円)
- 雑誌やムック本が読み放題
これらのサービスは、エンタメをよく利用する人には便利ですが、もし月に1回も使っていない場合は解約しましょう。
これらのサービスは、いつでも簡単に再加入できるので、また使いたくなった時に改めて契約すれば大丈夫です。
あんしんセキュリティ
月額料金:220円
ウイルス対策や危険サイトのブロック、SMS詐欺対策などをまとめて提供するドコモの総合セキュリティオプションです。
あんしんセキュリティは、スマホやインターネットの操作に不慣れな方や、ネットリテラシーに自信のない方に向いているサービスです。
高齢のご家族にスマホを持たせる場合などにおすすめです。
一方で、ネットリテラシーが高く、怪しいリンクや詐欺的なサイトを自力で見極められる方にとっては、不要なオプションと言えます。
「あんしんセキュリティ」について、詳しくは以下の記事で解説しています。


ウイルスバスター
「ウイルスバスター」は、セキュリティソフトの定番とも言える有名な製品で、ドコモショップでもおすすめされることが多く、ドコモユーザーの間でも人気があります。
先ほどご紹介した「あんしんセキュリティ」と同様に、必要な人・そうでない人の見極めが重要です。
ウイルスバスターが必要な人
- スマホに詳しくなく、どんなトラブルがあるのか分からない人
- スマホのほかに、タブレットやPCを使っていて、それらにセキュリティソフトを入れていない人
このような方は、ウイルスバスターに加入しておくと安心です。
一方で、自分でセキュリティリスクに対応できる人や、PCにはすでに別のセキュリティソフトを導入しているという人は、解約して問題ないでしょう。
ウイルスバスターについて、詳しくは以下の記事で解説しています。


あんしん店頭サポート(定額プラン)
「あんしん店頭サポート」の定額プランは、スマホの操作に不安がある方以外は、解約を検討してもよいオプションです。
あんしん店頭サポートとは?
ドコモショップでのスマホ操作に関するサポートを定額で受け放題にできるサービスです。
サポートの例としては、以下のような内容が含まれます。
- スマホの操作案内や設定方法の説明
- 各種アプリ(LINE・Instagram・メルカリなど)のアカウント設定やログイン
なお、加入プランによってサービス内容や月額料金が異なります。
プラン名 | 月額料金 |
---|---|
定額ミニプラン | 550円 |
定額プラン | 990円 |
「あんしん店頭サポート」は、機種変更時にスタッフから「念のため加入しておくと安心ですよ」と勧められ、とりあえず加入してそのまま継続している方が多い印象です。
スマホの操作に自信がない方や、設定などの案内を受けによくショップに相談に行くという方は、引き続き加入しておいてもよいと思います。
一方で、「基本的な操作は問題ない、サポートを利用したことがない」という方は加入のメリットが少ないため、解約をおすすめします。
「あんしん店頭サポート」について、詳しくは以下の記事で解説しています。


あんしん遠隔サポート
「あんしん遠隔サポート」は、スマホやアプリの操作、パソコンなどの周辺機器との接続方法がわからないときに、電話・LINE・+メッセージを使って、オペレーターが遠隔でサポートしてくれるサービスです。
スマホの初期設定や基本操作に不安があり、店頭に行かずに相談したい方には便利なサービスですが、普段から操作に困っていない方は、解約しても問題ないでしょう。
「あんしん遠隔サポート」について、詳しくは以下の記事で解説しています。


いちおしパック
このうち2つ以上のサービスを利用している場合は、いちおしパックにまとめたほうが月額料金がお得になります。
逆に、1つしか利用していない場合は、単体で契約したほうが安くなるため、いちおしパックは解約して必要なサービスだけを個別に契約するのがおすすめです。
「いちおしパック」について、詳しくは以下の記事で解説しています。


smartあんしんパック(あんしんパックモバイル)
(旧あんしんパックモバイル)とは?
それぞれのサービスが本当に必要かどうかを確認して、無駄な出費を防ぎましょう。
あんしんセキュリティやあんしん遠隔サポートは、ネットリテラシーがあり、スマホやパソコンの操作に慣れている方であれば必要ないケースがほとんどです。



でも、スマホをよく落としてしまうんです…



そんな方は、「smartあんしんパック」は解約して、ケータイ補償サービスだけを個別に契約するのがおすすめです!
「smartあんしんパック(あんしんパックモバイル)」について、詳しくは以下の記事で解説しています。


ドコモで必要なオプションは?
ドコモのオプションは数多くありますが、筆者が本当に必要だと感じるのは次の2つです。
smartあんしん補償(ケータイ補償サービス)
まず、必要だと感じるオプションの一つが「smartあんしん補償」(旧:ケータイ補償サービス)です。
smartあんしん補償とは?
スマホやケータイの故障・破損・水濡れ・紛失などのトラブル時に、修理代金の割引や本体交換をお得な料金で受けられる端末保証サービスです。
smartあんしん補償の月額料金は、機種によって異なりますが、平均するとおおよそ800円程度です。
近年はスマホ本体の価格が高騰しており、10万円を超える機種も珍しくありません。



そのため、万が一故障や紛失で再購入が必要になると、大きな出費が発生してしまいます!
smartあんしん補償に加入していれば、本体交換は8,250円または12,100円、修理も3,300円または5,500円に抑えられるため、大変お得です。
ただし、すべての人にとって必須というわけではありません。
たとえば、3万円以下の安価な機種を使っている方や、これまで一度もスマホを壊したことがないという方は、買い替えのリスクが低いため、不要な場合もあります。
smartあんしん補償(ケータイ補償サービス)の詳細や、加入が必要な人の特徴については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。


通話かけ放題オプション
ドコモには「かけ放題オプション」「5分通話無料オプション」という、音声通話が定額でかけ放題になるオプションサービスがあります。
かけ放題オプション | 5分通話 無料オプション | |
---|---|---|
月額料金 | 1,980円 | 880円 |
内容 | 24時間かけ放題 | 1回5分以内の通話: かけ放題 超過時:22円/30秒 |
SMS 送信料金 | 3.3円/通 | 3.3円/通 |
このオプションは、かけ放題以外にも2つの電話サービスが無料で含まれているので、通話を日常的によく使う方や、留守番電話などの電話機能を活用している方におすすめです!
付帯する通話サービス
- 留守番電話サービス(通常月額330円)
- キャッチホン(通常月額220円)
逆に、LINE通話やFaceTimeなどの無料通話アプリでほとんどの連絡を済ませている方や、家族間しか電話をしない方にとっては、このオプションは不要と言えるでしょう。



しかし、よく考えずに解約してしまうと、通常の通話料(1分あたり44円)が発生し、結果的に通話料が高くなる恐れがあるので要注意!
ドコモの通話かけ放題の詳細や、「どのくらい通話する人に必要か?」などは、以下の記事で紹介しています。あわせてご覧ください。


不要オプションは解約して節約しよう!
今回はドコモの不要なオプションの確認方法や解約手順、そして実際に不要と思われるオプションの例について詳しく解説しました。
では、本記事のまとめです。
ドコモ不要オプションの解約方法は3つ
- ドコモショップの店頭で解約する
- ドコモサポートセンターに電話して解約する
- My docomoからオンラインで解約する
POINT
- ちゃんと解約できたかどうかはMy docomoから確認できる
- ドコモが提供していない有料コンテンツに加入している可能性もあるので、dメニューからの確認も忘れずに
本当に必要なのは、トラブル時の負担を軽減できる「smartあんしん補償(ケータイ補償サービス)」に限られます。
その他の多くのオプションは、利用状況によっては不要な場合が多いので、見直してみる価値があります!
不要なオプションはそのままにしておくと、月々のスマホ料金を無駄に上げてしまう原因になります。
ぜひこの機会に一度、ご自身の契約内容を見直してみてください。
ご自身での手続きや判断が難しいという方は、フォンシェルジュ提携店舗でもご相談を承っています。
不要なオプションの確認や解約はもちろん、料金の見直しやスマホの使い方まで丁寧にサポートいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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