カメラ性能重視のスマホおすすめランキング10選|2025年2月最新~Android版~

カメラ性能重視のスマホおすすめランキング10選|2025年2月最新~Android版~

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近年、スマホのカメラ性能は止まることなく進化しており、生成AIを活用し、高品質な写真が撮れるスマホのカメラも増えています。

スマホを選ぶ上で、カメラ性能が高いことを重視されている方は多いと思いますが、どんな機種を選べばいいのか迷ってしまいますよね。

今回は、スマホショップ店員の経験がある筆者が、お客様から人気の機種を抜粋し、カメラ性能重視のスマホをランキング形式で紹介します。
併せて、カメラ性能が高いスマホの選び方も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

スマホカメラ性能ランキング|6~10万円

スマホカメラ性能ランキング|6~10万円

1位:Google「Pixel 8a」

Google pixel 8a
発売日2024年5月14日
機種代金72,600円
メーカー価格
レンズの種類広角
超広角
画素数約6,400万画素
約1,300万画素
F値F1.89
F2.2
センサーサイズ1/1.73インチ
ズームデジタルズーム(8倍)
プロセッサGoogle Tensor G3
おすすめ機能消しゴムマジック
ベストテイク
夜景モード
ポートレートモード
※機種代金は2024年10月29日時点の販売価格

「Google Pixel 8a」は、Google Pixeの低価格モデルaシリーズの最新機種です。

本体価格が安いにも関わらず、AIカメラ機能が充実しており、夜間撮影やポートレート撮影で高品質な写真を撮ることができます。

写真に写りこんだ不要なモノを消せる「消しゴムマジック」や、最大6枚の候補写真の中からベストな状態の写真を選んで、顔だけを他のカットの表情に差し替えられる「ベストテイク」など、Google独自のAI写真編集機能も魅力です。

Google Pixel 8aがあれば、カメラ機能にあまり詳しくなくても、簡単に綺麗な写真を楽しめます!

2位:Samsung「Galaxy A55 5G」

Galaxy A55 5G
発売日2024年5月30日
機種代金70,840円
メーカー価格
レンズの種類広角
超広角
マクロ
画素数約5,000万画素
約1,200万画素
約500万画素
F値F1.8
F2.2
F2.4
センサーサイズ1/1.56インチ
ズームデジタルズーム(10倍)
プロセッサExynos 1480
おすすめ機能マクロ撮影
夜景モード
ポートレートモード
※機種代金は2024年10月29日時点の販売価格

「Galaxy A55 5G」は、トリプルカメラを搭載しており、風景を広く写すような超広角撮影に加え、被写体に近づいて画面いっぱいに写すマクロ撮影にも対応しています。

メインカメラはOIS(光学式手ブレ補正)に対応しているので、暗所撮影でも手ブレをしっかり押さえます。

Galaxy Aシリーズで初めてスーパーHDR動画撮影に対応したモデルなので、動画撮影にも強く、日差しが強く白飛びしそうなシーンや、日陰で黒つぶれしそうなシーンなど、どんな光の環境でもきれいに撮影することができます。

広角撮影、マクロ撮影、暗所撮影など、さまざまなシーンに対応できるカメラ性能がほしい方は、Galaxy A55 5Gがおすすめです!

3位:Xiaomi 「Xiaomi 14T」

Xiaomi 14T
発売日2024年12月中旬
機種代金日本価格未定
(ユーロ価格では10万円程度)
レンズの種類メイン
望遠
超広角
画素数約5,000万画素
約5,000万画素
約1,200万画素
F値F1.7
F1.9
F2.2
センサーサイズ1/1.56インチ
ズーム光学ズーム(4倍)
デジタルズーム(20倍)
プロセッサMediaTek Dimensity 8300-Ultra
おすすめ機能Leicaポートレート
マスターポートレート
※機種代金は2024年10月29日時点の販売価格

「Xiaomi 14T」は、有名カメラメーカー「Leica(ライカ)」と共同開発の高品質なSummiluxレンズが特徴で、暗所でも光量を自由に調整し、美しいコントラスト、解像度で撮影ができます。

また、イメージセンサーにはソニーの「IMX906」を搭載することで、夜間であっても豊かな色彩表現が可能です。

ポートレートモードにもこだわっており、「Leicaポートレート」と「マスターポートレート」の2つから選んで撮影ができます。

Xiaomi 14Tは、機種代金10万円前後にも関わらず、一眼レフカメラのようなプロレベルの撮影ができるので、コスパ重視の方には非常におすすめできる一台です。

4位:SHARP「AQUOS R9」

AQUOS R9のデザイン
発売日2024年7月12日
機種代金99,880円
メーカー価格
レンズの種類標準
広角
画素数約5,030万画素
約5,030万画素
F値F1.9
F2.2
センサーサイズ1/1.55インチ
ズームデジタルズーム(8.0倍)
プロセッサSnapdragon7+ Gen 3
Mobile Platform
おすすめ機能手振れ補正(OIS/EIS)
ナイトモード
ポートレートモード
※機種代金は2025年2月5日時点の販売価格

シャープの「AQUOS R9」はライカ社のレンズ「Hektor(ヘクトール)」を採用し、星空も美しく撮影できる高性能カメラを搭載しています。

アウトカメラ・インカメラともに約5,030万画素の高解像度で、オートフォーカスに対応。さらに、電子式と光学式を組み合わせたハイブリッド手ぶれ補正により、暗所や動きながらの撮影でもブレを抑え、子どもやペットの撮影にも最適です。

AQUOSシリーズ初のナイトビデオモードを搭載し、夜景など暗いシーンでも明るく高画質な動画撮影が可能。また、AQUOS Rシリーズ向けにチューニングされた画質エンジン「ProPix Pro」が、逆光・星空・花火などの撮影でも、肉眼で見たままの美しい映像を再現します。

前モデル「AQUOS R8」よりも3万円程安くなり、手に取りやすい値段になっているのでおすすめです!

5位:SONY「Xperia 10 Ⅵ」

Xperia 10 Ⅵ
発売日2024年7月5日
機種代金69,300円
メーカー価格
レンズの種類広角
超広角
画素数約4,800万画素
約800万画素
F値F1.8
F2.2
センサーサイズ1/2.0インチ
ズーム光学ズーム(2倍)
デジタルズーム(2倍)
プロセッサSnapdragon 6 Gen 1
Mobile Platform
おすすめ機能夜景モード
ポートレートモード
ハンドシャッター
※機種代金は2024年10月29日時点の販売価格

「Xperia 10 VI」は約4,800万画素のアウトカメラを搭載しており、高解像度でリアルな色彩を再現できます。

望遠カメラは付いていないものの、望遠撮影時には光学2倍相当のズームが可能なので、きれいな画質を維持したズーム撮影ができます。

自撮りをする時に便利な「ハンドシャッター」は、カメラに手のひらを向けると、自動でシャッターを切ることができるので、両手を使わずに自然な写真が撮れて便利です。

Xperia 10 Ⅵは、本体も軽量・コンパクトで持ち運びしやすく、日常使いのスマホカメラとして非常にコスパが良い点も魅力的な機種だと言えます!

スマホカメラ性能ランキング|10~20万円

スマホカメラ性能ランキング|10~20万円

1位:Samsung「Galaxy S24 Ultra」

Samsung「Galaxy S24 Ultra」
発売日2024年4月11日
機種代金189,700円~
メーカー価格
レンズの種類超広角
広角
望遠
ペリスコープ望遠
画素数約1,200万画素
約2億画素
約1,000万画素
約5,000万画素
F値F2.2
F1.7
F2.4
F3.4
センサーサイズ1/2.51インチ
ズーム光学ズーム(10倍)
デジタルズーム(100倍)
プロセッサSnapdragon 8 Gen 3
Mobile Platform
おすすめ機能ナイトグラフィーカメラ
ProVisual engine
フォトアシスト
※機種代金は2024年10月29日時点の販売価格

「Galaxy S24 Ultra」は、Galaxy Sシリーズの最上位モデルです。
4眼カメラを搭載し、業界最高水準の2億画素カメラで細部まで捉えた美しい写真撮影ができます。

「ProVisual engine(プロビジュアルエンジン)」という強力なAIが、暗所やズーム撮影時のノイズを抑え、明るくクリアな仕上がりを実現します。

10倍の光学ズームとOIS(光学手振れ補正)に対応しているので、遠くの被写体もブレを抑えて撮影可能です。

「フォトアシスト」では、背景に写りこんだ不要なモノを削除したり、撮影後の構図調整時にAIが自動で背景を補完します。

スマホで最高峰のカメラ体験をしたい方は、Galaxy S24 Ultraを選びましょう!

2位:Google「Pixel 9 Pro」

Google「Pixel 9 Pro」
発売日2024年9月4日
機種代金159,900円~
メーカー価格
レンズの種類広角
超広角
望遠
画素数約5,000万画素
約4,800万画素
約4,800万画素
F値F1.68
F1.7
F2.8
センサーサイズ1/1.31インチ
ズーム光学ズーム(10倍)
デジタルズーム(30倍)
プロセッサSnapdragon 8 Gen 3
Mobile Platform
おすすめ機能プロ設定
消しゴムマジック
ベストテイク
夜景モード
ポートレートモード
※機種代金は2024年10月29日時点の販売価格

「Pixel 9 Pro」は、望遠カメラを搭載しているので、ズーム機能が充実しており、遠くの被写体を撮影するのにおすすめです。

メインカメラは、Pixelシリーズ史上最高解像度の約4,200万画素あり、画角も103°とかなり広範囲を写せるので、多人数や風景を含んだ自撮りでも活躍します。

プロ設定」はProモデル限定の機能で、シャッタースピード・ISO感度・フォーカスを自由に調整可能。スポーツなど動きの速い被写体もブレを抑えて撮影できます。

新たに追加された「一緒に写る」機能では、AIが画像を合成し、撮影者も集合写真に自然に加えられます。

プロ並みの写真を撮りたい方には、Pixelシリーズ史上最高のカメラを搭載したPixel 9 Proがおすすめです!

3位:SHARP「AQUOS R9 pro」

発売日2024年12月5日
機種代金194,700円
メーカー価格
レンズの種類標準
広角
望遠
画素数約5,030万画素
約5,030万画素
約5,030万画素
F値F1.8
F2.2
F2.6
センサーサイズ1/1.56インチ
ズーム光学ズーム(3.0倍)
デジタルズーム(8.0倍)
プロセッサSnapdragon 8 Gen 3
Mobile Platform
おすすめ機能マクロ撮影
ポートレートモード
※機種代金は2024年2月6日時点の販売価格

約5,030万画素標準カメラには大型センサーを搭載し、従来のスマホカメラより多くの光を取り込み、鮮明でディテール豊かな写真を撮影できます。

広角カメラはマクロ撮影にも対応し、広大な風景から約2.5cmの接写まで幅広いシーンで活躍します。

画質エンジンにはAQUOS R proシリーズ向けの「ProPix PRO」を採用。従来モデルの2倍の情報量を活用した合成処理や、髪の毛一本一本の質感まで再現する高度なチューニングが施されており、デジタルカメラに迫る写真体験を提供します。

さらに、側面にはデジカメ用の大型スイッチを搭載。まるで本物のカメラのような操作感を実現しています。

4位:Xiaomi「Xiaomi 14 Ultra」

Xiaomi「Xiaomi 14 Ultra」
発売日2024年5月16日
機種代金199,900円
メーカー価格
レンズの種類メイン
望遠
ペリスコープ
超広角
画素数約5,000万画素
約5,000万画素
約5,000万画素
約5,000万画素
F値F1.63~F4.0無段階可変絞り
F1.8
F2.5
F1.8
センサーサイズ1インチ
ズーム光学ズーム(5倍)
デジタルズーム(120倍)
プロセッサXiaomi HyperOS
おすすめ機能マクロモード
ポートレートナイトモード
スーパームーンモード
パノラマモード
※機種代金は2024年10月29日時点の販売価格

Xiaomiの最上位モデルで、あらゆる画角に対応できる4眼カメラを持つ「Xiaomi 14 Ultra」。
”これは、もはやカメラだ”とうたわれるほど、一眼レフのような色味とボケ感を演出し、美しい写真を撮ることができます。

有名カメラメーカー「Leica(ライカ)」と共同開発の高品質なSummiluxレンズでは、暗所でも光量を自由に調整し、美しいコントラスト、解像度で撮影ができます。

また、イメージセンサーは、他のスマホと比べて約4倍大きいソニーの「LYT-900」を搭載しており、夜間であっても明るく細部まで捉えた写真を撮ります。

あらゆる焦点距離や撮影シーンに対応でき、一眼レフに近いスマホなので、カメラにこだわりたい人でも満足できる一台です。

5位:SONY「Xperia 1 Ⅵ」

SONY「Xperia 1 Ⅵ」
発売日2024年6月7日
機種代金189,200円
メーカー価格
レンズの種類超広角
広角
広角
画素数約1,200万画素
約4,800万画素
約1,200万画素
F値F2.2
F1.9
F1.9
センサーサイズ1/1.35インチ
ズーム光学ズーム(7.1倍)
デジタルズーム(21.3倍)
プロセッサSnapdragon 8 Gen 3
Mobile Platform
おすすめ機能テレマクロ撮影
ポートレートモード
S-Cinetone
クリエイティブルック
※機種代金は2024 年10月29日時点の販売価格

Xperiaの最上位モデル「Xperia 1 Ⅵ」は、7.1倍の光学ズームをデジタルズームで補完することで、最大21.3倍までズームし、遠くの風景や人物もきれいに撮影できます。

望遠カメラは「テレマクロモード」に対応し、一眼レフカメラを手掛けるSONYならではの光学技術で、被写体から最短4cmの距離でも、質感まで細かく鮮明に撮影することができます。

SONYの一眼レフカメラαシリーズで培った、「瞳AF(オートフォーカス)」「姿勢推定技術」で、狙った被写体を骨格レベルで認識し、動き回ったり人が多いシーンなどでも逃さずに撮影します。

人の肌を描写する際の色合いを美しく補正する「S-Cinetone」、映像の質感や色合いを好みに調整する「クリエイティブルック」などが一つのカメラアプリに統合されているので、シンプルで操作しやすいカメラ設計も魅力です。

公式サイトを見る

カメラを重視したスマホの選び方

カメラ性能が高いAndroidスマホの選び方

カメラ重視のスマホを選ぶ際に、どんなポイントを見れば良いか知っていますか?

スマホのカメラは、ただ単にレンズが多くて画素数が高い方が良い!というほど単純なものではなく、いくつかの要素が重なり合って最終的なカメラのスペックが決まっています。

まずはご紹介するポイントを確認して、ご自身の撮影用途に合ったスマホカメラはどんなものなのかをチェックしましょう。

①「レンズの種類」が多い方が多様な撮影ができる

現在販売されているスマホのカメラは、レンズが複数枚付いているものが大半です。
2つのレンズが搭載されていればデュアルカメラ、3つのレンズが搭載されていればトリプルカメラなどと呼ばれています。

なんとなく、レンズが複数付いている方がカメラが優秀なイメージがある方も多いと思いますが、レンズにはそれぞれ異なる役割があるのを知っていますか?

主なレンズの種類役割撮影シーン
広角広範囲を撮影できる風景の撮影
大きな被写体の撮影
超広角広角よりさらに
広範囲を撮影できる
望遠遠くを拡大して撮影できる遠くにいる
被写体の撮影
マクロ小さなものを近距離で撮影し
拡大して写せる
小さな生き物や
植物の撮影

上記のように、それぞれのレンズが異なる役割を持っているため、複数のレンズが搭載されていれば、さまざまなシーンでの撮影に対応できます。
また、複数のレンズが補い合って、より多くの情報を収集するため、より高画質な写真を撮ることができます。

しかし、カメラのレンズが多ければ多いほど、必ずしもカメラのスペックが優れているとは限りません。
次以降の項目で解説している、イメージセンサーのサイズやスマホの処理能力がどれだけ優れているかなど、総合的に見て判断する必要があります。

また、レンズが多いことでスマホの重量が増えたり、外観も損なう可能性があるので、あくまで自分が使いたいレンズが付いているかどうかを機種選びの基準にすると良いでしょう。

②「画素数」が高い方が高解像度の写真が撮れる

まず前提として、写真は小さなドット(ピクセル)の集まりで構成されています。
そのドットの数=画素数ということになります。

なので、画素数が高ければ高いほど、画像を構成するドットの数が増えるため、高解像度の写真が撮れます。

スマホのカメラは画素数が高い方が高解像度の写真が撮れる
スマホのカメラは画素数が高い方が高解像度の写真が撮れる

左右の写真を見比べると、ドットの数が多い方がきめ細かく見えるのがわかりますよね。

また、画素数が高い方が、トリミングや拡大しても画質が劣化しにくいため、写真をパソコンなどの大画面で見たい方や、拡大して印刷したいという方は、画素数を重視するのがおすすめです。

ただし、どれだけカメラの画素数が高くても、表示するスマホ側の解像度が低ければ意味がないので注意しましょう。
また、画素数の高さに比例して保存に要する容量も大きくなるので、普段使いであれば1,200万画素以上あれば問題ないと言えます。

また、画素数だけが高ければ必ずしも高品質な写真が撮れるわけではないので、この次に解説するイメージセンサーのサイズなども考慮して選びましょう。

③「イメージセンサーサイズ」が大きい方が高品質な写真が撮れる

カメラのレンズには、イメージセンサーというものが付いています。

そのセンサーサイズが大きいほど、より多くの光を取り込むことができるため、夜間や屋内などの暗所撮影や、ダイナミックレンジ(明暗の差を正確に表現する能力)が向上します。
また、背景のぼかし効果も強くなるため、一眼レフカメラのように被写体がより際立つ写真が撮れます。

イメージセンサーは、「1/3型」や「1/2.3型」のように分数で表記され、分母が小さいほどセンサーが大きいことを意味します。
例えば、「1/2.3型」のセンサーは「1/3型」のセンサーよりも大きくて優秀なセンサーです。

④「F値」は低い方が暗所撮影やボケ効果に優れている

スマホカメラのF値(絞り値)は、カメラのレンズがどれだけの光を取り込めるかを示しています。

F値が低いほど、レンズが開いて多くの光を取り込めるため、夜間や屋内などの暗所でも明るくクリアな写真を撮影できます。
また、背景のぼかし効果も強くなるため、一眼レフカメラのように被写体を際立たせるポートレート撮影なども美しく仕上がります。

逆に、明るい場所や広範囲を撮影する場合は、F値が高い方が全体にピントが合い、くっきりとした写真を撮ることができます。

スマホカメラでどのような写真を撮りたいかによって、最適な値を選びましょう。

⑤「光学ズーム」が使えれば高画質のままズームできる

スマホカメラのズーム機能には「光学ズーム」と「デジタルズーム」の2種類があります。

  • 光学ズーム…レンズを物理的に動かして焦点距離を変えるため、高画質のまま被写体を拡大できる
  • デジタルズーム…画像自体を拡大して撮影するため、画質が荒くなる

光学ズームは、主に望遠レンズを搭載している機種で利用できます。
ですので、遠くの被写体を撮影する機会が多い方は、望遠レンズが付いていて、倍率の高い光学ズームが使える機種を選ぶことをおすすめします。

ただし、光学ズーム使える機種は、その分レンズが分厚くなります。
カメラ部分の突起が少ない方が良いという方は、購入前に実機を確認しましょう。

⑥「プロセッサ」がハイスペックであるほど高品質な写真が撮れる

スマホで撮る写真の品質を左右するのは、単にカメラのスペックだけではありません。

スマホ自体の処理能力を決める「プロセッサ」によって、写真の撮影から画像処理、保存までの過程をどれだけスムーズに行えるかが決まります。

例えば、画像の色補正やノイズ除去、AIによる自動補正などの精度の高さや、ARやAIベースのエフェクトをリアルタイムで適用する時の処理速度に影響します。

プロセッサ(チップ)には「Qualcomm Snapdragon」や「MediaTek Dimensity」シリーズなどがありますが、なるべく高スペックで最新世代が搭載されている機種を選ぶと良いでしょう。

カメラにあると便利なおすすめ機能4選!

カメラにあると便利なおすすめ機能4選!

近年のスマホのカメラには、様々な機能や撮影モードが搭載されているものの、結局どの機能があれば良いのかわからない方も多いと思います。

スマホで写真を撮る時に、より高品質に仕上げるためにあったほうが良い便利機能を、4つご紹介します。

①手振れ補正(OIS/EIS)

手振れ補正機能は、特に動画撮影や夜間の撮影時に活躍します。

手振れ補正には以下の2種類あり、いずれか、もしくは両方が搭載されている機種があります。

  • OIS(光学手ブレ補正)…レンズやセンサーが手ブレの動きに合わせて物理的に移動し、画角を補正する。暗所撮影や静止画撮影に強い。
  • EIS(電子手ブレ補正)…センサーが画像のフレームを微調整して補正する。動画撮影や激しい動きに強い。

それぞれ長所が異なるので、暗所・静止画撮影・動画撮影いずれにも強いスマホが良い場合は、OIS(光学手ブレ補正)とEIS(電子手ブレ補正)を併用している機種を選びましょう。

OIS(光学手ブレ補正)はレンズの物理的な可動域を確保するため、カメラレンズのサイズや重量(分厚さ)が増える傾向にあるので、外観を気にされる方は注意しましょう!

②AIカメラ機能

最近のスマホには、AIを活用して自動で被写体や撮影シーンを解析し、最適な設定や補正を施してくれる機能が搭載されています。

例えば、AIが顔を認識して美肌補正をかけたり、食べ物がおいしそうに見える色味に調整したり、夜景撮影時にノイズを低減したりできます。

他にも、背景に写りこんだ余計な人物や物を削除できる便利な写真編集機能なども人気です!

AIカメラ機能が搭載されている機種を選べば、自分でいちいち設定を意識することなく、クオリティの高い写真が簡単に撮影できるようになるので、カメラ機能に詳しくない方にもおすすめです!

③ナイトモード

ナイトモードは、暗い場所でも明るくクリアな写真が撮れる機能で、夜間や薄暗い室内での撮影に便利です。

ナイトモードでは、シャッターが通常よりも長く開き、その間に複数の写真を撮影します。
その後、それらの写真を合成することで、暗い部分を補正する仕組みになっています。

例えば、薄暗いレストランなどで誕生日祝いの記念写真や、旅行先で夜景や星空などを撮ったりする時も、高クオリティの写真を撮ることができます!

④ポートレートモード

ポートレートモードは、背景を自然にぼかすことで被写体を際立たせる機能で、プロが一眼レフカメラで撮ったような写真に仕上げることができます。

背景がごちゃごちゃしている場所での人物やペットの撮影、商品などの物撮りにも使え、被写体の魅力を引き立たせます。

カメラがおすすめのスマホメーカー

カメラがおすすめのスマホメーカー

Androidスマホを販売しているメーカーは数多くあり、それぞれが独自のカメラ機能をうたっています。

メーカーの違いがわからないという方に向けて、カメラのスペックが高いと言われている人気のメーカーと、おすすめポイントを紹介します。

①AIカメラ機能で選ぶならGoogle(グーグル)

Googleが独自に開発したスマートフォン「Pixel」シリーズは、写真の処理技術が高く、中でもAIカメラ機能に特化しています。

遠くのものを高画質で写す「超解像ズーム」などの撮影モードだけでなく、写りこんだ不要な物や人物を削除する「消しゴムマジック」など、写真編集機能にも長けています。

豊富なカメラ機能を活用すれば、様々なシーンに対応でき、素人でもプロが一眼レフカメラで撮影したかのような写真を撮ることができます!

②画質・ズーム機能で選ぶならSamsung(サムスン)

Androidスマホの中で世界トップのシェアを誇るSamsungの「Galaxy」シリーズは、「望遠・広角・超広角カメラ」を組み合わせた高画素カメラが特徴です。

フラッグシップモデルでは2億画素を実現し、細部まではっきりと写すことができます。

Samsung独自の「スペースズーム(Space Zoom)」機能は、Galaxyシリーズの中でも特徴的な機能で、なんと最大100倍ズームが可能です。

③フォーカス機能で選ぶならSONY(ソニー)

SONYの「Xperia」シリーズと言えば、カメラが強いと認知している方も多いと思います。

というのも、SONYはスマホだけでなくプロ用カメラも開発しており、自社のカメラ技術を、スマホにもふんだんに活かして取り入れています。

特に、一眼レフカメラ「α(アルファ)」の技術を取り入れた「リアルタイム瞳AF」「姿勢推定技術」は高く評価されており、高速で正確なフォーカス機能により、動き回る子供やペットなどの動く被写体であっても鮮明に撮影できます。

⑤センサーサイズで選ぶならSHARP(シャープ)

SHARPのスマホは、大型のイメージセンサー搭載により一眼レフに近い高画質な写真を撮影できるのが魅力です。

一般的なスマホカメラよりも多くの光を取り込めるため、暗い場所でもノイズが少なく、より自然な明るさと色彩を再現できます。

また、独自の画像処理エンジン「ProPix」により、逆光や暗所でも細部まで鮮明に再現し、ライカ監修の高品質レンズでクリアな描写を実現できます。

さらに、SHARPのスマホは省電力ディスプレイを採用しているため、長時間の撮影でも安心して使うことができるのも魅力です。

④コスパで選ぶならXiaomi(シャオミ)

Xiaomiが展開しているスマホのシリーズは、価格帯や用途に応じて様々です。

その中でもおすすめできるのが、有名メーカー「Leica(ライカ)」と提携しているモデルで、Leicaの高品質なレンズと技術が取り入れられています。

高スペックなレンズを搭載していながら、「Xiaomiシリーズ」のようなフラッグシップモデルや、価格を抑えた「Xiaomi Tシリーズ」など、コスパを重視する方に向けた機種も取り揃えています。

機種選びはランキングを参考に

スマホの機種を選ぶ際は、自分の使用用途や求めている機能に合っているか、見るべきポイントを抑えることが重要です。

ご紹介したメーカーやスマホの選び方などを参考にし、お気に入りの一台を見つけてみてください♪

\本記事で紹介したスマホランキングまとめ/

6~10万円
10~20万円

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端末性能・スマホの選び方

この記事を書いた人:出山紫衣

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