スマホでネットは繋がるのに電話ができない原因と対処法を解説【Android/iPhone】

スマホでネットは繋がるのに電話ができない原因と対処法を解説【Android/iPhone】

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電話がかけられない…どうしたらいいの?

ネットは繋がるのに電話だけできない。これってどういう状況?

今や連絡手段として必要不可欠なスマホ。突然電話がかけられなくなってしまったら困ってしまいますよね。

この問題は、設定や通信環境、SIMカードの不具合など、さまざまな原因が考えられます。

本記事では、iPhoneとAndroidの両方で発生するネットは繋がるのに電話が繋がらない時の原因と対処法を、現役ショップ店員が詳しく紹介しています。

電話がかけられないときに試すべき11のこと
  1. 電波の状態を確認する
  2. 機内モードになっていないか確認する
  3. 本体を再起動する
  4. SIMカードの状態を確認する
  5. 電話アプリのキャッシュ・ストレージを削除する
  6. 支払いが滞っていないか確認する
  7. システムをアップデートする
  8. 電話の転送設定などを確認する
  9. 通信障害が起きていないか確認する
  10. 本体を初期化(リセット)する
  11. 本体を修理に出す
目次

スマホで電話ができない原因と対処法

①電波の状態を確認する

電波の弱い場所や圏外の場所に居ると、スマホはネットワークに接続されず、電話ができなくなります

まず初めにスマホのステータスバーを見て、現在の電波状況を確認しましょう。

画像のように電波(◢マーク)が立っていれば正常に電話ができる状態です。

「圏外」の記載や、画像のように◢マークの下の方に×印ビックリマークが表示されている場合は、電波を受信できておらず、正常にネットワークへ接続できていません。このような場合、電波の弱い場所にいる可能性があります。

まずは建物の外に出る、または位置を変えるなどして、電波状況の改善を試みてください。それでも電話がかけられない場合、スマートフォン本体やSIMカードに不具合が生じている可能性があります。

その場合は、次に記載の対処法を順番に試して、問題を解決してみてください。

②機内モードになっていないか確認する

次に、スマホのモードが「機内モード」になっていないかを確認しましょう。

機内モードは飛行機の運航を邪魔しないために通信を遮断するモードです。このモードがオンになっていると、電話の発着信やモバイル通信がすべて停止します。

機内モードのオン/オフは簡単に切り替えられるため、知らないうちに誤操作でオンになってしまうケースも珍しくありません。

また、機内モードがオフになっている場合でも、一度オンにしてから数秒待ち、その後オフにする操作を試してみてください。この操作を行うことで、スマホの通信機能が再起動され、電話の不具合が解消されることがあります。

機内モードをオフにする方法

STEP
「クイック設定」を表示する
STEP
飛行機のマークをタップしてオフにする

が付いている場合がオングレーがオフの状態です。

右上の飛行機のマークが消えれば、機内モードがオフになっていることになります。

③本体を再起動する

電波表示が正常で、機内モードにもなっていないのに電話ができない場合、本体の「再起動」を試してみましょう。

具体的には、一度本体の電源をオフにしてから、再度電源をオンにしてください。

再起動で電話ができるようになった場合は、本体システムの一時的なバグ(不具合)が原因だった可能性が高いです。この場合、そのまま使い続けて様子を見てください。

しかし、同じ問題が頻繁に繰り返される場合は、本体やSIMカードに故障が生じている可能性があります。その際は、購入元や契約している通信会社に早めに相談することをおすすめします。

④SIMカードの状態を確認する

電波が入る場所に居るにも関わらず「圏外」と表示される場合、SIMカードに不具合が発生している可能性があります。

特に、画面にSIMなし」「不正なSIM」「SIMカードが挿入されていませんなどのメッセージが表示されている場合、その可能性は非常に高いです。

このような場合は、以下の対処法を試してみてください。

STEP
SIMカードの抜き差しをする
  1. スマホの電源を落とす
  2. スマホ側面のSIMトレーを引き出す
    • 機種によってはSIMピンを挿してから引き出す
  3. SIMカードを取り外す
  4. 再度取り付けて電源を入れる

本体とSIMカードの接触不良だった場合は、この方法で解決します。

スマホを落とした衝撃や日々の動きの中でSIMカードの位置がズレてしまったなど、一時的な現象である可能性が高いのでそのまま使って様子を見ましょう。

その後も頻繁に電話がかけられなくなるようであれば、本体やSIMカードが故障している可能性があるので、STEP2に進んで下さい。

STEP
SIMカードの再発行をする

SIMカードの抜き差しをしても電話がかけられない場合、SIMカード自体が破損・故障している可能性があります。

見た目で欠けたり割れたりしていなくても、湿気による錆などが原因で故障している場合もあるので、通信契約元のキャリアでSIMカードの再発行を行いましょう。

これで改善した場合は、SIMカードの不具合が原因になります。

お客様に過失が無い自然故障だと判断された場合のみ、SIMカードの再発行手数料はかかりません。
紛失は、お客様自身に過失があるため必ず手数料が発生します。

SIMカード再発行手数料
ドコモ3,850円
au3,850円
ソフトバンク3,850円

⑤電話アプリのキャッシュ・ストレージを削除する

こちらはAndroidスマホ限定の対処法です。

本体やSIMカードではなく、電話アプリ側に不具合が起きている場合は、キャッシュやストレージの削除で改善される場合があります。

  • キャッシュを削除
    アプリに一時的に記憶されているデータやファイルを削除すること。アプリを使用している時以外は不要なデータなので、削除しても中身のデータに影響はありません
  • ストレージを削除
    アプリそのもののデータを削除し、初期化すること。自身で行った”電話アプリ内の”設定やデータが全てリセットされるので注意しましょう。
STEP
「設定」→「アプリ」をタップする
STEP
「電話」をタップする
STEP
「ストレージとキャッシュ」をタップする
STEP
まずキャッシュを削除し、改善しなければストレージを削除する

⑥支払いが滞っていないか確認する

スマホの料金支払いが滞っている場合、キャリアによって回線が停止されている可能性があります。

支払いが滞っている場合は、未納分を支払うことで回線が復活し、電話がかけられるようになります。ただし、支払い場所や方法によって復旧にかかる時間は異なるため、心当たりがある場合は速やかに支払いを行いましょう。

自宅に請求書が届いている場合は、記載されている支払い方法に従って対応してください。一方、請求書が届いていない、あるいは支払い状況が不明な場合は、契約元のキャリアショップに行くか、カスタマーセンターに連絡して契約状態を確認することをおすすめします。

⑦システムをアップデートする

ここまでの動作を試しても改善しない場合、スマホ本体のシステムが最新の状態になっているか確認し、最新でなければシステムのアップデートを行いましょう。

スマホのシステムアップデートには不具合(バグ)改善の目的もあるため、長期間アップデートをしていない場合、それが原因でシステム上のトラブルが起き、電話がかけられない可能性があります。

STEP
「設定」→「ソフトウェアアップデート」をタップする
STEP
「今すぐ再起動」をタップする

「お使いのシステムは最新の状態です」という表示になっていれば最新の状態です。

⑧電話の転送設定などを確認する

“発信はできるけれど着信はできない”という場合、「電話転送サービス」や「留守番電話サービス」の設定がオンになっているなど、本体の着信設定が影響している可能性があります。

考えられる着信設定

  • 電話転送サービス…かかってきた電話を予め指定した登録先の電話番号へ転送する機能です。
  • 留守番電話サービス…呼び出し時間が0秒になっていると、着信音が鳴らずに留守番電話に繋がってしまいます。

この他にも「おやすみモード」などの着信音が鳴らないための設定がいくつか存在します。

この場合、”着信ができない”のではなく”着信音が鳴らない”状態になっています。

ただし、これらの場合でも着信の通知は届き、着信履歴にも番号が残るため、まずは着信履歴が残っていないかを確認してみましょう。

電話転送サービスの解除方法

  1. 「電話」アプリ
  2. :(メニュー)
  3. 「設定」
  4. 「通話サービス設定」
  5. 「転送電話」をオフにする

Androidは機種により設定方法が多少異なります。

⑨通信障害が起きていないか確認する

これまでに紹介した設定や対処法を試しても電話がかけられない場合、キャリアの通信障害が原因である可能性があります。

通信障害の有無を確認するには、インターネットで「キャリア名 通信障害」と検索し、最新の情報をチェックしてみてください。公式サイトやSNSでキャリアからの通知を確認するのも有効です。

通信障害が発生している場合は、キャリア側の復旧を待つしかありませんが、その間にWi-Fiを利用した通話アプリ(例:LINE電話)を活用するなどの代替手段を検討してみましょう。

⑩本体を初期化(リセット)する

ここまで紹介した内容が原因ではなかった場合、自分で試せる最終手段として、本体の「初期化(リセット)を行うことを検討しましょう。

初期化を実行することで、スマホの設定やシステムに起因する不具合が改善する可能性があります。ただし、初期化を行うと端末内のデータがすべて消去されるため、事前にバックアップを取ることを忘れないでください。

初期化の具体的な手順については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

⑪本体を修理に出す

スマホの初期化を行っても電話がかけられない場合は、スマホ本体が物理的に故障している可能性が非常に高くなります。

外観に破損が見られない場合でも、内部の基盤の劣化や湿気による部品の錆びなどが原因で故障しているケースもあります。この場合、通信契約をしているキャリアショップに相談するか、オンライン窓口を通じて修理を依頼しましょう。

iPhoneを使用している場合、修理はAppleの正規修理店でのみ受け付けています。ただし、加入している保証サービスによっては、キャリアショップで保証を適用した機種交換を受けられる場合もありますので、事前に確認しておきましょう。

修理に出す際の注意事項

修理金額

「本体の保証サービスに入っているかどうか」「自然故障かどうか」「メーカー保証の適用対象か」など様々な条件によって異なるので、メーカーで見積もりが出るまでは明確には分かりません。

修理期間

キャリアや受付方法によっても異なりますが、約10日~14日はかかります。

その間は代替機がレンタルできる場合もあります。

本体のデータ

修理に出す際は、スマホを郵送でメーカーに送ることになります。

その過程で個人情報の流出を防ぐために、スマホの中のデータは予め全て消去(初期化)する必要があるので、事前にバックアップを済ませておくとスムーズでしょう。

詳しくはキャリアや受付方法によっても異なります。

来店してから不備があると困ってしまうので、来店前に直接問い合わせてみることをおすすめします。

ネットは繋がるのに電話できない原因と対処法

この項目では、より原因が特定しやすい例をパターン別に解説していきます。

ご自身が当てはまるパターンがある場合は、まず先に以下の項目を確認してみましょう。

購入時から1度も発着信できない場合

サービスエリア内なのか確認する

そもそもお住まいの場所が「サービスエリア外」だった場合は電波が繋がらず、電話がかけられません。

また、サービスエリア内であってもご自宅の建物や周囲の環境により電波が繋がりづらい可能性もあります。

購入から8日間以内に発覚した場合であれば、契約のキャンセルができる場合もあるので購入店舗に問い合わせてみましょう。

購入から日数が経っている場合は、各キャリアのお客様センターでエリア拡大の要望を挙げられる場合があるので相談してみて下さい。

プランに対応した機種か確認する

スマホで契約できるプランは、必ずしも電話ができるプランというわけではありません。

特に格安SIMの場合は「データ通信のみ」の格安プランも幅広く取り扱っており、申し込みも店頭ではなくオンラインであることから、申し込み時に間違ってしまった可能性があります。

オンラインのマイページやチャットサポート等で自身のプランが「音声通話」対応プランに加入しているかどうかを確認してみましょう。

特定の相手にだけ発着信できない場合

特定の相手にだけ発信できないという場合は、大きく分けて以下の4パターンが考えられます。

  1. 自身のスマホに発信規制/着信拒否がかかっている
  2. 相手が発信規制/着信拒否をしている
  3. 相手が話し中(通話中)
  4. 相手の電波状況が悪い

まずは自身のスマホに発信規制着信拒否がかかっているかを確認しましょう。

どちらかが設定されている場合、特定の発信先や着信先との通話が制限されてしまっています。

連絡先(電話帳)を触っている時に、誤操作で登録されてしまったという方もたまにいらっしゃるので、自分で設定した記憶が無くても一応確認してみることをおすすめします。

もし自身の設定に問題が無ければ、相手側の設定や環境の問題の可能性が高いので、相手にもスマホの状態を確認してもらいましょう。

発信規制の解除方法

  1. 「電話」アプリ
  2. :(メニュー)
  3. 「設定」
  4. 「通話サービス設定」
  5. 「発信規制」をオフにする

Androidは機種により設定方法が多少異なります。

着信拒否の解除方法

  1. 「電話」アプリ
  2. :(メニュー)
  3. 「設定」
  4. 「通話サービス設定」
  5. 「着信規制」をオフにする

Androidは機種により設定方法が多少異なります。

特定の場所でだけ発着信できない場合

特定の場所でだけで発着信できない場合は、その場所が「サービスエリア外」であるか、サービスエリア内であってもご自宅の建物や周囲の環境により電波が繋がりづらい場所である可能性が高いです。

可能であれば建物から出てみるなど、場所を少し変えることで電話ができるようになるか試してみて下さい。

どうしてもその場所で使いたい場合は、お客様センターでエリア拡大の要望を挙げられる場合があるので相談してみて下さい。

LINE電話は繋がるのに通常の電話ができない原因

LINE電話はインターネット回線を利用するため、Wi-Fiやモバイルデータ通信が正常であれば問題なく利用できます。

一方で、通常の電話(音声通話)は、契約しているキャリアの音声通話専用の通信回線を使用しています。この回線はインターネット回線とは別の仕組みです。

そのため、音声通話の回線や設定に問題がある場合でも、インターネットを利用するLINE電話は通常通り動作します。この違いが、「LINE電話はできるのに通常の電話ができない」という状況を引き起こします。

スマホトラブル対処/修理・故障

まずは原因なのかを突き止めることが重要

AndroidやiPhoneでネットは繋がるのに電話ができない場合、その原因は「環境」「設定」「故障」のいずれかに分類されることが多いです。

まずは通信環境に問題がないかをチェックし、スマホの設定不備や接触不良がないかを調べます。

それでも電話がかけられない場合は、端末自体の故障やキャリア側のサービス障害の可能性があるので、店舗の窓口に相談してみましょう。

電話がかけられないときに試すべき11のこと
  1. 電波の状態を確認する
  2. 機内モードになっていないか確認する
  3. 本体を再起動する
  4. SIMカードの状態を確認する
  5. 電話アプリのキャッシュ・ストレージを削除する
  6. 支払いが滞っていないか確認する
  7. システムをアップデートする
  8. 電話の転送設定などを確認する
  9. 通信障害が起きていないか確認する
  10. 本体を初期化(リセット)する
  11. 本体を修理に出す

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