au通信障害│過去の事例と対策まとめ【2022年版】

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7月2日の未明から、au・UQモバイル・povoなどで、通話や通信ができなくなる障害が発生しました。

7月5日にはほぼ完全に復旧しましたが、丸3日も続いた障害は過去最大です。

実際に自分のスマホが使えなかった方や、家族と連絡が取れなくなる、仕事で使う機器が通信できなくなるといった方もいたのではないでしょうか。

今回はauの通信障害の原因をできるだけ簡単に解説し、今後通信障害で困らないための対策も紹介していきます。

目次

通信障害の原因は?

今回、au・UQモバイル・povoで起きた通信障害は、大元であるKDDIが原因です。

KDDIの通信設備が故障してしまい、通信・通話のための道が通れない状態になりました。

しかし、スマホやJR・運送会社の通信機器からは「通信・通話がしたい」という要望がどんどん送られて来るため、渋滞が起きてしまいます。(この渋滞のことを”輻輳(ふくそう)”と呼びます。)

KDDIは設備の修理をしながら、使えるようになった一部の道路で通信・通話ができるように、全ての機械で「一回で送れる通信・通話の量」を制限しました。

これにより、少しずつ輻輳は解消されていきます。

ですが、新たに送られた通信・通話の要望は、この制限された量を超えてしまっていたり、通るのに時間がかかりすぎてしまい、途中で切れたりする事態となりました。

これが、今回起きた通信障害の詳細です。

過去にドコモやソフトバンクでも通信障害が

2021年10月に、ドコモでも通信障害がありました

ドコモで起きた障害は、auと似ています。

ドコモは最初、通信に影響が出ないように設備の交換をしていました。

しかし、連絡の行き違いにより、1つの道に大量の通信・通話の要望が押し寄せ、輻輳(ふくそう)が起きてしまったという流れになります。

障害の復旧には最大39時間程かかり、当時最大の通信障害となりました。

ソフトバンクでも2018年の年末に通信障害がありましたが、原因はドコモやauとは違います

ソフトバンクの場合は、MMEと呼ばれる、通信を管理するシステムに問題がありました。

MMEとは

MMEとは、「スマホから”インターネットに接続したい”という要望を受けた時、そのスマホが自分の会社の契約をしているかを照会し、許可を出すシステム」のことです。

このMMEが一時的に使えなくなり、約4時間の通信障害が起きました。

通信障害の対策は?

通信障害が起きた場合の対策ですが、実は1つしかありません。

それは、2つの通信会社の電波を使うということです。

これだけ聞いてもピンとこない方が多いと思いますので、具体的な方法をご紹介していきます。

①Wi-Fiを使う

コンビニやカフェ、ファストフード店などで使える「フリーWi-Fi」は、携帯電話とは別の回線を使っている可能性が高いです。

また、J:COMなどケーブルテレビと契約することで利用できるWi-Fiや、有名なポケットWi-Fiの会社である「UQ WiMAX」も、ドコモ・au・SoftBankとは別の電波を使っています。

こういったWi-Fiを使えば、LINEなどのメッセージアプリ、Google・Yahoo!等の検索サービスなど、「通信」を使うものは問題なく行えます

しかし、これだけでは固定電話や、LINEなどのメッセージアプリで友達になっていない方への「通話」はできません

そんな時に役立つのが、LINE Out freeというLINEの機能です。

「LINE Out free」は「通話」ができない時でも、相手の電話番号さえ分かれば、誰にでも電話がかけられるというものです。

使い方は以下の通りです。

STEP
LINEの「ホーム」→「サービス」→【すべて見る】をタッチ
STEP
サービス一覧を「便利ツール」の項目までスクロール
STEP
「LINE Out Free」をタッチ
STEP
左上のダイヤルマークをタッチ
STEP
【利用開始】をタッチ
STEP
電話をかけたい相手の番号を入力し、緑の通話ボタンをタッチ

通話ができない際には非常に便利なサービスですが、幾つか注意点があります。

LINE Out Freeの注意点
  • 最初に電話を利用する際、電話番号宛に送られるショートメッセージを確認しないと相手に電話番号が表示されない
  • 無料でかけられる通話は1回最大3分までで、1日で合計5回まで
  • 通話を始める前に、15秒程の広告を見る必要がある
  • 相手からLINE Out宛にかけることはできない
  • 通話回線が通じていない場合、相手には「非通知」で表示
  • SMS認証が済んでいない場合は「非通知」で表示
  • 110番や119番などの緊急通報フリーダイヤル等の一部宛先へはかけられない
事前に
チェック!

特に注意すべきは1つ目です。

実際に通話が使えなくなった際にはショートメッセージも使えないことが多いです。

そのため、通話が正常なうちに一度試してみて、ショートメッセージを受け取っておきましょう

②スマホの2台持ち

今回の障害で特に影響がなかった方の多くは、「ドコモとUQモバイル」「auとワイモバイル」など、2つのスマホを使っていた方です。

通信障害の頻度というのはそれほど多くないので、2つ以上の通信会社が同時に通信障害を起こすことはほぼありません。

ですので、携帯会社の違う2つのスマホを持てば、通信障害が起きても対処が可能になるということになります。

ここで、2台持ちをしたことがない方は

普段から2台分の携帯代を払うのって無駄じゃない?

と思うかもしれません。

確かに”ただ持つだけ”では無駄なので、2台分の携帯代が無駄だと感じなくなるような、2台持ちのメリットをいくつか挙げていきます。

用途によって使い分けられる

例えば、片方の電話番号は仕事関係の相手にしか教えないでおけば、「こっちのスマホにかかってきた電話は仕事関係(緊急)の用事だ」などと判別することができます。

また、LINEなどのアカウントも2つ作れるので、電話だけでなく連絡全てをスマホごとに分けてしまうことも可能です。

バッテリーの節約

仕事で携帯をよく使うので、帰りの電車でバッテリーが無くなって、音楽や動画を楽しめない…

といった経験はありませんでしょうか。

2台持ちであれば、こういった事態を防ぐことができます。

さらに、用途を分けることで各スマホの「充電回数」を減らすことができ、バッテリー自体が長持ちするようになります。

紛失時の捜索がしやすい

片方のスマホが無くなってしまった時、もう片方の携帯で電話してみたり、「位置情報」を検索したりと、即座にスマホの捜索をすることができます。

また、無くなってしまったスマホが悪用されないよう、そのスマホで通話ができないようにする「緊急通話停止」という手続きも、手元にもう1つのスマホがあれば、2分足らずで行うことができます。

このように活用することで、2台分の携帯代を無駄と感じることは少なくなると思います。

③eSIMを使う

eSIMを活用すると、1つのスマホで2つの電話番号を使うことができます。

2台持ちに近いですが、2台目のスマホを購入する代金を節約できます。

ですが、一部のスマホでしか使えないため、元々持っているスマホがeSIMに対応していない場合は、素直に2台持ちする方がおすすめです。

eSIMの最大のメリットは、持ち運ぶスマホが1つでいいということです。

例えば、スマホに「通話する時はドコモを、データ通信する時はワイモバイルを使う」というように設定すれば、あとはスマホが勝手に使い分けてくれます。

いちいち用途ごとにスマホを出し入れしなくていいので、わずらわしさは段違いだと思われます。

また、IIJmioなどの一部格安スマホには、eSIMでしか選べない格安の料金プランも存在します。

2つ分の携帯代を払うことになるのは2台持ちと同じなので、毎月の携帯代を抑えるためにも、eSIMが利用できる場合は、是非eSIMを検討してみて下さい。

もしお使いのスマホがeSIM対応かどうか不明な場合は、是非お近くの携帯ショップにご相談ください。

eSIMの活用術について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にして下さい!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

通信障害はどの通信会社でも起きる可能性はありますが、一度にいくつもの通信会社が使えなくなることはほぼありません。

そのため、2つの通信会社の電波を使えるようにするというのが有効な対策です。

外出時にスマホが使えず大変な思いをした方は、是非ポケットWi-FiやeSIMなどを使ってみてください。

特にeSIMは、1つの会社だけを使うよりも、毎月の携帯代を抑えられる可能性があります。

興味が出てきた方は、是非一度フォンシェルジュ提携店舗のTOP1やキャリアショップにご相談下さい

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