ソフトバンクのiPhoneをお得に機種変更する方法

ソフトバンク 機種変更 iPhone

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本記事ではソフトバンクユーザーの方がiPhoneに番号そのままで機種変更する際に疑問に思うであろう事柄についてまとめました。

どちらかと言ったら「機種変更の手順」というよりも、ソフトバンクユーザーの方が機種変更するにあたって「Apple Store、ワイモバイルと比較した場合、どちらが得になるか?」に力点をおいて解説しています。

この記事でわかること
  • Apple Storeのキャリア版iPhoneはお得?
  • ワイモバイルとどちらが得?
  • ソフトバンクの機種変更キャンペーン
  • 機種変更の手順、流れ
  • データ移行(電話帳、LINEなど)

気になるところからチェックして頂き、参考にして頂ければと思います。

※2025年4月14日時点の情報です。最新情報は公式のサイトをご確認ください。
※料金、価格などの表示は全て税込です。

※Google PixelなどのAndroidについては触れていません。

筆者プロフィール
吉田裕紀

東京都を中心に店舗を構える「スマホ相談窓口『TOP1』」の運営会社、株式会社ディ・ポップス所属。11年間の現場経験から学んだことを記事作りに活かしている。格安SIM系の記事を得意としているライター。

東京都青梅市在住。
ITmedia Mobile 寄稿記事一覧

目次

Apple Storeのキャリア版iPhone

Apple Store

ソフトバンクユーザーの方でiPhoneに電話番号そのままで機種変更する際、「できるだけ安く機種を買いたい」と考える方は多いでしょう。そうなるとiPhoneを安く購入する際の選択肢の一つにApple Storeが挙がってきます。

ここではApple Storeで販売されているiPhoneについて解説します。

キャリア版iPhoneは安い?

返却せずに使うのであれば、Appleの方がお得!

実はApple Storeでもドコモ、au、SoftBankの「通信キャリア契約付きのiPhone」の製品を購入することができます。予約も可能です。

そもそも各キャリアのオンラインストアやキャリアショップで販売されているiPhoneよりも、Apple Storeで販売されているiPhoneの方が販売価格は安く設定されていることが一般的です。

さらにApple Storeで販売されている通信キャリア契約付きのiPhoneは、Apple Store公式の価格よりも8,800円(税込)割引されているため、よりお得にiPhoneを購入することができます。

iPhone 16 128GBの例

ソフトバンク
オンラインショップ
Apple Store
キャリア契約付き
145,440円
(機種変更時)
116,000円
(定価124,800円)

※価格は税込。
※Apple Storeでの購入はペイディあと払いプランApple専用。

ソフトバンクは
Apple Storeオンラインでも購入可能!

ドコモ、auの通信キャリア契約付きのiPhoneはApple Storeの実店舗(全国10店舗)のみでしか購入することができません。

しかしソフトバンクの場合は実店舗だけでなく、Apple Storeのオンラインストアでも購入可能です。お好きな方法を選んでみてください。

ペイディあと払いプランなら返却も可能

返却するのであれば、ソフトバンクの方がお得!

Apple StoreでiPhoneを分割契約する場合は、オンラインショップ向けの後払い決済サービスである「Paidy(ペイディ)」を使用します。このサービスは「ペイディあと払いプランApple専用」と言います。

ペイディあと払いプランApple専用は金利0%(支払い方法は口座振替、銀行振込)、最大36回払いが使用できる支払い方法で、機種によっては24カ月目に新しいiPhoneに買い換えると残り12回分の分割支払金が免除されます。

分割支払金が免除されるモデルは、
・iPhone 16
・iPhone 16 Pro

の2つのモデルのみです。
※2025年4月14日現在

分割支払金が免除される点はソフトバンクの「新トクするサポート」と共通していますがAppleの場合、分割支払金の免除を受けるためには新しいiPhoneへの買い替えが必要である点には注意してください。

以下の表はソフトバンクオンラインショップ、Apple Store(ペイディあと払いプランApple専用)でiPhone 16 128GBを契約し、24回目の分割支払金の支払い後に機種を返却した場合の実質負担額を比較したものです。

ソフトバンクApple Store
販売価格145,440円
(機種変更時)
116,000円
(定価124,800円)
毎月の
分割支払金
1,830円3,222円
分割支払金
合計額
43,920円77,328円

※価格は税込。

新トクするサポート(スタンダード)を適用させたソフトバンクのiPhone 16 128GBの24回目までの分割支払金は25回目以降の分割支払金よりも安く設定されています。

そのため販売価格はソフトバンクの方がApple Storeより高くなっていますが、「機種を返却する」という条件下ではソフトバンクで機種変更した方が実際の負担額は小さくなります。

このように条件によってはApple Storeで購入した方が損になってしまうケースもあるので注意しましょう。

ワイモバイルとどちらが得?

ワイモバイル ロゴ

本記事はソフトバンクユーザー(契約はソフトバンクのまま)の方でiPhoneに機種変更をしようと検討している方を対象としています。

しかし「そこまでソフトバンクの料金プランに拘っていない」というのであれば、ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルに乗り換えて少し前のモデルのiPhoneを安く購入するのはいかがでしょうか?

2025年4月14日時点では以下のiPhoneがワイモバイルオンラインストアで販売されているようです(価格はソフトバンクから乗り換えた場合)。

スクロールできます
128GB256GB512GB
iPhone 1396,480円在庫なし141,120円
iPhone 14在庫なし在庫なし140,832円
iPhone 15119,088円在庫なし136,656円
iPhone 16e119,088円141,120円180,720円

※価格は税込。

iPhone 13といったように数年前のモデルのiPhoneの在庫もあるようですね。

一方、ソフトバンクオンラインショップにはiPhone 16シリーズ、iPhone 16eシリーズ以外の在庫はほとんどないようでした(2025年4月14日時点)。

「最新のiPhoneでなくても良い」

そういった方はワイモバイルへの乗り換え検討してみるのも良いでしょう。通信のエリアもほぼソフトバンクと同じなので電波に関してもそこまで気にする必要はないでしょう。以下、ワイモバイルの料金プラン表も参考にし、料金のシミュレーションなどもしてみて下さい。

ただしワイモバイルオンラインストアでは「本体のみの購入」は扱っていません。

ワイモバイルの料金プラン

プラン名シンプル2 Sシンプル2 Mシンプル2 L
データ容量4GB30GB※135GB※1
基本料金2,365円4,015円5,115円
(10分かけ放題)
おうち割
光セット(A)※2
-1,100円-1,650円-1,650円
家族割引
サービス※2
-1,100円
(2回線目から)
-1,100円
(2回線目から)
-1,100円
(2回線目から)
PayPay
カード割
-187円-187円-187円
割引後
料金
1,078円2,178円
or
2,728円
3,278円
or
3,828円
データ容量について
データ容量
超過時の
低速時速度
最大300kbps
※3
最大1Mbps※3最大1Mbps※3
データ
くりこし
翌月末まで翌月末まで翌月末まで
データ量
追加
550円/
0.5GB
550円/
0.5GB
550円/
0.5GB
データ増量
オプション
550円で
+2GB
550円で
+5GB
550円で
+5GB

※料金は税込。
※1 シンプル2 M/Lに関しては元々のデータ容量は20GBと30GB。先行キャンペーンによりそれぞれ10GB、5GBのデータ追加購入分が無料となっているため、公式ページでも「シンプル2 M 30GB」「シンプル2 L 35GB」と表記されている。
※2 おうち割光セット(A)と家族割引サービスは併用不可。
※3規定容量の超過後、さらに規定容量の半分(2GB/10GB/15GB)を消費すると最大128kbpsに制限。

ワイモバイルにも買い替えプログラム登場

機種を分割払いで契約し、一定期間後に返却すれば残りの分割支払金が免除される。

ソフトバンクで提供されている上記の様な買い替えプログラムも、ワイモバイルから「新トクするサポート(A)」として2025年1月16日より提供開始となりました。

仕組みとしてはソフトバンクの新トクするサポートとほぼ同じで、対象機種を48回払いで契約。そして25カ月目以降に返却申込をし、翌月末までに機種を返却・査定完了させれば最大24回分の分割支払金が免除されます。

新トクするサポート(A)の対象機種は「iPhone 16e」と「iPhone 15」の2機種です(2025年4月14日時点)。

ソフトバンクにも在庫があるiPhone 16eで比較してみると以下の様になります(ソフトバンクは機種変更、ワイモバイルはソフトバンクから乗り換えた場合)。

128GB

ソフトバンクワイモバイル
支払い総額119,088円119,088円
1〜24回2,481円/月1,834円/月
25〜48回2,481円/月3,128円/月

※価格は税込。

256GB

ソフトバンクワイモバイル
支払い総額141,120円141,120円
1〜24回2,940円/月2,565円/月
25〜48回2,940円/月3,315円/月

※価格は税込。

512GB

ソフトバンクワイモバイル
支払い総額180,720円180,720円
1〜24回3,765円/月3,095円/月
25〜48回3,765円/月4,435円/月

※価格は税込。

ソフトバンク、ワイモバイル支払い総額は同じですが、新トクするサポート(A)を適用させたワイモバイルの方が24回目までの分割支払金は安く設定しており、24回目の分割支払金を支払って機種を返却すれば負担額は小さくなります。

このように中にはワイモバイルの機種の方がお得になるケースもあります。

ソフトバンクの料金プランにこだわりはなく、iPhone 16eでも問題ない方はワイモバイルへののりかえもおすすめです。

ソフトバンク 機種変更キャンペーン

2025年4月14日時点でのソフトバンクで実施されているキャンペーン(iPhoneに関するもの)をまとめます。

ただ先にお断りしておきますが、「機種変更で端末の価格が割引されるキャンペーンや特典」に関しては、2025年4月14日時点では実施されていないようでした。

新トクするサポート

新トクするサポートとは対象の機種を48回払いで契約し、一定期間後に機種をソフトバンクに返却すると最大24回または36回の分割金の支払が不要となるプログラムです(何カ月機種を使っているか等の確認はMy softbankから確認可能のです)。一般的な返却のタイミングとしては25カ月目となります。

新トクするサポートには「プレミアム」「スタンダード」「バリュー」の3種類が提供されています。

新トクするサポートの対象機種は時期によって異なり、2025年4月14日時点では以下のように登録されています(新トクするサポート バリューの対象機種は発売中の機種では該当するものがありません)。

対象機種の例

【新トクするサポート スタンダード】
iPhone 16e、iPhone 16、
iPhone 15、iPhone 15 Plus、
iPhone 15 Pro Max、
iPhone SE(第3世代)

対象機種の例

【新トクするサポート プレミアム】
iPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Max、
iPhone 16 Plus

※月額の料金がかかるあんしん保証パックサービスへの加入が必要。

iPhone 16 128GBの機種変更

ソフトバンク
販売価格145,440円
(機種変更時)
毎月の
分割支払金
1,830円
分割支払金
合計額
43,920円

※価格は税込。
※24回目の分割金を支払って返却。

ソフトバンクオンラインショップ
ソフトバンク オンラインショップ

このように新トクするサポートを利用すれば、最新機種でも負担する金額を下げてiPhoneを利用することができます。

返却の際にはソフトバンクの指定条件に基づく査定が行われます。返却の際は「iPhoneを探す」機能をオフにしておく必要があります。

下取りプログラム

ソフトバンクの下取りプログラムは機種を返却し、ソフトバンクが回収するという点では新トクするサポートと共通しています。

しかし下取りプログラムは機種の分割金の支払いが免除されるわけではなく、「PayPayポイントの還元」や「新しい機種に機種変更する際に、機種代金の割引が受けられる」サービスとなります。

ソフトバンク料金シミュレーション
ソフトバンク公式HP

(下取りに出した機種に分割支払い金が残っている場合は)分割金の支払いは全て支払い切る点には注意してください。

機種の状態によっては下取りが対象外となるケースもあります。
なおソフトバンクショップで下取りをする際は、古物営業法に基づく古物商の許可を得ている店舗でのみの受付となります。

ソフトバンク iPhoneの機種変更の流れ

ここからはソフトバンクの機種変更の流れを解説します。

  • 事前準備
  • 申し込み
  • データ移行

事前準備

機種変更をする場所はソフトバンクオンラインショップ、Apple Store、ソフトバンクショップ等の実店舗がありますが、どこで機種変更をするにせよ事前の準備は必要です。

  • Apple ID/パスワードの確認
  • iCloudやパソコンでのデータのバックアップ
  • LINEなどの各種アプリの引き継ぎ

機種変更だからというわけではありませんが、日頃からアカウントの情報はきちんと管理をしておきましょう。

上記の手順についてはソフトバンク公式ホームページにて詳しく解説されていますので、そちらを参考にしてみてください。

申し込み

事前準備が終わったら各種情報を入力して機種変更手続きを進めましょう。ここではソフトバンクオンラインショップでの機種変更の流れをご紹介します。

STEP
機種の選択、受け取り方法の指定
STEP
申し込み
STEP
審査
STEP
商品受け取り

なお、手続きの画面では「SIMカード」か「eSIM」を選択する画面がでてきます(SIMカードの変更が必要な場合)。

特にこだわりがないようでしたら、「SIMカード」を選択するようにしましょう。

eSIMを選択するケースとしては一台のiPhoneで複数の通信会社の回線を利用したい場合などが当てはまります。

手続きが完了したら携帯電話にSMSにて受付が完了した旨のメールが届きます。

ソフトバンクオンラインショップで機種変更する手順は以下の記事で詳しく解説しています。詳細が気になる方は参考にしてみてください。

データ移行

機種が手元に届いたら必要に応じてデータ移行をして利用開始しましょう。

iPhoneからiPhoneへのデータ移行は「クイックスタート」、AndroidからiPhoneといったようにOSが異なる場合でのデータ移行は「iOSに移行」アプリを使って行いましょう。

なお、LINEのデータを引き継ぐ場合はLINEアプリ上での操作が必要です。こちらに関しては以下の記事を参考にしてみてください。

「i.softbank.jp」のメール設定はクイックスタートで移行できません。移行の際は「一括設定」が必要になります。

お得にソフトバンクの機種変更をしよう!

以上、今回はソフトバンクのiPhoneの機種変更についてご案内してきました。

一口に機種変更と言っても「ソフトバンクオンラインショップ(またはソフトバンクショップ)で行うのか?」「Apple Storeで行うのか?」によって負担額は異なってきます。

是非ともご自身の使い方に合った買い方をして頂ければと思います。

フォンシェルジュのLINE公式アカウントでは、メインメニューからかんたんに料金診断をしていただくことができます。

また、自分が知りたいスマートフォンや携帯電話(ケータイ)、インターネットにスマホのサイズなどに関する情報もすぐに見つけることができます。

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