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スマホ回線速度の上り・下りの目安をシーン別に解説!測定方法や遅い原因についても

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スマホの回線速度が遅いとストレスが溜まりますよね…

スマホの回線速度が遅い原因は様々あります。

本記事では、回線速度の基礎知識から、回線速度の測定方法、シーンごとの回線速度の目安について解説しています。

回線速度が遅い原因と対処法についても解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

スマホの回線速度とは?

スマホの回線速度とは、簡単に言うと、スマホでインターネットを利用する際の速さの事です。

回線速度が速いと、以下のようなメリットがあります。

スマホの回線速度が速いメリット
  • Webページの表示が速くなる
  • 高画質の動画でも止まることなく再生できる
  • アプリのダウンロードが速くなる
  • オンラインゲームでもラグなくプレイできる

回線速度の単位

格安SIMを検討している方の中には、それぞれの格安SIMの平均回線速度を調べている人も多いのではないでしょうか?

多くの格安SIMの場合、回線速度は「bps」という単位で表されていることが多いです。

この数字が大きければ大きいほど、通信速度が速いというわけですね。

遅 Kbps

↓ Mbps

速 Gbps

それぞれのbpsの最大値は999です。

1,000を超えると、次の単位になり、1,000Kbpsは1Mbpsと同じになります。

また、回線速度と一緒に「Ping値」という数値も覚えておきましょう。

「Ping値」とは、通信の遅延時間や応答速度を表す値で、数字が少なければ少ないほど、遅延が少なく応答速度が速いということになります。

Ping値」ってどういう時に大切になるの?

Ping値」が大切になってくるのが、FPSなどのオンラインゲームです。

キャッチボールで例えると、AからBに投げたボールの速度が「回線速度」とすれば、AからBに投げたボールがさらにAまで戻ってくるまでの時間がPing値といえます。

FPSなどのシューティングゲームなどで「こっちのほうが先に撃ったのになぜ負けてしまうんだ」という方は「Ping値」が高いのが原因かもしれません。

回線速度の「上り」と「下り」とは?

回線速度の「上り」は「アップロード速度」のことです。

アップロード速度とは、データをインターネット上にアップロードする際の通信速度を指します。

例えば、上り速度が遅いと、画像付きメールの送信や、SNSなどへの投稿、YouTubeへの動画アップロードに時間がかかってしまいます。

回線速度の「下り」はダウンロード速度のことです。

インターネット上にあるデータをダウンロードする時の速度のことを指します。

「下り」速度が速いと、Webサイトの表示や動画の読み込みが速くなります。

スマホの回線速度を測る方法

スマホの回線速度は、専用のアプリやWebサイトを使って測ることができます。

手軽でおすすめなのはWebサイトにアクセスをして測る方法です。

Webサイトにアクセスして測る方法の中でも人気なのが「Fast.com」というWebサイトになります。

測り方は簡単で「Fast.com」にアクセスすると、自動的に通信速度を測定してくれます。

Fast.com

詳細を表示」をタップすると、上り速度やPing値を確認することが可能です。

Fast.com
Fast.com

スマホで測定する場合、Wi-Fiに接続しているとWi-FIの通信速度が測定されます。

モバイル通信の通信速度を測定したい場合は、Wi-Fiをオフにしてからアクセスするようにしましょう。

スマホの回線速度の目安は?

ここからは、スマホを利用するシーン別に、快適に利用するための通信速度の目安について解説していきます。

LINEやメールなどの文字のやり取りをする時

LINEやメールなど、文字のやり取りをする場合、上り、下りともに128Kbps〜1Mbpsの通信速度があれば快適に利用できるでしょう。

ただし、写真や動画を送る場合は1Mbpsの通信速度では足りない場合があり、送信に時間がかかってしまう場合や、送信に失敗してしまう可能性がある点には注意しましょう!

インターネットサーフィンをする時

スマホでインターネットサーフィンするときに必要なスマホの回線速度の目安は下り1~10Mbpsです。

例えば、閲覧するサイトが文字中心のサイトであれば、回線速度は下り1Mbps程度あれば充分でしょう。

しかし、ニュースサイトなど、サイトに画像や動画が多いWebサイトの場合は、下り1Mbpsの回線速度では読み込みに時間がかかり、少しストレスを感じてしまうかもしれません。

画像や動画が多いWebサイトを閲覧する場合は、下り10Mbps程度の通信速度があれば快適に使えるでしょう。

YouTubeなどの動画視聴をするとき

動画を視聴するときのスマホ回線速度の目安は、再生する動画の画質設定によって異なります。

YouTubeの場合の画質ごとに必要な回線速度は以下の通りです。

動画画質回線速度目安
4K20Mbps
1080p5Mbps
720p5Mbps
480p1.1Mbps
360p0.7Mbps

YouTubeヘルプ

動画を綺麗な画質で楽しみたい場合、最低でも720p以上で再生をしたいので、5Mbps以上の回線速度があるといいでしょう。

筆者が360pや460pの画質設定を体験した感想としては、360pや480pの画質設定でも、動画自体は充分楽しめます。

ZOOMやGoogle Meetなどビデオ通話をするとき

ZOOM、Google Meetなどでビデオ通話をする場合、下り速度も重要ですが、上り速度も重要になってきます。

ビデオ通話を2人でする場合、利用するサービスや画質にもよりますが、上り・下りともに 1Mbps以上の回線速度があれば快適です。

しかし、2人から人数が増えていったり、高画質で利用する場合、1Mbpsだとカクついてしまうかもしれません。

できるだけ速い回線速度を確保することで、映像や音声が安定する可能性が高くなります。

FPSなどのオンラインゲームをするとき

スマホでFPSなどの対戦型オンラインゲームをする場合、上り30Mbps以上下り30Mbps〜100Mbpsの回線速度があれば快適にゲームを楽しめるとされています。

また、対戦型ゲームの場合は「Ping値」もなるべく低い方が有利です。

「ping値」が大体「0〜10ms以下」だと、タイムラグもなく快適に楽しめます。

スマホの回線速度が遅い原因と対処法

ここからはスマホの回線速度が遅い原因と対処法について解説していきます。

通信が混雑している

利用している携帯会社の回線が混雑していると、スマホの回線速度は遅くなってしまいます。

つまり、スマホを利用している人が多い時間は、回線速度が遅くなりやすいというわけです。

  • 午前7時~9時の通勤・通学の時間帯
  • 午後0時~2時のお昼休みの時間帯
  • 午後5時~7時の退勤や下校の時間帯
  • 午後9時~11時の帰宅後の時間帯

上記の4つの時間帯が、スマホの回線速度が混雑しやすい時間帯です。

ドコモ・au・ソフトバンクの大手キャリアは、上記の時間帯でもそこまで回線速度は遅くならないでしょう。
※ただし、ドコモに関しては地域によっては通信品質低下の影響が2024年9月(10月)現在でもあるようです。

しかし、格安SIMを使っている場合は、上記の時間帯に回線速度が遅くなってしまう可能性が高いです。

時間帯によって回線速度が遅くなってしまうことが多いと感じた場合は、他の携帯会社への乗り換えも検討してみましょう。

契約しているデータ使用量の超過によって速度制限にかかっている

スマホの料金プランは、月に利用できるデータ容量が決まっていることが多いです。

月に利用できるデータ容量を超えると、通信速度が制限されてしまい、回線速度が遅くなってしまいます。

通信速度が急に遅くなったと感じた場合は、SMSに通信会社から速度低下のメッセージが届いていないか確認してみましょう。

参考までにドコモの速度低下のメッセージは以下の画像のようなものになります。

通信会社によって内容は若干異なりますので、そのあたりはご注意ください。(例)月間データ容量5GBのプランを契約中に、6GB使用

この場合の対処法はある?

追加でデータ容量を購入する」ことです。

契約している携帯会社によって料金は異なりますが、データ容量が足りなくなった場合、追加でデータ容量を購入することができます。

購入したデータ分に関しては通信速度制限の対象にならないので、快適に利用できるようになるでしょう。

また、毎月速度制限にかかってしまうという方は、プランの見直しをおすすめします。

スマホを使用する場所が悪い

スマホは地下鉄やトンネルなどで使用する場合、地上で利用するよりも電波が悪くなってしまい、回線速度が遅くなってしまいます。

また、イベントなどで人混みが多くなっている場所の近くでも、回線速度が遅くなる可能性があります。

この場合の対処法は、スマホを使用する場所を変えるしかありません。

スマホなどの端末に原因がある

スマホのソフトウェアアップデートなどを行っていない場合、回線速度が遅くなってしまう可能性があります。

しばらくスマホのソフトウェアアップデートをしていないという方は、アップデートしてから回線速度が改善するか試してみましょう。

また、スマホを再起動すれば、スマホの内部状態が一度リセットされるため、回線速度が改善するかもしれません。

利用しているスマホが通信会社のバンドに対応していない

「SIMフリーのスマホであれば、どの通信会社のSIMでも利用できる」

確かにこれは間違いではありません。

ただし、スマホには利用できる周波数(バンド)が決まっていて、通信会社も提供している周波数(バンド)が異なります。

もし仮に、使っているスマホが通信会社の周波数(バンド)に対応していない場合、充分な通信速度が出ない、ということも考えられるのです。

通信会社を変えてから通信速度が遅くなった気がするという方は、スマホの対応バンドと、通信会社が提供しているバンドを確認してみましょう。

インターネットにて「(使用しているスマホ) 対応バンド」と検索したり、「(契約している通信会社) 対応バンド」と検索すると、確認ができます。

利用シーンにあった回線速度を提供している携帯会社を選ぼう

いかがでしょうか?

今回はスマホの回線速度の基礎知識から、回線速度の測定方法、シーンごとの回線速度の目安について解説させていただきました。

格安SIMを契約する際は、自分の利用シーンに合わせて、必要な回線速度を提供している会社を選ぶようにしましょう。

格安SIMの回線速度を調べるには「みんそく」がおすすめです。

実際に利用している人の回線速度と、地域ごとの回線速度を調べることができます。

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