最近、大手キャリアでも月額料金が抑えられたブランドが続々と発表されていますよね!
こういったブランドはオンライン専用プランとなっており、契約する際はもちろんのこと、契約した後も店舗ではサポートを受けられなくなってしまいます。
突然スマホが壊れてしまった時、機種変更したい時、料金の見直しをしたい時、スマホの設定や操作で困った時…店舗でサポートが受けられないのは困ってしまいますよね…。
安くて魅力的なオンラインブランドですが、デメリットも多いです。
今回の記事では、契約した後に後悔したり、困ったりすることがないように現役モバイル販売員の私が大手キャリアのオンラインブランドahamo、povo、LINEMOについてどんな注意点・デメリットがあるのか?解説していきたいと思います!!
オンラインブランドとは?
オンラインブランドとは各社が運営している通常のプランと比べ、安価なプランを取り扱っている携帯キャリアです。
契約はインターネット限定だったり、店舗でのサポートを受けられなかったり…。
大手キャリアのオンラインブランドの名称は
です。
オンラインブランドの料金を比較をしたい!という方はこちらの記事で詳しく解説していますので、是非読んでみてください!
オンラインブランドのデメリット
オンラインブランドのデメリットは以下の通りです!
⚠ | デメリット⚠
---|
店舗や電話でのサポートが受けられない SIMカード到着後、初期設定を自分で行う必要がある キャリアメールが使えなくなる 家族割や光セット割などがすべて対象外 iPhone・Androidなど端末セット販売をしていない 対応していない機種もある 留守番電話・転送電話サービスに対応していない |
ではデメリットを1つずつ解説していきたいと思います!
店舗や電話でのサポートが受けられない
オンラインブランドは店舗や電話でのサポートが受けられません!
そのため契約の際もネットから手続きをする必要があります。
また、契約した後に不明点があった場合も店舗や電話で問い合わせができません。
但し、チャットでオペレーターに質問することが可能なので、何もサポートが無いという訳ではありません。
申し込み方法やプラン内容について疑問点がある場合は、チャットサポートを利用して解決しましょう。
SIMカード到着後、初期設定を自分で行う必要がある
申し込んでからSIMカード到着後、初期設定(APN設定)を自分で行う必要があります。
初期設定方法は公式サイトでも紹介しており 手順に従うだけですが、操作に不慣れな方にとっては難しいと感じるかもしれません・・・!
キャリアメールアドレスが使えなくなる
これは人によっては致命的かと思います。
オンラインブランドが出た当初、安いから変えてみようと多くのお客様がご利用くださいました。
その後メールアドレスが利用できなくなるということを知らずに慌ててショップに来店されるという方も少なくなかったです!
来店しても「オンラインブランドなので対応できない」と言われてしまうので、帰るしかありません。
「いままで長年利用していたメールアドレスが使えなくなった!どうしてくれるんだ!」
というお客様もいらっしゃいましたが、注意事項にも記載があるため、どうすることもできず…。
キャリアメールを利用したい場合の対処方法
現在は有料でキャリアメールアドレスを引き続き利用できるように変わっております。
キャリア | 月額料金 |
---|---|
SoftBank | 3,300円(年額) 330円(月額)※ |
au | 330円(月額) |
docomo | 330円(月額) |
基本的には、オンラインブランドに変更手続きをされてから31日以内にメールアドレス持ち運び手続きと設定をすることで継続利用が可能です。
31日経過後は利用不可です。
家族割や光セット割などがすべて対象外
ご家族でキャリアをまとめている方はご注意ください。
家族同士の通話が無料になる家族割や、おうちの光セット割などはオンラインブランドでは対象外となります。
対象になると思われがちですし、そう思われる気持ちもよくわかるのですが…。
すべて対象外となるのでご注意ください。
ただし、家族割や光セット割が無くなっても基本的にはオンラインブランドの方が料金安いケースがほとんどです。
iPhone・Androidなど端末セット販売をしていない
基本的にオンラインブランドでは、iPhone・Androidなどを、SIMカードの契約と同時に購入ができません。
スマホを使うためには、自分でオンラインブランド対応機種を用意する必要があります。
今使っているスマホを利用したい場合、対応機種かどうか確認が必要です。
対応していない場合、利用できません。
対象機種だったとしても、SIMロック解除手続きが必要です。
SIMロック解除は、Web・店舗・電話で受け付けています。
対応していない機種もある
「(オンラインブランド名)〜 動作確認」と、ネットで検索すると
対応機種か確認できる公式ページが出てきます。(例「ahamo 動作確認」 → 「対応端末一覧 / ahamo」サイトを開く)
対応機種以外を使うと、通信できない・正常に動作しないなどのトラブルが発生する可能性があるので必ず確認することをオススメします。
留守番電話・転送電話サービスに対応していない
基本的にオンラインブランドは留守番電話も転送電話も非対応です!
必要な方はご注意ください。
オンラインブランドがオススメな方
オンラインブランドのデメリットはお分かりになりましたでしょうか?
デメリットを踏まえて、オンラインブランドはこんな方におすすめです!
- サポートがチャットだけでも大丈夫
- 本体のAPN設定なども自分でできる
- 月額料金を安くしたい
- 留守番電話・転送電話サービスを使っていない
- オンラインブランドに対応している機種を使っている
分からないことがあった際はご自身で調べることができる方や、チャットでの問い合わせに慣れている方はオンラインブランドは非常にオススメです。
料金は安くなりますし、電波も大手キャリアと同じ電波なので、速度・繋がりやすさも変わらないです!
オンラインブランド1番のデメリットはサポートがチャットサポートのみという点だと思います。
LINEMOの特徴・注意点
LINEMOの基本料金などはこちらからご確認ください。
LINEMOに関しては、オンラインブランドの中でも最もスタンダードな内容になっており、オンラインブランドのデメリットでお伝えした内容通りとなっております。
ahamoの特徴・注意点
ahamoの基本料金などはこちらからご確認ください。
オンラインブランドなのに店頭サポートがある
ahamoに関しては、オンラインブランドの中でも最も特殊な内容が多数あります。
ここまで散々オンラインブランドは店舗でのサポートが無い。
この点が最大のデメリットだとお伝えしてきましたが
ahamoはなんと・・・
オンラインブランドで唯一店舗でのサポートがあるのです!!
オンラインブランドのahamoが始まった当初、注意事項が書いてあってもわかりづらいと、店舗に来店される方が後を経ちませんでした。
大問題となった末、docomoは踏み切ったのです。
店舗での有料サポートに!!
オンラインブランドに関してdocomoショップは当初関与していなかった為、ahamoについては何を聞かれても何もわからない状況でした。
ahamoについてお困り事があってもチャットにお問い合わせいただくしかなく、ショップスタッフもお客様同様にチャットで聞かないと何もわからない状況でした。
ahamoはdocomoショップで取り扱っていないものだったので当然ですが、ショップスタッフもお客様と知識量は大差なかったのです。
だが、しかし、docomoは思い切りました。
店舗でのサポートが無いからこそのオンラインブランドなのに、有料とはいえ店舗でのサポートを可能にしました!!
店頭でのサポート料金は以下の通りになります。
サービス名 | 利用料金/回 | サポート内容 |
---|---|---|
ahamo WEB お申し込みサポート | 3,300円 | ahamoの新規契約 他社からの乗り換え ドコモからの料金プラン変更 |
ahamo WEB お手続きサポート | 3,300円 | ahamo契約後の各種手続き |
ahamoを契約する際もサポートを受けられ、変えた後もサポートが受けられるので安心ですよね!
例えば住所など個人情報や、オプションサービスの契約・解約などをサポートを利用して変更することができます。
サポート面が不安だけどオンラインブランドを利用してみたいという方は、ahamo一択で間違いないでしょう。
端末をセット販売している
サポート以外にも、もう一点!!
特殊な内容があります!
それは・・・!
端末セット販売をしている!!!ことです!!
ただし!
オンラインで端末セット販売していますが、端末の種類は6種類ほどで非常に少ないです。
店員の私がオススメする方法は
ドコモで端末を購入(機種変更)した後にプランだけをahamoに変更する
この方法です!
そうすれば、ドコモで取り扱いをしている最新機種を利用しながら、料金プランはahamoで安く利用するということが可能になります!
重要な注意点として、ahamoに変更後 → docomoショップで機種変更などは不可です。
その点は他オンラインブランドと同様です。
povoの特徴・注意点
povoの基本料金などはこちらからご確認ください。
povoに関しての基本的なデメリットは、オンラインブランドのデメリットでお伝えした内容通りとなっております。
ただし、povo独自のデメリットもあるので注意が必要です!
速度制限にかかってしまった際の通信速度が128kbps
ahamo・LINEMOは速度制限時の通信速度が1Mbpsです。
これはpovoの約7.8倍の速度です!
速度制限にかかってもインターネットなどを快適に使いたいという方はpovoはあまりオススメできません。
180日間利用がないと利用停止、もしくは契約解除になる
povoに関しては、月額料金0円から利用ができる点と180日間有料利用がない場合契約が解除されてしまうという点が最大の特徴です!
povoはなんと月額料金が0円です!
使いたい時に必要な分だけデータ通信を購入(トッピング)できるんです!
ただし、180日間、有料利用がない場合、強制的に契約解除されてしまいますので注意が必要です!!
継続して利用したい場合は必ず180日間以内にデータ通信を購入(トッピング)しましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
月額料金は安いものの、デメリットが結構ありますね!
さて、オンラインブランド共通のデメリットのおさらいです!
- サポートの基本はチャットのみ
- 店舗でのサポートも電話でのサポートも受け付けていない※ahamo以外
- 基本的には端末を自分で用意する必要がある
- APN設定などあらゆる設定を自分で操作する必要がある
- キャリアメールアドレスが使えなくなる※有料で継続は可能
- 家族割や光セット割などがすべて対象外
- 対象機種の確認必須
- 留守番電話・転送電話サービスが非対応
- POVO 2.0の180日間縛りには要注意
オンラインブランド以外にも、サブブランドと言われる月々の基本料金が安く、店舗サポートがついているプランなども存在するので(Y!mobileやUQmobileなど)そちらもご検討いただくとよろしいかもしれません。
フォンシェルジュ提携店舗では、サブブランドについてもご案内ができます。
実際にオンラインブランドとサブブランドどちらがいいのか?お客様の利用に合わせて最適なプランを提案させていただいておりますので、是非お気軽にお越しくださいませ。
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