【Android】付近のデバイスを許可しないとどうなる?徹底解説!

付近のデバイスを許可しないとどうなる

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付近のデバイスを許可って何だろう?

付近のデバイスを許可しないとどうなるの?

本記事では、付近のデバイスについての詳しい説明と、「付近のデバイスを許可しない」とどうなるのか、その影響や理由、確認方法をスマートフォンにあまり詳しくない方にも分かりやすく徹底的に解説していきます。

目次

「付近のデバイス」とは何?なぜ許可が必要なの?

なぜ

付近のデバイスとは?

まず、「付近のデバイス」が何を指すのかを説明します。

「付近のデバイス」とは、スマホの周りにある他の電子機器(ワイヤレスイヤホン、スマートウォッチ、友達のスマホなど)を見つけたり、つながったりできる機能のことです。

例えば、AirPodsなどのワイヤレスイヤホンを使いたい時、スマホは近くにあるそのイヤホンを見つけて、音を届けるためにつながる必要がありますよね。

その「見つける」「つながる」という働きを「付近のデバイス」という機能が助けています。

許可が必要な理由は?

「付近のデバイス」への許可が必要な理由は3つあります。

①セキュリティ強化のため

Androidは、ユーザーのプライバシーとセキュリティを守るために、アプリが周囲のデバイス情報にアクセスする際に、必ずユーザーの許可を求める仕組みになっています。
許可なしで勝手につながるということは出来ないというわけです。
これは、ユーザーの知らないうちに情報が使われないようにセキュリティを高めるためです。

②他のデバイスとつながるため

BluetoothやWi-Fiなどの無線通信を使って、スマホが他のデバイス(ワイヤレスイヤホン、スマートウォッチなど)とつながるために必要です。許可がないと、これら他のデバイスと接続できません。

③アプリの機能を利用するため

特定のアプリが持つ便利な機能(例:近くの人とファイルを共有する、Bluetoothイヤホンで通話する)を使うために、アプリが周囲のデバイスを探したり、接続したりする許可が必要です。

付近のデバイスを許可することにより、Bluetoothイヤホンで音楽を聴いたり、通話したりできるようになります。

付近のデバイスを許可しないとどうなる?

どうなる

付近のデバイスを許可すると、他のデバイスと繋がれることはご理解いただけたと思います。

では、いよいよ本題ですが、付近のデバイスを許可しないとどうなるのでしょうか?

一言で言えば、「他のデバイスとつながれず、その機能が使えなくなる」ということですが、許可しないことによるメリットもあります。

付近のデバイスを許可しないメリットとデメリットをそれぞれ解説します。

付近のデバイスを許可しないメリット

付近のデバイスを許可しないことにより、プライバシーとセキュリティが向上するというメリットがあります。

具体的なポイントは以下の通りです。

メリット詳細
個人情報が守られるスマホの周りにある機械の情報を、勝手に集めたり、位置情報を使って居場所を特定する悪いアプリから身を守ることが出来ます。
プライバシーがより安全に守られます。
電池消費を抑えるスマホが常に周りの機械を探し続けたり、つながろうとしたりすると、電池をたくさん使ってしまいます。
許可しないことで、バッテリーの消費を抑えことができます。

アプリを使用中に「付近のデバイスを許可しますか?」と表示された場合は、そのアプリが本当に信頼できるアプリか疑う必要があります。

なぜなら、個人情報を盗んだり位置情報を利用してスマホ持ち主の居場所を特定して悪用するなど、悪意のあるアプリも存在するからです。

信頼できるかわからないアプリの場合は、付近のデバイスは許可しない方が安全です。

付近のデバイスを許可しないデメリット

付近のデバイスを許可しないことの最大のデメリットは、アプリの機能が制限されてしまうことです。

具体的なポイントは以下の通りです。

デメリット詳細
アプリの
基本機能が使えない
特定の機能に必要な権限を拒否すると、そのアプリの核となる「機能」が使えなくなります。例:SNSで「画像」がアップロードできない(カメラ・写真へのアクセス拒否)、BluetoothイヤホンでのLINE通話ができない(付近のデバイス拒否)。
デバイス間の接続不可スマートフォンとワイヤレスイヤホン、スマートスピーカー、スマートウォッチ、カーナビなど、BluetoothやWi-Fiを利用する他のデバイスとの接続が一切できなくなります。
エラーが発生しやすい付近のデバイスの権限がない状態でBluetoothやWi-Fiを使用しようとすると、適切な情報にアクセスできないため、エラーが発生する可能性があります。
例えば、BluetoothでLINE通話ができないこともその一つです。
連絡先の同期不可一部のスマートウォッチや車載システムはBluetoothを通じてスマートフォンの連絡先を同期しますが、付近のデバイスの権限が許可されていないと、接続が確立できず、連絡先の同期ができなくなります。
これにより、電話機能の利用に支障をきたす可能性があります。

ワイヤレスイヤホンやスマートウォッチ、信頼できるアプリを使用する場合は、付近のデバイスは許可した方が不具合なく利用することができます。

BluetoothでLINE通話が出来ない場合はこちらの記事で解説しています。

「付近のデバイス」の設定を確認・変更する方法

設定

Androidスマートフォンをご利用中の方は、付近のデバイスの設定がどうなっているか確認してみましょう!

付近のデバイスの許可を必要とするアプリしか、設定の確認や変更はできません。

今回は、「LINEアプリ」で、設定を確認・変更する方法を紹介します。

スマートフォンの機種やAndroidのバージョンによって若干の表示の違いはありますが、基本的な設定の流れは同じです。

設定アプリから確認・変更する方法

STEP
Androidスマートフォンの設定アプリを開く
STEP
「アプリ」をタップし、「LINE」をタップ
アプリ

アプリ一覧の画面が表示されるので、付近のデバイスの許可の設定がどうなっているか確認したいアプリを選択します。今回は「LINEアプリ」です。

STEP
「権限」をタップする
LINE
STEP
「付近のデバイス」から確認・変更をする
アプリの権限

カメラ、マイク、位置情報など、さまざまな「権限」の一覧が表示されますが、この中から「付近のデバイス」をタップしてください。

注意点
必要ないアプリにまで付近のデバイスの権限を許可してしまうと、プライバシー上の問題が生じる可能性があります。
そのため、本当にその機能が必要なアプリにのみ「許可」を与えるようにしましょう!

対象アプリから確認・変更する方法

STEP
LINEのアイコンを長押しする
STEP
「アプリ情報」または「i」をタップする
STEP
「権限」→「付近のデバイス」の順にタップする
STEP
「許可」を選択すれば完了

最初から「許可」になっている場合は、一度「許可しない」に変更してから「許可」に戻してみてください。

Androidバージョンによる違いに注意

「付近のデバイスの権限を許可しますか?」と表示されるのは、Android12以上のバージョンからです。
Androidバージョンによる違いは以下の通りです。

Androidバージョン権限の扱い方
Android 12以降「付近のデバイス」という独立した権限が存在します。
Android 11以前付近のデバイスは「位置情報」の権限に統合されていることが多いです。
付近のデバイスの権限が見つからない場合は「位置情報」の権限を確認してみましょう。

付近のデバイスの設定が見つからない場合は、Androidのバージョンが対応していない可能性が高いので位置情報の権限を確認してください。

付近のデバイスに関するよくある質問

質問

LINEの付近のデバイスを許可しないとどうなる?

LINEアプリで「付近のデバイスの検出、接続、相対位置の特定をLINEに許可しますか?」という表示が出ることがあります。

例えば、自宅のWi-Fiから離れた時や、フリーWi-Fiに接続したときなど普段と異なる場合に注意勧告として表示するケースもあります。

これは、LINEの様々な機能で「付近のデバイス」との連携が必要になるために表示されます。

LINEの付近のデバイスを許可しないと、LINEの機能を100%利用することができません。

  • 許可するべき
    Bluetoothイヤホンを使ってLINE通話をする場合や、LINEの機能を100%活用し快適に使うためには「許可する」ことが望ましいです。
  • 許可しない方が良い
    フリーWi-Fiの接続は危険な場合も多いので、フリーWi-Fiの環境下では「許可しない」をおすすめします。

LINE通話が出来ない場合は、こちらの関連記事を参考にしてください。

付近デバイスの設定が見つからない場合は?

お使いのAndroidスマートフォンのバージョンやメーカーによっては、「付近のデバイス」という明確な設定項目が直接見つからない場合があります。

特にGalaxy(ギャラクシー)などのAndroidスマホでは、設定メニューの名称や配置が異なる場合が多いです。

付近のデバイスが見つからない場合は、設定アプリ内の検索窓で「権限」「デバイス」「Bluetooth」「位置情報」といったキーワードを検索してみるのが最も早い確認方法です。

付近のデバイスを許可しないとどうなる?まとめ

まとめ

本記事では、「付近のデバイスを許可しないとどうなる」のか、その影響や確認方法について解説してきました。

付近のデバイスを許可する場合は、必ず必要なアプリ、信頼できるアプリのみ許可するようにしましょう!

これは、プライバシーやセキュリティを強化する上で非常に重要です。

また、本記事を参考に定期的に権限を確認し、不要になったアプリの権限は変更(解除)することがより安全性を高めるために重要なことです。

セキュリティ対策は下記の関連記事で解説していますので、ぜひ参考にしてください。

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