irumo(イルモ) docomo 料金プラン解説 メリットデメリットは?

irumo メリット デメリット

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ドコモショップで契約でき、ドコモの電波が使われている格安SIMの名は「irumo(イルモ)」。

データ使用量が少ない方向けの格安の料金プランで、従来のNTTドコモの料金プランであるギガライトに比べると基本料金は割安となっています。できるだけ携帯料金を安くしたいと考えている方に評判で、おすすめの料金プランです。

ただ中には「デメリットが気になる」といったイメージを持っている方もいるでしょう。今回はirumo(イルモ)の特徴やメリットとデメリットについて徹底解説していきます。参考にしてみてください。

irumoのメリット
  • 小容量プランの基本料金が安い
  • ドコモショップで手続きができる
  • ドコモ回線が使われている
irumoのデメリット
  • ドコモ光セット割がないと割高
  • 家族間通話が有料
  • ネットワーク混雑時に影響を受けやすい
  • データくりこしができない
  • dカードGOLD還元率が1%に減額
  • ドコモショップ 初期設定手数料
  • ドコモメールが有料
  • 使えなくなるサービスがある

※2025年3月20日時点の情報です。最新の情報はirumo(イルモ)の公式サイトでのご確認をお願いいたします。

筆者プロフィール
吉田裕紀

東京都を中心に店舗を構える「スマホ相談窓口『TOP1』」の運営会社、株式会社ディ・ポップス所属。11年間の現場経験から学んだことを記事作りに活かしている。格安SIM系の記事を得意としているライター。

東京都青梅市在住。
ITmedia Mobile 寄稿記事一覧

目次

irumo(イルモ)の料金プラン

ドコモショップで加入できるirumo(イルモ)はかつてドコモショップで契約することができた「OCN モバイル ONE」の後継プランとも言われています。なお解約したとしても違約金はかかりません。

0.5GB3GB6GB9GB
基本料金550円2,167円2,827円3,377円
ドコモ
光セット割
-1,100円-1,100円-1,100円
dカード
お支払割
-187円-187円-187円
割引
適用後
550円880円1,540円2,090円
通話料22円/30秒
通話
オプション
5分通話無料オプション:880円
かけ放題オプション:1,980円
(24時間)
契約
種別
4G5G5G5G
メール
オプション
330円
データ
繰り越し
非対応
データ量
追加
1GB/1,100円
速度制限128kbps300kbps
dカード
GOLD
還元
1%
支払い
方法
・口座振替
・クレジットカード

※料金は税込

irumo(イルモ)はデータ容量は0.5GBで月額550円(税込)から利用可能で、格安SIM(MVNO)並みの基本料金となっています。その上の容量のプランは3GB、6GB、9GBのプランの4つのプランから選べます。

適用できるセット割引

irumo(イルモ)に適用できるセット割引はドコモが提供している光回線であるドコモ光とのセット割引である「ドコモ光セット割」(又はhome 5Gとのセット割引である「home 5G セット割」)と毎月の料金支払いをdカード払いにした時のセット割引である「dカードお支払割」の2つ。

ドコモ光セット割で毎月1,100円(税込)の割引、dカードお支払割で毎月187円(税込)の割引が適用されます。つまり最大で1,287円(税込)の割引が受けられるということです。こういった割引も積極的に活用していきましょう。

ただしファミリー割引内の回線数に応じて受けられる「みんなドコモ割」の割引は受けられません(0.5GBプランを除いてカウント対象には含まれる)。また、上記のセット割引を受けられるプランは3GB、6GB、9GBの3つのプランのみである点にも注意しましょう。

0.5GBプランの注意点

毎月550円(税込)で持てるirumo(イルモ)の0.5GBプラン。

従来のドコモのプランからすれば非常に安くなっているirumo(イルモ)で、データ利用量が少ない方には最適な料金プランですが0.5GBプランにはいくつか注意点もあります。

  • 最大通信速度3Mbpsで5G非対応
  • セット割引の対象外
  • みんなドコモ割のカウント対象外

最大通信速度3Mbpsで5G非対応

irumo(イルモ)の0.5GBプランは5G非対応であり、通信方式は4G(LTE)。通信速度は最大3Mbpsとなっています。3Mbpsだと人によっては遅く感じるかもしれません。

データ容量は0.5GBなのでモバイルデータ通信での使用を考えている方は多くはないと思いますが、0.5GBプランでは快適な高速通信は使用できない点には注意しましょう。

また利用データ量が規定のデータ容量を超過した時に制限される速度も最大128kbpsとなっており、他の3つのプランと比べるとさらに制限がきつくなっています。

音楽をストリーミングして利用したり、Webページで画面に画像を表示させたりするのも難しいでしょう。メールの送受信程度であれば問題ないとは思いますが。

データ容量が小さいプランなので、YouTubeなどの動画利用はWi-Fiに接続するなどの工夫が必要になります。

セット割引の対象外

irumo(イルモ)の0.5GBプランはドコモ光セット割、dカードお支払割など各種割引の対象外プランです。

みんなドコモ割のカウント対象外

さらにirumo(イルモ)の0.5GBプランはみんなドコモ割のファミリー割引グループ回線数のカウント対象外です。

みんなドコモ割とは同一ファミリー割引グループ内で条件を満たした回線数に応じて基本料金が割引されるサービスです。回線数がたくさんあればあるほど割引がされます(最大20回線)

回線数割引額
1回線
2回線-550円
3回線以上-1,100円

※割引額は税込

ドコモ みんなドコモ割
画像引用 ドコモ公式HP

0.5GBプランだけでなくirumo(イルモ)の料金プラン自体、みんなドコモ割の「割引対象外プラン」ですが、3GB、6GB、9GBのプランは「同一ファミリー割引グループ内で条件を満たした回線数」には該当します。

・ギガライト×2回線
・irumo(3GB)× 1回線
カウント回線は3回線。

プランみんなドコモ割
ギガライト-1,100円
ギガライト-1,100円
irumo
(3GB)

※割引額は税込

一方、irumo(イルモ)の0.5GBプランは「同一ファミリー割引グループ内での条件を満たした回線数」には入りません。

・ギガライト×2回線
・irumo(0.5GB)× 1回線
カウント回線は2回線。

プランみんなドコモ割
ギガライト-550円
ギガライト-550円
irumo
(0.5GB)

※割引額は税込

このように従来からあるドコモのプランからirumo(イルモ)の0.5GBプランに変えると、他の家族回線の割引額が減少する可能性もあります。数ヶ月使ってみて合わなそうであればプラン変更してみても良いでしょう。

irumo(イルモ)0.5GB限定特典あり!

注意点もいくつかあるirumo(イルモ)0.5GBプランですが今なら、SIM契約で他社から乗り換える(MNP)と、10,000ポイントのdポイント(期間・用途限定)の進呈が受けられるキャンペーンがirumo公式サイトにて実施中です(2025年3月20日時点)。

irumo(イルモ)の中で一番料金が安い0.5GBプランで10,000ポイントがもらえるのは大変お得であると言えるでしょう。

画像引用 irumo公式サイト

時期が異なると特典のプレゼントは変わるので逐一チェックしてみましょう(併用不可のキャンペーンも存在します)。

irumo(イルモ)のメリット

irumo(イルモ)には以下のようなメリットがあります。

  • ギガライトより安い
  • ドコモショップで手続きできる
  • ドコモ回線が使われている

一つずつ見ていきましょう。

ギガライトより安い

既に新規受付は終了していますが、従来からあるドコモのデータ低容量向けのプラン「ギガライト」とirumo(イルモ)をそれぞれ比較してみましょう。

irumoギガライト
0.5GB550円
1GB〜1GB
3,465円
(2,178円)
3GB2,167円
(880円)
〜3GB
4,565円
(2,728円)
5GB2,827円
(1,540円)
〜5GB
5,665円
(3,278円)
7GB〜7GB
6,765円
(4,378円)
9GB3,387円
(2,090円)

※料金は税込
※()の料金はセット割引を全て適用させた料金

irumoのセット割引
ドコモ光セット割
dカードお支払割

ギガライトのセット割引
ドコモ光セット割
みんなドコモ割(3回線以上)
dカードお支払割

ギガライトの料金は最少データ量の1GBまでで月額3,465円(税込)。これはirumo(イルモ)の最少データ量プランである0.5GBプランの6倍以上高い料金設定となっています。

0.5GB以降のプランではデータ容量3GB、5GBで比較してもギガライトの料金はirumo(イルモ)の料金よりも2倍以上。

毎月の利用データ量が少ない方こそ、irumo(イルモ)への変更をおすすめします。

あるいはirumo(イルモ)はesimにも対応しているので、デュアルSIM対応のスマートフォンをお持ちであればサブの回線でirumo(イルモ)、メインの回線で別の携帯電話会社で持つ、といった方法をとることもできます。

ドコモショップで手続きできる

irumo(イルモ)の基本料金は自社で基地局を持たない格安SIM(MVNO)に匹敵する程、料金が安いです。

にも関わらず多くの格安SIM(MVNO)と違い、ドコモショップや家電量販店などの店頭で契約手続きをすることもでき、購入後のアフターサポートを受けたり、色々なことを相談できたりすることもできます。

ショップであらゆる手続きが完了できることが大きな魅力です。オンラインショップなどのWeb上での手続きや操作になれていな方でも安心ですね。

ドコモショップへ来店される際は時間を短縮させるために予約をしておくことをおすすめします。必ず運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類を用意しておきましょう。

ただし「irumo(イルモ)のデメリット」でもお伝えしますが、スマホの設定サポートに関しては有料になるものがほとんどです。

初期設定サポート
(データ移行)※1
2,200円/回
アプリ設定サポート1,650円/回
フィルム貼付サポート1,100円/回
その他設定サポート
OSアカウント設定
バックアップ
OSアップデート
スマホ初期化
容量オーバー解消
生体認証設定
ウェアラブル設定
1,100円/回

※料金は税込
※1 ドコモデータコピーアプリはサービス終了

他社から乗り換え(mnp)でirumo(イルモ)を契約する際、Webで手続きをすれば事務手数料は無料ですが、ドコモショップなどの店頭で契約する場合は、事務手数料として3,850円(税込)がかかります。

ドコモ回線が使われている

irumo(イルモ)はドコモの回線を借りているわけではなくそのまま使っているため、安定した高品質なデータ通信が期待できます。無制限でデータが使えるeximo、データ容量30GBのahamoと同等の通信(エリア)の環境が備わっているというわけです。

自社で通信基地局を持たない格安SIM(MVNO)はお昼時など、通信が混雑する時間帯は通信速度が落ちる傾向にありますが、irumo(イルモ)であればそういった事象が起きる可能性は低いと思われます。

次はirumo(イルモ)のデメリットをご紹介します。

irumo(イルモ)のデメリット

irumo(イルモ)のデメリットは以下のようなものがあります。

  • ドコモ光セット割がないとあまり安くない
  • 家族間通話が有料
  • ネットワーク混雑時に影響を受けやすい
  • dカードGOLD還元率が1%に
  • ドコモショップ 初期設定手数料
  • ドコモメールが有料
  • 使えなくなるサービスがある

ドコモ光セット割がないとあまり安くない

改めてirumo(イルモ)の料金を確認してみましょう。

0.5GB3GB6GB9GB
基本料金550円2,167円2,827円3,377円
ドコモ
光セット割
-1,100円-1,100円-1,100円
dカード
お支払割
-187円-187円-187円
割引
適用後
550円880円1,540円2,090円

※料金は税込

irumo(イルモ)は格安SIMに位置付けられていますが、ドコモ光セット割(またはhome 5Gセット割のどちらか)の割引額はドコモのデータ無制限プラン「eximo」(エクシモ)などと同様1,100円(税込)。

ドコモセット割とdカードお支払割適用後のirumo(イルモ)は、au、ソフトバンクのオンライン専用プランである、povo2.0、LINEMOベストプランよりも(データ小容量帯においては)、料金が安くなります。

しかしこれは裏を返せば「ドコモ光セット割なしでのirumo(イルモ)はそこまで安くはない」ということ。セット割引を適用させないと、思ったよりも安くならないです。もしかしたら実質、損をしてしまうかもしれません。

irumo(イルモ)の口コミでも「セット割引がないと高い」といった声もあるようです。

もし「インターネットは引いていないが、家族割引などのセット割引をつかって携帯料金を安くしたい」というのであれば、家族割引を適用させたワイモバイルやUQ モバイルに乗り換えてみるのも良いかもしれません。

ワイモバイル・UQ モバイルは「携帯料金は安くしたいけど、店頭でのサポートも受けたい」という方に人気があるブランドです。

以下の表はデータ小容量帯におけるirumo(イルモ)、ワイモバイル、UQ モバイルの基本料金、割引適用後の料金を表したものです。

irumoワイモバイルUQ モバイル
データ量3GB4GB
(シンプル2 S)
4GB
(ミニミニプラン)
基本料金2,167円2,365円2,365円
家族割引-1,100円※1-550円
カード割引-187円-187円-187円
割引適用後1,980円1,078円1,628円

※料金は税込
※1 ワイモバイルの家族割引サービスの割引は2回線目から適用

以下の記事も合わせて参考にしてみてください。

家族間通話が有料

ドコモのファミリー割引(家族割)の同一グループに入っている契約回線同士の国内通話は対象料金プランであれば24時間、いつでも無料です。

しかしirumo(イルモ)の場合ファミリー割引自体の申し込みは可能ですが、「irumo(イルモ)契約者同士の通話」と「irumo(イルモ)からドコモを契約している家族への通話(発信)」は無料になりません。電話をかけると30秒あたり22円(税込)の通話料が発生します。

家族の方との通話が多い方は通話料金が高くなる可能性もあり、結果として携帯料金の合計が高くなってしまいます。

通話料を節約するにはLINEの音声通話を無料で使ったり、あるいは通話オプションを契約したりすることを検討しましょう。

ネットワーク混雑時に影響を受けやすい

irumo(イルモ)はドコモの料金プランとして提供されており、ドコモ回線を使っているため自社で基地局を持たない格安SIM(MVNO)よりは通信品質が優れています。

しかしそのirumo(イルモ)でも通信混雑時、大量通信時などでは、ドコモの他のプラン(eximo、ahamo、ギガライトなど)が優先され、これらのプランよりも先に通信速度の制限が実施されると、irumo(イルモ)の公式ページに書かれています。

当社設備内でネットワークの混雑時に「eximo」「ahamo」等の他の料金プランよりも先に通信速度の制限(通信制御)を実施するため、通信速度が遅くなる場合(例えば動画視聴ではご利用の通信環境により画質が低下する場合)があります。
irumo公式HP

ちなみにドコモの通信品質についてですが、2年前の2023年初頭から悪くなったという声が挙がりました。2025年1月時点でも一部のユーザーの方からは相変わらず「速度が遅い」「通信品質が悪い」といった声もXなどでは散見されるようですね。

ITmedia NEWS 通信品質は本当に改善したのか? ポジティブな話題が少ない「ドコモのいま」(2024年3月1日)

このような状態になると、irumo(イルモ)の通信速度はいつもより遅くなってしまうかもしれません。時間帯によっては思うような速度がでない可能性もあります。

データくりこしができない

IIJmioやmineoなどの格安SIM(MVNO)ではデータくりこしに対応しているところが多いですが、irumo(イルモ)はその月のデータ容量が余ったとしても、データ量を繰り越しの機能を備えていません。

dカードGOLD還元率が1%に

ドコモのクレジットカード「dカード GOLD(年会費11,000円)」を毎月の携帯料金支払い先に設定すると、通常ドコモ利用料金の1,000円(税抜)ごとに税抜金額の10%のポイント還元が受けられます。

しかしirumo(イルモ)の場合だと、貯まるdポイントは利用料金1,000円(税抜)につき1%に減額されます。dカードGOLDの利用者の方にとってはかなり痛いと思います。

還元されるポイントが少なくなるの気になる方は、普段使用しているクレジットカードの変更を行なってみるのも良いかもしれません。

dカードを毎月の料金支払い先に設定した場合のdポイント還元率は0.5%です(定期クレジットあり・定期クレジットなし共通)。

その他のカードだとdポイント利用者情報登録ありで0.5%、dポイント利用者情報登録なしだとポイント還元なし。(dポイント利用者登録の有無で違う)

ドコモショップ 初期設定手数料

先ほど「ドコモショップで手続きできる」にてスマホの設定サポートに関しては別途かかるようになるものがほとんどであるとお伝えしました。以下の表はドコモショップirumo設定サポート手数料は以下の項目のとおりです。

初期設定サポート
(データ移行)
2,200円/回
アプリ設定サポート1,650円/回
フィルム貼付サポート1,100円/回
その他設定サポート
OSアカウント設定
バックアップ
OSアップデート
スマホ初期化
容量オーバー解消
生体認証設定
ウェアラブル設定
1,100円/回

※料金は税込

一方、eximo、ギガライトなどのプランを契約している方だと上記のサポート手数料の支払いは不要です。

ちなみにドコモの他のプランでもドコモショップで初期設定サポートを受ける場合は、2,200円(税込)、3,300円(税込)の手数料がかかりますが、ドコモショップ(d garden)で新規契約、機種変更、契約変更などをした場合、初期設定サポートの料金は無料になります(データ移行は除く)。

ちなみにirumo(イルモ)をオンラインで契約した場合の新規契約事務手数料は0円となります。

ドコモメールが有料

irumo(イルモ)でドコモメール(@docomo.ne.jp)(キャリアメール)を利用するためには月額330円(税込)の「ドコモメールオプション」を契約する必要があります。
(eximoはキャリアメールの料金はかからないです)

ドコモメールオプションはirumo(イルモ)への変更時、またはirumo(イルモ)に変更した後でも申込み可能です。

しかしirumo(イルモ)契約後にドコモメールオプションを申し込んだ場合はメールアドレスは引き継ぐことはできずランダムな文字列のアドレスが付与されてしまうこと(新たなメールアドレスの取得)、クラウドに保存されたメールデータは削除されてしまう点には注意してください。

月々の携帯料金を少しでも安くしたい方はgmailなどのフリーメールに切り替えるなどしましょう。ただしキャリアメールを一切使わない方には問題ありません。

使えなくなるサービスがある

ギガライトなどirumo(イルモ)以外のプランからirumo(イルモ)へ変更すると使えなくなるオプション・サービス、廃止される割引・特典があります。

その数は膨大なため全てをご紹介するのは難しいので、ここではirumo公式ページの「プラン変更にあたっての注意事項」に掲載されているものをご紹介します。詳しい内容は上記リンク先に載っています。

一部重複するものもありますが、ご確認下さい。

オプション・サービス
  • ドコモメール
    (申し込みが必要)
  • データ保管BOX、dフォト
    (申し込みが必要)
  • docomoコンテンツ決済
  • お預かりプラス
割引
  • ファミリー割引
  • みんなドコモ割
  • ハーティ割引
  • ゆうゆうコール
特典・ポイント還元
  • comotto 子育て応援プログラム
  • dカード還元

上記の「docomoコンテンツ決済」はdメニュー掲載コンテンツ、Google PlayTM、App Store、Apple Music、iBooks、iTunes、iCloudから購入したコンテンツの代金をドコモの携帯料金と一緒に支払うことができるサービスのこと。

docomoコンテンツ決済はspモードが疲れていますが、irumo(イルモ)はspモード非対応。なのでdocomoコンテンツ決済の「dメニュー掲載コンテンツ」の利用はできません。そのためirumo(イルモ)にプラン変更すると自動的に退会されてしまいます。

一応、irumo(イルモ)へのプラン変更前に各コンテンツの会員情報のデータ引継ぎを行い、支払い方法を「docomoコンテンツ決済」以外に変更すれば、irumo(イルモ)へのプラン変更後でも引き続き各コンテンツの利用ができる場合があるとのことです。ちなみにd払いはirumo(イルモ)でも利用可能です。

その他irumo(イルモ)で利用することができないサービスの詳細については、irumo(イルモ)公式ページ「irumoでご利用になれないサービス一覧」からご確認ください。

irumo(イルモ)が合っている人

以上、irumo(イルモ)の料金プラン、メリット・デメリットについて解説してきました。

ここからはirumo(イルモ)が合っていると思われる人についてまとめます。

irumoが合っている人
  • データ量をほとんど使わない方
  • ドコモ光を契約している方
  • 実店舗のサポートを受けたい方
  • 格安SIM(MVNO)は抵抗がある方

データ量をほとんど使わない方

irumo(イルモ)の最少データ容量のプランは0.5GBで月額550円(税込)。

この料金は格安SIM(MVNO)を除けば1カ月の料金としては最安です。「料金を安くしたいけど格安SIM(MVNO)は何となく抵抗がある」そんな方にはirumo(イルモ)は最適なのでおすすめします。

逆に月に10GB以上のデータ量を使う方は、irumo(イルモ)ではカバーしきれないのでahamoや他の格安SIMの契約を検討した方が良いでしょう。

ドコモ光を契約している方

irumo(イルモ)は基本料金が安いプランですが、ドコモ光セット割の割引額はeximoなどのデータ無制限プランと同じ1,100円(税込)。

ドコモ光(またはhome 5G)を契約してセット割を組めばpovo2.0やLINEMOベストプランと同等の料金で利用することができます。

0.5GB3GB6GB9GB
基本料金550円2,167円2,827円3,377円
ドコモ
光セット割
-1,100円-1,100円-1,100円
dカード
お支払割
-187円-187円-187円
割引
適用後
550円880円1,540円2,090円

※料金は税込

実店舗のサポートを受けたい方

irumo(イルモ)は格安SIMの位置付けですがドコモショップ、家電量販店などの実店舗でサポートを受けることができます。

ドコモショップでの初期設定は費用がかかりますが、スマホの設定や使い方に不安がある方にとっては嬉しいサービスと言えるでしょう。

初期設定サポート
(データ移行)
2,200円/回
アプリ設定サポート1,650円/回
フィルム貼付サポート1,100円/回
その他設定サポート
OSアカウント設定
バックアップ
OSアップデート
スマホ初期化
容量オーバー解消
生体認証設定
ウェアラブル設定
1,100円/回

※料金は税込

格安SIM(MVNO)は抵抗がある方

ドコモはドコモの料金プランとして提供されており、ドコモ回線を使っているため自社で基地局を持たない格安SIM(MVNO)よりは通信品質が優れています。

正直、昨今のドコモの通信品質は繋がりにくいといった声もありますが、「それでも格安SIM(MVNO)は抵抗がある」という方はirumo(イルモ)を試してみてはいかがでしょうか?

irumo(イルモ)よくある質問

irumo(イルモ)についてよくある質問をまとめます。

irumoに切り替わるタイミング・翌月から?

ドコモの他のプランからirumo(イルモ)に変更した場合にプランが切り替わるタイミングと、変更した月の料金は以下の表のようになります。「変更前・変更後のプラン」それぞれの日割りになるということはありません。

変更前のプラン変更月の料金適用時期
・eximo
・ahamo
・ギガプラン※
変更前のプランの月額料金即時
翌月適用は不可

※ギガプラン・・・5Gギガホプレミア、5Gギガホ、5Gギガライト、ギガホプレミア、ギガホ、ギガライト
ドコモ公式HP よくあるご質問(FAQ)より

ギガプランより前のプラン、例えば「シェアパック(2019年5月31日新規申込終了)」などのプランからirumo(イルモ)に変更する場合は「ドコモ公式HP irumoへプラン変更手続きを行う際のご注意事項」をご確認下さい。

プラン変更時の料金の請求などについてもっと知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

irumoとahamoの違い

irumo(イルモ)とahamo(アハモ)について簡単にはなりますが、違いをまとめてみます。

irumoahamo
データ量と
基本料金
0.5GB
550円

3GB
2,167円
(880円)

6GB
2,878円
(1,540円)

9GB
3,377円
(2,090円)
30GB
2,970円

(ahamo大盛り)
110GB
4,950円
データ量追加1GB/1,100円1GB/550円
低速時速度300kbps
(0.5GBプランは128kbps)
1Mbps
5分通話無料
オプション
880円5分以内の通話
かけ放題
通話無料
オプション
1,980円1,100円
サポート内容店舗
電話
チャット
チャット

※料金は税込
※irumoの()の料金はセット割引を全て適用させた料金

「irumo(イルモ)、ahamo(アハモ)一番どっちが良いのか?」最大の違いはデータ容量にあります。

irumo(イルモ)の最少データプラン0.5GBで月額550円(税込)。

ahamo(アハモ)の最少データプラン30GBで月額2,970円(税込)。

3GB程度までの小容量のデータ量で足りる方であればirumo(イルモ)が選択しても良いでしょう。

しかし6GB程度のデータ量が必要、かつドコモ光を契約していないのであれば(ドコモ光セット割が組めないので)、いっそのこと月額2,970円(税込)でデータ量30GB、5分かけ放題が使えるahamo(アハモ)の方が遠くになる可能性が高いです。自宅にWi-Fiがない方でも、30GBあればある程度のデータ通信量を使うことができます。

「どれくらいのデータ量を使っているのか?」

ご自身で事前にチェックしておきましょう。

小容量、ドコモ光セットでirumoがお得!

以上、本記事ではirumo(イルモ)の料金プランやメリット・デメリット、どんな方であればirumo(イルモ)がおすすめできるかについてまとめてきました。最後までお読み頂きありがとうございました。

毎月のデータ利用量が1GBいかない方や、利用データ量が3GB〜9GB程度でドコモ光を契約している方。

これらの条件に当てはまる方であればirumo(イルモ)が合っていると言えるでしょう。便利に使えると思います。ご自分の状況に合っていると思われた方、検討してみてください。

通信会社/プラン・サービス
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  • ahamoahamo
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