コスパ最強スマホの選び方
コスパ最強スマホを選ぶ際に、
どうやってスマホを選べばいいか分からない…
という方も多いと思います。
そういった方に向けて、コスパ最強スマホを選ぶ際のポイントについて解説させていただきます。
- 予算で選ぶ
- スマホのスペックで選ぶ
- おサイフケータイや防水などの機能を搭載しているか
- 利用予定の通信事業者に対応しているか確認する
では、1つずつ詳しく解説していきます!
予算で選ぶ
まずはスマホを購入する予算を決めましょう。
色々なスマホを探して、ようやく自分が求めている性能のスマホを見つけても、予算を超えてしまっていては、また最初からになってしまいます。
そのため、最初に予算を決めておくことをおすすめします。
スマホのスペックで選ぶ
どんなに本体価格が安いスマホでも、性能がいまいちだと、コスパが悪くなってしまいます。
スマホの性能が低い機種だと、アプリなどの進化についていけず、処理に時間がかかってしまったり、動作がカクついてしまったりします。
その結果、スマホを購入する頻度が多くなってしまうので、結果的にコスパが悪いスマホになると言えるでしょう。
コスパがいいスマホを選ぶ際に、チェックしておきたい性能は以下の通りです。
- CPU
- RAM / ROM
- バッテリー
CPU
CPUとはスマホの頭脳にあたるパーツのことです。
CPUの性能が高ければ、処理性能やバッテリーの効率が上がります。
多くのAndroidスマホはクアルコム社の「Snapdragonシリーズ」を搭載しています。
CPUの性能が気になる場合は、「購入予定のスマホ+ベンチマークスコア」などで検索してみると、数字で購入予定のスマホの性能を見ることができます。
スマホのベンチマークスコアは、以下を参考にどのくらいの性能なのかを判断してみてください。
AnTuTuスコア | 動作・操作感 |
---|---|
総合スコア:約150万点以上 GPUスコア:約60万点以上 | 処理の重たいゲームでもヌルヌル動く。 動作に不満なし。 |
総合スコア:約100万点〜150万点 GPUスコア:約35万点〜60万点 | 重いゲームも何とか動く。 画質などを上げすぎると、カクつく可能性あり。 |
総合スコア:約50万点〜100万点 GPUスコア:約15万点〜35万点 | 軽いゲームくらいなら問題なくプレイできる。 重たいゲームは少しカクつくかも…。 |
総合スコア:約25万点〜50万点 GPUスコア:約5万点〜15万点 | SNSなど普段使いは問題なし。 軽いゲームなら何とかプレイ可能。 |
総合スコア:約25万点以下 GPUスコア:約5万点以下 | サブ端末向き |
RAM / ROM
続いてスマホに搭載されているRAMとROMの容量を確認しておきましょう。
バッテリー
どんなに性能が良くても、バッテリーが1日持たないのは困ってしまいますよね。
本記事で紹介しているスマホは5,000mAh付近のバッテリーを搭載しているので、どのスマホでも1日持たないということはないと思います。
ですが、自分でも色々スマホを探してみたいという方は、4,000mAh以上のバッテリーを搭載しているモデルを購入するのがおすすめです。
おサイフケータイや防水などの機能を搭載しているか
コスパがいいスマホの中には、おサイフケータイや防水機能を搭載していないスマホがあったりします。
こういった余計な機能を搭載しないことによって、本体価格を下げ、コスパをよくしているということですね。
しかし、普段からモバイルSuicaを使ったり、水回りで使うことが多い人にとっては、このような機能を搭載していないのは、非常に不便ですよね。
自分が必要な機能を搭載しているか、必ず確認しておきましょう。
利用予定の通信事業者に対応しているか確認する
スマホがSIMフリーであれば、基本的にはどの通信事業者でも利用可能です。
しかし、スマホによって対応バンドが異なるため、利用予定の通信事業者のバンドに対応していない場合があります。
通信のために電波を使う際、その電波の周波数帯域を指定することで、どの周波数で通信するかを決定します。
これにより、異なる通信方式やサービスが同じ空間で干渉せずに運用されます。
各キャリアの対応バンドは以下の通りです。
バンド | ドコモ | au | ソフトバンク | 楽天モバイル |
---|---|---|---|---|
1(2GHz) | 〇 | 〇 | 〇 | – |
3(1.7GHz) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
8(900MHz) | – | – | 〇 | – |
11(1.5GHz) | – | 〇 | 〇 | – |
18(800MHz) | – | 〇 | – | 〇 (auローミング) |
19(800MHz) | 〇 | – | – | – |
21(1.5GHz) | 〇 | 〇 | – | 〇 (auローミング) |
26(800MHz) | – | 〇 | – | – |
28(700MHz) | 〇 | 〇 | 〇 | – |
42(3.5GHz) | 〇 | 〇 | 〇 | – |
n77/n78(3.7GHz) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
n79(4.5GHz) | 〇 | – | – | – |
n257(28GHz) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
上記の表すべてに対応している必要はありません。
ただし、利用する予定の通信事業者の「プラチナバンド」には対応していた方がいいでしょう。
この「プラチナバンド」に対応していない場合、電波が繋がりづらくなってしまいます。
そのため利用予定の通信事業者のプラチナバンドに対応しているスマホを選びましょう。
【~3万円台】コスパ最強スマホ
それではまず3万円台で購入できるコスパ最強スマホについて紹介していきます。
Redmi 12 5G【8GB / 256GB】
発売日 | 2023年8月1日 |
---|---|
本体価格 | Xiaomiオフィシャルサイト:34,800円 mineo:32,472円 イオンモバイル:33,880円 |
画面サイズ | 約6.79インチ |
本体サイズ | 約168.6 x 76.3 x 8.17mm |
重さ | 約199g |
バッテリー | 5,000mAh |
CPU | Qualcomm Snapdragon 4 Gen 2 |
RAM | 8GB |
ROM | 256GB |
防水 / 防塵 | IP53 |
アウトカメラ | 広角:約5,000万画素 |
インカメラ | 約800万画素 |
生体認証 | 指紋・顔 |
おサイフケータイ | × |
Redmi 12 5Gはこの価格ながら6.8インチの大画面ディスプレイを搭載しています!
大きな画面で動画を楽しみたい方、スマホで書籍を読む方におすすめです。
メインカメラは5,000万画素の広角カメラを搭載しており、写真を撮る方も満足できるスペックになっています。
同じモデルでRAM4GB / ROM 128GBのモデルも販売していますが、本体価格が3,500円程度しか変わらないので、性能がいいRAM8GB / ROM256GBのモデルをおすすめします。
OPPO Reno 11A
発売日 | 2024年6月20日 |
---|---|
本体価格 | ワイモバイル:39,600円 ※3万円台で購入できる通信事業者だけ記載しています。 |
画面サイズ | 6.4インチ |
本体サイズ | 約159.9 x 73.2 x 8.1 mm |
重さ | 約179g |
バッテリー | 5,000mAh |
CPU | MediaTek Dimensity 700 |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
防水 / 防塵 | IP54 |
アウトカメラ | 広角:約6,400万画素 超広角:約800万画素 マクロ:約200万画素 |
インカメラ | 約1,600万画素 |
生体認証 | 指紋 |
おサイフケータイ | 〇※ |
OPPO Reno11 Aは2024年6月27日に発売したばかりの最新機種です。
OPPO Reno9 Aと比較して、バッテリー容量が上がったり、カメラの画素数が上がっていたりと、全体的なスペックが上がっています。
カメラに関しては6,400万画素の広角カメラを搭載しており、4Kの動画撮影にも対応しているので、スマホで写真や動画をたくさん撮影したい!という方にもおすすめです。
おサイフケータイにも対応しているので、普段使いもばっちりです。
【4万円~7万円台】コスパ最強スマホ
続いて4万円〜7万円台で購入できるコスパ最強スマホについて紹介していきます。
motorola edge 40 neo
発売日 | 2024年5月24日 |
---|---|
本体価格 | motorola公式:54,800円 Amazon:54,800円 IIJmio:53,700円 イオンモバイル:54,780円 |
画面サイズ | 6.55インチ |
本体サイズ | 約159.6 x 72.5 x 7.8mm |
重さ | 約172g |
バッテリー | 5,000mAh |
CPU | MediaTek Dimensity 7030 |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB |
防水 / 防塵 | IP68 |
アウトカメラ | 広角:約5,000万画素 超広角:約1,300万画素 |
インカメラ | 約3,200万画素 |
生体認証 | 指紋・顔 |
おサイフケータイ | 〇 |
続いておすすめするのが「motorola edge 40neo」です。
ベンチマークスコアもAnTuTuで「54万点台」をマークしており、重たいゲームもそれなりにプレイできるでしょう。
ディスプレイについても6.55インチの大画面で、有機ELに対応しているので、動画鑑賞などでも画質の綺麗さを感じることができます。
また、本体の画面端は「エッジ」と呼ばれる曲線になっていて、持ちやすい構造になっています。
昔のGalaxy S8やS9などを使っていた方はなじみ深い形状かもしれませんね!
カメラも5,000万画素のレンズを搭載しているので、写真撮影も楽しめます。
Nothing Phone (2a)
発売日 | 2024年7月8日 |
---|---|
本体価格 | nothing公式:55,800円 |
画面サイズ | 約6.5インチ |
本体サイズ | 約164.2 mm×76.6 mm×8.3 mm |
重さ | 約200g |
バッテリー | 5,000mAh |
CPU | Qualcomm Snapdragon 7 |
RAM | 12GB |
ROM | 256GB |
防水 / 防塵 | IP53 |
アウトカメラ | 広角:約5,000万画素 超広角:約5,000万画素 |
インカメラ | 約3,200万画素 |
生体認証 | 指紋・顔 |
おサイフケータイ | 〇 |
続いて紹介するのはNothing Phone(2a)です。
Nothing Phone(2a)は、なんといってもスタイリッシュな本体デザインが魅力的です。
また、OSもNothing独自のOSを使っており、ホーム画面などもスタイリッシュに統一されています。
他の人と被りたくない!!という方はNothing Phone(2a)を買っておけば間違いないでしょう。
もちろんデザインだけではなく、スペックも文句なしです。
12GBという大容量のRAMを搭載しているので、複数のアプリを起動していてもサクサク動作してくれます。
また「ChatGPT」と連携できる機能を搭載しているので、Nothing製のイヤホンであれば、声でChatGPTを起動することも可能です。
Redmi Note 13 Pro+
発売日 | 2024年5月16日 |
---|---|
本体価格 | Xiaomi公式:59,800円 mineo:55,440円 イオンモバイル:59,180円 |
画面サイズ | 約6.67インチ AMOLED WQHD+ |
本体サイズ | 74.2(W)×161.4(H)×8.9/9(D) mm |
重さ | 約220g |
バッテリー | 5500mAh |
CPU | MediaTek Dimensity 7200-Ultra |
RAM | 8GB |
ROM | 256GB |
防水 / 防塵 | IP53 |
アウトカメラ | 200MP+12MP+8MP |
インカメラ | 約32MP |
生体認証 | 指紋センサー、顔認証 |
おサイフケータイ | 〇 |
メインカメラは驚きの2億画素!
スマホの画面上だとその画質の良さを感じるのは難しいかもしれませんが、写真を引き伸ばして印刷したときなどは綺麗さを実感することができるでしょう。
また、2億画素の高画質なので、ズームしても画質が粗くなりづらく撮影ができます。
AnTuTuのベンチマークテストでも70万点台を記録しており、ゲームなども問題なくプレイできそうですね。
また最短19分で100%充電ができると謳っており、夜に充電し忘れてしまったときでも安心です。
この速度で充電するには、120Wの充電器が必要になりますが、Redmi Note 13Pro+に付属しており、新しい充電器を購入する必要がない点も嬉しいですね。
Xiaomi POCO F6 Pro
発売日 | 2024年5月23日 |
---|---|
本体価格 | Xiaomi公式:69,980円 |
画面サイズ | 6.67インチ |
本体サイズ | 約160.9 mm×75 mm×8.2 mm |
重さ | 約209g |
バッテリー | 5,000mAh |
CPU | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 |
RAM | 12GB / 16GB |
ROM | 256GB / 512GB / 1TB |
防水 / 防塵 | IP54 |
アウトカメラ | 広角カメラ:5,000万画素 超広角カメラ:800万画素 マクロカメラ:200万画素 |
インカメラ | 1,600万画素 |
生体認証 | 指紋・顔 |
おサイフケータイ | 非対応 |
「Xiaomi POCO F6 Pro」はゲーミングスマホとしても人気の高いコスパがいいスマホです。
ゲームをする方で、コスパがいいスマホを探している方は「Xiaomi POCO F6 Pro」を買っておけば間違いないでしょう。
POCO F6 Proは、高性能なゲーミングスマホながら、7万円程度で購入が可能です。
「Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2」というフラッグシップモデルのCPUを搭載しているので、重たいゲームもサクサク動きますし、バッテリー効率にも非常に優れています。
また、ゲームモードも搭載しており、オンにすることで、スマホでゲームをしている際のパフォーマンスが上昇します。※本体の温度が少し上昇してしまう点には注意が必要です。
コスパがいいスマホを探しているなら中古スマホも視野にいれよう!
いかがでしたでしょうか?
今回はコスパ最強のスマホについて解説させていただきました。
本記事では新品の価格で、8万円までのコスパ最強スマホを紹介させていただきましたが、コスパがいいスマホを探しているなら、中古スマホもおすすめです。
中古スマホであれば、型落ちのハイエンドスマホ(発売当初価格で10万円以上のモデルなど)を安く手に入れることができます。
また、箱を開封しただけの、ほぼ新品のようなスマホも販売していることがあるので、色々と探してみるのがいいでしょう。
中古スマホに関してはこちらの記事で詳しく解説しています。