おうちの電気料金も携帯代金とまとめるとお得ですよ!!
なんで電気の話がでてくるの?
携帯と何の関係があるの??
上記のようにスマホを契約するときに電気料金とまとめることを勧められたことはありませんか?
携帯電話(スマホ)の相談をしているのに、突然「電気」の話をされてもよくわからないですよね。
この記事では、携帯電話事業者(通信キャリア)が提供している電気サービスとスマホとセットで利用する際のお得な特典について解説します。
そもそも電気の自由化って何?
電気がご自宅に届くまでには、電気を「作る」発電事業者、電気を「送る」送配電事業者、電気料金プランやサービスを「売る」小売電気事業者の3つの事業者があります。
以前は、「小売電気事業者」がなく、電気を作る会社も地域で固定されていたことで、各地域ごとで契約できる電力会社が決まっていました。
例えば、東京都に住んでいる方は「東京電力」、大阪府に住んでいるなら「関西電力」と契約する必要がありました。
各電力会社は、他に競争する事業者もなく、電気料金は地域ごとに統一料金でした。
「電気の自由化」により、ライフスタイル等に合わせて、売り手やサービスを自由に選ぶことができるようになりました。
また、2016年4月に施行された法律の改正により、通信会社を含め様々な業種の企業が電力の販売に参入できるようになりました。
携帯会社に置き換えて考えてみると分かりやすいかもしれません。
以前は基本的に、ドコモ・au・ソフトバンクしかありませんでした。当時はたった7GBしか使えなくても通信費用だけで5,500円程度発生していました。基本料を合わせると約8,000円もしていました。どの会社を選んでも価格がほぼ一律だったためです。
そこにサブブランドや格安SIMという安い事業者が参入し、現在では月間のデータ通信容量無制限で3,278円という価格まで登場しています。
また、もともと高額だったドコモ・au・ソフトバンクも、ご家族様やご自宅の通信環境をひとまとめにすると、月間のデータ通信容量が無制限で5,000円以内で利用することも可能となりました。
複数の事業者が参入することで、競争原理が働き、複数のサービスや価格が生まれています。
「電気の自由化」は携帯会社よりもさらに簡単です。
携帯会社は電波が変わりますが、「電気」は電気を送る送配電事業者は変わりません。
つまり、「支払先(契約先)が変わるだけ」で、電気には何も変更ありません。
通信会社の電気サービスって何?
「電気の自由化」について説明しましたが、ここからは「携帯電話事業者(通信キャリア)」が提供している電気サービスについて説明します。
電気サービスを提供している通信会社
通信キャリア | サービス名称 |
---|---|
ドコモ | ドコモでんき |
au | auでんき |
ソフトバンク | ソフトバンクでんき |
ワイモバイル | ソフトバンクでんき |
UQモバイル | auでんき |
先ほど「電気の自由化」をご説明した際に「支払先が変わるだけ」とお伝えしましたが、通信会社が提供する電気サービスは、「支払いが通信会社になる」サービスです。
主に上記の携帯電話事業者で「でんき」サービスを提供しています。
また、各社「スマホからの割引」や「提携ポイントでの還元」サービスがあります。
スマホ(携帯)などの電波を利用するものは、「電波状況」「安定性」などが快適さに影響がありますが、電気は全く同じなので各社違いはありません。
通信会社で電気サービスもまとめることでのメリットは以下の通りです。
スマホ料金✕電気料金をまとめることでのメリット
携帯料金と支払いをまとめられる
ご契約中の通信会社でまとめれば、支払いを1つにまとめられます。
ですから、万が一お支払い方法を変更する場合も、通信会社で変更すればまとめて変更が可能です。
お買い物や携帯料金支払いにあてられるポイントが貯まる
電気料金は、今までは使って払うだけのサービスでしたが、その当たり前に利用している電気の利用料からも還元されるようになります。
また、その貯まったポイントで、コンビニ等でのお買い物や、携帯料金の料金お支払いに充当することもできます。
携帯(スマホ)料金が割引になる
ソフトバンク・ワイモバイル・UQモバイルの3社では、スマホの料金からの割引も受けられます。
電気自体の料金プランは、基本的にほぼ変わりませんが、その携帯通信事業者が提供しているポイントサービスに還元されたり、ご契約中の携帯通信事業者とまとめれば、追加で割引等の特典が付与されます。
ですから単純に、契約中の通信会社と電気料金をまとめることで、「楽」で「お得」になるということです。
上記でスマホ料金と電気料金をまとめることでのメリットをまとめましたが、次に、電気料金とスマホ料金をまとめることでの各社特典について解説します。
電気料金とスマホ料金をまとめることでの各社特典
各社「スマホからの割引」や「ポイント還元」特典があります。
通信キャリア | サービス名称 | スマホからの 割引有無 | ポイント還元 有無 |
---|---|---|---|
ドコモ | ドコモでんき | ||
au | auでんき | ||
ソフトバンク | ソフトバンクでんき | ||
ワイモバイル | ソフトバンクでんき | ||
UQモバイル | auでんき | ||
楽天モバイル | 楽天でんき |
ドコモでんきとauでんき・楽天でんきはスマホからの割引はありませんが、その分ソフトバンクでんきよりもポイント還元率が高い傾向です。
一番割引が大きいのはUQモバイルで、スマホ料金から毎月最大858円割引されます。また、UQモバイルではauと同様「auでんき」とまとめてサービスを受けられるので、「auでんき」のポイント還元特典も受けることができます。
それでは、各社の特典について説明します。
ドコモ
「ドコモでんき」では、2種類の電気サービスを契約することができます。
また、ご契約プランに応じ、最大10%のdポイント還元をうけることができます。
dポイントは、コンビニでも利用できますので、全国利用することができ、毎月のドコモ携帯ご利用料金にdポイントを充当することもできます。
- ドコモでんき Basic
-
「ドコモでんき Basic」では、現在の地域電力と同じ料金携帯でそのまま利用できます。
また、ドコモのご契約プランによって、でんきご利用料金に対し、最大3%の還元を受けられます。
- ドコモでんき Green
-
「ドコモでんき Green」ではCO2排出量が実質ゼロになる電気を利用しています。現在の基本料金と比べて+500円になりますが、最近話題の環境にやさしい電力といえます。
また、ギガホ・ギガライト・ahamoをご契約中で、且つ「dカードGOLD」を利用している場合は、還元率が10%になる為、毎月のでんき料金が毎月7,142円を超えるのであれば、「ドコモでんき Green」の方が還元率を踏まえるとお得になります。
「ドコモでんき」についての詳細は、下記記事をご覧くださいませ。
ドコモのその他特典や割引・キャンペーン情報は下記をご覧ください。
au
「auでんき」ご契約時は、電気料金に応じて、最大5%がPontaポイントに還元されます。
また、毎月のau携帯ご利用料金にPontaポイントを充当することができます。
auのその他特典や割引・キャンペーン情報は下記をご覧ください。
ソフトバンク
「ソフトバンクでんき」ご契約時は、ソフトバンクのスマホや携帯電話から1回線につき毎月110円の割引(3年目以降55円)が受けられ、且つ電気料金の従量料金部分が毎月1%お得に利用できます。
「ソフトバンクでんき」についての詳細は下記記事をご覧くださいませ。
ソフトバンクのその他特典や割引・キャンペーン情報は下記をご覧ください。
ワイモバイル
「ソフトバンクでんき」ご契約時は、ソフトバンクと同様にワイモバイルのスマホや携帯電話から1回線につき毎月110円の割引(3年目以降55円)が受けられ、且つ電気料金の従量料金部分が毎月1%お得に利用できます。
「ソフトバンクでんき」についての詳細は下記記事をご覧くださいませ。
ワイモバイルのその他特典や割引・キャンペーン情報は下記をご覧ください。
UQモバイル
「auでんき」ご契約時は、UQモバイルの基本料金からプランに応じてセット割が提供となります。
UQモバイル 料金プラン | 割引/月 |
---|---|
くりこしプラン S+5G | -638円 |
くりこしプラン M+5G | -638円 |
くりこしプラン L+5G | –858円 |
でんきとセットでの割引できる通信会社の中で一番割引額が高いのがUQモバイルです。
ただし、料金体系の似ているワイモバイルと比べ、ワイモバイルではおうちのネットとのセット割引が別途受けられますが、UQモバイルの場合は「でんき」もしくは「ご自宅のネット」のどちらか一方の割引のみ提供されています。
逆に、おうちのネットは、マンションやアパートの管理費に組み込まれていて変えられない場合でも、電気料金の支払先のみauでんきに変更すれば、割引が受けられますので、ご自宅の通信環境をまとめることができない場合にも割引を受けられることはUQモバイルの大きなポイントです。
また、「auでんき」の特典である「最大5%還元」特典は、UQモバイル利用者でも受けられます。
UQモバイルのその他特典や割引・キャンペーン情報は下記をご覧ください。
楽天でんき
「楽天でんき」ご契約時は、電気料金に応じて、最大2%が楽天ポイントに還元されます。また、毎月のau携帯ご利用料金に楽天ポイントを充当することができます。
楽天モバイルのその他特典や割引・キャンペーン情報は下記をご覧ください。
手続きの流れ
ここまでの説明で、スマホと電気料金をまとめることでお得になることはご理解いただけましたか?
続きまして、具体的な手順について解説します。
必要なもの
電気ご契約者様ご本人様のお申込み
- 本人確認書類
- 現在ご利用中の電気会社の「検針票(電気ご使用量のお知らせ)」
※でんき契約者の本人確認書類記載の名義が同じであること - 支払設定に必要なもの(スマホ契約がある場合は不要)
電気ご契約者以外のお申込み(店頭のみ)
- 委任状(でんき契約者の直筆)
※でんき契約者の本人確認書類のコピーも必要です - 家族確認書類
※住民票、戸籍謄本、同生徒のパートナーシップを証明する書類等 - 同意書
- 本人確認書類
- 現在ご利用中の電気会社の「検針票(電気ご使用量のお知らせ)」
※でんき契約者の本人確認書類記載の名義が同じであること
でんき契約者以外が契約する場合は、オンラインでは受付できませんので、必要書類をご準備の上、お近くの携帯ショップもしくは専門ショップへのご来店が必要です。
オンラインの場合は、別途割引の申込も必要ですので、店頭でご契約いただくことをお勧めします。
店頭でスマホのご契約と同時に申し込む場合、別途特典を受けられる場合があります。
申込手順
店舗であれば、スマホ契約と同時に店頭で申し込み可能です。
申込/場所 | 申込タイミング |
---|---|
携帯ショップ | スマホ契約と同時 でんき単独申込み時 |
専門ショップ | スマホ契約と同時 でんき単独申込時 |
オンライン | 各通信会社申込ページ ※割引適用は別途必要 |
- ご契約者のご家族が割引を申し込みたい場合等は、オンラインでは手続きできません。
お申込み手続き完了後に、下記内容が記載されたハガキがご自宅に届きます。
- ご利用開始日
- お客様番号
登録内容について確認事項がある場合は、SMSもしくは封書で連絡が来る場合があります。
申し込み完了のハガキが届いた場合は、問題なく申込できたとご認識下さい。
ご利用開始日までの間に、お住まいの地域の電力会社が、最新式のスマートメーターに交換します。
既に最新のスマートメーターが設置されている場合は、交換作業はありません。
また、交換時の立会いや費用負担はありません。
- 交換時に、10分~15分程度の停電があります。
「STEP2」で届いたハガキに記載されたご利用開始日から、自動的に切り替わります。
ご利用開始から約2カ月後から、スマホと合算して請求されます。
合わせて5つの手順を書きましたが、ご自身で手続きするのは「STEP1」のみです。申込み、スマホと支払いをまとめれば、後は自動的に手続きが進みます。
注意事項
- 引っ越す場合は、引っ越す1か月前~3日前までにお電話にて手続きが必要。
- スマートメーターの交換中は10~15分程度停電が発生。
- 支払延滞時は、延滞料金が発生し、割引や還元も解除となります。
※セット割が解除され、電力会社から直接請求が来るようになります。 - 電力会社で対象外プランをご利用中の場合は、お申し込みができない場合があります。
※オール電化等
立ち合いも必要ない為、大きな注意事項は特にないといえます。
また、お支払いもスマホ料金と合算となりますので、お引っ越し時の住所変更も各通信会社への変更をするだけで済みます。
まとめ
この記事では、「電気の自由化」と「スマホと電気をセットにすることでの特典」について解説しました。
電気が送られてくる送電線は何も変わりませんので、ドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイル・UQモバイル・楽天モバイルをご契約なさっている場合は、割引やポイント還元がありますので、お早めにお手続きいただくことをお勧めします。
でんき料金をまとめる場合は、携帯ショップ及び通信会社の専門店へお越しくださいませ。
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