
インスタが重い気がする…



スマホのストレージがすぐにいっぱいになってしまう
スマホのストレージがすぐにいっぱいになってしまう原因の一つに、インスタグラム (Instagram) アプリが蓄積する「書類とデータ」があることをご存知ですか?
特に動画や画像の投稿を閲覧したり、保存したりすることが多いユーザーほど、このデータが容量を圧迫し、動作が重くなる原因となります。
「インスタが重い」「空き容量が不足している」と感じたら、的確な対策が必要です。
本記事では、インスタグラムの書類とデータとは何か、容量を減らすための削除方法、削除するとどうなるかまで徹底的に解説します。
Instagram以外の「書類とデータ」を削除する方法に関しては関連記事で詳しく解説しています。








インスタグラムの「書類とデータ」とは?


Instagram(インスタグラム)アプリにおける「書類とデータ」とは、アプリが正常に動作し、スムーズにコンテンツを表示するためにスマホ内に保存している一時データのことです。
その中でも主に容量を圧迫しているものは、読み込みを高速化するために一時的に保存されている「キャッシュ」というデータがほとんどです。
Instagramにおけるキャッシュの中身は、フィード、ストーリー、リールで一度見た写真や動画のデータや、よく見るユーザーのプロフィール画像やアカウントの情報などです。
キャッシュ以外にも、比較的に容量は小さいですがユーザーの固有のデータである投稿画面で作成した未投稿のキャプションや下書きデータ、アカウント・プライバシーの設定、DMの表示情報なども「書類とデータ」に含まれています。
Instagram(インスタグラム)は動画や画像を大量に表示するアプリなので、スクロールしてコンテンツを見るたびにそのデータがキャッシュとしてどんどん書類とデータに追加されていきます。
「アプリが重い」「ストレージ容量を解放させたい」と感じたら早めに対策を取る必要があります。
\LINEのキャッシュはこちらで解説!/


インスタグラムの書類とデータを確認する方法


それでは、自分のiPhoneやiPadでインスタグラムの書類とデータがどれくらいのサイズを占めているのかを確認してみましょう。
設定アプリのストレージ管理画面から確認することができます。






この画面で、「アプリのサイズ」と「書類とデータ」の容量が確認できます。
上記の画像のように、アプリ自体のサイズが数百MB程度なのに対し、書類とデータが数GBと多い場合は、キャッシュが蓄積された状態と言えます。
容量不足を解決したい場合は、こちらの関連記事も参考になります。


インスタグラムの書類とデータを削除する方法


iPhoneの場合
iPhoneの場合は、インスタグラムの「書類とデータ」を個別に削除する機能は搭載されていません。
しかし、InstagramのアプリをiPhoneから一旦削除し、App Storeから再度インストールすることで、「書類とデータ」をまとめて削除することができます。
一度、アプリを初期の状態にリセットするイメージです。
アプリを削除する方法はいくつかありますが、ホーム画面から削除する方法は以下の通りです。
- ホーム画面でInstagramアプリのアイコンを長押しします。
- 表示されたメニューから「アプリを削除」をタップします。※アプリを取り除くではありません
- 確認画面で「アプリを削除」をタップします。
- App Storeアプリを開き、「Instagram」を検索して再インストールします。
この操作により、アプリのデータ(キャッシュなど)は消去されますが、アカウント自体は削除されません。
ただし、再インストール後にログインIDとパスワードの再入力が必要になります。
Androidの場合
Androidの場合は、iPhoneと異なり設定アプリから簡単にキャッシュのみを削除することができます。
この操作は手間がかからず、手軽に容量を減らしたい時におすすめです。
手順は以下の通りです。




「キャッシュを削除」の隣に「ストレージを消去」という項目があります。
これは、一時保存データすべての消去になるので、ログイン情報、設定、セーブデータ、履歴などがすべて消えます。
インストール直後の初期状態に戻るので、キャッシュの削除よりも大きな容量を確保したい人にはおすすめです。
ただし、端末にしか保存されてないデータは完全に消えてしまうので注意してください。
インスタグラムの書類とデータを削除するとどうなる?


「書類とデータ」を削除することの最も大きなメリットは、ストレージ容量が大幅に削減されることです。
不要なキャッシュがなくなることで、スマホ全体の容量不足を解消できます。
また、古いデータが原因で発生していたアプリの動作速度の遅くなる問題や、不具合の可能性が軽減され、スムーズで快適な利用状態に改善されます。
しかし、デメリットも存在しますのできちんと理解してから行ってください。
再ログインする必要がある
アプリを完全に削除し、再インストールすると、アプリ内に一時的に保存されていたログイン状態や設定情報も完全に消去されます。
そのため、再度アプリを開いた際には、アカウント名とパスワードを使って再ログイン作業が必要となります。
パスワードを忘れた場合は、再ログインができずインスタが使えなくなる可能性があるので事前にパスワードを確認しておきましょう。
パスワードを思い出せない場合は、事前にパスワードを変更するか、バックアップを取っておく必要があります。
下書きのデータは消えてしまう
投稿作成中で保存していた下書きのデータは、インスタグラムのサーバーではなく、スマホの端末内に保存されています。
アプリを削除すると、この下書きデータも完全に消えることになります。
重要な下書きがある場合は、画像は写真アプリに保存し、文章データはメモアプリにコピーするなど別のところに保存しておきましょう。
まとめ:定期的にキャッシュを削除しよう!


本記事ではInstagram(インスタグラム)の「書類とデータ」を削除する方法について解説してきました。
アプリの削除と再インストール、本体の設定アプリからキャッシュの削除といった方法で、不要なデータを削除し、スマホ本体のストレージ容量を解放することができます。
- iPhoneの場合は、アプリ削除、再インストールが有効
- Androidの場合は、まずはキャッシュの削除、容量が解放されない場合はストレージを消去が有効
- 「アプリを取り除く」機能ではデータは消えないので、「アプリの削除」にする
今回解説した「書類とデータ」に関しては、長期間快適にインスタグラムを利用するために必要な作業です。
ぜひ本記事を参考に一度ご自身のスマホのストレージ状況を確認し、対策を試してみてください。
フォンシェルジュではAppleに関する最新の情報や便利機能、トラブル解決に関することまでみなさまに有益な情報を発信していくメディアサイトです。
下記のLINE公式アカウントをフォロー(登録)していただくと過去の記事から新しい記事まで簡単に検索して無料で読むことができます。
スマホに関することを何でも相談、案内できる提携店舗への来店の予約もできますので、ぜひご活用ください。