「auの携帯料金が急に高くなった?」
「au以外を使っている友達と比べて携帯料金が高い!」
このような経験はありませんか?
実際に私もauを使っているのですが、急に料金が高くなった経験があります。
ですが、料金が高くなる場合、高くなった原因が絶対にあります。
そこで今回はauの携帯料金が高い原因について解説していきたいと思います!
auの携帯料金が高くなった原因は?
それではまず携帯料金が急に高くなった方に向けて、考えられる原因をいくつか解説していきます。
考えられる原因は8つです
- データ利用量に応じて利用料金が変わるプランに加入している
- 通話料金がかかってしまっている
- 期間限定の割引が終了した
- 契約事務手数料がかかっている
- 2か月分の携帯料金がまとめて請求されている
- auかんたん決済で買い物をしている
- 請求をまとめている家族の携帯料金が高くなっている
- auでんきの料金を携帯料金にまとめている
それぞれの原因について対策もあるのでご紹介したいと思います。
データ利用量に応じて利用料金が変わるプランに加入している
auのスマホプランは大きく分けると2種類のプランから選択できます。
- データ利用量が無制限のプラン
- データ利用量に応じて利用料金が変わるプラン
データ利用量が無制限のプランに関しては料金が急に上がるということはあまり考えられません。
データ利用量が無制限のプランはデータ利用量が3GB以下だと、逆に利用料金が安くなったりします。
②利用料金が変わるプランの方、要注意!
データ利用量に応じて利用料金が変わるプランに加入している場合は、自分が1ヶ月に使ったデータ量で請求金額が決まります。
データ利用量に応じて利用料金が変わるプランで、現在受付中のプランには「スマホミニプラン」があります。
受付終了しているプランでは「ピタットプラン 5G/4G LTE」などもあります。
「スマホミニプラン」は利用データ量1GBごとに料金が変動します。
そのため外出が多い月や、自宅のWi-Fiに繋がっていないのに気づかなかった月などは、知らず知らずのうちに料金が高くなってしまう場合があるんです。
気づかぬ内に料金が上がるのを防ぐためにも「My au」で消費したデータ量を確認しておきましょう。
通話料金がかかってしまっている
2つ目は通話料金が高くなっていることが考えられます。
auの請求は前月使った分が請求されています。
4月に使った分は、5月25日に引き落としです。(クレジットカードの場合はカード会社の引き落とし日)
そのため「料金が高いな」と思った月の前月、通話をしたかどうか思い出してみましょう。
- auの通話料は30秒につき22円です
- 10分程度通話すると440円かかります
通話していると時間をつい忘れてしまいますよね…。
もしかしたらあなたが思っているよりも通話時間が長くなっている可能性があるので、通話料金を確認してみましょう。
また自分の通話料金は適切か?かけ放題に加入した方がいいか?迷っている方は下記の記事も参考にしてみてください。
期間限定の割引が終了した
突然携帯料金が高くなる原因3つ目は「期間限定の割引が終了した」です。
auはプラン料金が安くなるキャンペーンを行っていることがあります。
2023年5月23日時点で開催しているキャンペーンは以下の通りです。
- au Netflix応援割
- UQモバイル→au移行プログラム
- スマホスタートプラン 5G/4G
- スマホスタートプランライト 5G/4G
このようなキャンペーンは期間限定で月額料金からの割引が適用されます。
「スマホスタートプラン 5G/4G」「スマホスタートプランライト 5G/4G」は加入した翌月から1年間-1,188円割引が適用されます。
ということは加入してから1年間経過すると通常の料金に戻ってしまうんですね。
そのため「急に料金が高くなった!!」と思ってしまう方も少なくありません。
この場合の対策は、契約時に割引終了月を確認しておくしかありません。
割引終了月を把握しておけば、料金が高くなる心の準備もできるので安心です。
万が一割引終了月を忘れてしまった場合は「My au」からも確認することが可能です。
確認方法は以下の通りです。
契約事務手数料がかかっている
auを新たに契約した場合や、機種変更した月の携帯料金には「契約事務手数料」がかかります。
契約事務手数料は一律3,850円(税込)です。
そのためこういった手続きをした次の月の携帯料金は通常よりも高くなってしまう場合があります。
この原因についての対策は特にありませんが、新規契約や乗り換えの場合は1つ初月の料金を安くする方法があります。
「なるべく月末にauを契約する」ことです。
auは契約初月の携帯料金は日割り計算になります。
そのため月末にauに加入すれば、契約事務手数料がかかっても携帯料金は安く抑えることができるのでオススメです。
2か月分の携帯料金がまとめて請求されている
auでは1ヶ月の携帯料金が一定の金額未満の場合、翌月の携帯料金と合算で請求されます。
定められている金額は以下の通りです。
- 口座振替:5,000円(税込)未満
- 窓口払い:330円(税込)未満
※合算での請求は、最大で2ヵ月分
※上記の金額には髪請求発行手数料220円(税込)・窓口取扱手数料330円(税込)・払込取扱票発行手数料110円(税込)は含まれない
auかんたん決済で買い物をしている
auでは「auかんたん決済」というネットショッピングやアプリの購入を、携帯料金とまとめられるサービスがあります。
auかんたん決済で利用した分も携帯料金として請求されるので、利用した分を忘れていると「携帯料金が高くなった!!」と勘違いしてしまう方も多いです。
auかんたん決済の利用明細を確認してみましょう。
確認方法は以下の通りです。
これでauかんたん決済の利用料金が表示されます。
利用した日付とサービス名、利用金額が一覧できます。
確認する月を切り替えたい場合は、日付が表示されているボタンをタップすることで、切り替えが可能です。
また、多いのはアプリのサブスクの利用料金を忘れているパターンです。
アプリのサブスクは初月無料などのサービスが多く、2か月目から料金が発生するものが多くあります。
このようなことにならないためにも、アプリのサブスクを登録する際は「いつから料金が発生するのか?」登録時に確認しておきましょう。
また、現在登録しているアプリのサブスクが分からないという場合は確認することもできます。
確認方法は以下の通りです。
iPhoneの場合
Androidの場合
請求をまとめている家族の携帯料金が高くなっている
店舗でお客様に「料金が高くなったので調べてほしい」と言われて調べてみると、相談しに来た方ではなく、家族の携帯料金が上がっているケースも多いです。
そのため家族の携帯料金が上がっていないか?確認してみましょう。
家族の携帯料金を確認するためには2つ必要なことがあります。
- 請求をまとめる
- 参照権限の設定
①請求をまとめる
請求をまとめるとは、ただ単に同じ口座から引き落としているだけではありません。
auショップかMy auで請求をまとめる手続きが必要です。
auショップで手続きする場合の必要書類
- 本人確認書類
- 家族関係証明書(同一の住所・世帯・姓ではない場合必要)
- キャッシュカードかクレジットカード(現在の支払いから変更する場合は必要)
②参照権限の設定
参照権限とは?
請求書の料金内訳を閲覧できる権限のこと
この参照権限がないと、例え請求がまとまっていたとしても内訳までは確認できません。
【例】お父さんが、自分とお母さんに参照権限をつけて、お子さんには参照権限をつけない場合
設定前:全員、自分の請求金額内訳と請求額合計しか見えない
設定後:お父さんとお母さんは、3人個別の請求金額内訳と請求額合計が確認できる
参照権限は以下の方法で設定が可能です
- 参照権限の変更へアクセス
- 参照権限を追加したい全ての回線の「参照権限あり」にチェックを入れる
- ページを下にスライドし「変更内容の確認」をタップ
以上で完了です!
反映まで30分程度時間がかかる場合があるので、すぐに確認出来ない場合は時間を置いて再度お試しください。
auでんきの料金を携帯料金にまとめている
auでんきを契約している方のほとんどは携帯料金と合算請求になっている可能性が高いです。
そのためauでんきを契約して請求が始まるタイミングなどは携帯料金が高くなった!と勘違いする方が多いです。
勘違いしてしまう理由の1つとして、auでんきの利用料金は利用月の翌々月に請求されます。
そのため、最初契約してから少なくとも2か月間は請求がこないようになっています。
忘れたころにauでんきの請求がスタートして、携帯料金が高くなったと感じてしまうんです。
実際には携帯料金に電気料金が合算されただけで、携帯料金自体は高くなっていませんので安心してください。
また最近は「燃料調整費」の高騰が原因でauでんきの料金自体が値上がりしていることも、料金が高くなった原因の1つでしょう。
「燃料調整費」とは?
LNG・石油・石炭などの燃料価格の変動を、電気料金に反映させる費用のことです。
これまでは燃料調整単価に上限が設定されている電力会社がほとんどで、どんなに燃料費が高騰しても電気料金自体が高くなるということはありませんでした。
ですが、近年の世界的な燃料価格高騰で、燃料調整単価の上限を撤廃する電力会社が続出しています。
auでんきもその電力会社の1つで、燃料調整単価の上限を2022年11月から撤廃しています。
しかしこれはauでんきの電気料金が上がったというよりも、燃料費の高騰が理由で電気料金が上がってしまっているので、対策のしようがありません。
燃料費の高騰が収まるのを待ちましょう。
事前に毎月の請求額を確認しておこう!
携帯料金が引き落とされてから「料金が高い!!」となるのではなく、事前に請求金額を把握しておくと、来月からは料金を安くできる場合が多いです。
携帯料金が引き落とされてから、料金が高くなった原因を探して、色々対策をするとまた翌月にならないと携帯料金は安くなりません。
携帯料金が高い月を1ヶ月でも減らすために、事前に携帯料金を確認しておくのがオススメです。
auでは請求額が確定したタイミングで「WEB de 請求書お知らせメール」を受け取ることもできます。
「WEB de 請求書お知らせメール」を受け取れば、そのタイミングで引き落としされる金額を把握することができます。
お知らせメールは毎月15日前後に送られてくるため、請求が高かった場合は、原因を探して対策する時間も多くあります。
※WEB de 請求書お知らせメールを受信したい場合はこちらから設定できます。
携帯料金を安くする方法はある?
続いてauの携帯料金が継続的に高いと感じている方に向けて、auの携帯料金を安くする方法を紹介したいと思います!
結論から言うと、auの携帯料金を安くする方法は沢山あります!
例えば
- 今のプランは自分の使い方に合っているか見直す
- 不要なオプションに加入していないかチェックする
- サブブランドのUQモバイルやオンラインブランドのpovoに乗り換える
- 格安SIMに乗り換える
など、自分に合った方法で携帯料金を安くすることが可能です。
auの携帯料金を安くする方法はこちらの記事で詳しく解説していますので、よろしければ参考にしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はauの携帯料金が高い原因について解説させていただきました。
本記事のまとめです
- データ利用量に応じて利用料金が変わるプランに加入している場合、データ利用量が増えると料金が高くなる
- auは30秒につき22円の通話料金がかかるので、沢山通話をした月は料金が高くなる
- 期間限定の割引が適用されている場合、割引終了した翌月から料金が高くなる
- 新規契約や機種変更した場合、3,850円(税込)の契約事務手数料がかかる
- 口座振替の場合5,000円未満、窓口払いの場合330円未満の請求の場合、翌月の携帯料金と合算で請求される
- auかんたん決済で買い物などをしているとauの請求にまとまるので料金が高くなる
- 請求をまとめている家族の携帯料金が高くなっている場合もある
- auでんきの料金は利用月の翌々月に請求され、燃料費の高騰で電気代が高騰している
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