ワイモバイルのプラン変更先取りプログラムとは？注意点とよくある質問まとめ

ワイモバイルが2022年12月14日より提供を開始した「プラン変更先取りプログラム」をご存じでしょうか？

「プラン変更先取りプログラム」はプラン変更したときに、変更後のデータ容量(ギガ数)をお得に使えるサービスです。

本記事ではこの「プラン変更先取りプログラム」の詳細や、利用する際の注意点・よくある質問をまとめて解説していきます！

「プラン変更先取りプログラム」とは

ワイモバイルの「プラン変更先取りプログラム」は、その名の通りプラン変更を先取りできるプログラムです。

「プラン変更を先取りできるってどういうこと？」と思った方も多いと思います。

ワイモバイルや多くのキャリアは、プラン変更した場合、実際にそのプランが適用されるのは申し込みをした翌月の1日からでした。

そのため、データ容量(ギガ数)が足りなくなった月は、翌月になるまで速度制限がかかった状態で利用するか、データ容量を追加で購入(チャージ)するしかありませんでした。

「プラン変更先取りプログラム」を活用すれば、翌月から適用されるはずのプランのデータ容量を、プラン変更を申し込んだ当月から利用できるようになります。

ワイモバイルには現在3GB・15GB・25GBの3種類のプランがあります。
※プラン変更先取りプログラムに申し込めるのは、2021年2月18日にサービス開始となったシンプルS/Mのみです。

プランに関して詳しく知りたい方はこちらを読んでみてください

例えば3月に3GBのプランから、15GBのプランに変更したとします。
通常だと15GB使えるようになるのは4月1日からですが、「プラン変更先取りプログラム」を利用することによって、3月中も15GB利用できるようになります！

3月中に新しいプランに変わるという訳ではなく足りない分のデータ量(ギガ数)をチャージすることで、実質新しいプランと同じデータ量(ギガ数)を使うことができるようになります。

データ量(ギガ)をチャージする際は500MB/550円の利用料金がかかりますが、プラン変更先取りプログラムを利用することによって、チャージに利用した料金が割引されるという仕組みになっています。

「プラン変更先取りプログラム」注意点

プラン変更先取りプログラムを利用する際に注意していただきたいポイントが3つあります。

割引されるのは、変更前プランのデータ量を引いたデータ量分のみ

例えばシンプルSプラン(3GB)を利用している方が既に3GB分のデータ量を使っていて、同月中にシンプルMプラン(15GB)に変更をした場合、15GBチャージした分が割引されるのではなく、差分の12GBチャージした分のみ割引されます。

シンプルS	3GB
消費データ量	3GB
同月内に シンプルMへ変更	15GB
割引対象の 追加データ量	12GB
実際の割引額	13,200円 (550円×24)

新しく変更したシンプルMが15GBのデータ量を利用できるプランだからといって、15GB分のデータ量を追加してしまうと、3GB分のデータ追加料金が請求されてしまいます。

余計な料金がかからないようにするためには、変更後のプランとの差額分のみデータ量を追加する、ということに注意しましょう。

別途プログラム利用料が発生する

冒頭で簡単に説明しましたが、プラン変更先取りプログラムは「プラン変更申込み当日からプランが変更される」わけではなく、「変更後のプランと同じデータ容量を同月から使える」といった仕組みのプログラムです

ただし、そのためには「プラン変更先取りプログラム」の料金を支払う必要があります。プログラム利用料金は以変更後の料金プランと変更前の料金プランの月額料金の差額となっています。

料金プラン		プログラム料金	割引される データ量追加分	割引金額
変更前プラン	変更後プラン
シンプルS (3GB)	シンプルM (15GB)	1,100円	12GB (0.5GB×24回)	13,200円
	シンプルL (25GB)	1,980円	22GB (0.5GB×44回)	22,000円
シンプルM	シンプルL (25GB)	880円	10GB (0.5GB×20回)	10,000円

データ量追加の手続きが必要

別途プログラム利用料が発生するでも説明をしたように「プラン変更先取りプログラム」は実際にプラン変更をしているわけではなく、プログラム利用料を支払うことで、追加購入(チャージ)したデータに対しての追加料金は発生しないという仕組みになっています。

この追加購入(チャージ)に関しては申し込みが必要です。つまり、

1.プラン変更先取りプログラム
2.データ量追加

この2つの手続きをしなければなりません。

データ量を追加しなかった場合は、使えるデータ量が増えません。データ容量は変更前のプランのままなので注意しましょう。

「プラン変更先取りプログラム」申し込み方法

それでは早速「プラン変更先取りプログラム」の申し込み方法を解説していきます。

こちらで「プラン変更先取りプログラム」を用いたプラン変更申し込みは以上です！
完了時点から申し込みをしたプランとの差分のギガ数を追加購入(チャージ)しても料金は発生しませんのでご利用ください！

データ量(ギガ数)の追加購入(チャージ)の方法

「プラン変更先取りプログラム」の申し込みが完了したら次はデータ容量を追加購入(チャージ)する必要があります。

追加購入(チャージ)の方法を解説していきますので是非参考にして下さい

以上です！

この手順を行う回数を、割引されるデータ量追加分の回数分だけに留めれば「プラン変更先取りプログラム」によって(データ量を)購入した料金は全て0円になります。

ただ、何度も同じ作業を繰り返すのが手間になるため、「オートチャージ」機能を使うことをおすすめします！

オートチャージの方法

本記事で解説をしてきた通り「プラン変更先取りプログラム」を利用した場合、新しいプランのデータ量ギガ数が自動的に利用できるようになるわけではなく、差分のギガ数はご自身でチャージをする必要があります。

シンプルS(3GB)からシンプルM(15GB)に変更する場合、チャージ回数はなんと24回・・！

結構な手間になるので、便利な「オートチャージ」を利用しましょう！

「オートチャージ」は自分で指定をしたギガ数を、自動でチャージをしてくれますので、何回もチャージをするという手間が省けます。

オートチャージの設定方法は以下の通りです。

注意!
月を跨いだらオートチャージをオフにしておくこと！

プラン変更後、データ容量を使い切った状態でオートチャージにしておくと、追加料金がかかってしまう可能性があります。

オートチャージをオフにする方法は以下の通りです。

以上でオートチャージ設定をオフにできます！

よくある質問

プラン変更先取りプログラムはお得なの？

A.プラン変更後にチャージする回数によってお得かどうか決まります。

プラン変更するからといって、必ずプラン変更先取りプログラムに申し込んだ方がいいという訳ではありません。

場合によっては、プラン変更先取りプログラムに申し込まないで、通常通りデータ容量を購入した方がいい場合もあります。

データ容量を使い切った後に、何回チャージするかによって、プラン変更先取りプログラムに申し込んだ方がいいのか決めることができます。

	プログラム利用料金	チャージ回数
プランS(3GB) →プランM(15GB)	1,100円	1回(0.5GB分)までなら 通常通りチャージした方がお得
プランS(3GB) →プランL(25GB)	1,980円	3回(1.5GB分)までなら 通常通りチャージした方がお得
プランM(15GB) →プランL(25GB)	880円	1回(0.5GB分)までなら 通常通りチャージした方がお得

プラン変更をキャンセルした場合はどうなるの？

A.プラン変更をキャンセルした場合は「プラン変更先取りプログラム料」もかかりません。

ただし、データチャージした分の料金は無料にはならず、通常通り0.5GB/550円かかってしまいます。

例えばプランSからプランMに変更する時に、差分のチャージを24回したとします。

そうすると、チャージ料だけでも13,200円かかってしまいます。

24回チャージした後に、プラン変更をキャンセルすると、13,200円がそのまま請求されてしまいますので、チャージしてしまった場合は、翌月になったら元のプランに変更することをおすすめします。

プラン変更先取りプログラム申し込み前にチャージした料金は割引されるの？

A.はい、割引されます。

プラン変更先取りプログラムは、同月内にチャージした料金もさかのぼって割引が適用されます。

例えば、3月10日にデータが足りなくなって、データチャージしたとします。

その後、3月20日にプラン変更先取りプログラムに申し込みをした場合、3月10日にチャージした分も割引されます。

まとめ

いかがでしたでしょうか？
今回はワイモバイルのプラン変更先取りプログラムについて解説させていただきました。

では本記事のまとめです。

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