最近スマホのアプリを起動すると、このような画像が表示されることありませんか?
トラッキングを許可するとどうなるのか?そもそもトラッキングってなに?と思う方必見です。
今回はiPhoneとAndroidのトラッキングについてと、トラッキングの設定方法について解説させていただきます。
トラッキングとは?
トラッキングとはあなたのインターネットの検索履歴や、スマホアプリの操作などを追跡・収集・分析することを指します。
例えば
- Amazonで~を購入した
- ~について検索していることが多い
- 位置情報から住んでいる地域を特定
こういった情報が収集されます。
なぜこのような情報を収集しているかというと、企業が運営しているHPの改善のためだったり、企業が出している広告が効果的かどうか?を測定するために収集しています。
例えば…
家具を取り扱っているHPを運営している企業の場合
「HPを訪れる人は沢山いるけど、全然商品が売れない。」
「そもそもHPへのアクセスが少ない」
こういった原因分析にトラッキングした情報が活用されます。
広告を出している企業の場合
「広告を出しているけど、全然アクセス数が増えない・・」
「問い合わせが広告を出す前と変わらない・・」
など、出している広告の効果測定の際に、トラッキングした情報が活用されます。
こういった企業のHPや適切な広告が表示されるような、サービス向上のためにトラッキングした情報が活用されているんです。
トラッキングはセキュリティ上許可しても大丈夫なの?
結論からいうとトラッキングは許可しても大丈夫です!
アプリなどがトラッキング情報を集めている目的は、ユーザーがどういったものを検索しているのか?趣味や嗜好を分析するためです。
といっても実際に
「トラッキングを許可するとどうなるの?」
と思った方も多いと思うので、次項から解説していきます。
トラッキングを許可した場合
トラッキングを許可した場合は、インターネットやアプリを利用している際の広告が、自分に合ったものが表示されます。
例えば、ソファが欲しくて、ソファ関連の検索や、ページを閲覧していたとします。
そうすると、そのデータが蓄積され、広告もソファ関連の広告や、ソファのセールの広告が表示されるようになります。
ソファが欲しい方からしたら、セールの広告などはありがたいですよね!
こういった、自分に合った広告が表示されるのが、トラッキングを許可した場合です。
ただし、自分が調べたものについての広告が表示されるのが怖いという方や、不安に感じる方は、トラッキングを拒否した方がいいかもしれません。
トラッキングを拒否した場合
トラッキングを拒否した場合は、広告が表示されなくなるという訳ではなく、「自分が興味のない広告」も表示されます。
スマホでゲームは全くしないのに、スマホゲームの広告が表示されたりしてしまいます。
自分のパーソナルな情報を見られたくない方や、自分に関係のない広告が表示されても大丈夫という方は、トラッキングを拒否してもいいかと思います。
スマホの広告自体を表示させなくする、という機能もあります。
興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
アプリがどの情報をトラッキングしているか確認する方法
アプリが自分のどういった情報をトラッキングしているか気になる方は、AppStoreやGoogle Playストアで確認することができます。
すでにスマホにインストールされているアプリも確認することができるので、気になる方は確認しておきましょう。
AirTag(エアタグ)を持っていないのに通知が来る方は更に危険かも!?こちらの記事で解説しています。
iPhoneの場合
Androidの場合
項目をタップすることで、目的なども確認できます。
自分がトラッキング許可してるアプリの確認方法
ここまでトラッキングについて解説してきました。
知らず知らずのうちにトラッキングを許可してしまっているという方も多いと思いますが、トラッキングの許可は設定した後からでも変更が可能です。
iPhoneとAndroidで操作方法が異なりますので、1つずつ解説していきます。
iPhoneの場合
Androidの場合
Androidの場合はいくつかの方法でトラッキングの許可設定が可能です。
今回は広告のトラッキングに関わる設定を解説させていただきます。
位置情報の許可設定
スマホの位置情報を常にアプリに情報提供していると、行動パターンなどからその地域に関する広告などが表示されます。
そういった情報をトラッキングされたくないという方は、位置情報の許可設定を見直しましょう。
- 位置情報以外にも表示されている「連絡先」や「カメラ」へのアクセス許可も設定可能
「常に許可」の項目に地図アプリ以外が表示されている場合は、「使用中のみ許可」に変更しても良いかもしれません。
そうすることによって、そのアプリを開いている時以外は位置情報の提供がされなくなります。
Google Choromeのトラッキング許可設定
トラッキングを許可している場合、インターネットの検索履歴などからあなたにあった広告が表示されるようになっています。
こちらの設定も見直しましょう。
緑になっていれば拒否、灰色の場合は許可になります。
トラッキングの危険性
ここまでトラッキングは許可しても問題ないとお伝えしてきました。
ですが、中には悪意をもってトラッキングの許可をしてもらおうとするサイトや、アプリもあります。
判断のポイントは「アプリに関係のない情報にアクセス許可を求める」ことです。
アプリを初めて起動する際に、連絡先や位置情報などにアクセスを求められた経験はありませんか?
例えば地図のアプリだと位置情報にアクセスできないと、現在地の表示ができなかったり、位置情報へのアクセスが必須です。
ですが、必要な情報以外にもアクセスをしようとするアプリがあります。
電卓のアプリで、連絡先や位置情報にアクセス許可を求めたり・・・。
そのため、信頼できるアプリのみ許可するようにしましょう。
対策としては、先ほど解説した「自分がトラッキング許可しているアプリの確認」で怪しいアプリがないか確認したり、スマホのバージョンを最新にしておきましょう。
スマホのバージョンは日々進化するウイルスなどに対応するためにセキュリティ面も更新されています。
逆に古いバージョンを使っていると、その脆弱性をつかれ、ウイルスなどに感染してしまう可能性が高くなってしまいます。
ソフトウェアアップデートは時間がかかり、アップデート中はスマホを使えなくなってしまい面倒ではありますが、新しいバージョンが公開されたときにはアップデートしておくことをおすすめします。
どういったアプリが危険か、ご自身で判断するのが難しい方は、セキュリティソフトの導入をおすすめします。
フォンシェルジュおすすめのセキュリティソフト
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はスマホのトラッキング許可について解説させていただきました。
今回解説させていただいた設定方法が分からない場合や、セキュリティソフトの導入を検討している場合は、ぜひフォンシェルジュ提携店舗にお越しください。
トラッキング許可の設定方法や、おすすめのセキュリティソフトについてご紹介、導入のお手伝いをさせていただきます。
LINEの登録が便利でおトク
- ご用件に合わせてすぐに店舗を探せる
- お近くの店舗を探してすぐに来店予約できる
- 機種の予約ができる(オンライン予約)
- スマホやWi-Fi等の機種に関する情報を配信
- 期間限定クーポンを配信
- 契約・お手続き時の必要な書類や準備する事が確認できる
今後ともスマホに関する情報を発信して参りますので、よろしくお願いいたします。