
AirTag持ってないのに通知が来た…



AirTagがあなたの近くで見つかりました。持ってないのに…
iPhoneに突然「AirTag(エアタグ)はあなたと一緒に移動しています」という通知が届いたことはありませんか?
これって何?と不安になりますよね…。
AirTag(エアタグ)を持っていないのにこの通知が届いている場合、危険かもしれません…。
もしかしたら、知らないうちに誰かにAirTagを仕込まれ、行動を追跡されている可能性も。これは決して他人事ではありません。
本記事では、AirTagを持っていないのに通知が来た場合の対処法や、ストーカー対策として何ができるのかを詳しくご紹介します。
エアタグを持ってないのに通知はなぜくる?


AirTag(エアタグ)は本来、紛失した持ち物を探し出すための便利なデバイスです。
カバンや鍵、車など、大切な物に取り付けておけば、どこにあるか位置情報を簡単に把握できます。
しかし、その手軽さゆえに、悪意ある第三者によってストーカー行為に悪用されるケースも報告されています。
- AirTag(エアタグ)はあなたと一緒に移動しています
- AirTag(エアタグ)があなたの近くで見つかりました
- AirTag(エアタグ)はあなたの持ち物と一緒に移動しています
このような通知が届いたら、あなたの知らないAirTag(エアタグ)が近くにある可能性が高いです。
この通知は、自分がAirTagを持っていない、購入したことがない場合にもiPhoneに通知が届くようになっています。
この通知のことを「トラッキング通知」と言います。
「トラッキング通知」は、約30分以上、自分以外(他人)のBluetoothタグ/紛失防止タグ(AirTagなど)があなたと行動を共にした場合に通知されます。
トラッキングについて詳しくはこちらの記事で解説しています。


AirTag(エアタグ)を悪用するケース
AirTagを悪用するストーカーは、あなたの車の裏側、カバンの中、あるいは持ち物にこっそりとAirTagを仕掛けることがあります。
その目的は、あなたの行動履歴や経路を把握し、監視することです。
- あなたが普段利用する車に仕掛け、どこへ行くかを知る。
- カバンやコートに忍ばせ、あなたの行動範囲を把握する。
- 仕事やプライベートの行動パターンを把握し、待ち伏せするなど、さらに悪質な行為に及ぶ。
このような行為は、プライバシーの侵害だけでなく、非常に危険な犯罪につながる可能性もあります。
トラッキング通知が届いたら、自分の身の回りにAirTagがないかを早急に確認しましょう!
不審なAirTag(エアタグ)の探し方


不審なAirTagを鳴らして探す方法
「AirTagはあなたと一緒に移動しています」などの通知が来たら、まずは通知をタップし、詳細を確認しましょう。
通常、「探す」アプリが開き、地図上にAirTagが検知された場所が表示されます。
画面下に表示された、「サウンドを再生(AirTagを見つける)」をタップするとAirTagを鳴らすことができます。
AirTagから音が鳴ると、どこに隠されているか特定しやすくなります。
AirTagの大きさは500円玉よりも少し大きいくらいのサイズで、500円玉よりも少し軽いのが特徴です。
正直、どこでも隠しておけそうなサイズ感ですが、AirTagを見つけるために探してみるべき場所は以下の通りです。
- カバンやリュックの中、ポケットの奥、底など
- 車の座席の下、トランク、バンパーの裏側
- コートやジャケットのポケット、裏地
- 傘や書類ケースなど、普段持ち歩く物
- AirPodsやiPadケースなど、他のApple製品の中
これらの場所を徹底的にチェックしてください。
見つけたAirTagはどうする?


AirTag(エアタグ)の情報を確認する
もしもAirTag(エアタグ)が見つかったら、iPhoneの上部に、AirTag(エアタグ)の白い面をかざして、通知が表示されるまでそのままにしましょう。
通知が表示されたら、通知をタップします。
通知をタップするとAirTag(エアタグ)のシリアル番号や、電話番号の下4桁を表示するWebサイトが開きます。


ここに表示される情報から、AirTag(エアタグ)の持ち主が知っている人かどうか確認できます。
また、この情報をスクリーンショットに残しておけば、情報を記録しておくことも可能です。
AirTagを無効化する
不審なAirTagを発見したら、まずは無効化することが重要です。
AirTagは電池を取り外すことで、位置情報の追跡機能を停止させることができます。
- AirTag(エアタグ)の光沢があるステンレススチール製の電池カバーを押し下げ、反時計回りに回します。
カバーが回らなくなるまで回します。 - 中の電池を取り外します。
Appleサポート
警察に届ける
見つけたAirTag(エアタグ)は、怖くて気持ち悪いし捨ててしまう方がいますが、警察に届けることが推奨されています。
なぜなら、他のストーキング被害に遭った際に、相手を特定する材料になる可能性があるからです。
AirTag(エアタグ)が見つかったという事実は、本格的に捜査してもらうための素材になります。
実際にAirTag(エアタグ)が証拠品として警察に届けられていたことからストーカー逮捕につながった事例もあるようです。
見つからない場合はどうする?
見つからない場合、トラッキングの通知が有効になっているか確認しましょう!
トラッキング通知を有効にする
AirTag(エアタグ)が近くにあっても通知が届かない場合は、「トラッキング通知」がオフに鳴っている可能性があります。
「トラッキング通知」がオフになっている場合、AirTag(エアタグ)が近くにあっても通知が届かないので、必ずオンにしておきましょう。


















これで近くにAirTagがある場合は、iPhoneに通知が届くようになりました。
「探す」アプリからAirTagが見つかるか確認する
AirTagは、持ち主の手から離れた経過時間によって、音が鳴る場合があります。
音が鳴る時間は明確に決められている訳ではないようで、8時間から24時間が経過すると、ランダムで音が鳴るようになっています。
聞いたことがない音が近くで鳴ったら、iPhoneの「探す」アプリを開いて、不審なAitTagが見つかるか確認してみましょう。
「探す」アプリでは、あなたがAirTagを持ち歩いていることが判明した地点を地図上で確認することができます。


赤い丸印を繋ぐ点線をたどれば、どこからAirTagを入れられたか特定することも可能です。
まとめ:不審なAirTagがないか要チェック


今回はAirTagを持っていないのに通知が届いた時の対処法について解説させていただきました。
- AirTagはあなたと一緒に移動しています
- AirTagがあなたの近くで見つかりました
- AirTagはあなたの持ち物と一緒に移動しています
このようなお知らせが届いた場合は、「ただの間違いかな?」で終わらせず、周囲に不審なAirTagがないがチェックするようにしてください。
いつAirTagを使った犯罪に巻き込まれてしまうか分からないので、本記事を参考に対策をしていきましょう!
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