
料金プランは適切なはずなのに、月額料金がなぜか高い…。
そんな方は、不要なオプションが原因で月額料金が高くなっている可能性があります。
この記事では、ソフトバンクの不要なオプションを解約する手順や確認方法をわかりやすく解説します。
また、ソフトバンクショップでの勤務経験がある筆者の視点から、「料金を安くしたい」と相談に来たお客様がよく加入していたオプションについてもご紹介します。
ソフトバンクを利用していて、月々の料金を少しでも安くしたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください!
- ソフトバンクの不要オプションの解約方法
- ソフトバンクで本当に必要なオプション
- ソフソフトバンクで不要な可能性が高いオプション
ソフトバンクの不要オプションの解約方法
ソフトバンクの不要なオプションは、以下の3つの方法で解約できます。
中でもおすすめなのは、スマホがあれば自宅で簡単に解約できる「My SoftBank」からの手続きです。
わかりやすくて待ち時間もないので、手軽に済ませたい人にぴったりです!
①My SoftBankからオンラインで解約する



まずは、おすすめのMy SoftBank(オンライン)で解約する方法をご紹介します。
ソフトバンクで購入したスマホには、料金やデータ使用量の確認ができる「My SoftBank」アプリがインストールされています。このアプリから、不要なオプションを解約できます。
もしアプリを削除してしまっている場合は、以下から再インストールしてください。
ボタンをクリックしてインストール


初めてアプリを起動する方は、「My SoftBank」へのログインが必要です。
このときWi-Fiをオフにしてログインすれば、パスワード入力などの手間なく簡単にログインできます。
そのため、Wi-Fiをオフにしてからログインするのがおすすめです。










これで、オプションの解約は完了です。とても簡単に手続きできます。
②ソフトバンクショップの店頭で解約する
2つ目は、ソフトバンクショップの店頭で解約する方法です。
この方法は、



どのオプションが不要なのか分からない…
という方におすすめの方法です。
ソフトバンクショップに行って「料金を安くしたいので、不要なオプションは解約してほしい」と伝えれば、スタッフが現在加入しているオプションや月額料金、各オプションの内容を丁寧に説明してくれます。
そのため、自分にとって必要かどうかを判断しやすく、安心して手続きができます。



一方で、注意点もあります!
ソフトバンクショップで解約する場合には、以下のようなデメリットもあるため、あらかじめ確認しておきましょう。
- ソフトバンクショップまで行く必要がある
- 来店予約しないと対応してもらえない場合がある
現在、ソフトバンクショップは来店予約制が基本となっています。
予約なしで店舗に行っても、すでに予約が埋まっていて対応してもらえないケースが多いため、事前に来店予約を取ることが必須です。
来店予約の方法は、以下の2通りです。
- 店舗に直接電話する
- Googleマップなどで「ソフトバンクショップ」と検索し、希望の店舗に電話して予約を取りましょう。もっとも簡単な方法です。
- Webサイトから予約する
- 以下の公式サイトにアクセスし、希望の店舗を検索して来店予約を行います。
来店予約の手順や、予約内容の確認・変更方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。


③ソフトバンクサポートセンターに電話して解約する
ソフトバンクサポートセンター | |
---|---|
ソフトバンクのスマホから | (局番なし)157 |
一般電話など | 0800-919-0157 |
営業時間:9:00~20:00(年中無休) |
ソフトバンクの不要オプションは、サポートセンターへ電話することで解約することも可能です。



ソフトバンクのスマホからは「157」にダイヤルすることで繋がり、通話料は無料です!
サポートセンターでは、ソフトバンクショップと同様に、オペレーターが加入中のオプションや内容や料金について丁寧に説明してくれるため、不明点がある場合にも安心です。
また、ソフトバンクでは「電話サポート予約」という仕組みがあり、公式ウェブサイトから希望の日時を選んで予約しておけば、指定時間の15分以内を目安にオペレーターから電話がかかってきます。
そのため、「なかなか電話がつながらない」「長時間待たされる」といった心配もありません。
ソフトバンクで不要なオプションは?
ここからはソフトバンクショップで勤務経験のある私が、お客様の中で加入している人が多いオプションの中から、不要だと思うオプションについて解説していきたいと思います。
あんしん保証パック(スマホの保証)
「本当に必要なのか?」という問い合わせが最も多いのは、スマホの保証サービス「あんしん保証パック」です。
あんしん保証パックとは?
「あんしん保証パック」は、スマホの故障・破損・水濡れ・紛失などのトラブル時に、修理代金の割引や本体交換をお得な料金で受けられる端末保証サービスです。
あんしん保証パックの月額料金は、機種によって異なりますが、平均するとおおよそ1,000円程度です。
近年はスマホ本体の価格が高騰しており、10万円を超える機種も珍しくありません。



そのため、万が一故障や紛失で再購入が必要になると、大きな出費が発生してしまいます!
あんしん保証パックに加入していれば、本体交換は8,250円〜12,900円で可能で、支払いは翌月の携帯料金と合算されるため、急な出費にも対応しやすく安心です。
ただし、すべての人にとって必須というわけではありません。
3万円以下の安価な機種を使っている方や、これまで一度もスマホを壊したことがないという方は、買い替えのリスクが低いため、加入しなくても良いでしょう。
あんしん保証パックの詳細や、加入が必要な人の特徴について、詳しくは解説しています。


店頭スマホサポート定額
「店頭スマホサポート定額」は、スマホの操作に不安がある方以外は、解約を検討してもよいオプションです。
店頭スマホサポート定額とは?
ソフトバンクショップでのスマホ操作に関するサポートを定額で受け放題にできるサービスです。
サポートの例としては、以下のような内容が含まれます。
- データ移行(旧端末から新端末への移し替え)
- 各種アプリ(LINE・Instagram・メルカリなど)のアカウント設定やログイン
- スマホの操作案内や設定方法の説明
- フィルム貼りやコーティング
なお、加入プランによってサービス内容や月額料金が異なります。
プラン名 | 月額料金 |
---|---|
ライトプラン | 550円 |
フルプラン | 990円 |
「店頭スマホサポート定額」は、機種変更時にスタッフから「念のため加入しておくと安心ですよ」と勧められ、とりあえず加入してそのまま継続している方が多い印象です。
スマホの操作に自信がない方や、設定などの案内を受けによくショップに相談に行くという方は、引き続き加入しておいてもよいと思います。
一方で、「基本的な操作は問題ない、サポートを利用したことがない」という方は加入のメリットが少ないため、解約をおすすめします。
「店頭スマホサポート定額」の詳細や、加入が必要な人の特徴については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。


セキュリティパックプラス/プレミアム
次に不要だと感じるオプションは、「セキュリティパックプラス/プレミアム」です。
セキュリティパックプラス/プレミアムとは?
迷惑電話や迷惑メール対策、ネット詐欺防止、ウイルス対策など、スマホ利用時のさまざまなリスクに備えられるセキュリティ対策オプションです。
たとえば、悪質な電話やメールをブロックしてくれる「セキュリティOne」アプリの利用や、フィッシング詐欺などのネットトラブルによる金銭的被害への補償、スマホの位置検索サポートなどが含まれています。
なお、加入時期によってサービス名や月額料金が異なります。
サービス名 | 提供期間 | 月額料金 |
---|---|---|
セキュリティパック プラス | 2022年4月13日 ~ 2025年1月27日 | 660円 |
セキュリティパック プレミアム | 2025年1月28日 ~ | 770円 |
スマホやインターネットにあまり詳しくなく、ネットリテラシーが低い方や、高齢の家族にスマホを持たせる場合には、安心材料として加入しておいてもいいと思います。
一方で、ネットリテラシーが高く、怪しいリンクや詐欺的なサイトを自力で見極められる方にとっては、不要なオプションと言えます。
「セキュリティパックプラス/プレミアム」の詳細や、加入が必要な人の特徴については、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。


NetflixやDAZNなどのエンタメサービス
これらのエンタメサービスは、「〇〇ヵ月無料」などのキャンペーンが行われていることも多く、店頭でも「とりあえず無料だから」と加入される方は非常に多かったです。
実際、そのまま解約を忘れて利用していないまま料金を支払い続けている…というケースもよく見かけました。
これらのエンタメサービスは、「〇〇ヵ月無料」などのキャンペーンが行われていることも多く、「無料だったのでとりあえず加入し、そのまま放置していた」という方が、相談に来られる中でも実際によくいらっしゃいました。
使っていないサービスに気づかず毎月料金を払い続けていた…というケースも少なくありません。
いずれも魅力的なサービスですが、利用していないのであれば、解約をおすすめします。
毎月の料金がかかるため、放置しておくのはもったいないです。
ソフトバンクで取り扱っている主なエンタメサービス
- Netflix
- DAZN
- hulu
- ABEMA
- U-NEXT
- DMM TV/DMMプレミアム
- ベースボールLIVE
- バスケットLIVE
- 釣りビジョンVOD
- SPOTV NOW
- JSPORTSオンデマンド
- perplexity Pro
定額/準定額オプション+(通話かけ放題)
「定額オプション+」「準定額オプション+」は、音声通話が定額でかけ放題になるオプションサービスです。
準定額 オプション+ | 定額 オプション+ | |
---|---|---|
月額料金 | 880円 | 1,980円 |
内容 | 1回5分以内の通話: かけ放題 超過時:22円/30秒 | 24時間かけ放題 |
SMS 送信料金 | ソフトバンク宛:無料 他社宛:3.3円/通 | 3.3円/通 |
このオプションには、かけ放題以外にも以下の4つの電話サービスも無料で含まれています
付帯する通話サービス
- 留守番電話プラス(通常月額330円)
- 割込通話(通常月額220円)
- グループ通話(通常月額220円)
- 一定額ストップサービス
このオプションは、通話を日常的によく使う方や、留守番電話・割込通話などの電話機能を活用している方におすすめです。
逆に、LINE通話やFaceTimeなどの無料通話アプリでほとんどの連絡を済ませている方にとっては、このオプションは不要と言えるでしょう。



解約すると、通常の通話料(1分あたり44円)が発生し、結果的に通話料が高くなる恐れがあります。
よく考えてから手続きしましょう!
定額/準定額オプション+のより詳しい解説や、「どのくらい通話する人に必要か?」などは、以下の記事で紹介しています。


新トクするサポート(端末の購入サポート)は必要!
ここまでは不要なオプションについて解説してきましたが、逆に筆者が本当に必要だと感じるのは「新トクするサポート」(端末の購入サポート)のみです。
新トクするサポートとは?
「新トクするサポート」は、スマホをお得に利用できる端末購入サポートサービスです。
スマホを「48回払い」で購入し、一定期間後にソフトバンクに返却すると、残りの支払いが不要になります。



スマホの「下取り」をイメージすると分かりやすいかもしれません。
- 「新トクするサポート」開始以前に加入し継続している方は、旧サービス「機種変更先取りプログラム」「半額サポート」「トクするサポート」などの名称になっている場合があります。
このオプションは月額料金がかかるわけでもなく、端末価格が通常より割高になることもありません。
そのため、利用者が損をすることは基本的になく、非常にお得な仕組みです。
ただし、「新トクするサポート」を途中で解約してしまうと、端末を返却しても残債の支払いが免除されなくなります。
解約すると特典が受けられなくなるため、契約中は解約しないように注意しましょう。
たとえばiPhone 15 Proを購入する場合
iPhone 15 Proの本体価格は185,760円ですが、「新トクするサポート」を適用し、24回目の支払い時に端末をソフトバンクに返却すれば、残りの分割金(89,640円)の支払いが不要になります。
新トクするサポートについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。


ソフトバンクまとめて支払いも確認しておこう!
ソフトバンクでは、スマホやパソコンで購入したデジタルコンテンツやショッピングの代金を、月々の携帯料金と合算して支払える「ソフトバンクまとめて支払い」というサービスがあります。
このサービスは非常に便利ですが、契約したことを忘れてそのまま課金が続いてしまっているケースも多く見られます。



特に、動画や音楽のサブスク、ゲーム課金、占い・天気予報アプリなどの月額課金型のコンテンツは、「使っていないのに毎月請求がある」というトラブルが起きがちです。
ソフトバンクまとめて支払いの利用履歴を確認して、使っていないサービスがあれば解約しましょう。
確認方法は以下の通りです。




※画像はワイモバイル版ですが、流れは同じです。




解約したいサービスがあれば、その項目をタップし、詳細を確認しましょう。
不要なものがあれば、そのまま解約手続きに進むことも可能です。
利用明細にはサービス名と異なる請求名が表示されることもあるため、「この請求は何だろう?」と分からないこともあります。
そんなときは、請求名を検索したり、ソフトバンクのサポートセンターに問い合わせて確認しましょう。
また、一部のサービスでは、契約自体はAmazonやApp Store、Google Playなど外部サービスで行われていて、支払いだけがソフトバンク経由になっている場合もあります。
この場合、解約は元のサービス提供元から行う必要があるので注意してください。
【まとめ】不要なオプションを見直そう
今回は、ソフトバンクの不要なオプションの確認方法や解約手順、そして実際に不要と思われるオプションの例について詳しく解説しました。
最後に、要点をまとめておきます。
ソフトバンク不要オプションの
解約方法は3つ
- My SoftBankからオンラインで解約
- ソフトバンクショップの店頭で解約
- ソフトバンクサポートセンターに電話して解約
本当に必要なのは、「新トクするサポート」や「あんしん保証パック」など、端末代やトラブル時の負担を軽減できるものに限られます。
その他の多くのオプションは、利用状況によっては不要な場合が多いので、見直してみる価値があります!
不要なオプションはそのままにしておくと、月々のスマホ料金を無駄に上げてしまう原因になります。
ぜひこの機会に一度、ご自身の契約内容を見直してみてください。
ご自身での手続きや判断が難しいという方は、フォンシェルジュ提携店舗でもご相談を承っています。
不要なオプションの確認や解約はもちろん、料金の見直しやスマホの使い方まで丁寧にサポートいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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