ソフトバンクのスマホを48回払いで購入した場合、多くの人は「新トクするサポート」に加入しているのではないでしょうか。
この「新トクするサポート」は、分割回数を48回に設定し、25か月目以降にスマホを返却することで、最大24回分の端末代金の支払いが免除されるというお得なプログラムです。

もし「新トクするサポート」を途中解約・機種変更した場合、端末代金はどうなるの?
また、途中解約にはどのようなデメリットや注意点があるのか、不安に思う方も多いかもしれません。
そこで今回は、「新トクするサポート」は途中解約できるのか? その仕組みや注意すべきポイントについて、詳しく解説します。
- 「新トクするサポート」は途中解約が可能
- 解約後も端末代金の残債は支払いが必要(一括 or 分割払いを選択可能)
- 解約後の再加入は不可。慎重に判断することが大切
48回払いの新トクするサポートとは
「新トクするサポート」は、ソフトバンクが提供する端末購入サポートプログラムです。
スマホの分割回数を48回に設定し、25か月目以降に端末を返却することで、最大24回分の支払いが不要になるお得な仕組みです。
例えば、iPhone 16(128GB)を「新トクするサポート」で契約した場合、本体価格は145,440円です。(2025年2月時点)
この価格を48回払いで分割すると、以下のようになります。
- 1~24回:652円/月
- 25~48回:5,408円/月
もし25か月目に端末をソフトバンクに返却すると、5,408円×24回分=129,792円の支払いが免除される仕組みです。


購入機種により3つのプランに分かれる
「新トクするサポート」は、購入する機種により、「スタンダード」「バリュー」「プレミアム」のの3つのプログラムに分かれ、それぞれ特典の受付開始日や支払い免除回数が異なります。
プログラム | 特典受付 開始日 | 支払い 免除回数 | 1年くりあげ オプション | 早トク オプション |
スタンダード | 25か月目 | 最大24回分 | ||
バリュー | 13か月目 | 最大36回分 | ||
プレミアム | 早トクオプション 適用ありの場合 13か月目 | 最大36回分 | ||
早トクオプション 適用なしの場合 25か月目 | 最大24回分 |
「早トクオプション」とは?
プレミアム対象の機種を購入時に「あんしん保証パック」(最大1,740円/月)に加入し、特典利用時まで継続加入すると、オプションを利用できます。
- 早トクオプション利用時は、最大12,100円の利用料が発生
- 13か月目以降から特典が使えるようになり、最大36回分の分割支払金が免除
- 短期間での機種買い替えがよりお得になる
「1年くりあげオプション」とは?
「1年くりあげオプション」を利用すると、25か月目を待たずに13か月目以降から端末の返却が可能になります。
ただし、1~24回目までの端末代金は引き続き請求され、免除されるのは25回目以降の支払いのみとなるため注意が必要です。


48回払いは途中解約できる?
ソフトバンクの48回払い「新トクするサポート」は途中解約が可能です!
解約の手続きは、ソフトバンクショップまたはMy SoftBank(オンライン)で行うことができます。ショップでの対面対応だけでなく、オンラインなら24時間いつでも手続きが可能なので、自分の都合に合わせて選びましょう。
解約にはデメリットや注意点もあるので、必ず予め確認しましょう。
48回払いの新トクするサポートを途中解約する方法
ソフトバンクショップで解約する場合
ソフトバンクショップにて「新トクするサポート」を解約する場合、契約者本人が店舗に行き、スタッフに「新トクするサポートを解約したい」と伝えるだけで手続きを進めてもらえます。
対面でのサポートを受けられるため、手続きに不安がある方におすすめです。


My SoftBank(オンライン)で解約する場合



オンラインでの手続きなら、スマホやPCから簡単に解約可能です!
ソフトバンクショップのように営業時間を気にする必要がなく、自分の好きなタイミングで解約できるのがメリットです。
48回払いを途中解約したら端末代金は?


ソフトバンクの「新トクするサポート」48回払いを途中解約すると、端末代金の残債はそのまま支払い続ける必要があります。
このプログラムは、25か月目以降に端末を返却することで最大24回分の支払いが免除される仕組みですが、解約するとこの特典を受けることができなくなります。
- 分割を継続して使い続ける場合
- 48回払いの残りの支払いは継続し、端末代金をすべて支払うことになります。
- 「新トクするサポート」の免除特典は適用されません。
- 端末を一括で支払う場合
- 途中解約後、残りの分割支払金を一括で精算することも可能です。
- 一括精算しても「新トクするサポート」の特典(残債免除)は適用されません。
- 一括清算の方法についてはこちらをご確認ください。
他キャリアへ乗り換える場合の注意点
ソフトバンクを解約して他社に乗り換えた場合も、端末代金の分割払いは継続されます。
回線契約を解約しても、「新トクするサポート」による残債免除は適用されないため、注意が必要です。
残りの端末代金や支払回数の確認方法
「新トクするサポート」を解約する前に、残りの端末代金や支払回数を確認しておくことが重要です。契約状況を把握することで、解約後の支払い負担を事前にチェックできます。
My SoftBank(オンライン)で確認する方法
スマホやPCから手軽に確認できます。
STEP 1 My SoftBankへアクセスし、ログイン後に「○月ご請求」をタップします。
- 別ウィンドウが開きます。


STEP 2 「料金・支払い管理」の「請求情報・設定」をタップします。


STEP 3 「割賦契約などの情報」の「機種代金・アクセサリー代金」をタップします。


STEP 4 「支払残金額」に記載されているのが、残りの本体代金です。




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- 契約・お手続き時の必要な書類や準備する事が確認できる
48回払いを途中解約する注意点
ソフトバンク「新トクするサポート」48回払いを途中で解約する場合、いくつかの注意すべき事項があります。解約後に後悔しないよう、以下のポイントをしっかり確認しておきましょう。
- 解約したタイミングから特典利用できなくなる
- 特典利用を申し込んだ後は解約できない
- 解約のキャンセルはできない
- 一度解約すると再申し込みできない
- ソフトバンクを解約しても自動解約にはならない
①解約したタイミングから特典利用できなくなる
「新トクするサポート」は、本体を返却することで残債が免除される特典を利用できますが、解約するとこの特典が適用されなくなります。
例えば、25か月目以降に本体を返却して特典を受ける予定だった場合でも、途中解約すると残りの本体代金支払いが必要になるため注意が必要です。
②特典利用を申し込んだ後は解約できない
すでに「新トクするサポート」の特典利用を申し込んでいる場合、途中でキャンセルや解約はできません。
特典利用の申請を行った後は、機種の返却が必須になるため、慎重に判断することが重要です
③解約のキャンセルはできない
「新トクするサポート」は、解約を申し込んだ後のキャンセルができません。
申し込み後に「やっぱり継続したい」と思っても、元に戻すことはできないため、解約の決定は慎重に行いましょう。
④一度解約すると再申し込みできない
「新トクするサポート」は、一度解約すると再申し込みができません。
あとから「やっぱり特典を利用したい」と思っても、再度加入することは不可能なので、今後の本体代の支払いや機種変更のタイミングをよく考えて決断しましょう。
⑤ソフトバンクを解約しても自動解約にはならない
「新トクするサポート」は、ソフトバンクの回線を解約しても自動的に解約にはなりません。そのため、ソフトバンクから他社に乗り換えた(MNP)場合でも、「新トクするサポート」の解約手続きを別途行う必要があります。
48回払いのよくある質問


本項目では、ソフトバンクの48回払い「新トクするサポート」について、お客さまからのよくあるご質問にお答えします!
新トクするサポートは解約した方が良い?
このプログラムには月額料金がかからないため、契約していても携帯料金が高くなることはありません。
さらに、契約しておけば、途中で機種変更したくなった際に本体を返却するだけで、残っている分割金の支払いが不要になるというメリットがあります。
そのため、特に理由がない限り、「新トクするサポート」を解約するメリットは少ないといえるでしょう。
新トクするサポートは回線なしでも契約できる?
「新トクするサポート」はソフトバンクの回線なしでも契約できます。そのため、通信回線はソフトバンク以外の格安SIMなどを契約し、機種だけをソフトバンクで購入する場合にも適用できます。
新トクするサポートの回線なし契約について、詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。


残りの本体代は一括払いが必要?
「新トクするサポート」を途中で解約した場合、残りの本体代はそのまま分割払いを継続することも、一括で精算することも可能です。
特に手続きをしなければ、自動的に分割払いが継続されます。一括払いに変更する場合は、My SoftBankまたはソフトバンクショップで手続き行いましょう。
解約済みの場合、残りの本体代の確認方法は?
解約後90日以内は、契約中と同じ方法で確認できます。(詳細は「残りの本体代や支払回数を確認する方法」を参照)
解約後91日以上経過している場合は、以下の方法で確認しましょう。機種のみ購入した場合も同様の手順で確認できます。
- 専用サイト(My SoftBank)にアクセスする
- 「機種契約番号」と「パスワード」を入力し、「ログインする」をタップ
- 「分割支払い情報」をタップ
- 残債金額や支払回数の明細を確認
本体代の支払いが不要になるのはいつから?
本体を返却(回収)し、「新トクするサポート」の特典が適用されると、「査定完了日」が属する請求月の翌請求月より本体代の支払いが免除されます。
例えば、4月中に本体を返却し査定が完了した場合、5月請求分からは支払い不要になります。
「査定完了日」とは、査定完了のSMSが到着した日です。支払いが不要になる特典適用のタイミングは、査定完了後My SoftBankにて確認できます。
48回払いの途中で機種変更できる?
「新トクするサポート」は途中で解約が可能なため、もちろん途中で機種変更も可能です。
- 25か月目以降に機種変更する場合(スタンダードプランの場合)
本体を返却すれば、残りの本体代の支払いが免除されます。
例えば、28か月目に機種変更する場合、すでに支払った3か月分を除いた、残りの21回分の本体代の支払いが免除されることになります。



逆に25ヶ月目までに機種変更したくなった場合はどうなるの?
この場合「1年くりあげオプション」を利用すれば、13か月目(1年)以降に本体を返却して機種変更することが可能です。
この場合、25回目以降の支払いは不要になりますが、1~24回目までの分割金は支払う必要があるので注意しましょう。
機種変更時に、新機種も分割払いで購入した場合、旧機種の24回目までの支払いが終わるまでは、2台分の本体代を支払うことになるため、のりかえのタイミングには注意が必要です。


ソフトバンク48回払いを活用しよう
いかがでしたでしょうか?
今回は、ソフトバンクの48回払い「新トクするサポート」を途中で解約・機種変更した場合に本体代はどうなるのか? また、途中で解約する方法や注意点について詳しく解説しました。
では本記事のまとめです。
- 「新トクするサポート」は途中で解約が可能
- 解約後も本体の残債は支払いが必要(一括 or 分割払いを選択可能)
- 解約後の再加入は不可。慎重に判断することが大切
途中で解約や機種変更を検討している方は、残債や特典の適用条件を事前に確認し、自分にとって最適なタイミングで手続きすることをおすすめします。
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