楽天モバイルで障害者割引は使える？4キャリアのサービス比較！

障がい者手帳をお持ちの方必見！

スマートフォンを契約する際、各キャリアが提供する障がい者向けの割引サービスが適用されるのか気になる方も多いのではないでしょうか？

本記事では、楽天モバイルに障がい者割引があるのかを検証し、ドコモ・au・ソフトバンクの割引内容や料金シミュレーションと比較しながら、どのキャリアを選ぶべきか解説します。

障害者向けの割引サービスとは

障害者向けの割引サービスとは、障害や特定の条件に該当する方を対象とした、通信料金の優遇サービスです。この割引では、スマートフォンの基本料金・通話料・データ通信などの利用料が通常よりも安くなり、月々の通信費を軽減できます。

結論：楽天モバイルに障害者割引はない

楽天モバイルには、障がい者の方向けの特別な割引制度はありません。一方で、ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアでは、障がい者手帳をお持ちの方を対象とした割引が用意されています。

しかし、楽天モバイルにはこれらの割引が適用されないため、注意が必要です。

ただし、楽天モバイルはもともとの料金が安く設定されているため、障がい者割引がなくても他キャリアよりお得に利用できる場合があります。

楽天モバイルの料金は割引なしでも最安

楽天モバイルには障害者向け割引はありませんが、もともとの料金設定が低価格のため、実際には他キャリアの割引適用後の料金と比べてもお得な場合が多いです。

楽天モバイルの料金プラン（2025年版）

	Rakuten最強プラン
データ容量	0~3GB	3~20GB	20GB~
月額料金	1,078円	2,178円	3,278円
通話料金	22円/30秒 Rakuten Linkアプリ使用時 国内通話かけ放題

このように、楽天モバイルは使った分だけ支払う段階式の料金体系となっており、軽い利用なら月1,078円と格安です。

大容量プランでも3,278円で無制限利用が可能で、アプリを使えば通話料も無料になるため、障害者割引がなくてもコスト面でのメリットがあります。

Rakuten最強プランの特典

特典	内容
①国内通話無料	Rakuten Linkアプリ使用時 国内通話無料
②楽天ポイントが貯まる	楽天市場の買い物で 楽天ポイントが毎日5倍 ※楽天会員1倍と 楽天モバイルSPU＋4倍の合計
③エンタメ特典	NBA＆パ・リーグと 楽天ミュージックが追加料0円 楽天マガジンが初回90日無料 ※楽天ミュージックは 30日ごとに5時間無料
④海外特典	毎月2GBまで海外で無料

Rakuten最強プランは料金が安いだけでなく、上記4つの特典を受けることができます！

通話をよくする方・楽天市場や該当のエンタメサービスを使っている方・海外旅行によく行く方などは大変お得になります。

他キャリア3社の障害者向け割引

楽天モバイルには障害者割引がありませんが、他の3キャリアには以下のような割引制度があります。

キャリア	割引名称
ドコモ	ハーティ割引
au	スマイルハート割引
ソフトバンク	ハートフレンド割引

ドコモ「ハーティ割引」

ドコモの「ハーティ割引」は、スマホや通話を通常の月額よりも安い料金で使える割引サービスです。対象プランに加入することで、基本料金やオプション料金の割引が適用され、よりお得にドコモを利用できます。

特典は7つあり、3大キャリアの中でも一番種類が豊富なのが特徴です。

7つの特典

1. 基本料割引
   • 基本プランから毎月1,507円割引
   • 通話オプションから毎月880円割引
2. 各種サービス料割引
   • 留守番電話などの月額使用料が60%割引
3. 各種手数料割引
   • 新規契約や機種変更などの事務手数料が無料
4. 請求書オプション無料
   • 請求書発行手数料が無料
5. テレビ電話通信料割引
   • ケータイ（iモード）同士のテレビ電話が音声通話料と同額
6. 電話番号案内無料
   • 「104」の利用料が無料
7. 設定サポート無料
   • 初期設定やデータ移行サポートの利用料が無料

対象となるプラン

• eximo ポイ活
• eximo
• 5G対応プラン（5Gギガホ プレミア、5Gギガホ、5Gギガライト、5Gデータプラス）
• Xi対応プラン（ギガホ プレミア、ギガホ、ギガライト、ケータイプラン、データプラス、キッズケータイプラン）の定期契約なしプラン
• はじめてスマホプランの定期契約なしプラン
• U15はじめてスマホプラン
• 基本プランの定期契約なしプラン（デバイスプラスを除く）
• FOMA料金プラン（FOMAユビキタスプランは除く）
• Xi料金プラン（定期契約型料金プラン除く）

※「irumo」「ahamo」は対象外

対象となる証明書

• 身体障がい者手帳
• 療育手帳
• 精神障がい者保健福祉手帳
• 特定疾患医療受給者証
• 特定疾患登録者証
• 特定医療費（指定難病）受給者証

申し込み窓口

• 店頭（ドコモショップ／d garden）
• ネット（ドコモオンライン手続き）
• 電話（ドコモ インフォメーションセンター）

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「ハーティ割引」について詳しくは以下の記事で解説しています。

au「スマイルハート割引」

auの「スマイルハート割引」は、スマホや通話を通常の月額よりも安い料金で使える割引サービスです。対象プランに加入することで、基本料金やオプション料金の割引が適用され、よりお得にauを利用できます。

4つの特典

1. 基本料割引
   • 基本プランから毎月187円～440円割引
2. 通話料割引
   • au電話・一般電話へ50%割引
   • 他社携帯電話・PHSへ20%割引
3. 電話番号案内無料
   • 「104」の利用料が無料
4. SMS送信料割引
   • au電話へ50%割引
   • 他社携帯電話・PHSへ20%割引
5. 各種手数料割引
   • 新規契約や機種変更などの事務手数料が無料

対象となるプラン

• 基本プラン（音声）
• 基本プラン（データ）
• 基本プラン（みまもりケータイ/キッズフォン）

※「UQモバイル」「povo」は対象外

対象となる証明書

• 身体障がい者手帳
• 療育手帳
• 精神障がい者保健福祉手帳
• 特定疾患医療受給者証
• 特定疾患登録者証
• 特定医療費（指定難病）受給者証

申し込み窓口

• 店頭（au style/auショップ）
• 電話/チャット（KDDIお客さまセンター）※郵送対応
  • 連絡先：0120-977-033（無料）
  • 受付時間：午前9時～午後8時（年中無休）

チャットでも申し込みできるのはauだけです！

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「スマイルハート割引」について詳しくは以下の記事で解説しています。

ソフトバンク「ハートフレンド割引」

「ハートフレンド割引」は、スマホやタブレットを通常の月額よりも安い料金で使える割引サービスです。対象プランに加入することで、基本料金やオプション料金の割引が適用され、よりお得にソフトバンクを利用できます。

4つの特典

1. 基本料割引
   • 基本プランから110円～200円の割引
2. 各種オプション料割引
   • 通話オプションなどの月額使用料が60%割引
3. 各種手数料割引
   • 新規契約や機種変更などの事務手数料が無料
4. 請求書オプション無料
   • 請求書発行手数料253円が無料

対象となるプラン

• 基本プラン（音声）
• 基本プラン（データ）
• 基本プラン（みまもりケータイ/キッズフォン）

※「ワイモバイル」「LINEMO」は対象外

対象となる証明書

• 身体障害者手帳
• 療育手帳
• 精神障害者保健福祉手帳
• 特定疾患医療受給者証
• 特定疾患登録者証
• 特定医療費（指定難病）受給者証
• 特定疾患医療券
• 自立支援医療受給者証（精神通院医療）
• 小児慢性特定疾病医療受給者証
• マル都医療券
• 奈良県特定疾患医療費助成事業承認書

申し込み窓口

• 店頭（ソフトバンクショップ）
• WEB（公式オンラインショップ）※

• 新規契約やのりかえ（MNP）と同時加入の場合のみ

ドコモやauとは違い、My SoftBankやカスタマーセンターでの申し込みはできないので、注意しましょう。

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【比較】4社の料金シミュレーション

では実際に、楽天モバイルと他3キャリア（ドコモ・au・ソフトバンク）の障がい者割引適用後の料金を比較してみます。

4キャリアの月額料金比較（障がい者割引適用後）

データ 使用量	楽天モバイル 割引なし	ドコモ 割引後	au 割引後	ソフトバンク 割引後
～1GB	Rakuten 最強プラン 1,078円	eximo 3,058円	スマホ ミニプラン＋ 4,268円	ミニフィット プラン＋ 3,058円
1～3GB	Rakuten 最強プラン 1,078円	eximo 4,158円	スマホ ミニプラン＋ 5,918円	メリハリ 無制限＋ 5,258円
3～20GB	Rakuten 最強プラン 2,178円	eximo 5,808円	使い放題 MAX＋ 7,018円	メリハリ 無制限＋ 7,205円
無制限	Rakuten 最強プラン 3,278円	eximo 5,808円	使い放題 MAX＋ 7,018円	メリハリ 無制限＋ 7,205円

楽天モバイルは障がい者割引なしでも最安！

この表からも分かるように、楽天モバイルは障がい者割引が適用された他キャリアと比較しても、圧倒的に料金が安いことが分かります。

そのため、楽天モバイルは障がい者割引がなくても、実質的に他社よりコストを抑えてスマホを利用できると言えます。

楽天モバイルを選ぶメリット

楽天モバイルには、他キャリアにはない独自のメリットが多くあります。特に、通信費を抑えたい人や楽天経済圏を活用している人にとって、非常に魅力的な選択肢となります！

月額料金が料金が圧倒的に安い

楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、3GB・20GB・無制限のいずれの利用パターンでも大手キャリアより安く、障がい者割引がなくてもお得に使えます。

わかりやすいワンプラン

他キャリアでは複数の料金プランがあり、最適なプラン選びに悩むことが多いですが、楽天モバイルなら「Rakuten最強プラン」1つだけなので、迷う心配がありません。

さらに、段階制料金が採用されており、使った分だけ支払う仕組みになっているため、シンプルで分かりやすいのも魅力です。

例えば、データをあまり使わなかった月は1,078円で済むため、無駄な出費を抑えられます。

Rakuten Linkアプリで国内通話が無料

通常、他キャリアの「かけ放題オプション」は月額1,980円の追加料金がかかりますが、楽天モバイルならRakuten Linkアプリを使うことで無料で通話可能です。

楽天ポイントが貯まりやすい

楽天モバイルを利用すると、 楽天市場の買い物でイント還元率がアップするなど、楽天経済圏を活用している人にとって大きなメリットがあります。

また、貯まった楽天ポイントを月々のスマホ料金に使えるので、実質的な負担をさらに減らすことが可能です。

楽天モバイルを選ぶデメリット・注意点

楽天モバイルには多くのメリットがありますが、一方で注意すべきデメリットもあります。契約前に、以下の点を確認しておきましょう。

通信エリアが3大キャリアより狭い

まず、通信エリアがドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアと比べて狭いことがデメリットとして挙げられます。

特に地方や山間部では、楽天回線の対応エリアが限られており、電波が不安定になることがあります。都市部でも、地下や建物の内部では通信が弱くなるケースががあり、利用する場所によってはストレスを感じる可能性があります。

ただし、楽天回線エリア外では、自動的にauのパートナー回線に切り替わるため、全く使えない（圏外になる）というわけではありません。

また、楽天モバイルは現在、プラチナバンドの導入を開始し、基地局の大幅な拡大を進めています。これにより、近い将来、通信エリアの狭さはデメリットではなくなる可能性が高いでしょう。

楽天モバイルを利用する際は、定期的にサービスエリアの最新情報を確認することが重要です。公式サイトで最新の対応エリアをチェックし、自分の利用環境で問題なく使えるかを事前に確認しましょう。

無料通話やキャリアメールを使うには専用アプリが必要

楽天モバイルでは無料通話を利用するために「Rakuten Link」アプリが必須となります。

通常の電話アプリから発信すると、無料通話の対象外となり、通話料（22円/30秒）が発生してしまう点に注意が必要です。

さらに、キャリアメール（@rakumail.jp）を利用する場合も「Rakuten Link」アプリが必要なため、他キャリアのメールサービスに慣れている人にとってはやや使い勝手が異なります。

実店舗が少ない

楽天モバイルのショップは全国にありますが、ドコモ・au・ソフトバンクほどの店舗数はなく、特に地方では対面サポートを受けるのが難しい場合があります。

実店舗が無い地域の場合、基本的にはオンラインでのサポートが中心となるため、店頭でのサポートを重視する人にとっては不便に感じるかもしれません。

楽天モバイル障害者割引のよくある質問

楽天モバイルに障害者割引が導入される可能性はある？

現時点では、楽天モバイルで障害がある方向けの割引制度は発表されていません。しかし、今後導入される可能性はゼロではありません。

ただし、楽天モバイルはもともと業界最安級の料金設定となっており、障がい者割引がなくても十分にお得な価格で利用できます！

障害者手帳を持っていることで何か特典はある？

いいえ、特別な特典はありません。

楽天モバイルでは、障がい者手帳の所持による割引や優遇措置は設けられておらず、一般の利用者と同じ料金体系が適用されます。

契約の申し込みに療育手帳は使える？

はい、楽天モバイルの申し込み時に本人確認書類として療育手帳を使用できます。

ただし、以下の注意点を確認してください。

契約の申し込みに身体障がい者手帳は使える？

はい、楽天モバイルの申し込み時に本人確認書類として使用できます。ただし、以下の点に注意が必要です。

楽天モバイルは割引なしでも安さが魅力

楽天モバイルには障がい者向けの割引制度はありませんが、もともとの料金設定が安いため、障がい者割引が適用された他キャリアよりもお得に利用できます。

一方で、通信エリアの狭さや専用アプリの必要性といったデメリットもあります。しかし、その分、料金の安さや通話無料といったメリットがあり、総合的に見るとコストパフォーマンスに優れた選択肢と言えます。

特に、毎月の通信費を抑えたい人や、楽天ポイントを活用してスマホ代を節約したい人にはおすすめです。契約前にデメリットをしっかり理解し、自分の利用スタイルに合っているか確認した上で検討しましょう。

データ 使用量	楽天モバイル 割引なし	ドコモ 割引後	au 割引後	ソフトバンク 割引後
～1GB	Rakuten 最強プラン 1,078円	eximo 3,058円	スマホ ミニプラン＋ 4,268円	ミニフィット プラン＋ 3,058円
1～3GB	Rakuten 最強プラン 1,078円	eximo 4,158円	スマホ ミニプラン＋ 5,918円	メリハリ 無制限＋ 5,258円
3～20GB	Rakuten 最強プラン 2,178円	eximo 5,808円	使い放題 MAX＋ 7,018円	メリハリ 無制限＋ 7,205円
無制限	Rakuten 最強プラン 3,278円	eximo 5,808円	使い放題 MAX＋ 7,018円	メリハリ 無制限＋ 7,205円

もしご不明な点がありましたら、フォンシェルジュ提携店の「スマホ相談窓口TOP1」までご相談ください。障害がある方向けの割引や料金プランについて、お客さま一人一人に合わせたサポートをさせていただきます。