ドコモ・au・ソフトバンクと比較するとまだちょっと安心感が少ない楽天モバイルですが、実際大手3キャリアと比較してどうなのでしょうか?
楽天=安い!というイメージを持っている人は多いと思いますが、そのほかの楽天モバイルのメリットやデメリットは知っていますか?
実はそこまで皆さんが思っているほど悪い携帯キャリアではありません!
そこで今回はドコモ・au・ソフトバンクと比較した時の楽天モバイルのメリット・デメリットを解説させていただきます。
また、最後には楽天モバイルがおすすめな人を紹介していますので、楽天モバイルを検討している人はぜひ参考にしてみてください。
楽天モバイル5つのデメリット
楽天モバイルには5つのデメリットがあります。
- 通信が安定しない場合がある
- 楽天回線を利用できないエリアはauのパートナー回線になる
- Android端末のラインナップが多くない
- 実店舗が少ない
- 地下や障害物があると繋がりにくい
よく他の記事でもデメリットとして挙げられている
- 国内通話を無料にするためにはRakuten Linkアプリの利用が必要
- 楽天モバイルは海外では2GBまでしか無料で使えない
この2つは今回デメリットから外しました。
今回はドコモ・au・ソフトバンクと比較したときのデメリットです。
- この3社はそもそも国内通話を無料にできるサービスはありません。
- 国内通話を無料にするためには、2,000円程度のかけ放題サービスに加入する必要があります。
- 3社とも海外利用する際は別途料金がかかります。
楽天モバイルは無料で2GBまで使えるので、楽天モバイルに優位性がありますよね。
ではデメリットについて詳しく解説していきます!
通信が安定しない場合がある
これは楽天モバイルが登場した当初からずっと言われている問題ですね。
基地局数もかなり増え、楽天回線エリアも日々増えていっていますが、SNSでは未だに「繋がらない」という投稿が多いです。
楽天回線を利用できないエリアはauのパートナー回線になる
楽天回線でカバーできないエリアではauのパートナー回線でインターネット接続することになります。
auのパートナー回線なら繋がりやすいんじゃないの?
現実はそうではありません。
格安SIMは大手キャリアに比べて通信速度が遅いというのは聞いたことがありますか?
これは大手キャリアから通信回線を借りているからです。
電波を借りている状態だと
通信速度は遅い?
auのパートナー回線というのは、auから電波を借りている状態です。
貸している電波のせいでauを使っている人の通信速度が混雑してしまうと、auのユーザーからは批判の声が上がるでしょう。
また、auは高速道路のように沢山の車線で通信を行うことができますが、楽天モバイルがauから借りている車線は800MHz帯1本のみです。
※イメージは下の画像のようなイメージです。
800MHz帯1本道なので、すぐに渋滞して、通信速度が遅くなってしまいます。
ちなみに800MHz帯はいわゆる「プラチナバンド」です。
プラチナバンドは確かに障害物に強く繋がりやすい周波数帯なのですが、通信速度はそこまで速くありません。
その結果、一般道で渋滞が起こっているような感じになってしまい、通信速度が遅くなってしまうという仕組みです。
Android端末のラインナップが多くない
そのため、欲しいAndroid端末がない可能性があります。
その場合はAndroid端末だけ他のキャリアなどで購入して、自分で楽天モバイルのSIMカードを挿入したり、初期設定をする必要があるんです。
スマホに慣れていない方にとってはなかなか難しい作業になるかと思います。
実店舗が少ない
ドコモ・au・ソフトバンクは約2,000件の店舗があるのに対して、楽天モバイルは1,000店舗程度。
しかもその半数以上は郵便局内にある店舗や、家電量販店の楽天コーナーも含まれています。
実際に「楽天モバイル」の店舗だけでいうと約400店舗程度しかありません。
契約後のサポートを受ける場合、家電量販店などでは対応してもらえないです。(家電量販店の有料サポートなどを案内される)
そのため楽天モバイルショップを探すことになるのですが、400店舗程度しかないと、家の近くにはない可能性があります。
地下や障害物があると繋がりにくい
プラチナバンドとは700MHz~900MHzの周波数帯域を中心として電波帯域を指す通称です。
この周波数帯は障害物に強く、ドコモ・au・ソフトバンクはこのプラチナバンドを持っているため、どこでも安定した通信が行えます。
第4の携帯キャリアとして参入した楽天モバイルですが、実はまだプラチナバンドを割り当ててもらってません…
2023年8月29日に総務省はプラチナバンド700MHz帯の割当受付を開始したので、もしこれに楽天モバイルが割当てられた場合、早ければ2023年12月から楽天モバイルでもプラチナバンドが使えるようになります。
そうなればこのデメリットはなくなる可能性が高いですね!
楽天モバイル7つのメリット
楽天モバイルを使うメリットは7つあります!
- 契約事務手数料がかからない
- 最新のiPhoneシリーズが安く購入できる
- 3,278円でインターネットが無制限・テザリングも無制限で使える
- Rakuten Linkを使えば国内通話が無料でかけ放題
- 海外でも追加料金なしで2GBまで使える
- 契約時のキャンペーンが多い
- 楽天市場で商品を購入した際のポイント付与が+1倍
では1つずつ詳しく解説していきます!
契約事務手数料がかからない
ドコモ・au・ソフトバンクは新規契約時に事務手数料が3,850円かかります。
(ドコモ、ソフトバンクはオンラインショップ経由で契約すると無料)
そのため楽天モバイルに乗り換えたとしても、初期費用をかなり抑えることができます。
最新のiPhoneシリーズが安く購入できる
楽天モバイルはドコモ・au・ソフトバンクよりもiPhoneの端末代金が安いです!
iPhone14の端末代金を他社と比較してみましょう。
楽天モバイル | ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|---|
iPhone14 128GB | 120,910円 | 138,930円 | 140,640円 | 140,400円 |
また、キャンペーンも行っているので、大手3キャリアよりもiPhoneが安く手に入る可能性が高いです。
3,278円でインターネットが無制限・テザリングも無制限で使える
これは格安SIMを含めても、破格の月額料金です。
携帯キャリアの中でコストパフォーマンス最強は「楽天モバイル」だと個人的には思ってます。
またノートパソコンやタブレットに電波を飛ばしてスマホをWi-Fi代わりにできる「テザリング」も無料で使えます。
もちろんテザリングも無制限です。
テザリングは○○GBまでという制限があるキャリアも多いですが、楽天モバイルはテザリングも制限がありません。
ご自宅にWi-Fiがないけどノートパソコンなどをインターネット接続したい!という人は楽天モバイルがおすすめです。
Rakuten Linkを使えば国内通話が無料でかけ放題
電話をよくするという方には嬉しいサービスですよね!
大手3キャリアの場合、国内通話を無料にするためには、2,000円程度のかけ放題サービスに加入する必要があります。
楽天モバイルはアプリからの発信さえ守れば無料です。
使い慣れてしまえば面倒などは感じなくなるでしょう。
ただし、通常の音声通話サービスとは異なるので、通話品質や使い勝手は異なってくるので、注意しましょう!
海外でも追加料金なしで2GBまで使える
大手キャリアでは1日○○円という感じで料金がかかってしまうので、海外に行くことが多い人は楽天モバイルモバイルの方がいいかもしれませんね!
楽天モバイルが利用できるのは
70の国と地域です
- 北米:アメリカ本土、アメリカ(ハワイ)、カナダ、メキシコ
- 南米:ブラジル、ペルーなど
- ヨーロッパ:アイスランド、イギリス、イタリア、フランスなど
- アジア:韓国、中国、台湾、フィリピン、インドなど
- オセアニア:オーストラリア、ニュージーランドなど
- アフリカ:南アフリカ、モロッコなど
契約時のキャンペーンが多い
楽天モバイルは契約時のキャンペーンが多いです。
スマホ本体が安くなるキャンペーンや、楽天ポイントを還元してもらえるキャンペーンなど様々なキャンペーンがあります。
少しでもお得に乗り換えをしたい、スマホをお得に変えたい!という人は楽天モバイルがおすすめです。
楽天市場で商品を購入した際のポイント付与が+1倍
楽天モバイルは楽天市場利用時のポイント還元率がアップするプログラム「SPU」の1つです。
日常的に楽天ポイントを貯めている人にとって+1%はかなり大きいと思いますので、楽天ポイントを貯めている人におすすめです。
楽天モバイルがおすすめな人
ここまでは楽天モバイルのメリット・デメリットについて解説させていただきました。
楽天モバイルは3,278円で通信量無制限で利用できます。
同程度の月額料金で利用する場合、大手3キャリアのメインブランドだと1GB程度のプランしか選べません。
通信量無制限で月額料金を安くしたいなら楽天モバイル一択だと思います。
- この料金でRakuten Linkアプリを使えばという制限はありますが、国内通話が0円で利用可能なので、通話をよくする人にも向いています。
- iPhoneの本体価格が大手3キャリアよりも安く、キャンペーンが多く開催されていることからiPhoneの購入をしたいと思っている人にもおすすめです。
- 楽天ポイントを貯めている人は楽天モバイルを使えばさらに楽天ポイントが貯まりやすくなるでしょう。
- 楽天モバイルを契約していると、楽天モバイル利用時のポイントが常に+1%されて2%還元になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は大手3キャリアと比較したときの楽天モバイルのメリット・デメリットについて解説させていただきました。
では本記事のまとめです。
楽天モバイル5つのデメリット
- 基地局数がまだ少ないので、通信が安定しない場合がある
- 楽天回線を利用できないエリアはauのパートナー回線になる
- Android端末のラインナップが多くない
- 量販店や郵便局内の店舗が多く、サポートしてくれる実店舗が少ない
- プラチナバンドを持っていないので地下や障害物があると繋がりにくい
楽天モバイル7つのメリット
- 契約事務手数料がかからない
- 最新のiPhoneシリーズが大手3キャリアよりも安く購入できる
- 3,278円でインターネットが無制限・テザリングも無制限なのでWi-Fi代わりとして使える
- Rakuten Linkを使えば国内通話が無料でかけ放題
- 海外でも追加料金なしで2GBまで使える
- 契約時のキャンペーンが多い
- 楽天市場で商品を購入した際のポイント付与が+1倍
楽天モバイルがおすすめな人
- 携帯料金を安くしたい
- 乗り換えと同時にiPhoneも購入したい
- 楽天経済圏を多く利用している
- 通話をたくさんする
- 通信量を気にせずインターネットを利用したい
楽天モバイルを検討している場合は店舗でご相談ください!
フォンシェルジュ提携店舗の楽天モバイルショップでは、大手キャリアとの比較や、契約後のアフターサポートなどをさせていただいております!
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