
親名義の携帯を機種変更したいけど、親が忙しくて一緒に店舗に行けない…



親が携帯を機種変更したいと言っているけど、どんな手続きが必要かわからない…
このように、携帯の名義が親になっている場合、手続きに不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、親名義の携帯を機種変更する方法と必要書類について、ドコモ・au・ソフトバンクそれぞれのキャリアごとに詳しく解説します。
手続き前に知っておきたいポイントも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
親名義の携帯を機種変更する方法は3つ


携帯電話の契約者と手続きする人が異なる場合、正しい方法を知らないと手続きができなかったり、何度もショップに行くことになる可能性もあります。
この項目では、親名義の携帯を機種変更する3つの方法と、それぞれの手続きに必要な書類についてわかりやすく解説します。
- 委任状を使って自分で手続きする(親の来店不要)
- 親と一緒に携帯ショップに行く
- オンラインショップで機種変更する
①委任状を使って自分で機種変更する(親の来店不要)


親が来店できない場合は、キャリア指定の「委任状」があれば、家族などの代理人が機種変更を行うことができます。
この方法を使えば、親の来店は不要。
代理人である自分ひとりで携帯ショップに行って、機種の選定や料金プランの相談、初期設定のサポートなども店頭で受けることができるので、とても便利です。
また、親と予定を合わせる必要がなく、自分のスケジュールに合わせて手続きができる点も大きなメリットです。
委任状は必ず契約者本人(親)が記入したものを使う必要があります。
「親が書くのが面倒だから」と代理人が書いてしまうと、最悪の場合、私文書偽造罪に該当する可能性があるため絶対に避けましょう。
②親と一緒に携帯ショップに行く
もっとも確実でスムーズなのは、親と一緒に携帯ショップへ来店する方法です。
また、店頭スタッフと一緒に手続きできるため、プランの内容や機種の使い方、操作方法などもその場で確認・相談できます。
親子で揃って、直接説明を聞けることで安心感があるのが大きなメリットです。
ショップの混雑状況によっては長時間の待ち時間が発生することもあるため、事前に来店予約をしておくとスムーズです。
関連記事:
【dアカウントなしでもOK】ドコモの来店予約方法を画像付きで分かりやすく解説!
③オンラインショップで機種変更する
親がスマホの操作に慣れている場合は、ドコモ・au・ソフトバンクの公式オンラインショップから、機種変更の手続きを行うことも可能です。
ただし、操作に不慣れな方やマイページのパスワードを忘れてしまっている場合には、スムーズに手続きできないことがあります。
また、オンライン手続きでは初期設定のサポートや、料金プランの相談などを直接受けることができない点にも注意が必要です。



「親本人が完全に自力で操作できるかどうか」が、この方法を選べるかどうかの判断ポイントになります。
オンラインショップでスマホを購入するメリットやデメリットについては、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。


委任状を使って自分で機種変更する必要書類
ドコモの場合


ドコモを利用中の方が、委任状を使って自分で手続きする場合の必要書類は、以下の通りです。
以下の必要書類が揃えば、親の来店が不要になります。
ただし、代理人(子供)が成人か未成年かによって必要書類が異なるため注意しましょう。
また、契約者が小学生以下の場合は、自分の名義で契約できないため、親権者名義での契約となります。
- 子供(代理人)が成人している場合
-
- 親(契約者)の本人確認書類
- 運転免許証、マイナンバーカード(個人番号カード)など
- コピー不可
- 子供(代理人)の本人確認書類
- 運転免許証、マイナンバーカード(個人番号カード)など
- 委任状
- 親(契約者)本人の署名または記名押印のあるもの
子供(代理人)が成人している場合は、上記の全ての書類が必要です。
- 親(契約者)の本人確認書類
- 子供(代理人)が未成年の場合
-
- 親(契約者)の本人確認書類
- 運転免許証、マイナンバーカード(個人番号カード)など
- コピー不可
- 子供(代理人)の本人確認書類
- 運転免許証、マイナンバーカード(個人番号カード)など
- 委任状
- 親(契約者)本人の署名または記名押印のあるもの
- 親権者からの同意書
- 親権者であることがわかる書類
- 戸籍謄本、「マイナンバー」の印字がない住民票など
子供(代理人)が18歳以下の未成年の場合、上記の全ての書類が必要です。
- 親(契約者)の本人確認書類
\同意書や委任状はこちらから/
注意点
- ドコモで機種変更を行う際、契約者の本人確認書類は「原本」の提出が必須です。
コピーでは手続きができませんので、必ず原本を持参しましょう。 - 「健康保険証」は2023年5月24日より、本人確認書類として使用できなくなっているので、ご注意ください。
- 購入するスマホの機種代金を一括払いで支払う場合は、店頭での支払いとなるため、現金またはクレジットカード(来店者本人名義)を準備しておきましょう。
auの場合


auを利用中の方が、委任状を使って自分で手続きする場合の必要書類は、以下の通りです。
以下の必要書類が揃えば、親の来店が不要になります。
ただし、代理人(子供)が成人か未成年かによって必要書類が異なるため注意しましょう。
また、契約者が小学生以下の場合は、自分の名義で契約できないため、親権者名義での契約となります。
- 子供(代理人)が成人している場合
-
- 親(契約者)の本人確認書類
- 運転免許証、マイナンバーカード(個人番号カード)など
- コピーでも可
- 子供(代理人)の本人確認書類
- 運転免許証、マイナンバーカード(個人番号カード)など
- 委任状
- 親(契約者)本人の署名または記名押印のあるもの
- 現在利用中の携帯電話+SIMカード
子供(代理人)が成人している場合は、上記の全ての書類が必要です。
- 親(契約者)の本人確認書類
- 子供(代理人)が未成年の場合
-
- 親(契約者)の本人確認書類
- 運転免許証、マイナンバーカード(個人番号カード)など
- コピーでも可
- 子供(代理人)の本人確認書類
- 運転免許証、マイナンバーカード(個人番号カード)など
- 委任状
- 親(契約者)本人の署名または記名押印のあるもの
- 現在利用中の携帯電話+SIMカード
- 親権者同意書およびフィルタリングサービス申出書
子供(代理人)が18歳以下の未成年の場合、上記の全ての書類が必要です。
- 親(契約者)の本人確認書類
注意点
auで機種変更を行う場合、委任状や本人確認書類に加えて、機種変更予定の端末(現在使用中のスマホ・携帯)を持ち込む必要があります
なお、auのサブブランド「UQ mobile(UQモバイル)」でも同様の必要書類で手続きが可能です。
委任状や親権者同意書も、auと共通のものが利用できます。
\同意書や委任状はこちらから/
ソフトバンクの場合
ソフトバンクを利用中の方が、委任状を使って自分で手続きする場合の必要書類は、以下の通りです。
以下の必要書類が揃えば、親の来店が不要になります。
ただし、代理人(子供)が成人か未成年かによって必要書類が異なるため注意しましょう。
また、契約者が小学生以下の場合は、自分の名義で契約できないため、親権者名義での契約となります。
- 子供(代理人)が成人している場合
-
- 親(契約者)の本人確認書類
- 運転免許証、マイナンバーカード(個人番号カード)など
- コピーでも可
- 子供(代理人)の本人確認書類
- 運転免許証、マイナンバーカード(個人番号カード)など
- 委任状
- 親(契約者)本人の署名または記名押印のあるもの
- 家族確認書類
- それぞれの本人確認書類で同姓または同住所であることを確認できる場合は不要
- 契約者と代理人の氏名が記載されている「住民票記載事項証明書」「健康保険証」「遠隔地保険証」「住民票」「戸籍謄 (抄)本」など
子供(代理人)が成人している場合は、上記の全ての書類が必要です。
- 親(契約者)の本人確認書類
- 子供(代理人)が未成年の場合
-
- 親(契約者)の本人確認書類
- 運転免許証、マイナンバーカード(個人番号カード)など
- コピーでも可
- 子供(代理人)の本人確認書類
- 運転免許証、マイナンバーカード(個人番号カード)など
- 「健康保険証+補助書類 ※」でも可
- 委任状
- 親(契約者)本人の署名または記名押印のあるもの
- 家族確認書類
- それぞれの本人確認書類で同姓または同住所であることを確認できる場合は不要
- 契約者と代理人の氏名が記載されている「住民票記載事項証明書」「健康保険証」「遠隔地保険証」「住民票」「戸籍謄 (抄)本」など
- 親権者同意書
※ 補助書類
- 住民票記載事項証明書(原本)
- 公共料金領収書(電気・ガス・水道・NHK受信料)または官公庁発行の印刷物
いずれも発行日から3ヵ月以内のものに限ります。
子供(代理人)が18歳以下の未成年の場合、上記の全ての書類が必要です。
- 親(契約者)の本人確認書類
なお、ソフトバンクのサブブランド「Y!mobile(ワイモバイル)」でも同様の必要書類で手続きが可能です。
委任状や親権者同意書も、ソフトバンクと共通のものが利用できます。
\同意書や委任状はこちらから/
親と一緒に店頭で機種変更する必要書類


それでは、ここから各キャリアの必要書類や、受付条件を解説していきます。
まず、親と子供が一緒に携帯ショップに行く場合は、3キャリア共通で、以下の書類が必要です。
必要書類
- 親(契約者)の本人確認書類
- 運転免許証やマイナンバーカードなど
- 子供(利用者)の本人確認書類
- 保険証、学生証など生年月日/住所がわかるものであれば可
- すでに利用者として登録済みの場合は不要
- 利用中のスマホ本体とSIMカード
諸費用をはじめとする、その他の必要事項については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご参照ください。
オンラインショップで機種変更する必要書類


公式オンラインショップを利用して機種変更をする際は、基本的に店舗のような紙の「必要書類」は不要です。
オンラインショップでは、契約者情報がアカウントに紐づいているため、マイページにログインすることで本人確認が完了します。そのため、店舗で求められるような「本人確認書類の原本」や「印鑑」などを提出する必要はありません。
ただし、以下のような情報や手元の準備が必要となります。
機種変更する場合の必要書類
- マイページのアカウントとパスワード
- ドコモ:dアカウント
- au:au ID
- ソフトバンク:SoftBank ID
- ネットワーク暗証番号(4桁の数字)
- クレジットカード(一括払いの場合)
初めてオンラインで手続きする方やログインに不安がある方は、事前にログインできるかどうかの確認をおすすめします。
うまく進められない場合は、サポートセンターやチャットサポートを活用しましょう。
オンラインショップの利用方法は、以下の記事で詳しく解説しています。






自分名義にしたい場合は名義変更がおすすめ
スマホの名義を親から自分に変更しておけば、今後は委任状なしで、自分自身が手続きできるようになります。



名義変更ってめんどくさそう…



実は機種変更とほぼ同じように、本人確認書類と委任状があれば簡単に手続きできるんです!
しかも、家族間の名義変更であれば、本来3,850円(税込)かかる手数料も無料になるため、将来的な手続きの手間を減らすという点でもおすすめです。
しかも、家族間の名義変更であれば本来3,850円かかる手数料も無料になります。
ただし、注意点が2つあります。
- 名義変更と機種変更は、同日に手続きできない
- 名義変更の反映までに1日〜数日かかる場合がある
そのため、余裕がある場合は先に名義変更を済ませてから、機種変更を行うのがスムーズです。
とはいえ、「今すぐ機種変更したい」という事情がある方は、まずは機種変更を済ませ、名義変更はその後に検討しても問題ありません。
名義変更に必要な書類や手続きの流れについては、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。


親名義の携帯を機種変更する際のよくある質問


親名義の携帯をスムーズに機種変更しよう


いかがでしたでしょうか?
今回は、親名義の携帯を機種変更する方法を解説させていただきました!
親名義の携帯を機種変更する方法には、以下の3つの選択肢があります。
- 委任状を使って自分で手続きする(親の来店不要)
- 親と一緒に携帯ショップに行く
- オンラインショップで機種変更する
中でも、親が店舗に行けない場合は「② 委任状を使う」方法がおすすめです。
契約者の本人確認書類やキャリア指定の委任状、場合によっては親権者同意書などの準備が必要になるので、事前に必要書類をしっかり確認しておきましょう。
また、今後の手間を減らしたい場合は、名義変更を行って子供自身の名義に切り替えるのも一つの方法です。
機種変更や契約手続きをスムーズに進めるためにも、本記事を参考に準備を整えてから手続きを進めてくださいね。
今後もスマホに関する情報を発信してまいりますので、ぜひご活用いただければ幸いです!
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