ドコモから楽天モバイルへの乗り換えは後悔する？後悔しないためのポイント

ドコモを使っていて、携帯料金を安くしたい場合に候補に上がることが多い「楽天モバイル」

確かに楽天モバイルはドコモに比べて月額料金が安くなる可能性が高くおすすめのキャリアです。

そこで本記事ではドコモから楽天モバイルに乗り換えても後悔しないために、以下の内容について詳しく解説しています。

 ドコモ公式サイト　 楽天モバイル公式サイト

ドコモから楽天モバイルに乗り換えるデメリット

ドコモから楽天モバイルに乗り換えるデメリットを知っておくことが、乗り換えた後、後悔しないために大切なことです。

では1つずつ詳しく解説していきます！

ドコモ光セット割や家族割などの割引サービスが対象外

ドコモではドコモ光やdocomo home 5Gなどを利用することで受けられる「ドコモ光セット割」というインターネット割がありますが、楽天モバイルでは利用できません。

ただ、楽天モバイルの料金プランは割引等がなく、割引なしでも安く利用できるので、そこまで問題ではないかもしれません。

1つ気を付けないといけないのが、ドコモには「みんなドコモ割」という家族割があり、ドコモを利用している回線が2回線で-550円、3回線以上で-1,100円の割引が適用されます。

もし家族の1人が楽天モバイルに乗り換えた場合、みんなドコモ割の割引額が下がってしまい、結果的に携帯料金が高くなってしまうこともありますので注意しましょう。

家族間通話が無料にならない
(ファミリー割引がない)

ドコモではファミリー割引という割引があり、三等親以内の家族なら誰でも20回線までグループを組むことができますが、楽天モバイルの場合はありません。

ファミリー割引は、グループ内の家族同士なら国内通話が無料でかけ放題になります。

楽天モバイルの場合、家族間の通話は22円/30秒かかりますので、家族間でよく通話をしていた人は注意が必要です。

通常の電話よりも若干通話品質が下がってしまいますが、無料で通話できるのは嬉しいですね！

山間部や建物内で電波が悪い可能性がある

楽天モバイルは提供されてからまだ日が浅く、ドコモと比較して自社の基地局数が少ないです。

自社の電波が届かない場所ではパートナー回線(au)の電波を使えますが、こちらも都市部中心に提供されています。

そのため都市部以外の場所や山ではドコモの電波の方が繋がりやすいという傾向があります。

	ドコモ	楽天モバイル
基地局数　4G	259,584	44,866
基地局数　5G	7,135	11,238

また、プラチナバンドを獲得した楽天モバイルですが、2023年12月時点ではプラチナバンドの提供を開始していません。

プラチナバンド以外でも、楽天モバイルは使用しているバンドが他キャリアと比較して少ないです。

実は携帯電話は、皆さんが気づかないうちに数種類の電波を切り替えながら通信を行っています。

この種類を表すのが「バンド」と呼ばれるものです。

各バンドの混雑状況や、接続場所によって最適なバンドに切り替わりますが、楽天モバイルは切り替わるバンドが少ないため、通信が安定しないというのも事実です。

カスタマーセンターが有料

通常、携帯キャリアのカスタマーセンターは、契約している携帯電話から電話をすれば通話料金はかからないことが多いです。

ですが、楽天モバイルの場合、通常通りカスタマーセンターに電話をかけてしまうと通話料金がかかってしまいますので、注意しましょう。

国内通話が無料になるRakuten Linkアプリからダイヤルして、問い合わせれば無料になります。

ドコモのメールアドレスを引き継ぎたいときは有料

楽天モバイルではキャリアメールである「楽メール(@rakumail.jp」が無料で使えます。

ですが、ドコモで使っていた「@docomo.ne.jp」のアドレスを楽天モバイルに乗り換えた後も使いたい場合は、月額330円かかります。

そのため楽天モバイルに乗り換える場合は、楽天モバイルのキャリアメールを使うか、フリーメールを使うのがおすすめです。

携帯料金の支払いでdポイントが貯まらない

ドコモユーザーの方はバーコード決済は「d払い」を使っている方も多いでしょう。

ですが、楽天モバイルに変えてからはdポイントが貯まりづらくなってしまいます。

ただし、楽天モバイルではdポイントの変わりに楽天ポイントをお得に貯めることができます。

楽天モバイルへの乗り換えと一緒に、クレジットカードや利用するECサイトを楽天に移行してみてはいかがでしょうか？

ドコモから楽天モバイルに乗り換えるメリット

ここまではドコモから楽天モバイルに乗り換えるメリットを紹介していきます。

月額料金が安い

ドコモから楽天モバイルへの乗り換えを検討している人のほとんどが、月額料金が安いという理由での検討ではないでしょうか？

ドコモと楽天モバイルの料金プランの比較一覧表を見てみましょう。

	楽天モバイル			ドコモ
	Rakuten最強プラン			eximo
利用可能データ	無制限	3GB~20GBの月	3GB以下の月	~1GB	1GB~3GB	3GB~無制限
月額基本料金	3,278円			4,565円	5,665円	7,315円
各種割引	–			ドコモ光・home 5Gセット割 -1,100円
	–			みんなドコモ割 2回線：-550円　 3回線：-1,100円
	–	使用量3GB~20GBの場合 -1,100円	使用量3GB以下の場合 -2,200円	dカードお支払い割 -187円
割引後 合計金額	3,278円	2,178円	1,078円	2,178円	3,278円	4,928円

楽天モバイル最大の魅力は、ドコモのように複雑な割引を適用させなくても月額料金が安いという点です。

ドコモではデータ量無制限で割引なしの場合、月額基本料金7,315円ですが、楽天モバイルは3,278円で利用できます。

ドコモで全ての割引を適用させた場合は4,928円ですが、それでも楽天モバイルの方が1,650円安いです。

機種代金が安い

楽天モバイルはiPhoneシリーズの本体価格において、「全キャリアの中で最安」を謳っています。

最近発売されたiPhone 15 128GBを例に挙げて比較してみましょう。
楽天モバイルは140,800円ですが、ドコモでは149,490円と、9,000円弱ドコモの方が高いです。

Androidについては若干取り扱い機種が少ないものの、iPhoneシリーズを利用している方は楽天モバイルで機種を購入するのがおすすめです。

Rakuten Linkアプリを使えば国内通話が無料

楽天モバイル契約者は「Rakuten Link」という通話アプリを使えます。

この「Rakuten Link」アプリから電話を発信すれば、国内通話が無料です。

ドコモでは通常22円/30秒の通話料がかかってしまいますし、かけ放題オプションは1,980円/月がかかります。

通常の電話より若干音質等は下がってしまいますが、LINEなどと同程度だと思っていただければと思います。

ショップで手続きしても事務手数料がかからない

楽天モバイルは店頭で契約しても事務手数料がかかりません。

オンラインショップなら事務手数料0円などはよく聞きますが、店頭でも事務手数料0円なのは驚きです。

そのため乗り換え時に聞きたいことがある場合は、無理してオンラインショップで契約するのではなく、楽天モバイルショップに行くのがおすすめです。

楽天ポイントが貯まりやすい

楽天モバイルは楽天市場利用時のポイント還元率がアップするプログラム「SPU」の1つです。
楽天モバイルを契約していると、楽天モバイル利用時のポイントが常に+1%されて2%還元になります。

日常的に楽天ポイントを貯めている人にとって+1%はかなり大きいと思いますので、楽天ポイントを貯めている人におすすめです。

ドコモから楽天モバイルに乗り換えるのがおすすめな人

ここまではドコモから楽天モバイルに乗り換える際のメリット・デメリットについて解説してきました。

では、ドコモから楽天モバイルに乗り換えるのがおすすめな人はどのような人なのでしょうか？

ドコモから楽天モバイルに乗り換えるのがおすすめな人はこんな人です！

ただし、楽天モバイルは、ドコモで適用されているインターネット割引や家族割は使えません。

そのためドコモを家族で利用している方は、トータルの携帯料金を気にして楽天モバイルへ乗り換えを検討する必要があります。

例えば、3人家族でドコモを利用中、内1人が楽天モバイルへ乗り換えた場合。
みんなドコモ割の割引額が1,100円→から550円に下がってしまい、ドコモ側の料金が550円×2人分で1,100円上がってしまいます。

楽天モバイルへ乗り換えた人はほとんどの場合安くなると思いますが、ドコモに残った家族側の料金が変動することがあるので、しっかり計算してから乗り換えましょう。

ドコモから楽天モバイルに乗り換える際の注意点

ここからはドコモから楽天モバイルへ乗り換える際の注意点をいくつかご紹介します。

ドコモの機種をそのまま使う場合は動作確認されているかチェックする

ドコモで購入した機種をそのまま使う場合、楽天モバイルで動作確認されているかチェックしてから乗り換え手続きをしましょう。

楽天モバイルで動作確認が取れていない場合、楽天モバイルのSIMカードを差しても利用できない可能性があります。

動作確認済機種の確認はこちらから

ドコモを解約した月の料金は日割り計算にならない

楽天モバイルからドコモへ乗り換える際、ドコモは「解約」という扱いになります。

• ドコモを解約した月の料金は日割り計算にならず、いつ解約をしても1ヶ月分の料金が請求されます。
  簡単に言うと1日に楽天モバイルへの乗り換え手続きをした場合でも、ドコモ側からくる請求は1ヶ月分の携帯料金ということです。
• 楽天モバイル側の料金は加入月のみ日割り計算になります。

そのためなるべく月末に近い日に乗り換えるのがおすすめです。

dポイントを引き継ぎたい場合は乗り換え前にdアカウントを発行しておく

ドコモで貯めていたdポイントを引き継ぎたい場合は、楽天モバイルに乗り換える前にdアカウントを発行しておく必要があります。

万が一楽天モバイルに乗り換える前にdアカウントを発行していなかった場合、貯まっていたポイントは全て失効してしまいますので、必ずdアカウントを発行しておきましょう。

もうすでにdアカウントがある場合は、dアカウントのログイン情報(IDやパスワード)を確認しておきましょう。

ドコモから楽天モバイルに乗り換える申し込み手順

ドコモから楽天モバイルへ乗り換える申し込み手順についてご紹介します。

ドコモから楽天モバイルに乗り換える際のよくある質問

ドコモから楽天モバイルに乗り換える際によくある質問をまとめました。

ドコモのメールアドレスをそのまま使う方法は？

機種代金が残っていても乗り換えできる？

dカードゴールドは自動的に解約される？

まとめ

いかがでしたでしょうか？

今回はドコモから楽天モバイルに乗り換える際に後悔しないためのポイントについて解説させていただきました。

では本記事のまとめです。

• ドコモの機種をそのまま使う場合は動作確認されているかチェックする
• ドコモを解約した月の料金は日割り計算にならないので、月末近くに乗り換えるのがおすすめ
• dポイントを引き継ぎたい場合は乗り換え前にdアカウントの確認や、新規発行しておく

乗り換え時の注意点などを確認したい場合は、フォンシェルジュオンライン相談まで！

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