【2025年1月】ドコモの機種変更 7つの裏技 少しでも安く買う方法を紹介

ドコモ機種変更

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ここ数年円安、半導体不足などの影響によりスマホの本体価格は上がってきました。

これを受け、機種変更するのを躊躇う人も多いのではないでしょうか?

本記事ではドコモで機種変更を考えている方に向けて、機種を安く購入する7つの裏ワザや方法について解説していきます。

※2025年1月28日時点の情報です。

筆者プロフィール
吉田裕紀

東京都を中心に店舗を構える「スマホ相談窓口『TOP1』」の運営会社、株式会社ディ・ポップス所属。11年間の現場経験から学んだことを記事作りに活かしている。格安SIM系の記事を得意としているライター。

東京都青梅市在住。
ITmedia Mobile 寄稿記事一覧

目次

裏技1:ドコモオンラインショップで購入

ドコモオンラインショップ
画像引用 ドコモオンラインショップ公式HP

ドコモの機種変更をする際、ドコモショップなどの実店舗でスマホを購入するよりもドコモオンラインショップでスマホを購入した方が機種を安く購入できる可能性が高くなります。また発売開始前の機種の予約も可能です。店舗での対応が不要な方は一度検討してみましょう。

なお自宅への郵送代金も2,750円(税込)以上の購入であれば無料です。

ドコモオンラインショップの特徴
  • 頭金0円
  • 事務手数料無料
  • 限定キャンペーンがある

頭金0円

ドコモショップのほとんどはNTTドコモが直接運営しているわけではなく、代理店によって運営されています。

その代理店によって自由に設定されているのが「頭金」と呼ばれるもの。

携帯電話業界における「頭金」とはドコモが機種に設定した販売価格に上乗せした価格のことを指しており、頭金は代理店の利益になります。

頭金は各代理店によって異なりますが、5千円〜2万円程度が一般的のようです。

一方、ドコモオンラインショップはドコモが直接運営しており、頭金は設定されていません。頭金の支払いは不要です。

iPhone 16 128Bの場合(例)

ドコモオンライン
ショップ
ドコモショップ
〇〇店
本体価格145,200円145,200円
頭金15,000円
合計145,200円160,200円

※価格は税込

もちろん全てのドコモショップ、あるいは家電量販店で頭金が設定されているわけではありません。代理店によっては頭金0円というところもあるでしょう。

ただ一般的には頭金を設定しているドコモショップが多い分、頭金を設定していないドコモオンラインショップの方がスマホを安く購入できるというわけです。

事務手数料無料

頭金同様、ドコモオンラインショップでスマホを購入した場合は事務手数料もかかりません。

一方ドコモショップ、家電量販店などの店頭で機種変更した場合、その手数料は3,850円(税込)。

ドコモオンラインショップで機種変更手続きをすれば3,850円(税込)が丸々ういてくるので大変お得ですね。

事務手数料を払うのに抵抗がある方はドコモオンラインショップでの機種変更を必ず検討しましょう。

オンライン限定 機種購入割引

ドコモオンラインショップで対象機種に機種変更すると、「オンライン限定 機種購入割引」のキャンペーンを受けることができます。

なのですが、2025年1月28日時点のドコモオンラインショップにおけるオンライン限定割引 機種購入割引のラインナップを見てみると、少々寂しい印象を受けます。

機種名割引額
Galaxy S24 Ultra 256GB SC-52E

Galaxy S24 Ultra 512GB SC-52E

Galaxy S24 Ultra 1TB SC-52E
22,000円割引
Google Pixel 8 Pro 512GB11,000円割引

※価格は税込
※機種変更の場合

※2025年1月28日時点

iPhoneシリーズがラインナップに挙げられていないのは残念ですが、時期によって対象機種は割引額は変わります。

最新の情報はドコモオンラインショップ公式サイトを適宜確認してみてください(他社から乗り換え(MNP)、新規ではなく機種変更の箇所をご確認ください)。

割引ではなくdポイントが付与されるケースもあります。

オンラインおトク割

前述の「オンライン限定 機種購入割引」と名前が似ているので少しややこしいですが、ドコモオンラインショップには「オンラインおトク割」という割引も提供されています。

「オンライン限定 機種購入割引」とは対象機種が異なっており、2025年1月28日時点では「割引が受けられる機種」と「dポイント還元が受けられる機種(利用者が18歳以下の場合)」に特典が分かれています。

割引

機種名割引額
iPhone 15 Pro Max 1TB33,000円割引
Galaxy Z Flip6 SC-54E

arrows N F-51C
11,000円割引
iPhone 16 Pro 128GB

iPhone 16 128GB
11,000円割引
eximo ポイ活プランの契約が必要
Xperia 5 IV SO-54C5,500円割引

※価格は税込
※2025年1月28日時点

dポイント還元
(18歳以下)

機種名dポイント還元
iPhone SE(第3世代)

Google Pixel 8a

AQUOS wish4 SH-52E

arrows We2 F-52E
10,000ポイント

※2025年1月28日時点

最新の情報はドコモオンラインショップ公式サイトを適宜確認してみてください(他社から乗り換え(MNP)、新規ではなく機種変更の箇所をご確認ください)。

裏技2: 機種変更クーポンの使用

ドコモには機種変更専用のクーポンが提供されています。

ただし今回ご紹介する機種変更クーポンはドコモ公式ホームページには記載されておらず、入手条件も不透明なものもあります(dカードGOLD 年間利用額特典は除く)。

参考程度に頭の片隅に入れておいて頂き、使えるクーポンがあったら使いましょう。

種類割引額入手できる場所
機種変更専用
5,500円OFFクーポン
5,500円特定サイト
(アフィエイトサイト)
151クーポン5,500円〜151に電話
My docomo
シリアルナンバー付きクーポン
5,500円〜My docomo
メッセージRクーポン5,500円〜メッセージR
郵送シークレット
クーポン
3,300円〜郵送
dカードGOLD
年間利用額特典
11,000円
or
22,000円
dカード GOLDでの前年買物累計額が100万円or200万円

※割引額は税込

裏技3: 値下がり・在庫処分タイミングを狙う

お得に機種変更するには「機種変更のタイミング」とやらも重要になってきます。

一般的には以下のタイミングが重要になってきます。

機種変更のタイミング
  • 新機種発売に伴う旧機種の在庫処分
  • (事業法改正前?)

新機種発売に伴う旧機種の在庫処分

一番分かりやすい例としては毎年9月〜10月に新型iPhone発売に伴い、昨年度モデルのiPhoneが値下がりが起きるといった現象です。

最新のiPhone 16シリーズは昨年の2024年9月9日に発表されました。

その後、2024年9月14日からはドコモオンラインショップにおけるiPhone 15(128GB)の価格が149,490円(税込)から140,360円(税込)に値下げされたのです。

ちなみに2025年1月28日時点のiPhone 15(128GB)の価格を見てみるとさらに価格が下がっており、119,020円(税込)で購入することが可能です。

日付本体価格
2024年9月13日以前149,490円
2024年9月14日以降140,360円
2025年1月28日時点119,020円

※価格は税込

ここではiPhoneを例に挙げましたがAndroidの場合でも「春夏モデル」「秋冬モデル」といったように季節の変わり目に新機種の発表・発売が実施される傾向があります。

ドコモオンラインショップ 2024夏新商品の案内
画像引用 ドコモオンラインショップ公式HP

iPhone・Android問わず新機種発表後には旧機種が値下げされる傾向にあるので、新機種に拘りがない方は旧機種の価格動向もチェックしておきましょう。

(事業法改正前?)

少し話がそれますが、2024年12月26日にスマートフォンの割引規制について定められている「電気通信事業法」第27条の3などのガイドラインが総務省によって改正されました。

詳細は【2024年 12月26日】電気通信事業法改正 スマホ わかりやすい概要の記事でご確認して頂ければと思うのですが、この改正を機に買い替えプログラムを提供している大手通信キャリアの端末実質負担額が上昇したのです。

例えばドコモのGoogle Pixel 9(128GB)の場合だと、実質負担額が以下の様に変更しています。

改正前改正後
59,620円62,260円

※価格は税込
※実質負担額=

いつでもカエドキプログラムで端末返却時の負担額
※改正前の実質負担額は2024年12月17日公開の「ITmedia Mobile」の記事から参照

このように一概には言えませんが、ここ1〜2年は電気通信事業法が改正されると端末の実質負担額が上昇する傾向にあります。

今後も電気通信事業法の改正が行われるかと思いますがもし改正の情報をキャッチできたら、端末の価格・実質負担額などをチェックすることをおすすめします。

裏技4: 廉価機種・売れ残り在庫を狙う

ドコモの廉価機種と言えば、FCNT合同製の「arrows」シリーズが有名です。

arrows We2
画像引用 ドコモオンラインショップ公式HP
本体価格22,000円
サイズH:約155
W:約73mm
D:約8.9mm
重さ約179g
RAM
ROM
4GB
64GB
バッテリー容量4,500mAh
カラーライトブルー
ネイビーグリーン
ライトオレンジ
防水/防塵防水
IPX5/8
防塵
IP6X
カメラアウトカメラ
約5,010万画素
約190万画素

インカメラ
約800万画素
おサイフケータイFeliCa
生体認証指紋・顔
発売日2024年8月16日

※価格は税込
※2025年1月28日時点

上記「arrows We2」のドコモオンラインショップにおける本体価格は22,000円(税込)。

廉価機種の代表格です。

廉価機種を狙うのは裏技とは言えないかもしれませんが、「とにかく安く機種変更したい」という方は、こういった廉価機種を検討してみてはいかがでしょうか?

売れ残り機種はどこにある?

またドコモショップや家電量販店などの実店舗には、いわゆる「売れ残り機種」というものが存在するケースもあります。

店舗(代理店)としてもこういった在庫を抱えておくことは良くない状況です。故に機種変更と言えどもギリギリまで値下げして在庫処分に出してくる可能性もあります。

もしお近くにドコモショップなどの実店舗がある方は、「売れ残り在庫」に関して常日頃店舗に問い合わせてみても良いでしょう。

裏技5: ドコモ認定リユース品を狙う

ドコモ認定リユース品
画像引用 ドコモオンラインショップ公式HP

ドコモ認定リユース品「docomo Certified」とはドコモの検査基準をクリアした中古品のことです。

ドコモ認定リユース品で販売される端末は電池残量80%以上、外装クリーニングが実施され、タッチパネル・カメラなどの基本性能に問題ないか、データ消去は完全にされているか、といったようなことをチェックされます。

ドコモ認定リユース品
画像引用 ドコモオンラインショップ公式HP

ドコモ認定リユース品のiPhone 13 128GBで見てみると、販売価格は機種変更・ランクA +で72,600円(税込)。

販売価格は「ランク」によって違いがあり、以下のようになっています。

ランクA +目立つ傷や汚れがなく、非常にきれいな状態のもの
ランクA目立つ傷や汚れが少なく、きれいな状態のもの
ランクB傷や汚れがあり使用感があるが、基本性能には問題ないもの

ランクA +

ドコモ認定リユース品ランクA+
画像引用 ドコモオンラインショップ公式HP

ランクA

ドコモ認定リユース品ランクA
画像引用 ドコモオンラインショップ公式HP

ランクB

ドコモ認定リユース品ランクB
画像引用 ドコモオンラインショップ公式HP

裏技6: 購入プログラムを利用

ここからの「購入プログラムを利用」と「料金プランを見直す」も、正確には機種変更の裏技とは言えないかもしれませんが、機種変更を考えている方に是非知っておいて頂きたい方法です。

いつでもカエドキプログラム

いつでもカエドキプログラム(いつでもカエドキプログラム+)は購入した機種を返却するタイミングに応じて残りの分割支払金が免除されるプログラムで無料で加入できます。予め「残価」が設定され、機種を返却するとこの残価分が免除される仕組みです。

いつでもカエドキプログラム
いつでもカエドキプログラムを使った場合の例

このいつでもカエドキプログラムは機種によって「いつでもカエドキプログラム」と「いつでもカエドキプログラム+」に分かれており、返却するタイミングも任意でタイミングによっては残価以上の支払いを免除させることも可能。いずれにせよ「1年〜2年で機種変更したい」と考えている方にとってはお得なプログラムです。

いつでもカエドキプログラム(いつでもカエドキプログラム+)に関しては以下の記事からご確認ください。

下取りプログラム

下取りプログラムは新しい機種に機種変更する際、それまで使っていた機種を下取りに出すとdポイントが進呈されるプログラム。

例えば2年前に発売されたiPhoneであるiPhone 14(128GB)をドコモの下取りに出すと43,000円(税込)分のdポイントが付与されます(2025年1月28日時点)。

ドコモ 下取りプログラム iPhone 14
画像引用 ドコモ公式HP

ただしドコモオンラインショップで機種変更と下取りを申し込む場合にdポイントが進呈されるのは後日。そのため機種変更時には(進呈予定の)dポイントを使って、新しい機種の割引を受けることはできませんので注意して下さい。

裏技7: 料金プランを見直す

最後に機種変更ではありませんが、機種を安く購入する方法以外で毎月の支払い負担を小さくする方法である料金見直しも重要になってきます。

以下は2025年1月28日現在で新規申し込みができるドコモの料金プラン「eximo」「irumo」「ahamo」の比較表です。

eximoirumoahamo
基本料金〜1GB
4,565円
(2,178円)

〜3GB
5,665円
(3,278円)

無制限
7,315円
(4,928円)
0.5GB
550円

3GB
2,167円
(880円)

6GB
2,827円
(1,540円)

9GB
3,377円
(2,090円)
30GB
2,970円

110GB
4,950円

通話料22円/30秒22円/30秒5分以内
かけ放題
無料

5分超過後
22円/30秒
家族間
通話
無料有料※15分以内
無料

5分超過後
有料

※料金は税込
※()の料金は割引を最大適用させた料金

※1 ドコモ(irumo、ahamo除く)の家族からの通話は無料

既に新規受付が終了している「シェアパック」「ギガホ」などを契約している方は料金プランの見直しをすることにより毎月の支払いを安くすることができるかもしれません。

なので機種変更を機に料金プランを見直してみるのも良いでしょう。

ドコモ機種変更 7つの方法でお得に機種変更を!

以上、今回はドコモの機種変更の7つの裏技について解説してきました。

  • ドコモオンラインショップで購入
  • 機種変更クーポンの使用
  • 値下がり・在庫処分タイミングを狙う
  • 廉価機種・売れ残り在庫を狙う
  • ドコモ認定リユース品を狙う
  • 購入プログラムを利用
  • 料金プランを見直す

利用できそうなものがあったら是非利用して頂き、お得に機種変更して頂ければ幸いです。

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