スマホの契約では、結婚・離婚や契約者の死去などのタイミングで、契約者の変更(名義変更)が必要になることがあります。
この名義変更は、携帯ショップでの手続きが必要となりますが、必要書類が多くて分かりづらいと感じる方も多いのではないでしょうか。

書類がそろっていないと、せっかく店舗に行っても手続きができず、二度手間になってしまうこともあります。
そこで本記事では、キャリア別に名義変更に必要な書類や手続きの種類について、わかりやすく解説していきます!
- 携帯名義変更の種類
- 各キャリアの名義変更手数料
- 各キャリアの携帯名義変更に必要な書類
携帯・スマホの名義変更とは?


名義変更とは、携帯電話の契約を別の方に引き継ぐための手続き全般を指します。
状況によって手続きの呼び方が異なり、たとえば「結婚・離婚」「契約者の逝去」「第三者への変更」などのケースごとに、名称や手続き内容が変わってきます。
名義変更を行う場合、新たに契約者となる方は、今までと同じ携帯電話番号を引き継ぐことが可能です。
ただし、新たな契約者は、その携帯会社と“新規契約”を結ぶ扱いとなるため、スマホの新規契約と同様の審査が行われます。



そのため、名義変更の際にも、審査に必要な書類を事前に準備しておくことが非常に重要です!
必要書類がそろっていないと、店舗で手続きを受け付けてもらえず、改めて出直すことになるケースも多いため、事前確認をしっかり行いましょう。
携帯の名義変更に必要な書類【ドコモ】


ドコモでの名義変更は、手続きの内容によって必要書類が異なるので、該当するケースをよく確認してから準備しましょう。
名義変更の種類と手数料
手続きの 種類 | 内容 | 手数料 |
---|---|---|
名義変更 (譲渡) | 家族や他人など 別の人の名義に変更する | 家族間 無料 家族以外 3,850円 ※ |
改称 | 結婚や離婚などで 契約者の名字が変わった時に 氏名を変更する | 無料 |
承継 | 契約者の死亡により 家族が契約を引き継ぐ | 無料 |
では、上記の名義変更の種類ごとに、手続き時に必要となる書類や持ち物について、詳しく解説していきます。
①親から子などの名義変更に必要な書類
まず前提として、ドコモで名義変更(譲渡)する場合、手続きはWebや電話ではできず、必ずドコモショップに来店して手続きが必要となります。
来店時の混雑を避けるためにも、事前に来店予約をしておくことをおすすめします。
ドコモで名義変更の手続きができるのは、以下のいずれかの方です。
- 現在の名義人
- 名義変更後の新しい名義人
- 双方から委任を受けた代理人
なお、家族間で名義変更を行い、一部のサービスや設定情報を引き継ぐ場合は、原則として「現在の名義人」の来店が必要です。
ただし、現在ドコモに登録されている「利用者」が、そのまま「変更後の名義人」となる場合に限り、「現在の名義人」が来店しなくても手続きが可能です。



両者そろって来店すれば、委任状が不要になるため、必要な書類が少なく済みます。できるだけ一緒に来店されるのがおすすめです。
\ドコモ/
名義変更(譲渡)の必要書類
- 現在の名義人と新しい名義人がそろって来店する場合
-
- 現在の名義人の本人確認書類 ※
- 新しい名義人の本人確認書 ※
- 新しい名義人のキャッシュカードまたはクレジットカード
- キャッシュカードをお持ちでない場合は、預金通帳+お届け印
- 運転免許証、マイナンバーカード、身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳(障がい者手帳)、療育手帳
- 新しい名義人のみ来店する場合
-
- 現在の名義人の本人確認書類 ※
- 新しい名義人の本人確認書 ※
- 新しい名義人のキャッシュカードまたはクレジットカード
- キャッシュカードをお持ちでない場合は、預金通帳+お届け印
- 運転免許証、マイナンバーカード、身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳(障がい者手帳)、療育手帳
現在の名義人からの委任状
- 現在の名義人のみ来店する場合
-
- 現在の名義人の本人確認書類 ※
- 新しい名義人の本人確認書 ※
- 新しい名義人のキャッシュカードまたはクレジットカード
- キャッシュカードをお持ちでない場合は、預金通帳+お届け印
- 運転免許証、マイナンバーカード、身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳(障がい者手帳)、療育手帳
新しい名義人からの委任状
- 第三者(代理人)のみ来店する場合
-
- 現在の名義人の本人確認書類 ※
- 新しい名義人の本人確認書 ※
- 新しい名義人のキャッシュカードまたはクレジットカード
- キャッシュカードをお持ちでない場合は、預金通帳+お届け印
- 運転免許証、マイナンバーカード、身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳(障がい者手帳)、療育手帳
- 代理人の名義人の本人確認書類 ※
- 現在の名義人からの委任状
- 新しい名義人からの委任状
- 運転免許証、マイナンバーカード、身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳(障がい者手帳)、療育手帳
委任状はドコモ指定の書式があり、ドコモショップで受け取るか、公式サイトからダウンロードすることができます。
②結婚・離婚による氏名変更に必要な書類
名義変更の種類の説明でも触れたように、結婚や離婚によって契約者の名字が変わる場合、その手続きは正式には「名義変更」ではなく、「改称」と呼ばれます。
この「改称」の手続きは、ドコモショップでの対面手続きに加え、スマホやパソコンなどからWeb上で行うことも可能です。
必要な書類は以下のいずれか1点です。
- 改称の事実が確認できる戸籍謄本または戸籍抄本
- 発行から3カ月以内のもの
- 新しい氏名が記載された運転免許証、健康保険証
口座の名義変更も必要な場合は、改姓後のキャッシュカードまたはクレジットカードも必要となります。
③契約者の死亡による名義変更に必要な書類
契約者が亡くなられた場合、その回線を他のご家族が引き継ぐ手続きは「承継」と呼ばれます。
この「承継」手続きは、必ずドコモショップに来店して手続きが必要となります。
電話やWebでは行えないため注意しましょう。
手続きには、以下の書類が必要です。
- 死亡の事実が確認できる書類
- 例:死亡診断書、火葬(埋葬)許可証、葬儀の案内状など
- 相続関係が確認できる書類(コピー可)
- 例:戸籍謄本、戸籍抄本など
- 新たな契約者の本人確認書類(原本のみ)
- 例:運転免許証、マイナンバーカードなど
- 新たな契約者のキャッシュカードまたはクレジットカード
- キャッシュカードをお持ちでない場合は、預金通帳+お届け印
また、承継後に契約者と実際の利用者が異なる場合は、利用者の本人確認書類も必要です(コピーで可)。
携帯の名義変更に必要な書類【au】


auでの名義変更は、手続きの内容によって必要書類が異なるので、該当するケースをよく確認してから準備しましょう
名義変更の種類と手数料
手続きの 種類 | 内容 | 手数料 |
---|---|---|
名義変更 (譲渡) | 家族や他人など 別の人の名義に変更する | 家族間 無料 家族以外 3,850円 ※ |
改姓 | 結婚や離婚などで 契約者の名字が変わった時に 氏名を変更する | 無料 |
承継 | 契約者の死亡により 家族が契約を引き継ぐ | 無料 |
では、上記の名義変更の種類ごとに、手続き時に必要となる書類や持ち物について、詳しく解説していきます。
①親から子などの名義変更に必要な書類
まず前提として、auで名義変更(譲渡)する場合、手続きはWebや電話ではできず、必ずauショップに来店して手続きが必要となります。
来店時の混雑を避けるためにも、事前に来店予約をしておくことをおすすめします。
auでの名義変更の手続きは、以下のいずれかの方が来店することで、手続きできます。
- 現在の名義人と、名義変更後の新しい名義人(両者)
- 名義変更後の新しい名義人のみ
名義変更後の新しい名義人の来店は必須です。
本人確認書類などがあっても、本人が来店できない場合は手続きできないので注意してください。



両者そろって来店すれば、委任状が不要になるため、必要な書類が少なく済みます。できるだけ一緒に来店されるのがおすすめです。
また、ご契約者と利用者が異なる場合は、登録されている利用者本人にしか譲渡できません。
そのため、利用者情報が登録されている場合は、その利用者以外の家族へ名義を変更することはできません。
\au/
名義変更(譲渡)の必要書類
- 現在の名義人と新しい名義人がそろって来店する場合
-
- 現在の名義人の印鑑
- 現在の名義人の本人確認書類 ※
- 新しい名義人の印鑑
- 新しい名義人の本人確認書 ※
- 新しい名義人のキャッシュカードまたはクレジットカード
- キャッシュカードをお持ちでない場合は、預金通帳+お届け印
- 運転免許証、マイナンバーカード、運転経歴証明書(顔写真付き)、パスポート、身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳、療育手帳
- 新しい名義人のみ来店する場合
-
- 現在の名義人の本人確認書類 ※
- 新しい名義人の本人確認書 ※
- 新しい名義人のキャッシュカードまたはクレジットカード
- キャッシュカードをお持ちでない場合は、預金通帳+お届け印
- 運転免許証、マイナンバーカード、身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳(障がい者手帳)、療育手帳
現在の名義人からの委任状
- 現在の名義人のみ来店する場合
-
手続きはできません。
- 第三者(代理人)のみ来店する場合
-
手続きはできません。
委任状はau指定の書式があり、auショップで受け取るか、公式サイトからダウンロードすることができます。
②結婚・離婚による氏名変更に必要な書類
名義変更の種類の説明でも触れたように、結婚や離婚によって契約者の名字が変わる場合、その手続きは正式には「名義変更」ではなく、「改姓」と呼ばれます。
この「改姓」の手続きは、auショップでの対面手続きに加え、スマホやパソコンなどからWeb上で行うことも可能です。
必要な持ちものは以下の2点です。
- 新印(旧印でも可)
- 新旧両方の名前が記載されている書類
- 免許証、健康保険証、住民基本台帳カード(顔写真付き)、マイナンバーカード
- 戸籍謄本、戸籍抄本、住民票、全部事項証明書、個人事項証明書(すべて発行から3カ月以内のもの)
口座の名義変更も必要な場合は、改姓後のキャッシュカードまたはクレジットカードも必要となります。
③契約者の死亡による名義変更に必要な書類
契約者が亡くなられた場合、その回線を他のご家族が引き継ぐ手続きは「承継」と呼ばれます。
この「承継」手続きは、必ずauショップに来店して手続きが必要となります。
電話やWebでは行えないため注意しましょう。
また、ご契約者と利用者が異なる場合は、登録されている利用者本人にしか承継できません。
そのため、利用者情報が登録されている場合は、その利用者以外の家族へ名義を変更することはできません。
手続きには、以下の書類が必要です。
- 新しい契約者の印鑑
- 新しい契約者の本人確認書類(原本のみ)
- 例:運転免許証、マイナンバーカードなど
- 新しい契約者のキャッシュカードまたはクレジットカード
- キャッシュカードをお持ちでない場合は、預金通帳+お届け印
- 相続関係と死亡の事実が確認できる書類
- 戸籍謄本(抄本)、除籍謄本(抄本)住民票
- コピー可
- 発行から3カ月以内のもの
上記書類に死亡の記載がない場合は、以下のいずれか1点が別途必要です。
- 死亡診断書
- 会葬礼状
- 新聞のお悔み欄
- 自治体により受理された死亡届(受理印あり)
- 火葬(埋葬)許可書
- 香典返し(死亡者のフルネーム記載あり)
- 斎場使用料の領収書(死亡者のフルネーム記載あり)
携帯の名義変更に必要な書類【SoftBank】


ソフトバンクでの名義変更は、手続きの内容によって必要書類が異なるので、該当するケースをよく確認してから準備しましょう。
名義変更の種類と手数料
手続きの 種類 | 内容 | 手数料 |
---|---|---|
名義変更 (譲渡) | 家族や他人など 別の人の名義に変更する | 家族間 無料 家族以外 3,850円 ※ |
改称 | 結婚や離婚などで 契約者の名字が変わった時に 氏名を変更する | 無料 |
承継 | 契約者の死亡により 家族が契約を引き継ぐ | 無料 |
では、名義変更の種類ごとに、手続き時に必要となる書類や持ち物について、詳しく解説していきます。
①親から子などの契約者変更に必要な書類
まず前提として、ソフトバンクで名義変更(譲渡)する場合、手続きはWebや電話ではできず、必ずソフトバンクショップに来店して手続きが必要となります。
来店時の混雑を避けるためにも、事前に来店予約をしておくことをおすすめします。
ソフトバンクでの名義変更の手続きは、以下のいずれかの方が来店することで、手続きできます。
- 現在の名義人と、名義変更後の新しい名義人(両者)
- 名義変更後の新しい名義人のみ
名義変更後の新しい名義人の来店は必須です。
本人確認書類などがあっても、本人が来店できない場合は手続きできないので注意してください。



両者そろって来店すれば、委任状が不要になるため、必要な書類が少なく済みます。できるだけ一緒に来店されるのがおすすめです。
\ソフトバンク/
名義変更(譲渡)の必要書類
- 現在の名義人と新しい名義人がそろって来店する場合
-
- 現在の名義人の本人確認書類 ※1
- 新しい名義人の本人確認書 ※1
- 新しい名義人のキャッシュカードまたはクレジットカード
- キャッシュカードをお持ちでない場合は、預金通帳+お届け印
- 現在の契約者との関係を証明する家族確認書類 ※2
- それぞれの本人確認書類で同姓または、同住所だとわかる場合は不要
- 家族以外の他人に譲渡する場合は不要
- 1 運転免許証、マイナンバーカード、日本国パスポート、身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳、療育手帳、在留カード+外国パスポート、特別永住者証明書
- 2 現在の名義人と新しい名義人の両方の氏名が記載されている、住民票記載事項証明書、健康保険証、遠隔地保険証、住民票、戸籍謄本、戸籍抄本、同性とのパートナーシップを証明する書類(すべて発行日から3ヵ月以内のもの)
- 新しい名義人のみ来店する場合
-
- 現在の名義人の本人確認書類 ※1
- 新しい名義人の本人確認書 ※1
- 新しい名義人のキャッシュカードまたはクレジットカード
- キャッシュカードをお持ちでない場合は、預金通帳+お届け印
- 現在の契約者との関係を証明する家族確認書類 ※2
- それぞれの本人確認書類で同姓または、同住所だとわかる場合は不要
- 家族以外の他人に譲渡する場合は不要
- 1 運転免許証、マイナンバーカード、日本国パスポート、身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳、療育手帳、在留カード+外国パスポート、特別永住者証明書
- 2 現在の名義人と新しい名義人の両方の氏名が記載されている、住民票記載事項証明書、健康保険証、遠隔地保険証、住民票、戸籍謄本、戸籍抄本、同性とのパートナーシップを証明する書類(すべて発行日から3ヵ月以内のもの)
現在の名義人からの委任状
- 現在の名義人のみ来店する場合
-
手続きはできません。
- 第三者(代理人)のみ来店する場合
-
手続きはできません。
委任状はソフトバンク指定の書式があり、ソフトバンクショップで受け取るか、公式サイトからダウンロードすることができます。
②結婚・離婚による氏名変更に必要な書類
名義変更の種類の説明でも触れたように、結婚や離婚によって契約者の名字が変わる場合、その手続きは正式には「名義変更」ではなく、「改姓」と呼ばれます。
この「改姓」手続きも、必ずソフトバンクショップに来店して手続きが必要となります。
電話やWebでは行えないため注意しましょう。
必要な書類は以下のいずれか1点です。
- 改姓が確認できる本人確認書類
- 運転免許証、マイナンバーカード、日本国パスポート、身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳、療育手帳、在留カード+外国パスポート、特別永住者証明書
- 改姓が確認できる書類(発行から3カ月以内)
- 戸籍謄本、戸籍抄本、住民票(マイナンバーの印字がないもの)
口座の名義変更も必要な場合は、改姓後のキャッシュカードまたはクレジットカードも必要となります。
③契約者の死亡による名義変更に必要な書類
契約者が亡くなられた場合、その回線を他のご家族が引き継ぐ手続きは「承継」と呼ばれます。
この「承継」手続きも、必ずソフトバンクショップに来店して手続きが必要となります。
電話やWebでは行えないため注意しましょう。
手続きには、以下の書類が必要です。
- 死亡の事実が確認できる書類(コピー可)
- 例:死亡診断書、除籍が分かる戸籍謄本、住民票、斎場発行の埋葬許可証、通夜告別式のお知らせ、新聞広告の切り抜きなど
- 家族確認書類 ※
- 現在の契約者が家族割引に加入中で、家族割引継続希望の場合のみ必要
- 新たな契約者の本人確認書類
- 例:運転免許証、マイナンバーカードなど
- 新たな契約者のキャッシュカードまたはクレジットカード
- キャッシュカードをお持ちでない場合は、預金通帳+お届け印
- 現在の名義人と新しい名義人の両方の氏名が記載されている、住民票記載事項証明書、健康保険証、遠隔地保険証、住民票、戸籍謄本、戸籍抄本、同性とのパートナーシップを証明する書類(すべて発行日から3ヵ月以内のもの)
名義変更をスムーズに進めるポイント


携帯やスマホの名義変更を行う際は、手続きを行う通信会社(ドコモ・au・ソフトバンク)によって必要書類や条件が異なります。また、「譲渡」「改称」「承継」といった名義変更の種類によっても準備すべきものが変わる点に注意が必要です。
いずれのキャリアでも共通して、事前に必要書類をしっかり確認しておくことが大切です!
家族間での譲渡、結婚・離婚による名字変更、契約者の死亡による承継など、状況に応じて柔軟に対応できるよう、事前の準備を忘れずに。今回ご紹介した必要書類のリストや手続きの流れを参考にして、名義変更の手続きをスムーズに進めましょう。
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