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【解説】WI-Fi(ワイファイ)とモバイルデータ通信の違い

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ご自身のスマホでこのような表示を見たことある人は多いですよね。

この画像はiPhone(アイフォーン)やandroid(アンドロイド)といったスマホ(スマートフォン)の画面を上から下にスライド(指で触って下方向に引っ張る)することで出てくる画面です。

こちらの画像は私が使用しているiPhone11の画面をスクリーンショット(スマホで表示している画面を写真として保存する機能)を使用し撮影したものです。

今回注目ご紹介するのは右上のモバイルデータ通信と中段左にあるWI-Fiです。この2つはスマホの通信方法を表しているのですが、この機能を今まで知らずにあたなたがスマホを使っているのであれば、知らず知らずのうちに損をしているかもしれません。

でも大丈夫です!!

この記事を読んでいただいたらこの2つの違いを理解することができ、使いこなすことができるでしょう。実際に上手な使い方も紹介しますので参考にしてみてください。

目次

Wi-Fiって何?

皆さんの家には昔、備え付けの電話がありましたか?

現在は家の電話(固定電話)を持っていない方もいらっしゃるかもしれません。ただ、先ほどのの問いに対して「ある」もしくは「使っていた」とお答えする方がほとんどではないでしょうか。ではもう一つ質問です。

その時インターネットはどの様に使っていましたか?

もしかしたらパソコンを持っていなかった、もしくは使っていなかった人もいるかもしれません。ただ、使っていた人はおそらくこう答えるのではないでしょうか?「昔は電話から線を伸ばして有線でパソコンにつないでいた」と

なぜこのような質問をしたかと言うと、ちょっとざっくりですが、Wi-Fiとはインターネットを利用するために電話から線を引いて有線でパソコンにつないでいた事をより便利に無線にした方法だからです。

過去はケーブルを引いて有線でパソコンとつないでインタ―ネットに接続していましたが昨今はどうなっているでしょう。昨今街を歩いていると公衆無線LAN(無線を利用しインターネットを提供するサービス)を使用してカフェや公園などでノートパソコンを使用している人を見かけます。

わざわざケーブルを引っ張って有線でパソコンを使用している人は外では見かけませんよね。かなり前から無線でインターネットに接続できるようになっています。もちろん家のディスクトップパソコン(据え置き型パソコン)は家で使うのでケーブルをさしているかもしれませんが、多くの方は家の中であっても無線LANを使用してパソコンを使用しているのではないでしょうか?

もうお気づきの方もいるかもしれませんがWi-Fiとは無線LANから発生させられる電波を使用した通信の事を言います。厳密にはもっと細い分類などあるのですが、「無線LAN(Wi-Fiルータ)から発生させられる電波を使って通信しているのがWi-Fi」と認識していただいて大丈夫です。下の図パソコンで説明していますが、スマホも同様にWi-Fiで通信することができます。

モバイルデータ通信って何?

一方のモバイルデータ通信とはなんでしょう?

電波を使っているならWi-Fiと何が違うの?

と思う方、半分正解です。電波を使っている点に関してはWi-Fiもモバイルデータ通信も同じ分類と言えるでしょう。では何が違うかについてご説明していきます。

結論になりますが、電波を提供している会社が違います。皆さんはスマートフォンを買う時はどこの会社で買いますか?

docomoで購入する人、ソフトバンクで購入する人、はたまた格安会社のUQモバイルやワイモバイルなど人それぞれだと思います。

その携帯会社に月々プラン料金をお支払していますよね?これは携帯会社の電波を利用するための料金です。つまりモバイルデータ通信は携帯会社が提供する電波を利用した通信と認識していただければと思います。

ここまでのまとめを図にしましたので確認してみてください。

  • WI-FIもモバイルデータ通信も、厳密に言うともっと細かい違いがありますが、ここではざっくりとした形で違いをご理解いただくことが目的なので細かい所は省略いたします。

Wi-FIに適した使い方

先ほどの説明でWi-Fiとモバイルデータ通信についてご理解いただけたでしょうか?

ここからはそれぞれに適した使い方を説明します。

Wi-Fi利用が適している

  • アップデート
  • ソフトウェア更新
  • Wi-Fi機器が近くにある所定の場所で利用

まず、Wi-Fiが適した使い方はソフトウェアのアップデートです。スマートフォンの中にはスマートフォンを動かすためのシステムがあります。それをソフトウェアといいます。

スマートフォンが新しい動きをする為にソフトウェアは適時新しいものに更新されていきます。ソフトウエアを更新する際はWi-Fiでの通信がおススメです。

何故なら、ソフトウェアを更新するために大量のデータを受信する必要があるからです。モバイルデータ通信だと携帯会社のプランによってはデータ量が不足してしまったり、電波の届かない所だと中断してしまったりしてソフトウェアの更新ができない場合があります。

しかし、家のWi-Fiは大量のデータ通信しても家のインターネットを無線化したものですのでデータ無制限で使うことができます。データ量不足や中断といった心配がほぼありません。

モバイルデータ通信でないとできないこと

では逆にモバイルデータ通信でないとできない事はなんだと思いますか?

モバイルデータ通信が適している

  • 移動しながら通信利用する場合

それは持ち歩いていて、大抵どこでも通信を行うことができる点です。Wi-Fiは電波の届く範囲でしか使うことしかできず、電波も10メートル程度しか飛びません

モバイルデータ通信は日本のいたるところに基地局(モバイルデータ通信で使用する電波を発信するアンテナ)が存在しており、ドコモ、AU、ソフトバンクの大手キャリアであれば日本の人口カバー率99%以上となっております。

そのため持ち歩くことを考えるとモバイルデータ通信でないとスマホとして機能しないと言ってしまっても言い過ぎではないと思います。

上手な使い方

①家にWi-Fiがある場合

家にWi-Fiがある場合はスマホの通信をWi-Fiに接続しモバイルデータ通信をオフにする。そうすることでデータ通信量を節約することができます。

通信量を節約することによって月額料金の安い通信プランを見直すことができ、月々の通信費(プラン料金)を節約することにつなげることができます。

②家にWi-Fiがない場合

家にWi-Fiがない方も多くいらっしゃるかと思いますが、一番良いのは家にWi-Fiを設置することです。

例えばソフトウェアのアップデートに大量のデーター量が必要となるなどスマホの月額料金が高くなってしまうからです。スマホのソフトウェアが古いまま放っておくとスマホのセキュリティが不十分になる可能性が高いです。

同様に家でスマホの動画を沢山みるといったような方もデーター量を気にせずスマホで動画みることができます。家にWi-Fiを設置した方が、家ではデーター量を気にせずに使え、使い方によっては月々の通信費の節約につなげることができます。

③海外に行かれる場合

海外旅行に行かれる際に、ご自身のスマートフォンを持っていきますよね。その際にモバイルデータ通信をオンにしたままだと海外料金が発生します。日本に帰ってきたときに莫大な請求が発生する可能性があります。

携帯会社によって海外向けのプランもありますがいちいちプラン変更するのが手間な方が多いです。

そんな時はモバイルデータ通信をオフにして海外のホテルに備え付けのWi-Fiを利用するか、空港などで有料で貸し出しているレンタルWi-Fi(持ち運びができるレンタルのWi-Fi)を活用しましょう。

Wi-Fiとモバイルデータ通信の違いは理解できましたでしょうか?

この違いをご理解いただき、WI-Fi(ワイファイ)とモバイルデータ通信上手に組み合わせて活用することで、沢山のデーター通信を安価にご利用いただくことができると思います。

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