「UQ WiMAXが気になる。でも、電波も気になる」
そんな方におすすめしたいのが、UQ WiMAXの「Try WiMAX」です。
Try WiMAXは、UQ WiMAXのWiMAX+5Gに対応したモバイルルーターやホームルーターを15日間無料で試せるサービスです。
事務手数料、機器の送料もかかりません。
今回は、このTry WiMAXを実際に申し込んでみた上でのレビュー記事を書いてみました。
この記事を読んで頂ければ、以下の内容が分かります。
- Try WiMAXの申し込み方法
- モード(プラスエリアモードなど)の違い
- 機種は何日ぐらいで届くのか?
- 実際の速度はどれぐらいなのか?
- いつまでに返却すれば良いのか?
- UQ WiMAXの月額料金
以下、目次を見て頂き、気になるところから読んでみてください。
Try WiMAX エリア確認
15日間無料で試せるといっても、ご自身が生活している地域がUQ WiMAXのエリア外でしたら意味がありません。
まずは、UQ WiMAXの「対応サービスエリア」ページにてUQ WiMAXのエリアを確認してみましょう。
都道府県を選択すると、エリアマップの左上に「〇〇県/スタンダードモード」と表示されていることが確認できます。
さらにこの部分を選択すると「スタンダードモード」「プラスエリアモード」といったように電波の種類を選択できるようになります。(2023年8月27日時点)
エリアマップの左上を選択すると電波の種類を選択する画面に切り替わる。
この「スタンダードモード」
「プラスエリアモード」とは何なのか?
次からはこの両モードについて解説していきましょう。
スタンダードモードとプラスエリアモード
WiMAX+5G対応のモバイルルーター・ホームルーターには端末上で利用する電波の切り替え操作ができます。
通常の状態が「スタンダードモード」。
より広いエリアに対応しているものが「プラスエリアモード」です。
スタンダードモード | プラスエリアモード | |
---|---|---|
月間データ容量 | 無制限 | 30GB |
電波 | au 5G/au 4G LTE/ WiMAX 2+ | au 5G/au 4G LTE/ WiMAX 2+ |
800MHz | 非対応 | 対応 |
月額料金 | 基本料金で使える | 別途1,100円かかる |
※料金は税込
プラスエリアモードだと、建物内でもより電波が届きやすい周波数帯の800MHz(プラチナバンド)の電波を利用することができます。
以下の画像は、北海道における「スタンダードモード」と「プラスエリアモード」のサービスエリアを示したものです。(2023年8月27日時点)
左の画像が「スタンダードモード」、右の画像が「プラスエリアモード」です。
少し分かりづらいかもしれませんが、MAP上の
- 「赤」「オレンジ」「黄色」→エリア内
- 「緑」→エリア外
となっています。
右側のプラスエリアモードの方が、左側のスタンダードモードよりも赤・オレンジ黄色の箇所が多い、つまりUQ WiMAXが使える範囲が広いということがわかるかと思います。
プラスエリアモードの方がエリアが広いことが見て取れる。
ただし、Wi-Fiルーター上でプラスエリアモードに切り替えると、
- 月額1,100円(税込)が別途発生
(auスマートバリューや自宅セット割適用中は無料) - 月間データ容量は30GBまで
- 30GBを超えると最大128kbpsに速度低下
(プラスエリアモード利用時のみの制限)
- 30GBを超えると最大128kbpsに速度低下
といった注意点もあります。
なのでお住まいの地域が「スタンダードモードではエリア対象外で、プラスエリアモードだとエリア対象内」といった場合は、「月に高速通信できるデータ容量は最大30GBになりうる」ということを念頭におかれた方が良いでしょう。
5G sub6/5G NR化/4Gとは?
エリアマップには「赤」「オレンジ」「黄色」で示された箇所がありますが、これは5G・4Gエリアの違い、そして5Gの周波数の違いを表しています。
- 5G sub6
- 利用周波数は3.7GHz帯/4GHz、帯域幅は100MHz。高速・大容量通信が可能。
- 5G NR化
- 4G LTEの周波数を5Gに転用したもの。ただし、速度は5Gと同等とは言い切れない。
- 4G
- 4G LTE。帯域幅は20MHz。
周波数の帯域幅(周波数の範囲・幅)が広い程、通信速度は上がります。
よって理論上は5G sub6のエリア(赤色の部分)が一番通信速度が速いと言えます。
申し込み〜設定の流れ
ではここからは実際に、UQ WiMAXのTry WiMAXの申し込み、そしてWi-Fiルーターの設定について要点を絞って解説していきます。
なお、Try WiMAXはUQ WiMAXの公式ページからのみの申し込みになります。
(2023年8月27日にTry WiMAXの申し込みをした時の情報です。今後、手続き方法、到着物などが変わる可能性もあります)
必要なもの
Try WiMAXを申し込むのにあたって必要なものは以下の2点です。
- 本人名義のクレジットカード
- メールアドレス
無料なのに何故クレジットカードが
必要なの?
そう思われる方もいるかもしれませんが、これは一時的にクレジットカードのショッピング利用枠をWi-Fiルーター本体の購入代金相当額分に当てられるためです。
何故、ショッピング枠が当てられるのかというと、仮にレンタル期間を過ぎてもレンタル端末が返却されなかったり、レンタル端末を破損・紛失してしまったりすると、22,000円(不課税)あるいは27,720円(不課税)の違約金が請求され、クレジットカードから支払われるためです。(UIMカード紛失時はさらに3,300円(税込)がかかる)
なお、運転免許証などの本人確認書類は必要ありません。
手続き時間自体は10分程度
Web上での手続きの大まかな流れは、「仮登録」「本登録」からなり、合わせて10分程度で完了します。
- 貸出機器の在庫状況の確認
- 重要事項説明などの確認
- メールアドレス入力
- 携帯電話番号入力
- 認証コード受信
- 認証コード入力
- 貸出機器の選択
- 希望配送時間の選択
- 契約者情報の入力
- クレジットカード情報の入力
- アンケート(利用キャリアなど)
仮登録ではまず、レンタル用のWi-Fiルーターの在庫状況を確認しましょう。
筆者がTry WiMAXを申し込んだ2023年8月27日時点では、レンタルできる端末はホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L11」とモバイルWi-Fiルーター「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」の2つだけでしたが、2023年9月8日時点では貸出可能端末に、
- Speed Wi-Fi HOME 5G L13
- Speed Wi-Fi 5G X12
が加わったようです。
在庫があるようでしたら最新型で5G SAに対応している、ホームルーターのSpeed Wi-Fi HOME 5G L13か、モバイルWi-FiルーターのSpeed Wi-Fi 5G X12をレンタルしましょう。
(筆者はモバイルWi-FiルーターのGalaxy 5G Mobile Wi-Fiをレンタル)
5G SAとは?
設備や基地局含めて全て5G専用の技術を用いた5Gサービス。
従来の方式である「NSA(Non-standalone)」方式(4G用の設備と5Gの基地局を組み合わせた方式)に比べ、5Gの高速・大容量通信をフルに活用できることが期待されている。
(参考)au公式HP 5G SA
重要事項説明書では、
- プラスエリアモード利用時
- レンタル期間
(レンタル機器発送日を含む最大15日間) - 違約金
(期間内で返却できない場合、機器を破損した場合)
の箇所を中心に目を通しておきましょう。
重要説明事項に目を通したら、本登録画面に進むための「認証URL」がついたメールを受け取るためのメールアドレス、そして認証に必要な「認証コード」を受け取るための携帯電話番号(SMS)を入力します。そうすれば仮登録は終了です。
入力が完了すると、
- 認証URL(メールアドレス宛)
- 認証コード(SMS)
この2つが届きます。
認証URLから本登録の画面に入り、認証コードを入力します。
すると、レンタル用の機器、希望配送時間の選択、契約者情報の入力など一連の入力が求められます。
全て入力を終えれば本登録の完了です。
あとは、レンタル端末の到着を待つだけです。
いつ届いたか?
筆者の場合は申込をしてから2日後でした。
8月27日(日)の15時50分頃に申込手続きが完了し、8月28日(月)の20時30分頃、Try WiMAXのレンタル機器の出荷が完了した旨のメールが届きました。
この8月28日を含めての15日間がTry WiMAXのレンタル期間となります。
自宅を空ける機会が多い方は、宅配業者の公式ホームページで受け取り時間を変更するか、受け取り場所を変更しておきましょう。
申し込み後はTry WiMAXのメールが届いていないか、要チェック。
レンタル期間は限られているので、受け取り場所を変更することもおすすめ。
届いた荷物の中には、
- モバイルWi-Fiルーター端末
- 取扱説明書/返却方法指示書
- SIMカード
- SIMカード用ケース
- SIMピン
- ACアダプタ/USBケーブル
- ナイロンバッグ/緩衝材
- 返送用伝票
が入っています。
返却時には梱包物の中身を全て返却する必要があるので、一つも失くさないようにしましょう。
なお、レンタル端末を梱包しているダンボールは返却の際にも使うのでとっておくことをおすすめします。
設定→2.5GHz帯と5GHz帯の違い
Try WiMAXの機器一式が到着したら、同封されているSIMカードをモバイルWi-Fiルーターにさして電源を入れましょう。
端末画面上の「Wi-Fi」をタップして表示されるパスワードをスマホやパソコンなどに入力すれば、Wi-Fiが使えるようになります。
初期状態の通信モードはスタンダードモードとなっています。
「Wi-Fi」のメニュー画面には「周波数帯」という項目があり、タップすると「2.4Ghz」「5GHz」どちらかの周波数帯を選べます。「GHz」の数値が大きいほど通信速度は速くなると言われています。
しかし、5GHzの電波は壁などの障害物を回り込むのが苦手です。
これはモバイルWi-Fiルーターと、Wi-Fi接続機器が別の部屋にある場合は電波の繋がりが悪くなることを意味します。
また、5GHzは屋内でしか使用することができません。
一方2.4GHzの電波は、5GHzの電波よりも障害物を回り込みやすいためモバイルWi-FiルーターとWi-Fi接続機器が離れていても繋がりやすいといった特徴を持ちます。
ですが、2.4GHzの電波は電子レンジ、Bluetooth機器などモバイルWi-Fiルーター以外の機器にも使われているため互いに電波干渉が起きやすいといった弱点も存在します。
筆者の場合、Try WiMAXでレンタルしている期間は終始2.4GHzで利用していましたが、速度に不満を感じたことがなかったため、設定は2.4GHzのままでした。
周波数帯については、それぞれの利用状況を考えて調整しましょう。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
2.4GHz | ・モバイルWi-Fiルーターと接続機器の距離が 離れていてもつながりやすい。 | ・障害物を回り込みやすい。・電子レンジなどの他の電子機器の電波干渉を受けやすい。 ・5GHzよりも通信速度は遅いと言われている。 |
5GHz | ・2.4GHzよりも通信速度は速いと言われている。 ・電子レンジなどの他の電子機器の電波干渉を 受けにくい。 | ・モバイルWi-Fiルーターと接続機器の距離が離れていると、 繋がりにくくなる。 | ・障害物を回り込むのが苦手。
Try WiMAX 実際の速度
ここからは実際にTry WiMAXで使用したGalaxy 5G Mobile Wi-Fiが、「どのくらいの通信速度がだせたのか?」画像付きでまとめていきたいと思います。
- 下り最大速度2.2Gbps
- 上り最大速度183Mbps
- 通信規格
- 5G(Sub6/NR化)/4G LTE/WiMAX 2+
- Wi-Fi規格
- 2.4GHz:IEEE802.11b/g/n
- 5GHz :IEEE802.11a/n/ac
- 5G SA非対応
3階建のビル内(東京都渋谷区)
まずは筆者が普段業務をしている建物内での計測結果をご紹介します。
計測状況
計測端末 | iPhone 14 |
計測アプリ | Fast.com |
計測場所 | 東京都渋谷区にあるビルの室内(3階) |
計測日時 | 2023年9月4日(月) |
計測時間 | 9時〜18時の間で1時間ごとに1回計測 |
通信モード | スタンダードモード |
周波数帯 | 2.5GHz |
5G SA | 非対応 |
計測時刻 | 下り速度 (ダウンロード) | (アップロード) | 上り速度
9時25分 | 52Mbps | 29Mbps |
10時24分 | 52Mbps | 22Mbps |
11時23分 | 57Mbps | 22Mbps |
12時21分 | 41Mbps | 23Mbps |
13時22分 | 34Mbps | 13Mbps |
14時22分 | 44Mbps | 29Mbps |
15時22分 | 29Mbps | 9.4Mbps |
16時21分 | 36Mbps | 9.1Mbps |
17時21分 | 24Mbps | 5.7Mbps |
18時21分 | 17Mbps | 7.9Mbps |
下り速度(ダウンロード)は速い時で50Mbps台、遅い時で10Mbps台、
上り速度(アップロード)は速い時で20Mbps台、遅い時で5〜9Mbps、といった計測結果でした。
このぐらいの速度があれば、ネット検索をしたり、YouTubeやNetflixなどで動画を見たりする分には全く問題ない速度です。
帰宅後の自宅(東京都世田谷区)
続いて筆者の自宅での計測結果です。建物の造りは木造建築で部屋は2階にあります。
夜の時間帯での計測結果はどうだったのか?見ていきましょう。
計測状況
計測端末 | iPhone 14 |
計測アプリ | Fast.com |
計測場所 | 東京都世田谷区内にある筆者の自宅(2階) |
計測日時 | 2023年9月7日(木)、2023年9月8日(金) |
計測時間 | 20時〜23時の間で1時間ごとに1回計測 |
通信モード | スタンダードモード |
周波数帯 | 2.5GHz |
5G SA | 非対応 |
20時台(9月7日(木)|9月8日(金))
21時台(9月7日(木)|9月8日(金))
22時台(9月7日(木)|9月8日(金))
23時台(9月7日(木)|9月8日(金))
計測時刻 | (ダウンロード) | 下り速度(アップロード) | 上り速度
20時台 (9月7日 9月8日) | 30Mbps 63Mbps | 7.2Mbps 16Mbps |
21時台 (9月7日 9月8日) | 30Mbps 47Mbps | 11Mbps 7.7Mbps |
22時台 (9月7日 9月8日) | 39Mbps 65Mbps | 9.2Mbps 5.1Mbps |
23時台 (9月7日 9月8日) | 40Mbps 24Mbps | 6.4Mbps 23Mbps |
一般的に、20時〜23時の時間帯は多くの方がネットを見たり、動画を観たりする傾向にあるので、UQ WiMAXユーザーが使っているデータ量も増大する傾向にあるかと思われます。
ですが、この時間帯でも下り速度は20Mbps〜65Mbps程度は出ており、動画視聴に推奨されている通信速度を上回る結果となりました。
Netflix、YouTubeが推奨としている通信速度は?
ちなみに筆者は2023年9月8日までTry WiMAXをスタンダードモードで利用しましたが、9月8日時点(9月1日から9月8日)での利用データ量は約65GB。
伊達に「無制限」を謳っていません。
「無料で良くここまで使わせてもらったものだ」
と思った程、快適に使えたと感じています。
Try WiMAX 返却
Try WiMAXの使用感を試せたらあとはレンタルした端末を返却するだけです。
ここでは、Try WiMAXの返却についてよくある質問についてまとめます。
いつまでに返却すれば良いのか?
返却する日は、ヤマト運輸「料金・お届け予定日検索(宅急便)」のページにて、
- 荷物を発送する地域
- 荷物を届ける地域
この2つの郵便番号を入力し、「返却期限日までに」荷物が届くように、逆算すれば割り出すことができます。
筆者の場合で見てみましょう。
画像にもありますが、返却期限日は9月11日です。
筆者は最寄りのヤマト運輸営業所まで荷物を持っていき、発送しようと考えていました。
そしてヤマト運輸「料金・お届け予定日検索(宅急便)」にて、
- 最寄りのヤマト運輸営業所
- 荷物を届ける地域
2つの地域の郵便番号を入力、「お届け日」を「9月11日」にして、検索をかけると、前日の9月10日迄に、ヤマト運輸営業所の営業時間内に荷物を持って行けば良いことが分かりました。(荷物をヤマト運輸営業所に持ち込まず、集荷依頼をする場合は集荷時間に注意)
Try WiMAXは何日前までに返却すれば良いのか?
気になる方は、ヤマト運輸「料金・お届け予定日検索(宅急便)」で調べるか、Try WiMAXの窓口で確認してみましょう。
ちなみに、Try WiMAX貸出開始日から10日後ぐらいには、窓口から「Try WiMAX レンタル返却期限日」についてのお知らせメールが届きます。
返却期限に遅れたらどうなる?
違約金(不課税)がかかります。
違約金の金額はレンタルした端末によって異なります。
①違約金(不課税) 22,000円が請求
- Speed Wi-Fi HOME 5G L11
- Galaxy 5G mobile Wi-Fi
②違約金(不課税) 27,720円が請求
- Speed Wi-Fi HOME 5G L13
- Speed Wi-Fi 5G X12
違約金がかからないよう、返却期限日までに返却するようにしましょう。
コンビニからでも返送できる?
ローソン以外のコンビニであれば、可能です。
(Try WiMAX同封のヤマト運輸の返送伝票を利用する場合)
ただし、各配送業者・コンビニには集荷締切時間が定められていますので、コンビニでの返却を考えている方は余裕を持って返却しましょう。
返却時、リセットは必要か?
返却時の端末リセットは不要です。
確かに、UQ WiMAX公式ホームページの「Try WiMAX使い方ガイド」には初期化の方法が説明されていますが、Try WiMAXのカスタマーセンターに問い合わせたところ「初期化は必要ないです」との回答が得られました。
初期化する・初期化しないは利用者の判断に委ねられているそうです。
(参考 ) UQ WiMAXのサービス内容
この記事ではTry WiMAXのレビュー内容をまとめていますので、UQ WiMAXの料金面については触れてきませんでした。
ですが、
UQ WiMAX、結構良いかも?
そう思われた方のために、UQ WiMAXの料金について簡単にご紹介したいと思います。
UQ WiMAX 基本料金
モバイルWi-Fiルーターとしては料金は高めだが……
2023年9月時点のUQ WiMAXの最新料金プランは「WiMAX +5G ギガ放題プラスS」。
前述した「スタンダードモード」での利用であれば、データ無制限で利用できます。
契約期間に縛りがないため、いつ解約しても解約料金はかかりません。
※WiMAX +5G ギガ放題プラスSの他にも、Netflixがセットになった「ギガ放題プラスS Netflixパック」も用意されています。
基本料金は「WiMAX +5G割」の割引適用期間によって異なり、
- 13カ月間→4,268円(税込)
- 14カ月目以降→4,950円(税込)
となっています。
UQ WiMAX同様、データ無制限で利用できる楽天モバイルのモバイルWi-Fiルーターの基本料金は3,278円(税込)。
データ無制限ではないものの、月間100GB程度のデータ量が使えるクラウドWiFi(複数社から提供)は月額3,000〜4,000円程度で使えることを考えると、UQ WiMAXの月額料金は高いと言えるかもしれません。
しかし、(Try WiMAXを利用した筆者の所感にはなりますが)
- データ無制限で使える
- 持ち運びできる
- 通信速度も申し分ない(利用環境による)
- 電波が途切れることはない(利用環境による)
これらのことを考慮すると、UQ WiMAXの月額料金は決して高くないと思います。
UQ WiMAX 本体価格
下り最大速度3.9Gbps・上り最大速度183Mbpsに対応している最新のモバイルWi-Fiルーター「Speed Wi-Fi 5G X12」の本体価格は27,720円(税込)ですが、毎月の通信料をクレジットカードで支払うと19,800円(税込)に割引されます。
36回の分割払いにすると、毎月770円(税込)(クレジットカード払いだと毎月550円(税込))が、基本料金に上乗せされます。
基本料金+分割金の合計額は以下の通りです。(クレジットカード払い時)
- 13カ月間→4,818円(税込)
- 14カ月目以降→5,500円(税込)
もし、端末価格がネックになるという方は中古ショップやメルカリ等で安く本体を購入することができますが、端末選びには注意してください。
最新料金プランであるWiMAX +5G ギガ放題プラスSに対応しているモバイルWi-Fiルーターは「Speed Wi-Fi 5G X12」のみ。
Speed Wi-Fi 5G X12の一つ前のモデルである「Speed Wi-Fi 5G X11」や、今回筆者がレンタルした「Galaxy 5G Mobile Wi-Fi」はWiMAX +5G ギガ放題プラスSに対応していません。(2023年9月11日時点)
料金プラン | 対応端末 |
---|---|
WiMAX +5G ギガ放題プラスS | ・Speed Wi-Fi 5G X12 |
WiMAX +5G ギガ放題プラス | ・Speed Wi-Fi 5G X11 ・Galaxy 5G Mobile Wi-Fi |
※WiMAX +5G ギガ放題プラスS、WiMAX +5G ギガ放題プラスともに基本料金は同じ
Speed Wi-Fi 5G X12(最新モデル)
- 下り最大3.9Gbps/上り最大183Mbps
- 5G SA対応
Speed Wi-Fi 5G X11(1つ前のモデル)
- 下り最大2.7Gbps/上り最大183Mbps
- 5G SA非対応
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi(2つ前のモデル)
- 下り最大2.2Gbps/上り最大183Mbps
- 5G SA非対応
規格上の通信速度を重要視する方は最新モデルのSpeed Wi-Fi 5G X12を用意しましょう。
〇〇 WiMAXもあり?
UQ WiMAX以外に「〇〇 WiMAX」といったようにUQ WiMAX以外のWiMAXサービスを目にした方もいるかもしれません。
具体的には家電量販店であるビックカメラ提供の「BICWiMAX」やWeb専用申し込みの「BIGLOBE WiMAX」などがあります。
WiMAXのサービス自体、UQ WiMAX(UQ コミュニケーションズ)以外の通信事業者からも提供されていますが、以下の点でUQ WiMAXとは異なってきます。
- 月額料金
- キャッシュバック
- 端末価格
サービス内容は各事業者で異なっていますが、電波の質や通信品質は本家のUQ WiMAXと同じです。各事業者のキャンペーン内容や割引の仕組みを理解するのは、複雑に見えるかもしれませんが「キャッシュバック重視」「基本料金を安くしたい」という方は、これら「〇〇 WiMAX」を検討してみても良いでしょう。
まとめ
以上、この記事ではTry WiMAXの手続き方法、注意点、実際の速度、返却方法について解説してきました。
まとめ
Try WiMAXとは?
UQ WiMAXのルーターを15日間無料で試せるサービス。
利用する際は、必ずエリア確認を。
2つのモードの違い
スタンダードモード
データ無制限。800MHzは非対応。
プラスエリアモード
800MHzの周波数帯に対応しているため、繋がりやすい。
- ただし、月間データ量の上限は30GB、別途1,100円(税込)がかかる点に注意。
Try WiMAXはいつ届く?
申し込みしてから2日程度。
実際の速度(筆者のケース)
- 下り速度(ダウンロード)10〜50Mbps。
- 上り速度(アップロード)7〜30Mbps。
Try WiMAXはいつまでに返却すべき?
ヤマト運輸「 料金・お届け予定日検索(宅急便)」で発送先に荷物が届く日数を逆算して計算する。
返却期限に遅れたらどうなる?
22,000円(不課税)か27,720円(不課税)の違約金がかかる。
UQ WiMAXの料金
- 13カ月間→4,268円(税込)
- 14カ月目以降→4,950円(税込)
最新端末の端末価格は27,720円(税込)。
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