子供にスマホデビューをさせたいけど、スマホが高い…。
そんな時におすすめなのが、使っていたスマホを家族に譲る方法です。
ですが、スマホを家族に譲る際は、注意しなければいけないことがいくつかあります。
本記事ではスマホを家族に譲る方法と、注意点について詳しく解説していきます。
スマホを家族に譲ろうと思っている方はぜひ参考にしてみてください。
使わなくなったスマホを家族に譲る手順
ではさっそく、使わなくなったスマホを家族に譲る手順について解説していきます!
それぞれの方法について詳しく解説していきます!
家族に譲るスマホの初期化を行う
使わなくなったスマホを家族に譲る前に、スマホのデータを初期化しておきましょう。
スマホのデータを初期化しておかないと、あなたが利用していた時の写真やアプリなどが全て家族に見られてしまいます。
そのため、使わなくなったスマホを家族に譲る前に、スマホを購入したときの状態に戻しておきましょう。
初期化の方法についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
Wi-Fiで使うのか、外でも利用できるようにするのか決める
続いて、Wi-Fiのみで利用するのか、外でも利用できるようにするのかを決めましょう。
例えば、家にWi-Fiがあれば、譲ったスマホを家で利用する場合、携帯会社と契約しなくてもそのまま利用することができます。
スマホの初期化だけして、家のWi-Fiに接続して使いましょう。
そうすれば、月額料金もかかりませんし、利用できない機能は電話やLINE※くらいです。
※電話番号認証が必要なため、契約している電話番号が必要
ただ、外出先でも利用したいという場合は、携帯会社との契約が必要です。
SIMロック解除の確認を行う
譲ったスマホを携帯会社と契約して利用する場合、SIMロック解除されているか確認する必要があります。
SIMロックとは?
大手キャリアやワイモバイル・UQモバイルでスマホを購入し、そのキャリアと回線契約を結ぶと、そのスマホはそのキャリア以外の回線では利用できないように「ロック」されます。
例えば、ドコモで購入したスマホをドコモ以外の回線(auやソフトバンク)では使えないということです。
このように、契約したキャリア以外のSIMカードが利用できないように「ロック」をかけることを「SIMロック」といいます。
回線契約を結んだキャリア以外の回線を利用する場合、SIMロックを解除する必要があります。
例えば、譲るスマホがドコモで購入したスマホの場合、SIMロック解除されていなかった場合は、ドコモ回線以外のSIMカードは利用できないということです。(ahamoや格安SIMのドコモ回線などは利用可能)
2021年10月1日以降に、新たに「発売」される携帯電話端末について、正当な理由がない限り、SIMロックを設定せず販売することを義務付けられました。
そのため、最近スマホを買い替えたという方のスマホは、すでにSIMロック解除されていることがほとんどです。
注意!
2021年10月1日以降に、新たに「発売」される携帯電話端末が対象です。
そのため、2021年10月1日以降にスマホを購入した場合でも、そのスマホの発売日が2021年10月1日以前の場合、そのスマホはSIMロック解除がかかっています。
SIMロック解除されているか確認する方法については、以下の記事で詳しく解説していますので、確認してみてください。
契約する携帯会社を選んで契約する
続いて、月額料金などを比較して、契約する携帯会社を選びましょう。
また、SIMロック解除したからといって、全ての携帯会社で利用できる訳ではありません。
携帯会社によって、対応機種が異なります。
契約したい携帯会社が決まったら「契約したい携帯会社 対応機種」とGoogleなどで検索してみましょう。
そうすると、契約したい携帯会社で利用できるスマホを確認することができます。
もし仮に、確認した対応機種の中に、利用する予定のスマホが記載されていない場合は、その携帯会社では利用できないということになります。
この場合は諦めて他の携帯会社を検討しましょう。
18歳以下の子供が利用する場合はフィルタリングの設定を
使わなくなったスマホを18歳以下の子供に譲る場合は、フィルタリングの設定を行いましょう。
フィルタリングの設定を行うことで、子供に有害なサイトの閲覧や、利用時間の制限などをすることが可能です。
フィルタリングサービスについては、契約する携帯会社によって異なりますので、契約する携帯会社のフィルタリングページを確認するようにしましょう。
また、フォンシェルジュでもフィルタリングの設定方法を詳しく解説している記事がありますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
スマホを家族に譲る際の注意点
ここからはスマホを家族に譲る際の注意点について解説していきます。
スマホを家族に譲る際の注意点は以下の通りです。
- スマホを初期化しないと子供などが課金してしまう可能性がある
- Wi-Fi以外で利用する場合はSIMロック解除が必要になる可能性が高い
- SIMロック解除していても全ての携帯会社で使えるわけではない
では1つずつ詳しく解説していきます。
スマホを初期化しないと子供などが課金してしまう可能性がある
スマホを初期化しておかないと、スマホに登録している決済情報がそのままになってしまうので注意が必要です。
スマホに登録している決済情報がそのままになっていると、子供が簡単に課金ができる状態になってしまうんです。
知らないうちに子供が課金をしていたという「課金トラブル」も多くありますので、こういったトラブルにならないためにも、スマホは初期化してから譲るようにしましょう。
Wi-Fi以外で利用する場合はSIMロック解除が必要になる可能性が高い
譲ったスマホをWi-Fi以外で利用する場合、携帯会社との契約が必要です。
例えば、ドコモで買ったスマホを、ドコモ系のSIMカード※を差す場合であれば、SIMロック解除は必要ありません。※ahamoなど。格安SIMの場合はドコモ回線を使ったSIMカードであればSIMロック解除は不要。
ですが、ドコモで買ったスマホに、au回線やソフトバンク回線、楽天回線を使ったSIMカードを差し込む場合はSIMロック解除されている必要があります。
家族に譲るスマホがSIMロック解除されているか分からない場合は下記記事を参考に確認してみましょう!
SIMロック解除していても全ての携帯会社で使えるわけではない
SIMロック解除をしていても、全ての携帯会社で使えるわけではありません。
携帯会社ごとに、対応機種や動作確認機種が異なります。
契約したい携帯会社が決まったら「携帯会社 動作確認」で検索して、その携帯会社で利用できるスマホなのかを必ず確認しましょう。
確認しておかないと、最悪の場合SIMカードを差し込んでも電波が立たず利用できません。
使わなくなったスマホを再利用してスマホ代を安く抑えよう!
いかがでしょうか?
今回は使わなくなったスマホを家族に譲る方法について解説させていただきました。
最近はスマホの本体価格も高くなってきていますよね。
ですが、使わなくなったスマホを家族に譲ることでスマホの本体価格は0円に抑えることができます。
そうすれば、月々にかかるスマホ代も安く抑えることができ、お子様のスマホデビューなどのハードルも低くなるでしょう。
使わなくなったスマホが手元にある方は、ぜひ本記事を参考にして、スマホを家族に譲ることを検討してみてくださいね。