ソフトバンクの準定額オプション+は必要?加入した方がいい人を解説!

ソフトバンク 準定額オプション+ 必要?

本サイトはアフィリエイトプログラムに参加しています。記事の内容は公平中立を保って作成しておりますので安心してご利用ください。

1回5分以内の国内通話が無料になるソフトバンクの「準定額オプション+」。

ソフトバンクを契約した時に加入したものの、あまり使わずにそのままにしている方もいると思います。

本記事では準定額オプション+のサービス内容について解説し、「このオプションを外しても問題ない方」「つけたままの方が良い方」についてアドバイスをします。

さらに準定額オプション+とサービス名称が似ている「準定額オプション」や「定額オプション+」。これらのサービスについてもまとめています。是非参考にしてみてください。

※記事内で記載されている料金・価格は税込です。
※2025年5月11日時点の情報です。最新の情報は公式サイトのご確認をお願いいたします。

筆者プロフィール
吉田裕紀

東京都を中心に店舗を構える「スマホ相談窓口『TOP1』」の運営会社、株式会社ディ・ポップス所属。11年間、モバイルの経験から学んだことを記事作りに活かしている。格安SIM系の記事を得意としているライター。

東京都青梅市在住。
ITmedia Mobile 寄稿記事一覧

目次

準定額オプション+とは?

準定額オプション+のサービス内容

準定額オプション+とは1回5分以内の国内通話であれば何回かけても(発信しても)通話料が無料になる月額880円(税込)のサービスです。通話時間が5分超えると、30秒あたり22円(税込)の通話料がかかります。

5分かけ放題以外にも「留守番電話プラス(月額330円(税込))」「一定額ストップサービス(無料)」 「割込通話(220円)」「グループ通話(月額220円)(税込)」のサービスが含まれています。留守番電話を使用したいという場合でも追加で料金を払う必要はありません。

そのためiPhone基本パックなどのパックに加入している場合は、準定額オプション+の加入日をもってパックは解除されます。

無料通話対象外の電話番号

1回5分以内の国内通話であれば何回電話をかけても通話料が無料になる準定額オプション+。ですが、海外への通話など無料通話が利用できない対象外の電話番号も一部あります。詳細は以下の通りです。

無料通話対象外の電話番号
  • 国際ローミング通話料
  • 国際電話通話料
  • 衛星電話宛通話料
  • 0570などからはじまる電話番号
  • 番号案内(104)
  • 留守番電話センター宛の通話料
    (伝言の再生)

0570からはじまる電話番号は「ナビダイヤル」とも呼ばれ、NTTコミュニケーションズが提供しているサービス。通話料はナビダイヤルを採用している企業や団体によって定められています。

なお上記以外にもソフトバンクが指定する無料通話対象外の特定の電話番号もあります(他社が提供する電話サービスの使用のために接続する特定電話番号宛の通話が有料。オプションの提供目的から逸脱しているため)。

特記事項などはこちらの公式サイトに書かれていますので確認して頂ければと思います。

対象外の電話番号以外であれば、市外局番だろうが、固定電話であろうが、ソフトバンク以外の携帯電話会社であろうが、どこにかけても5分以内の通話料は無料になります。

準定額オプションとは何が違う?

準定額オプション+とサービス名称が似ている通話オプションに「準定額オプション」があります。

準定額オプションも1回5分以内の国内通話であれば何回かけても通話料がかからないという点では準定額オプション+と同じ。ですが月額料金は550円(税込)と準定額オプション+の6割程度となっています。

準定額オプションは留守番電話プラスなどの付帯サービスの機能は、なしです。

月額料金が安いため準定額オプションの契約を希望する方もいるかもしれません。しかし準定額オプション+と異なり、準定額オプションは2020年3月12日に「基本プラン(音声)」を契約している方からの新規受付は終了しました。

なのでこの通話オプションを契約することはできません。準定額オプションに加入できるのは、同じく新規受付が終了している「通話基本プラン」を契約している方のみとなります。

「通話基本プラン」とは?
4G専用で「ウルトラギガモンスター+」「ミニモンスター」「スマホデビュープラン」のいずれかを契約している方
が利用している通話サービス。

2018年9月6日に提供が開始されたが、2019年9月12日を持って新規受付が終了した。

「基本プラン(音声)」とは?
5G対応で2025年5月時点でソフトバンクのスマホを契約する方が加入する通話サービス。

例えばですが、5Gが対応となったiPhone 12シリーズより前のiPhoneをソフトバンクで使っている方がiPhone 16に機種変更すると「通話基本プラン」から「基本プラン(音声)」に変更されます(機種のみ購入の場合は料金プランは変更されませんが動作保証はされていません)。

5分かけ放題をつけようとするのであれば月額880円(税込)の「準定額オプション+」に加入するしか方法はありません。

このように一度でも準定額オプションから準定額オプション+に変更してしまうと、二度と月額料金が安い定額オプションに戻すことはできなくなるので注意してください。

定額オプション+とは何が違う?

定額オプション+は国内通話が24時間いつでも無料になる通話オプションで、月額1,980円(税込)で利用できます。

通話が連続して長時間におよぶなど、ソフトバンクの設備に影響を及ぼすと判断された場合は通話が切断される可能性があります。

準定額
オプション+
定額
オプション+
月額料金880円1,980円
内容1回5分以内
かけ放題

5分超過時
22円/30秒
24時間
かけ放題
SMS
送信料金
ソフトバンク宛
無料

他社宛
3.3円/通※2
3.3円/通※2
付帯サービス ※1

※料金は税込。
※1 留守番電話プラス、一定額ストップサービス、割込通話、グループ通話。
※2 送信文字が全角70文字までの送信料。文字数に応じて金額は異なる。受信料は無料。

5分を超える通話が月に25分より多いのであれば、定額オプション+を契約した方が安上がりとなります。

※計算方法
定額オプション+と準定額オプション+の料金差。
1,980-880=1,100(円)(税込)

月に5分を超える通話が1,100円以上発生する場合は定額オプション+に加入した方が得。

1,100円分の通話時間は?
ソフトバンクの通話料は30秒あたり22円(税込)。1分に換算すると44円(税込)。
1,100÷44=25(分)

よって5分を超える通話を月に25分より多いのであれば定額オプション+に加入した方が得になる。

ご自身が必要とする通話時間を考慮して、オプションを選んでみてください。

準定額オプション+が必要なケース

準定額オプション+のサービス内容を解説してきました。解説内容を踏まえて準定額オプション+が必要なケース(おすすめな方)について述べたいと思います

月に20分を超える通話をする方

準定額オプション+をつけたままの方が良い、あるいはつけた方が良いと思われる対象の方は「月に20分を超える通話をする」という方です。

ソフトバンクの1分あたりの通話料は44円(税込)。
20分通話をした時の通話料は、
44×20=880(円)(税込)

準定額オプション+の月額料金は880円(税込)。よって20分を超える通話をするケースであれば準定額オプション+はつけていても良いということが言えるでしょう。「20分」がポイントとなります。

「スマホデビュープラン」加入時

2025年5月現在では新規受付は終了していますが、「スマホデビュープラン」(2019年6月12日〜2019年9月12日)または(2019年9月13日〜2022年11月15日)を契約している方も準定額オプション+はつけたままの方が良いでしょう。

※スマホデビュープランはケータイからスマートフォンへの機種変更や5歳以上15歳以下の方の新規契約の場合に契約可能。

何故ならば準定額オプション+を外すことによって「小容量割」という割引が無くなってしまうからです。準定額オプション+加入は小容量割の条件の一つです。

スマホデビュープランは契約した時期によってトータルの基本料金は変わってくるのですが、今回はスマホデビュープランの新規受付が終了直前の2022年11月1日に契約した場合の料金を見てみましょう。

スマホデビュープラン
(2022年11月1日に契約した場合)

基本プラン(音声)1,078円
データプラン3GB(スマホ)1,650円
準定額オプション+880円
小容量割-1,430円
月額料金2,178円

※料金は税込。
※1年おトク割+は割愛。

上記の表から準定額オプション+を外すと880円(税込)のオプション料金はカットできますが、同時に小容量割の1,430円(税込)の割引もカットされてしまいます。

結果として月額料金が、「2,178円(税込)」から「2,728円(税込)」に支払いが上がってしまうことになるのです。(準定額オプション+から定額オプション+への変更時においては小容量割は継続)。

スマホデビュープランを契約している方は準定額オプション+を外さないようにしましょう。

名称が似ていますが「スマホデビュープラン+」を契約している方は

準定額オプション+の解約方法

準定額オプション+はソフトバンクショップやMy SoftBank(インターネット)、ソフトバンクカスタマーサポートで解約(解除)することが可能です。

My SoftBank
スマホを操作してオンラインで解約可能。ただし自分でオプションを選択する必要があるため気づかぬうちに間違ったものを選択してしまう可能性あり。

ソフトバンクカスタマーサポート
オペレーターにつながるまでに時間がかかる可能性がある。

ソフトバンクショップ
来店予約すれば待つことなく対応してもらえる。

My SoftBankでの解約方法を以下に示します。

My SoftBankでの解約方法

STEP
My SoftBankへログイン

※こちらのリンクからアクセスしログインすると「契約・オプション管理」の項目がすぐに表示される。
※ソフトバンク回線をご利用中のスマートフォンなら、Wi-FiをOFFにすると自動ログインできる。

STEP
通話オプションの下にある「変更する」をタップ
STEP
「加入しない」をタップ
STEP
「お手続き内容の確認方法」で希望する項目を選択
STEP
「注意事項」を確認の上、「変更内容を確認する」をタップ
STEP
変更内容を確認の上、「同意する」にチェックし「申し込み」をタップすると変更完了

ソフトバンクのカスタマーサポートに電話して、準定額オプション+を解約する場合はこちらの連絡先に問い合わせください。

ソフトバンクカスタマーサポート
0800-919-0157
受付時間:9:00~20:00

ソフトバンクの不要なオプションの外し方にについて、詳しくはこちらの記事で解説しています。

準定額オプション+ よくある質問

最後に準定額オプション+についてよくある質問をまとめます。

準定額オプション+を外すデメリットは?

前述の「スマホデビュープラン」加入時でも解説しましたが、スマホデビュープラン契約時に準定額オプション+を解約すると割引である小容量割が無くなってしまうことはデメリットであると言えるでしょう。

あとは月に20分を超える通話をすると、準定額オプション+をつけている場合よりも料金が高くなってしまうこともあげられます。

準定額オプション+を解約したからといってメールの送受信に影響を与えることはありません。

準定額オプション+は再加入可能か?

準定額オプション+を外しても、再度加入することは可能です。

ただし加入する場合は、翌請求月の1日目からとなります。準定額オプション+申し込み日から5分かけ放題が適用されるわけではないので注意しましょう。

解約後の料金は日割りになるか?

準定額オプション+を解約した場合、いつ解約しても料金は日割りになりません。満額請求されます。

そもそも契約時に加入しないと駄目なのか?

ソフトバンクの契約をソフトバンクショップや家電量販店でされた方の中には、契約時に準定額オプション+の加入を勧められて契約した方もいるかもしれません。

しかし準定額オプション+の加入は必須ではありません。

準定額オプション+は20分程度話す人には便利

以上、今回はソフトバンクの準定額オプション+について解説してきました。

準定額オプション+は月に20分を超えて通話をする方にはお得なサービスとなっています。毎月の通話時間から「外す・つけたまま」を判断してみてください。

当サイトフォンシェルジュの提携店舗では以下の様な様々な目的を持つ方からのご相談を承っており、多くのお客さまにご利用頂いています。

  • 家族でまとめたい
  • 安い携帯会社にしたい
  • 機種変更のタイミング(状況)を知りたい
  • メールの設定が教えて欲しい
  • 迷惑メールの対策をしたい
  • 画面のサイズが大きいスマホが欲しい など

最適なプランを探す際などに利用して頂ければ幸いです。またフォンシェルジュ提携店舗のご予約も可能です。

通信会社/プラン・サービス
  • LINEMOLINEMO
  • softbanksoftbank
  • ymobileymobile
  • daredemosumahodaredemosumaho
目次