ソフトバンクの携帯料金未払いするといつ止まる？支払い方法、対処法と復旧タイミングも解説！

スマホの料金をうっかり忘れた、あるいは経済的な理由で引き落としができなかった…

そんなとき、「いつから通話などが使えなくなるの？」「何日ぐらい待ってくれるの？」と不安になる時もありますよね。

ここでは、ソフトバンクの料金未払いが起こった際に「いつサービスが停止されるか」「どんな条件で停止されるのか？」「支払い方法や手続きはどうすれば良いのか？」など、重要な点や対処法などを詳しく分かりやすくご紹介します。

※記事内で表記、記載されている料金・価格は税込です。
※2025年6月25日時点の情報です。最新の情報は公式のサイト(ページ)のご確認をお願いいたします。

筆者プロフィール
吉田裕紀

東京都を中心に店舗を構える「スマホ相談窓口『TOP1』」の運営会社、株式会社ディ・ポップス所属。11年間の現場経験から学んだことを記事作りに活かしている。格安SIM系の記事を得意としているライター。
東京都青梅市在住。
ITmedia Mobile 寄稿記事一覧

料金未払い 携帯が止まるまでの流れ

ソフトバンクの携帯料金の支払いが遅れると以下のような流れで利用停止となります。

• 払込用紙到着(1週間〜10日)
• 支払い期日翌日以降から利用停止

支払期日後1週間〜10日で払込用紙が届く

ソフトバンクの携帯料金を「口座振替」で支払っている場合、残高不足などで引き落としができなかった際は支払期日後、1週間から10日で払込用紙が届きます(再引き落としはありません)。

※クレジットカード引き落としの場合は、各クレジットカード会社によります。

ここで一度ソフトバンクの料金の締め日と引き落とし日について整理しましょう。

2025年6月現在においては、ソフトバンクの月ごとの締め日と引き落とし日の関係は以下の2パターンに分かれています。

• 20日締め→16日引き落とし
• 月末締め→26日引き落とし

以下の画像はソフトバンク公式ホームページからの引用で2025年6月利用分を想定した場合の締め日と引き落とし日を表しているものです。

上の画像の例であれば7月16日引き落としの場合は7月下旬頃、7月28日引き落としの場合は8月上旬頃に払込用紙が届くというわけです。

払込用紙の支払い期日経過→翌日以降から利用停止

送られてくる払込用紙には支払期日が書かれており、その期日は払込用紙が送られた日からおよそ1〜2週間。この支払期日を過ぎると翌日から順次、携帯電話の利用停止となってしまいます。

つまり引き落とし日から約3週間〜4週間程度で携帯電話が止まるというわけです。

ちなみに払込用紙の期日が過ぎた場合でも支払いは可能です(延滞料金が発生する可能性あり)。ただしこの支払期日は延長することもできませんし、未払金の分割払いもできません。

払込用紙を無くしてしまったら？

もし払込用紙を無くしてしまった場合は「My SoftBank」にてPayPayやクレジットカードを使って支払うこともできますし、My SoftBankから支払い用のバーコードを発行させてコンビニで支払うことも可能です。

ただし着信を受けることはできる

支払期日を過ぎても携帯料金を支払わなかったら携帯電話の利用は停止されます。具体的には電話の発信やデータ通信などが該当します。

ただしソフトバンクに限ってですが利用停止になったとしても、電話の着信を受けることは可能です。

ソフトバンク公式 よくある質問

料金未払いの場合の支払い方法

支払い期日が過ぎた場合の主な支払い方法(窓口)には以下のようなものから選択することができます。

https://www.softbank.jp/mobile/support/contract/charge-guide/payment/irregular

コンビニ

コンビニで未納料金を支払う場合は「払込用紙があってもなくても」両方大丈夫です。

払込用紙がある場合
現金支払い。払込用紙の発行手数料220円(税込)、払込手数料220円(税込)が別途かかります。

払込用紙がない場合
現金払い。事前にMy SoftBankにて支払い用のバーコードを発行します。バーコードが発行されたらレジにて現金で料金を支払ってください。
支払いにかかる費用として「払込手数料220円(税込)」と「オンライン決済システム利用料330円(税込)」が発生します。

支払い後、利用再開されるタイミングは以下の通りです。

入金受付時間	利用再開タイミング
午前8時から午後10時まで	約30分
上記以外	翌午前8時以降

ソフトバンクショップ

ソフトバンクショップで未納料金を支払う場合、払込用紙があればこれ一点で支払い可能です。

払込用紙がない場合は状況に応じて以下のように必要なものが分かれます。

支払い金額がわかる場合
以下の内容が全て確認できれば本人確認書類不要

• 携帯電話番号
• 契約者氏名
• 契約者の生年月日

支払い金額がわからない場合
本人確認書類があれば支払い可能

本人確認書類がない場合
①契約者の携帯電話番号がわかる

• 携帯電話番号
• 契約者氏名
• 住所
• 生年月日

上記4点全て確認できれば支払い可能。

②請求先番号がわかる

• 請求先名義人

上記1点が確認できれば支払い可能。

なおソフトバンクショップで携帯料金を支払う場合は現金のみとなります(払込手数料220円(税込))。携帯電話が利用再開となるのは支払い後から約30分です。

ソフトバンク公式HP 請求料金をソフトバンクショップで支払う

ATM(銀行/コンビニ)

ソフトバンクの携帯料金の未納分は銀行やコンビニのATMで支払うことができます。

払込用紙が無い場合は「請求先番号」と「支払い名義人の名前(カナ)」を振込人名に入力の上、下記の指定口座へ振込ましょう。

振込先

銀行	三井住友銀行
種別	普通
名義	ソフトバンク(株)
支店名	本店営業部
口座番号	4740201

なおATMで携帯料金を支払う場合は払込手数料220円(税込)の他に、各金融期間指定の振込手数料もかかります。

支払い後、利用再開されるタイミングは以下の通りです。

入金受付時間	利用再開タイミング
各金融機関の営業時間内	約2時間
上記以外	翌営業日午前10時以降

銀行(窓口)

銀行の窓口で支払う方法は、銀行のATMで支払う方法と基本的には同じです(払込手数料220円(税込)＋各金融機関の手数料)。ただし払込用紙の有無によって利用再開時間が異なるという違いがあります。

払込用紙がある場合

①銀行の場合

請求書タイプ	入金受付時間	利用再開タイミング
はがきタイプ 電信扱い	各金融期間の 営業時間内	約2時間
	上記以外	翌営業日の午前10時以降
通常タイプ 文書扱い	各金融期間の 営業時間内	4～7営業日後
	上記以外	翌営業日から4～7営業日後

②ゆうちょ銀行の場合

請求書タイプ	入金受付時間	利用再開タイミング
通常タイプ 文書扱い	各金融期間の 営業時間内	2～3営業日後
	上記以外	翌営業日から2～3営業日後

払込用紙が無い場合

請求先番号」と「支払い名義人の名前(カナ)」を振込人名に入力の上、下記の指定口座へ振込ましょう。

振込先

銀行	三井住友銀行
種別	普通
名義	ソフトバンク(株)
支店名	本店営業部
口座番号	4740201

利用再開タイミング

入金受付時間	利用再開タイミング
各金融機関の営業時間内	約2時間
上記以外	翌営業日午前10時以降

My SoftBank

My SoftBankで携帯料金を支払う場合は「PayPay」「クレジットカード」「ネットバンキング(Pay-easy)」を利用することができます。ただし払込手数料220円(税込)とは別に「オンライン決済システム手数料」として別途330円(税込)がかかります。

入金受付時間	利用再開タイミング
午前8時から午後10時まで	約30分
上記以外	翌午前8時以降

PayPay請求書払い/PayB

PayPay請求書払いでの支払いはPayPayマネーまたはPayPayクレジットを利用します。アプリからの利用となります。

払込手数料220円(税込)がかかる点は他の支払い方法と同じですが、PayPay請求書払い/PayBの場合は下記の手数料がさらにかかります。

• 1万円未満：110円(税込)
• 1万円〜5万円未満：220円(税込)
• 5万円以上：440円(税込)

入金受付時間	利用再開タイミング
午前8時から午後10時まで	約30分
上記以外	翌午前8時以降

支払い終わったらいつから使える？

既に解説した内容でもありますが、滞納している携帯料金を支払ったら再度携帯電話が使えるようになるタイミングについて表でまとめます。

支払い方法	入金受付時間	利用再開 タイミング
My SoftBank	8：00 ～ 22：00	約30分
	上記以外	翌8時以降
PayPay 請求書払い/PayB コンビニ	8：00 ～ 22：00	約30分
	上記以外	翌8時以降
金融機関（銀行） ※ 電信扱い	各金融機関の 営業時間	約2時間
	上記以外	翌営業日の 10時以降
金融機関（銀行） ※ 文書扱い	各金融機関の 営業時間	4 ～ 7営業日後
	上記以外	翌営業日から 4 ～ 7営業日後
ゆうちょ銀行 ※ 文書扱いのみ	ゆうちょ銀行の 営業時間	2 ～ 3営業日後
	上記以外	翌営業日から 2 ～ 3営業日後
ソフトバンクショップ	ショップにより 異なる	約30分

手軽さと利用再開までの時間の短さで考えると「My SoftBank」「PayPay」「コンビニ」あたりが支払い方法の第一候補として挙がるでしょう。

早く利用再開したい場合はこれらの方法で支払うことをおすすめします。

携帯料金を滞納した場合の影響

携帯料金の支払いを滞納すると携帯電話が使えなくなることはもちろんですが、それだけではありません。

具体的には以下のようなリスクや損害が人によっては発生します。

遅延損害金が請求される

通常の引き落とし日に携帯料金を支払えない場合は、年14.5%の割合で計算した遅延損害金(延滞の利息)が発生します。

キャリア決済に影響

キャリア決済とはオンラインでの買い物の購入代金やサービス利用料などを毎月の携帯電話料金とまとめて支払えるサービスのこと。

ソフトバンクであればソフトバンクまとめて支払いが該当しますが携帯料金を滞納するとキャリア決済が使えなくなったり、利用できる限度額が減ってしまう場合があります。

限度額を以前の状態に戻すためには、毎月の携帯料金の支払いを滞りなくしていく必要があります。

審査が通らなくなる

携帯料金を滞納すると、キャリア間で滞納情報がシェアされて、携帯電話を新規契約することが難しくなってしまいます。

つまり他社に乗り換えをしたり、新しい携帯番号を契約することが難しくなるということです。携帯電話端末の分割払いにも影響があるでしょう。

「auの携帯料金の滞納が重なった。だから携帯電話の審査に影響があるのはauだけ」

というわけではありませんので注意してください。また携帯電話の回線だけでなく端末の分割契約にも携帯料金の未納は影響してくるので気をつけましょう。

ローン契約に影響する

携帯料金、具体的には端末の分割金の支払いを滞納すると携帯以外の審査、具体的には信用情報機関の審査にも影響があります。いわゆる「信用情報に傷がつく」といわれるものです。

新しくクレジットカードやローンに申し込んだ際に、「端末の分割金の支払いを滞納した情報」が残っていて、審査が通らなくなってしまうという方も多いです。その期間に関しても明確なことはわかっていません。

またスマホの分割契約は、一般的なローン契約とほとんど変わりません。

一般的なローンも一度滞納してしまうとブラックリストなどに登録されてしまいますよね？

スマホの分割契約も同じでブラックリストに登録され、クレジットカードやローン契約ができなくなってしまうので気を付けましょう。

滞納し続けると強制解約される

当然と言えば当然ですが支払いの期限を守らず携帯料金を滞納しつづけるとauの回線契約自体、契約解除されてしまいます。

一度解約された回線(電話番号)は二度と使うことはできません。契約解除された履歴自体もau以外の携帯電話会社に共有されるため、新規で携帯電話を契約したり他社に電話番号そのままで乗り換えることもできなくなるでしょう。

料金支払い未納により契約解除されてしまったことがわかったら、すぐに未払い分の支払いをするようにしましょう。

強制解約されても契約できる格安SIMもある

ソフトバンクで強制解約されると電話が使えなくなり困る方も出てくるでしょう。

ある携帯電話会社で強制解約をされると、他の携帯電話会社でも携帯電話を契約することはできないことが一般的。

ですが中には「誰でもスマホ」のように他社で強制解約になった状態、いわゆる「ブラック」の状態でも契約できる格安SIMであれば、大手通信キャリアと異なり契約できる可能性もあります。

未納の料金が残っていたとしても金額に関係なく契約できるかもしれないという点がポイントです。誰でもスマホのように審査がない格安SIMであれば、問題を解決することができるかもしれません。

誰でもスマホの詳細は以下の関連記事からご確認ください。

ソフトバンク光と合算請求は要注意

ソフトバンクの携帯電話(スマートフォン)に割引を適用させるため、ソフトバンク光やSoftBank Airなどと「おうち割光セット」を利用している方もいると思います。

同時に携帯電話とソフトバンク光の料金支払いをまとめている方もいるかと思いますが、まとめている状態で支払いを滞納してしまうと、携帯電話だけでなくソフトバンク光も利用停止になってしまうので注意しましょう。

滞納した場合は家族の携帯電話も止まる？

ご自身の携帯料金とご家族の携帯料金を一括請求している場合(請求先番号が同一の場合)、料金支払いの滞納状態が続くとご家族の携帯電話回線も止まってしまいます。

家族の方の携帯電話も使えなくなると困りますよね。極力そういう事態にしないよう気をつけましょう。

確認方法

携帯電話料金の支払いが未納状態か否かはMy SoftBankから確認することができます。

まとめ 支払い遅れで停止となるのは約3週間後〜

以上、今回はソフトバンクの携帯料金の支払いが滞ってしまい、未払い金が発生している状態で利用停止になるまでの流れや支払い方法、そして料金未納の状態が与える影響について解説してきました。

携帯料金未払いで、携帯電話が止まってしまうのは口座振替の引き落とし日から約3週間から4週間程度。

口座引き落としがされなかったら、コンビニ、ソフトバンクショップ、ATM、My SoftBankなどでなるべく早く料金を支払い対応をしてください。

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