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5月24日開始!MNPワンストップとは?申請方法とよくある質問まとめ

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総務省では5月24日にスタートする「MNPワンストップ」についての申請方法を、総務省が運営する「携帯電話ポータルサイト」で公開しました。

今回はこちらのページを元にMNPワンストップの申請方法をもっと分かりやすく解説させていただきます。

また、MNPワンストップのデメリットや、MNPワンストップに関するよくある質問についてもまとめてみました。

MNPワンストップを利用して乗り換えを検討している方はぜひ参考にしてみてください。

目次

MNPワンストップとは?

MNP スマホを持つ男性

MNPワンストップとは、今まで携帯会社の乗り換えに必要だった「MNP予約番号」の取得が不要になり、新しい携帯会社だけで手続きが簡潔するサービスです。

MNPは「Mobile Number Portability(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)」の略です。MNPの仕組みを使うと、携帯会社を乗り換えても、今の電話番号をそのまま使うことが可能です。

今まではMNP転出・転入の「ツーストップ方式」でした。

現在ドコモを使っていて、楽天モバイルに乗り換える方の場合を例にとって解説しましょう。

楽天モバイルへ乗り換えるためには3ステップ必要でした。

STEP
ドコモでMNP予約番号を取得する(電話や店舗、オンラインで手続き)
STEP
MNP予約番号取得日を含めて15日以内に楽天モバイルで契約する
STEP
契約時にドコモで取得したMNP予約番号が必要になる

この3ステップが、MNPワンストップの登場により、たった1ステップで完結するようになります。

MNPワンストップの登場してからは「楽天モバイルで乗り換え手続きをするだけ」で簡単に携帯キャリアを変えることができます。

MNP予約番号を取得するために、契約しているキャリアのサポートセンターに電話すると「引き留めにあって、結局乗り換えることが出来なかった」なんて方もいるのではないでしょうか?

今後はこういった引き留めもなく、自分の考えで、自分の好きな携帯キャリアに乗り換えることが可能になります。

MNPワンストップの注意点は?

MNPワンストップは大変便利なサービスですが、注意点が2つあります。

自分の考えだけで簡単に乗り換えができてしまう

MNPワンストップは確かに便利なサービスですが、簡単に乗り換えられるからと言って、よく調べずに乗り換えると損をする場合もあります。

例えば、「料金プランだけを見ると安いけど、実際に使ってみたら乗り換え先の方が料金が高かった」なんてことも考えられます。

これは自分の使い方に合ってないプランを申し込んでしまったり、必要のないオプションを申し込んでしまった場合に起こりうることです。

外れてしまう割引を自分で確認・判断する必要がある

2つ目は外れてしまう割引を全て自分で確認・判断する必要があるということです。

先ほどもお伝えしましたが、MNPワンストップを利用する場合、今までオペレーターが「声で注意喚起」してくれていた情報を、自分が「目視」で確認・判断することになります。

今までは電話でMNP予約番号を取得する際に、乗り換え先のキャリアや、購入予定のスマホを聞かれます。そして次のような助言を受けることもありました。

「それだったら今のキャリアの方が
 安いかもしれません」

「家族の料金が上がってしまう
 可能性があります」

といったように。

それがMNPワンストップの登場によって、オペレーターの意見を聞かなくても乗り換えができるようになってしまいます。

損をしない為にも「本当に乗り換えた方が安くなるのか?」気になる方は、実際に店舗で相談することをオススメします。

MNPワンストップに対応しているキャリアの料金比較をしている記事もあります。よろしければ参考にしてみてください。

MNPワンストップはWeb契約だけ。携帯ショップでは不可

2023年5月23日現在、MNPワンストップはオンライン/Web限定のサービスです。

MNPワンストップが開始した後に、移転先の店舗でMNPをしようとしてもできません。

従来通り移転元でMNP予約番号の発行が必要です。

そのため店舗でMNPをする場合は必ず移転元のキャリアでMNP予約番号を取得して、MNP予約番号取得日から15日以内に移転先のキャリアで手続きを行いましょう。

MNPワンストップに対応しているキャリア

2023年5月24日以降、MNPワンストップに対応することを発表しているキャリアは以下の通りです。

  • ドコモ
  • ahamo
  • au
  • UQ mobile
  • povo(1.0/2.0)
  • ソフトバンク
  • ワイモバイル
  • LINEMO
  • 楽天モバイル
  • 日本通信

国内の大手4キャリアは全てMNPワンストップに対応することが決定しています。

また、それぞれのキャリアが運営しているサブブランドやオンラインブランドでもMNPワンストップが利用できます。

格安SIM(MVNO)では唯一「日本通信」がMNPワンストップに対応することを発表しています。

今後MNPワンストップに対応するキャリアはどんどん増えていくと思うので、自分が乗り換えようと思っているキャリアが無かった場合でも、乗り換えるタイミングで確認してみてください。

MNPワンストップの申請方法

MNPワンストップを利用する場合、新しく契約する通信キャリアで申請する必要があります

スマホの操作に慣れている方や、料金プランをしっかり理解している方はオンラインで申請してもいいと思いますが、そうでない方は従来通り、店舗で手続きするのがオススメです。

オンラインでMNPワンストップを申請する場合の流れは以下の通りです。

STEP
乗り換え先のオンラインショップで乗り換え手続きを進める
STEP
MNP予約番号を持っているか?という項目があるので「MNP予約番号を持っていない」を選択(下記はauの場合の画面)
STEP
現在利用中の携帯電話会社を選択し進むをタップ
STEP
乗り換え元(現在の契約している携帯会社)のWebサイトに自動で遷移する
STEP
解約にあたっての重要事項説明が行われる
STEP
解約確認が完了すると、乗り換え先(新しく契約するキャリア)のWebサイトに自動で遷移する
STEP
契約が完了して、回線が切り替わると、乗り換え元の携帯会社は自動的に解約される

以上がオンラインでMNPワンストップを申請する際の流れです。オンラインショッピング感覚で、簡単にMNPを行うことが可能になります。

MNPワンストップについてのよくある質問

MNPワンストップについてのよくある質問についてまとめさせていただきました。

MNPワンストップはいつから?

A.MNPワンストップは2023年5月24日
 から開始されます。

2023年5月24日から一部の携帯会社間のWeb手続きにおいてMNPワンストップが利用可能になります。対応しているキャリアはMNPワンストップに対応しているキャリアの章を確認してください。

Q.格安SIM(MVNO)でMNPワンストップに対応しているキャリアは?

A.2023年5月23日現在、格安SIM(MVNO)で
 MNPワンストップに対応している
 キャリアは日本通信のみです。

日本通信の「合理的シンプル290プラン」は、データ容量1GBで290円(税込)から利用することができます。

通話料金も30秒あたり11円(税込)と大手キャリアの半額で利用可能です。
また、楽天モバイルのような専用アプリからの発信も必要ありません。

よかったら乗り換え先の候補として検討してみてはいかがでしょうか?

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はMNPワンストップの概要と、申請方法について解説させていただきました。

では本記事のまとめです。

まとめ

MNPワンストップとは?
 転出元でのMNP予約番号のå発行を
 しなくても乗り換えができるサービス

MNPワンストップの注意点
 自分で簡単に乗り換えができるように
 なるため、各社プランなどの知識が必要

MNPワンストップが利用できるのは?
 Web限定

MNPワンストップはいつから利用可能?
 2023年5月24日から

格安SIM(MVNO)も対応している?
 日本通信のみ(2023年5月24日時点)

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