先日、7月2日の未明から、au・UQモバイル・povoなどで、通話や通信ができなくなる障害が発生しました。
長期に渡り電話を掛けられないことで大変不便な思いをされた方も多いのではないでしょうか。
実は、ドコモでも7月7日の18時頃から一部通信障害が発生していました。
過去を振り返ると、今回のau回線程長期間でなくても、どの通信会社でも一時的な通信障害が発生することがあります。
現在では、携帯電話(スマホ)の普及に伴い、固定電話をご自宅に設置していない方も多いのではないでしょうか。
ちょうどauの通信障害時に、品川駅に降りた際、改札前に複数個ある公衆電話に人が並んでいるのを見かけました。
いざというときに、使えなくなってしまうと困りますので、事前に対策をしておきたいものですよね。
フォンシェルジュ提携店舗にも「電話番号宛に電話を掛けたい」というお問い合わせが多数ありました。
そうはいっても、通信障害・地震などの災害等トラブルが起きた時には意識をしていても、暫く経つとついつい忘れてしまいがちです。
そこで今注目されているのが、LINEアプリのIP電話機能である『LINE Out』機能です‼
「LINE Out」が「通信障害時もWi-Fiなどのネットに接続されていれば電話番号宛に電話できる!!」と再注目されています!!
LINEアプリのいいところは、いざというときに準備していなくてもLINEアプリさえ利用していればすぐ使える点です。
ここでは有料版の「LINE Out」と無料で使える「LINE Out Free」についてまとめていきます!
『LINEアプリ』の3つの通話プラン
LINEアプリの『無料通話』
これはみなさんが一番よく利用している機能なのではないでしょうか?
私も友人と電話で話すときは、ほとんどがLINEの無料通話機能を使っています。
「無料通話」はLINEアプリ内の「友だち」同士で電話番号不要で通話をすることができるサービスです。
- LINEアプリで「友だち」になることで利用できる
- 無料で利用できる
- 通話できる時間の制限がない
- 通話回線ではなくデータ通信を利用するから相手の電話番号は不要
【有料】『LINE Out』とは?
「LINE Out(ラインアウト)」はLINEアプリで利用できる有料の電話サービスです。
ちょっと待って!!そもそもLINEアプリって無料で通話できるよね!?
皆さんご存知の通り、LINEアプリではLINE同士で「無料通話」ができるのが魅力のひとつです!
通常のLINEアプリでLINE同士で通話する場合と「LINE Out」では以下の点が異なります。
- 着信ができない(発信専用)
- 電話番号宛に電話をかけられる
- 通話代は有料
- 通話できる時間はコールクレジットもしくはプラン次第
- 30日プラン
-
購入した日から30日間、決められた時間の中でお得に話せるプラン。
固定電話+携帯電話
120分720円 固定電話+携帯電話
60分390円 固定電話
60分120円 2022年7月9日時点価格 - 30日以内に同一プランの複数回購入不可
- 30日以内に使い切れなくても繰越しは不可
- コールクレジット
-
利用する金額を前もってチャージして利用する方法。電子マネーやQRコード決済のようなもの。
「都度購入」もしくはコールクレジット残高が50以下になった場合に自動で設定金額をチャージする機能「オートリチャージ」を選択して購入できます。
120コールクレジット 120円 360コールクレジット 370円 600コールクレジット 610円 1,200コールクレジット 1,220円 3,600コールクレジット 3,680円 6,000コールクレジット 6,100円 2022年7月9日時点価格
有料の「LINE Out」について説明しましたが、できることなら『無料』で使いたいですよね…
そんな方のためにオススメなのがLINE Outを無料で使える『LINE Out Free(ラインアウトフリー)』です!!
【無料】『LINE Out Free』
先程説明した「LINE Out」の簡易機能を無料で使える機能です!!
- 着信ができない(発信専用)
- 電話番号宛に電話をかけられる
- 通話代は無料
- 通話できる時間は携帯電話宛なら1回2分まで、固定電話宛なら1回3分まで利用可能
- 1日5回まで利用可能
- 発信する前に約15秒程度の動画(広告)を見るだけで利用可能
有料版の「LINE Out」と比べて無料で使える分、もちろん制限はあります。
しかしながら、いざというときにちょっとだけでも連絡とれるか取れないかが重要な場合もありますので、機能の一つとして覚えておくと便利であることは間違いありません!
【LINE】無料通話/LINE Out/LINE Out Free比較
ここまでLINEアプリの「無料通話」「LINE Out」「LINE Out Free」の3つの通話機能について簡単にご説明しましたが、違いを表にまとめます。
LINEの通話機能 | 無料通話 | LINE Out | LINE Out Free |
---|---|---|---|
通話可能な相手 | LINE友だち宛 | 電話番号宛 | 電話番号宛 |
発信 | |||
着信 | |||
料金 | 無料 | 固定電話宛:3円/分 携帯電話宛:14円/分 | 無料 |
通話時間 | 無制限 | 購入に応じた時間 コールクレジット|30日プラン | 固定電話宛:3分/回 携帯電話宛:2分/回 |
「LINE Out Fee」は発信専用の通話機能ですが、相手の電話番号宛に掛けられる点や、時間制限はあるものの無料で使える点は、大きなメリットと言えるのではないでしょうか!
下記のように意外にもLINEアプリの無料通話で連絡が取れないことも多数あります。
- ご自宅・ご実家の固定電話への連絡
- 職場の固定電話
- LINEで友だちになっていない人への電話
- 取引先への連絡
是非、電話回線で通話ができない場合の緊急時対処法として覚えておくと連絡手段の一つにはなるはずです!
『LINE Out Free』の使い方
ここからは、具体的な「LINE Out Free」の使い方について説明します。
「LINE Out Free」で電話をかける方法
動画の市長が終わったら「✕」で広告を消すと、電話を掛けられます。
いざという時にすぐ使える設定
LINEアプリの下のタブの「ニュース」を「通話」に変える
デフォルトでは「ニュース」と表示されていますが、ここを「通話」に変えることで、すぐに「LINE Out Free」での通話画面にすることができます。
- LINEアプリの「ホーム」を開く
- 右上の設定⚙を開く
- 「通話」を開く
- 「通話/ニューズタブ表示」を開く
- 「通話」を選択
- 「変更」を押す
「ホーム」の「固定したサービス」に追加しておく
LINEアプリのホームタブ内に「サービス」という項目があり、よく使うサービスをこの欄に固定表示させることができます。
- LINEアプリの「ホーム」を開く
- サービス欄の「+」を押す
- 「便利ツール」から「LINE Out Free」を探し「+」を押して追加
- 右上の「保存」を押す
無料版『LINE Out Free』の注意点
「LINE Out Free」は無料で使え、とても便利なサービスですが、いくつか注意点もあります。
有料版「LINE Out」を使うメリットとは?
1分当たりの通話代が安い!!
宛先 | 通話回線利用時 (通話定額利用なし) | LINE Out |
---|---|---|
携帯電話宛 | 22円/30秒 | 14円/分 |
固定電話宛 | 22円/30秒 | 3円/分 |
通話定額に加入していない場合、国内通話代は固定電話宛・携帯電話宛どちらも30秒当たり22円かかります。
1分当たり44円かかりますので、携帯電話宛の場合はLINE Outで電話した方が1分当たり30円安くなり、固定電話宛の場合は、1分当たり41円安くなります。
通話定額に加入している場合は、LINE Outを利用する必要はあまりありませんが、たまに電話を掛けるだけの場合は、このLINE Out機能を使う方が、通話代金を節約することができます。
固定電話にかけることが多い方にお得!!
上記で1分当たりの通話代が安いとお伝えしましたが、固定電話宛に掛ける場合が「3円/分」と特に安いです!
各通話定額サービスと比較してみます。
各社通話定額比較 | 5分通話定額 | 10分通話定額 | 24時間通話定額 |
---|---|---|---|
ドコモ | 770円 | 1,870円 | |
au | 880円 | 1,980円 | |
ソフトバンク | 880円 | 1,980円 | |
ワイモバイル | 770円 | 1,870円 | |
UQモバイル | 770円 | 1,870円 | |
楽天モバイル※1 | 1,100円 | ||
BIGLOBEモバイル※2 | 913円 |
- 楽天モバイルの場合、Rakuten Linkアプリを利用した場合は、通話定額に加入しなくても国内通話を無料で利用できます。
- 「BIGLOBEでんわ」アプリを利用して通話をした場合のみ適用されます。
一番安い「770円」の料金を、LINE Outで利用した場合、固定電話宛なら256分(約4.2時間)、携帯電話宛でも55分かけることができます。
各通信会社の通話代は、30秒22円かかることから、通話定額サービスをお勧めする目安として「月間約20分以上通話をするか」を基準にすることが多いのですが、LINE Outですと50分以上電話をかけても定額料金以下で収まる計算になりますので、LINEアプリからかけた方が節約することができます。
広告を見なくても電話を掛けられる!!
無料版の「LINE Out Free」では、毎回30秒程度の動画を見なければなりませんが、有料版の「LINE Out」を利用する場合は、広告を見る必要がありません。
数十秒の違いですが、すぐに電話を掛けられる点はストレスなく利用することができると言えます。
有料版「LINE Out」はどんな人に向いてる?
- 契約中の通信会社で通話定額に加入していない
- 固定電話に電話を掛けることが多い
- 頻繁に電話をするわけではないが、たまに長電話をする場合がある
まとめ
この記事では、通信障害時もWi-Fiなどのネットに接続されていれば電話番号宛に電話できる「LINE Out Free」について解説しました。
「LINE Out Free」は、最近起きた通信障害時でも、WiFiにさえ繋がっていれば、電話番号宛に電話を掛けられる方法です!
特別な追加契約がなくても、普段利用しているLINEアプリで簡単に利用することができますので、緊急時の為に覚えておくと便利ですので、一度LINEアプリを確認してみてください!
また、似たようなサービスで楽天モバイルの「Rakuten Link」アプリでも同様にWi-Fi環境下で電話番号宛に電話を掛けることができます。
Rakuten Linkアプリ経由で通話をする場合、追加料金がなくても無料で利用できますので、メインで利用している通信会社の予備として利用するのもお勧めです。
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