iPhoneの画面が割れてしまったり、iPhoneが故障してしまった際に修理が頭をよぎりますよね？
修理だと時間もかかるし、代用機などにデータを移行したり大変です・・！
でも実は修理代金と同じ金額で新品同等品のiPhoneと交換出来るサービスがあることを知っていますか？
今回はこの新品同等品のiPhoneと交換できるサービス「エクスプレス交換サービス」について、申し込みの流れや注意点などを解説していきます！
エクスプレス交換サービスとは？
エクスプレス交換サービスは AppleCare+ 加入者向けの特典の1つです。
交換機用のiPhoneをいち早くお届けすることで、修理の待ち時間をなくし、iPhone が手元になくなる時間を最小限にする便利なサービスです。
各ケータイ会社でiPhoneを購入の際にもAppleCare+の加入は可能で(月額有料)その場合も対応の対象となります。
AppleCare+ に未加入の方でも、追加料金を払ってエクスプレスサービスを個別購入できる場合もあります。
明確な基準や価格はアップルには明記されていないので気になる場合はアップルに問い合わせをしましょう。
問い合わせ方法は、故障の内容によって違いますが、電話とチャットが選べます。
Apple 公式HPのこちらのページから問い合わせることができます。
問い合わせの手順
「電話」というボタンも出てきていれば、電話での問い合わせも可能です。
利用料金
エクスプレス交換サービスは一律12,900円で新品同等のiPhoneと交換をする事が可能です。
AppleCare+を使って修理する場合の費用と比べてみましょう。
| 画面または背面ガラスの損傷 | 3,700円 |
| 過失や事故によるその他の損傷 | 12,900円 |
| 盗難または紛失 | 12,900円 |
このように修理をした場合でも、画面割れ以外はエクスプレス交換サービスと同額です。
各キャリアが提供しているAppleCare+とセットになったサービスも、ご自身でアップル正規プロバイダで修理に持ち込んだ際に、上記の代金で修理ができるようになってます。
代用機にデータを移すのが面倒くさい！
という方や
修理だと1〜2週間かかるから、もっと早く直す方法はないの！？
という方はエクスプレス交換サービスがオススメです！
データのバックアップなどをしていなくて、どうしても同じiPhoneじゃないと困る！
という場合や
画面が割れてしまったから、画面だけ直したい！
という方は修理がオススメです。
エクスプレス交換サービスを利用する上での注意点
届くまでの時間は大体3日程度
交換機が届くまでの期間に関してはアップル公式サイトに明記はありませんが、経験上3日前後が目安となると感じます。
お住まいの地域や物流の関係上、もっと早く届く事も想定されます。
その間不具合がある現在のiPhoneは手元にあるので、使えない期間はないという仕組みです！
ただし、これは申し込みをしてから3日前後で届くという目安です。
では実際に申し込みにどのくらいの時間がかかるのか？というと、お店に行くのか、電話やネットで申し込むのかで変わってきます。
アップル正規プロバイダー店へ行き申し込みを依頼する場合だと、お店へ行く手間や、予約を取る必要があるので、時間が結構かかってしまいます。
一方で、ネットやアップルテクニカルサポートへ電話でエクスプレス交換サービスを申し込む場合は、直接アップル正規プロバイダー店に行く手間や予約をする手間はありません！
サービス内容などを直接聞きたい方はアップル正規プロバイダー店で申し込み。
一刻も早くエクスプレス交換サービスを申し込みたい方は電話やネットでの申し込みをオススメします。
1年で2回までの利用が対象
3回目以降は通常料金が発生し、金額は故障の内容により変動致します。
通常料金というのは保証対象外修理サービス時の修理代金のことです。
具体的な金額の一例です。
| iPhone | 保証対象外 修理サービス料金 |
|---|---|
| iPhone13 | 68,800円 |
| iPhone13 Pro | 83,800円 |
| iPhone13 Pro MAX | 92,400円 |
| iPhone SE (第三世代) | 44,000円 |
期間内に故障したiPhoneの返却が必須
交換機の発送日を起点に10日以内に故障と申告をしたiPhoneをアップルへ郵送する事が絶対条件です。
返却がない場合はお手元に届く予定の交換機の本体金額全額支払いのペナルティが課されます。
現時点での具体的な金額の一例はこちらです。
| iPhone13 | 99,800円~ |
| iPhone13 Pro | 144,800円~ |
| iPhone13 Pro MAX | 159,800円~ |
| iPhone SE (第三世代) | 62,800円~ |
※iPhoneの容量モデルにより金額が変動します。
クレジットカードの登録が必須
このエクスプレス交換サービスを利用する上での必須条件としてクレジットカードの登録がございます。
理由としては”持ち逃げ対策”です
仮にサービスを申し込んだ方が10日以内に故障申告をしたiPhoneを返却しなかった場合、交換機の金額を支払う必要があると上記で記述をしましたが、エクスプレス交換サービスの申し込みをした時点で交換機の金額が一度与信枠として確保されます。
もしも返却がない場合はそのままカードに引き落としがかかるという仕組みです。
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エクスプレス交換サービスの申し込み方法と利用の流れ
チャットサービスでの申し込みは本人確認のためApple IDのログインが必要になりますので、事前にIDとパスワードを用意しましょう。
パスワードを忘れてしまった場合はこちらの記事をご確認ください。
申し込みが完了した時点で登録されているクレジットカードの利用可能枠が交換機の金額分埋まりますのでご注意ください。
エクスプレス交換サービスでは交換機が郵送されてきた際、基本的には故障をしたスマホを配送業者に手渡さなくてはいけないため、クイックスタートというデータ移行方法が利用できません。
そのため事前のバックアップが必要となります。
クイックスタートとは
iPhoneを隣同士に置くことでデータが移行できるサービスのこと
今回は新しいiPhoneしか手元に残らないため利用できません。
具体的な方法としては
- iCloudでバックアップ(Wi-Fi環境必須)
- PCでバックアップ(PCにバックアップ分の空き容量必須)
- サードパティ製※の外付けバックアップ用機器
※ サードパティ製…アップルではない第三者が開発、販売をしている機器
などの方法が代表的です。
交換機を配送業者が届ける際、故障をしたiPhoneの引き渡しを求められます。
この時、配送業者にiPhoneを渡さず、交換機の発送日を起点とした10日以内に故障したiPhoneを郵送しなかった場合、交換機の本体代金が請求されます。
交換機が手元にやってきましたら事前に取ったバックアップから中身を復元し完了！
まとめ
エクスプレス交換サービスにはメリットとデメリットがあります。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 修理の間代替機を使う必要がない 交換機が届くのが早い 1年に2回まで利用できる 12,900円で新品同等のiPhoneに交換ができる | 事前のバックアップが必要 申し込みから、受け取り、データの移行を全て自身でやらなければいけない クレジットカードの登録が必須 |
急なトラブルの場合はスピーディな対応で新しいiPhoneを手にする事ができるのですが、ネットから申し込んだり、サービスの内容がいまいち分からない・・・という方は一度ケータイショップでの相談をおすすめします。
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