「iPhoneの充電器は純正の方がいい」ということを耳にしたことはありませんか?
確かに、非純正の充電器を使っていると、充電速度が遅かったり、充電器自体が壊れやすいということがあります。
しかし非純正の充電器でも、Appleの認証を受けた「MFi認証製品」であれば安心して利用ができます。
さらに、充電器の種類も豊富なので、自分の利用シーンに合わせて、自分にぴったりな充電器を見つけることが可能です。
本記事では、純正の充電器を使うメリット・デメリットや、非純正の充電器を選ぶ際のポイントについて解説しています。
純正か非純正で迷われている方や、iPhoneの充電器で何を購入するか迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。
iPhoneの充電器は純正の方がいいって本当?
結論からいうと、iPhoneの充電器は純正にこだわる必要はありません。
ここからは、iPhoneの充電器が純正にこだわる必要がない理由について詳しく解説していきます。
純正の充電器にこだわる必要はない理由
iPhoneの充電器を購入する場合、純正の充電器にこだわる必要はありません。
純正以外の充電器でも問題なく充電ができます。
最近のiPhoneには充電ケーブルしか付属しておらず、充電アダプターは付属していません。
そのため、昔のiPhoneに付属していた充電器を使っている方も多いのではないでしょうか?
ですが、昔に購入したiPhoneの純正充電器を利用している場合、純正以外の充電器の方が性能がいい場合もあります。
- 昔のiPhoneに付属している充電器は、W数が5Wのものが多いです。
- 最近のiPhoneシリーズは20W以上の充電器で急速充電ができる機種が多いので、充電効率が良くなります。
他にも純正以外の充電器にするメリットはある?
非純正の充電器であれば、ケーブルの長さなどにもこだわることが可能です。
私はデスク周りには短い充電ケーブル、リビングには長い充電ケーブルと2本を使い分けて使っています。
こういった状況に合わせてケーブルの長さや形状を選べるのも、非純正品ならではの特徴です。
格安の充電器は避けた方がいい
もしも非純正の充電器を使う場合、Amazonや100円均一ショップなどで販売している格安の充電器を使うのは避けた方がいいです。
格安の充電器は、充電器がすぐに壊れてしまったり、充電スピードが遅いというデメリットがあります。
また、iPhone本体のバッテリーも劣化しやすかったり、コネクタ部分のサイズが微妙に異なり、iPhoneの充電口が壊れてしまう可能性もあります。
安さに惹かれてしまう方が多いと思いますが、しっかりとした充電器を買うことをおすすめします。
純正以外を使う場合は「MFi認証製品」を使うのが安全
純正以外の充電器を使う場合「MFi認証製品」を使うのが安全です。
MFi認証されていない充電器を利用すると起こってしまう現象について、Appleの公式HPでも解説があります。
- iOSデバイスが損傷する場合がある
- ケーブルが損傷しやすい
- コネクタの端子が外れる、非常に熱くなる、またはデバイスにしっかりと収まらない
- デバイスを同期または充電できない
引用:Apple
非純正品の充電器を利用すると、上記のような不具合が起こってしまう可能性が高いので、できるだけ「MFi認証製品」から選ぶようにしましょう。
「MFi認証製品」の中でおすすめの充電器については、後述させていただきます。
純正の充電器のメリット・デメリット
Apple純正の充電器を使うメリットはあるのでしょうか?
筆者が考える純正の充電器を使うメリット・デメリットは以下の通りです。
Apple純正の充電器を使うメリットは、なんといっても「信頼性」でしょう。
よくわからないメーカーの充電器を使うよりは、はるかに安心して使うことができます。
また、iPhoneを購入した際には、充電ケーブルが付属するので、充電ケーブルを購入する費用もいりません。
付属しているケーブルや、Apple Storeで購入した充電器には保証期間が1年ついているので、万が一初期不良品などに当たってしまった際でも、無料で交換が可能です。
非純正の充電器を選ぶ際のポイント
では1つずつ詳しく解説していきます。
MFi認証製品から選ぶ
まず、非純正の充電器を選ぶ際は必ず「MFi認証製品」から選ぶようにしましょう。
店頭で購入する際は、充電器の箱などに記載されています。
Amazonなどのインターネットショッピングで購入する際は「iPhone 充電器 MFi認証」などと検索するのが良いでしょう。
利用しているiPhoneシリーズの充電可能W数を確認する
続いて、利用しているiPhoneシリーズの充電可能W数を確認しましょう。
充電可能W数を確認して、そのW数以上の充電器を購入しないと、iPhoneの充電速度が遅くなってしまいます。
iPhoneシリーズごとの充電可能W数は以下の通りです。
- iPhone 8 ~ iPhone 11シリーズ:18W以上
- iPhone 12 ~ iPhone 14シリーズ:20W以上
- iPhone 15:20W以上
利用シーンに合わせてケーブルの長さなどを決める
非純正の充電器は、Apple純正と比較して、種類が豊富にある点が特徴です。
そのため、利用シーンに合わせてケーブルの長さや、充電アダプターの差し込み口の数などを好きに選ぶことができます。
例えば、リビングで利用する目的であれば、長いケーブルを購入したり、デスク回りで利用するなら邪魔にならないように短いケーブルを選ぶことが可能です。
また、iPhoneやiPadを1つのコンセントで充電できる充電アダプターや、iPhone、Air Pods、Apple Watchを一括して充電できるものもあります。
沢山種類がありますので、きっと自分にあったものが見つかるでしょう。
iPhoneおすすめの非純正充電器
非純正の充電器は種類が豊富で「どれを選べばいいか分からない」という方も多いでしょう。
そんな方のために、おすすめの非純正充電器をいくつかご紹介させていただきます。
今回紹介する非純正充電器は、全て急速充電に対応している充電器です。
Anker PowerPort III Nano 20W
Anker PowerPort III Nano 20W | |
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ワット数 | 20W |
価格 | Amazon:1,780円 |
Anker PowerPort III Nano 20Wは、超小型の充電アダプターです。
こちらの充電アダプターは筆者も2年程度使っておりますが、故障などはなく利用できています。
充電ワット数も20Wありますので、急速充電も可能です。
UGREEN Nexode 充電器 タイプC 急速充電器 65W PD
UGREEN Nexode 充電器 タイプC 急速充電器 65W PD | |
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ワット数 | 最大65W |
価格 | Amazon:5,480円 |
複数のデバイスを一度に充電したい時におすすめなのが「UGREEN Nexode 充電器 タイプC 急速充電器 65W PD」です。
搭載されているUSBポートは以下の3つです。
- USB-Cの端子1:最大45W
- USB-Cの端子2:最大20W
- USB-Aの端子:最大18W
さらに充電器自体が「GaNII窒素ガリウム」という、一般的な充電器よりも熱を持ちづらい素材で作られている点もおすすめポイントです。
Anker PowerLine lll Flow USB-C & ライトニング ケーブル
Anker PowerLine lll Flow USB-C & ライトニング ケーブル | |
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ワット数 | 100Wまで対応 |
長さ | 0.9m |
価格 | Amazon:2,190円 |
USB-C to Ligtningケーブルでオススメなのは「Anker PowerLine lll Flow USB-C & ライトニング ケーブル」です。
価格はAmazonで2,190円。
こちらのケーブルはシリコン素材のケーブルになっており、絡みづらくなっています。
また、約25,000回の折り曲げテストにも耐えられる耐久性を持っているため、すぐに壊れてしまうということも少ないでしょう。
長さは0.9mなので、iPhoneに付属している純正ケーブルよりも0.1m短くなってしまいますが、さほど変わらないので、純正ケーブルを使っていた方でも、使用感そのままに使えるでしょう。
カラーバリエーションも豊富で、自分の好きな色を選べる点も嬉しいですね!
ちなみにiPhone 15シリーズを利用している方は、このケーブルと同じで端子がUSB-C & USB-Cのものも販売されていますので、そちらをおすすめします。
価格はAmazonで1,890円です。
充電器は純正でなくてもいい「MFi認証製品」から選ぼう!
いかがでしょうか?
今回はiPhoneの充電器は純正を使ったほうがいいのか?について詳しく解説させていただきました。
iPhoneの充電器はAppleの定めた性能基準を満たした「MFi認証製品」を購入すれば、安全に利用することができます。
本記事で解説したポイントを抑えて、自分にあった充電器を選びましょう。