スタンバイモードを活用することで、デスク上にある時計がiPhoneで代用できるようになったり、時計だけではなく、便利な機能が沢山利用できるようになります。
また、スタンバイモードを設定できても
なかなかスタンバイモードが起動しない…。
このような声も多く、実際私も「ある方法」を見つけるまではなかなかスタンバイモードにならず苦労しました。
そこで本記事では
- スタンバイモードの設定方法
- スタンバイモードのカスタマイズ方法
- ほぼ100%スタンバイモードにする方法
- スタンバイモードに関するよくある質問
こちらの内容についてまとめさせていただきました。
スタンバイモードとは？
スタンバイモードはiOS17で登場したiPhoneの新機能です。
iPhoneを横向きにして充電していると、時計などを常時表示させておくことが可能です。
スタンバイモードが登場したおかげで、デスク上に時計としてiPhoneを置いて、いちいちiPhoneの画面をタップしなくても時間が確認出来たり、リマインダーを表示させて今日やるべきことを一目で確認できるようになったりと、いろいろ便利になりました。
時計以外に表示できるものの例は以下の通りです。
- 時刻
- 天気
- 通知
- 写真
- カレンダー
- リマインダー
- ウィジェット
- ただし、時計などを常時表示できるのは常時表示対応機種のみです。
- スタンバイモードは全てのiPhoneに対応している訳ではありません。
常時表示対応機種、スタンバイモード対応機種の確認は以下の表をご覧ください。
| スタンバイモード対応機種 | |
|---|---|
| 常時表示対応 | iPhone 15 Pro iPhone 15 Pro Max iPhone 14 Pro iPhone 14 Pro Max |
| 常時表示非対応 | iPhone 15 iPhone 15 Plus iPhone 14 iPhone 14 Plus iPhone 13 iPhone 13 mini iPhone 13 Pro iPhone 13 Pro Max iPhone 12 iPhone 12 mini iPhone 12 Pro iPhone 12 Pro Max iPhone 11 iPhone 11 Pro iPhone 11 Pro Max iPhone XS iPhone XS Max iPhone XR iPhone SE(第2世代以降) |
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スタンバイモードを有効にする方法
スタンバイモードは非常に簡単に有効にすることが可能です。
iPhoneの設定からたった2タップでスタンバイモードをオンに出来ちゃいます！
手順は以下の通りです。
- 夜間モード
周囲が暗い時にブルーライトを軽減してくれます(少しオレンジっぽい表示になる) - 通知を表示
スタンバイモード時に通知を表示するか選択できます - タップしたときのみプレビューを表示
通知をプレビュー表示するか選択可能。- プレビュー表示をオンにすると、画面をタップしたときだけ通知があるアプリ、通知の内容が確認可能です。
- オフにすると通知の内容までは表示されず●●件の通知と表示されます。
スタンバイモードのカスタマイズ方法
スタンバイモードは自分の好きな機能を表示することが可能になっていて、カスタマイズすることでさらに便利になる機能です。
ここからはスタンバイモードのカスタマイズ方法をいくつかご紹介します。
まずスタンバイモードには3つの画面が存在します。
- ウィジェット画面
- お気に入りの写真と時計の画面
- 時計が全面に表示されている画面
これらの画面は、スタンバイモード中に画面を左右にスライドすることですぐに切り替えることが可能です。
時計の表示を切り替える方法
スタンバイモードのメイン機能でもある時計ですが、デザインを5つから選ぶことが可能です。
切り替えるためには時計が一面に表示されている画面にしてから、画面を長押しします。
選べるデザインは以下の通りです。
写真の表示を切り替える方法
スタンバイモードではお気に入りの写真と時計を表示させておくことも可能です。
写真の表示を切り替えるためには、写真が一面に表示されている画面に切り替えて、画面を長押しします。
- おすすめ
- 自然
- ペット
- 都市
など、iPhoneが自動的に認識した写真から選べるほか、事前に自分でアルバムを作成しておき、そのアルバム内の写真を表示させるということも可能です！
切り替え方法は以下の通りです。
自分で作ったアルバムの写真を使いたい時は左上の「+」マークをタップ
ウィジェットのカスタマイズ方法
続いてはウィジェットのカスタマイズ方法を紹介します。
ウィジェットが表示されている画面では、2つのウィジェットを表示することが可能で、この2つとも自分が表示させたいウィジェットに変更することが可能です。
新規でウィジェットを追加したい場合は左上の「+」をタップ
スタンバイモードが起動しない！起動するコツは？
私も今回の記事を作成するにあたってスタンバイモードを起動する機会が増えました。
が、そこで直面したのが
スタンバイモードになかなかならない…。
という現実です。
充電しながら画面を横向きにして置いておいても、通常のロック画面になってしまい、スタンバイモードにならないんです。
試行錯誤している内に、スタンバイモードにするコツを発見しましたので「なかなかスタンバイモードにならない…。」という方はこちらの方法を試してみてください。
充電する順番が大切！
iPhoneをスタンバイモードにするために、スタンバイモードになりやすい順序があることが分かりました。
- iPhoneを横向きにする
(スタンドなどに固定) - iPhoneをロックする
(画面を消すという意味です) - 充電する
この3つの流れを行うとほぼ100%でスタンバイモードになりました。
逆に充電しながら横向きにして、ロック画面にするとかなりの確率で通常のロック画面になってしまいました。
そのため大切なのは、
「充電を最後にする」ということですね！
こちらもぜひ試してみてください！
スタンバイモードのよくある質問
Q.iPadではスタンバイモードは使えない？
A.2023年10月現在、スタンバイモードはiOS機能となりiPadでは使えません。
もしかしたら今後のアップデートでiPadも対応するかもしれませんので、その時を待ちましょう！！
Q.Face IDでロック解除できない時はどうすればいい？
A.一度画面を縦にしてから試してみましょう。
Face IDでロック解除出来ない時は一度画面を縦にしてから試すことで、ロックを解除できる場合があります。
また、Face IDが認識されない状態で数秒経過すると「パスコードでロック解除」できるようになりますので、少し待ってみましょう。
Q.スタンバイモード起動中にiPhoneが高温になった状態で充電しつづけたらバッテリーの寿命は落ちる？
A.iPhone本体が高温の状態が続いた場合、バッテリー寿命の低下やiPhoneのパフォーマンス低下など、様々な影響が発生します。
これはAppleの公式HPでも書かれています。
iPhone や iPad が高温または低温になりすぎた場合
iPhoneが熱くなりすぎた場合は少しiPhoneの操作をやめて、なにもせずに冷ましておくことが重要です。
ただし冷蔵庫など、急激に冷える場所には入れないで下さい！
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Q.iPhoneが高温になり「充電保留中」になった状態でスタンバイモードは使える？
A.充電が出来ないためスタンバイモードも使えません。
この状態ではスタンバイモードはiPhoneが充電できるようになるまで起動できません。
少し時間が経ってから再度試してみましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
今回はiPhoneのスタンバイモードの設定方法について解説させていただきました。
では本記事のまとめです。
- スタンバイモードはiOS17で追加されたiPhoneを横向きで充電することで起動するモード
- 常時表示出来るのは、
iPhone 15 Pro
iPhone 15 Pro Max
iPhone 14 Pro
iPhone 14 Pro Maxのみ - スタンバイモードが起動しない時はiPhoneを横向きに固定→画面を消灯(ロック)→充電という手順を行うとスタンバイモードになりやすい
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