2022年9月13日、iPhoneの新しいバージョン「iOS16」が配信開始となりました!
「iOS16」には様々な新しい機能がありますが、その中でも便利と話題なのが「写真切り出し機能」です。
「切り出し」や「切り抜き」「トリミング」と様々な名称で呼ばれていますが、全て同じ機能です。
今回はiPhoneの写真切り出し機能のやり方や、よくある質問について解説していきます!
写真切り出し機能とは?
写真切り出し機能はiPhoneで撮影した画像の中に映っている人物や特定のものだけを切り抜いて画像として利用ができる機能のことです!
下記が実際の切り抜く前と切り抜いた後の画像です!
人物
物
今までは、人物やメインに映っているものを切り抜いて使用したい場合、アプリを探してダウンロードをしなければいけませんでした。
さらに、切り出したい画像をアプリで読み込んだ後に、自分で切り出したい部分をなぞって切り出ししなければいけなかったので、時間もかかるし、切り抜いた画像もよくみたらガタガタになっているなんてこともありました。
このiOS16の切り出し機能を使えば、時間もかからないし、輪郭がガタガタになることもないので非常に便利です。
写真切り出し機能が利用できるiPhone
このように写真切り出し機能はとても便利なのですが、全てのiPhoneで利用できるわけではありません。
写真切り出し機能が使えるiPhoneは以下の機種です。
- iPhone14
- iPhone14Plus
- iPhone14Pro
- iPhone14Pro Max
- iPhone13
- iPhone13mini
- iPhone13Pro
- iPhone13Pro Max
- iPhone12
- iPhone12mini
- iPhone12Pro
- iPhone12Pro Max
- iPhone11
- iPhone11Pro
- iPhone11Pro Max
- iPhone Xs
- iPhoneXs Max
- iPhoneXR
- iPhoneSE(第3世代)
- iPhoneSE(第2世代)
こちらに記載をされていないiPhoneは、残念ながら写真切り出し機能を利用できません。
こちらに記載がされているiPhoneでも、iOSのバージョンを16にアップデート(更新)していないと利用ができません。
写真切り出し機能のやり方
写真切り出し機能の使い方は3通りあり、用途によって使い分けると便利です!
簡単に解説すると、
- 切り抜いた写真をカメラロールに保存する
- 切り抜いた写真をメモに貼り付けする
- 切り抜いた写真を他の写真に貼り付ける
この3通りの使い方があります。
それでは1つずつ解説していきます!
①切り出した写真をカメラロールに保存する方法
これで切り抜いた写真はカメラロールに保存されます!
②切り抜いた写真をメモに貼り付けする方法
この方法は切り抜いた写真をメモなどにすぐ貼り付ける事ができてとても便利です。
これで切り抜いた画像が貼り付けられました!
iPhoneで切り出した画像を合成する方法
iPhoneに事前に設定しておくと、写真アプリ内で他の写真と合成することができます!
お子様を切り抜いて背景を変えたり、切り抜いたものを一枚の写真に集めたりと使い方は様々です!
フリマアプリの商品出品の際に、背景を変えたりするのにも使えますので、ぜひ試してみてください!
こちらで事前準備は完了です。
では実際に写真を合成していきましょう!
写真切り出し機能が利用できる画像とできない画像
前項目で解説したように、写真切り出し機能を使いたい画像は被写体が人であっても、物であっても長押しすることで切り抜く事ができるのですが、いくら長押しをしても反応をしない画像があります。
1.ブレていたり、ピントが合わない画像
このような画像は被写体と背景の境界線があやふやになりiPhoneが被写体と判断ができず利用ができません。ご注意ください!
2.Live Photosがオンになっている写真
iPhoneには「Live Photos」という機能があります。
シャッターを切った前後の1.5秒ずつを動画として保存し、その動画データを利用し写真に様々な加工ができる機能なのですが、写真切り出し機能を使いたい場合はこれをオフにする必要があります!
ただ、「Live Photos」で撮影した写真でも後からオフにすることが可能ですのでご安心ください!
Live Photosをオフにするやり方
- 切り出したい「Live Photos」がオンになっている写真を表示させます
- 左上の「LIVE∨」の文字をタップし「オフ」をタップ切り出し
これで写真切り出し機能を利用できます!
よくある質問
写真切り出しに対応したiPhoneを利用しているのに、長押ししても切り出しができない
iOS16へのバージョンアップ(更新)が出来ていない可能性があります。
現在のiOSのバージョンの確認方法
- 「設定」を開く
- 「一般」をタップ
- 「情報」をタップ
- 「iOSバージョン」に表示されている数字が16以下のものであればバージョンアップ(更新)が必要です。
バージョンアップ(更新)の方法
- 「設定」を開く
- 「一般」をタップ
- 「ソフトウェアアップデート」をタップ
- 「ダウンロードしてインストール」をタップ
- パスコードを入力
こちらの手順でバージョンアップ(更新)の方法が可能ですが、バージョンがあまりに古いものだとWi-Fi環境下でないとバージョンアップ(更新)ができませんのでご注意ください。
Wi-Fi環境下でなくともバージョンアップが可能な事がございますが、その際には大量の通信をしますので必ずご注意ください。
iOSのバージョンが16以上になっているのに写真の切り出しができない
切り出したい被写体がブレていたり、ピントがあっていなかったりしませんか?
iPhoneが被写体を単体のものと認識できないと切り出しができません。
iOSのバージョンは最新で写真もブレていないのに切り出しができない
写真切り出し機能に対応したiPhoneでしょうか?
写真切り出しが機能が利用できるのは2018年以降に発売をされた「iPhone Xs」「iPhone XR」シリーズ以降のiPhoneに限ります。
もしくは「Live Photos」機能がオンになっていると切り出しができませんので、オンオフの状態をご確認ください。
まとめ
とても便利な写真切り出し機能を紹介してまいりましたがいかがでしたでしょうか?
iOS16にはまだまだ他にも魅力的な機能がございますので、もしiPhoneの使い方でお困りの場合是非お近くのフォンシェルジュ提携キャリアショップ、または併売店のTOP1へお越しください!
経験豊富なスタッフが使い方を丁寧にお伝え致します!
今後もスマホをより便利に利用できるよう情報を発信していきますので、これからも宜しくお願い致します!