2023年1月24日にiOS16.3がリリースされました!
新しいバージョンが出ると、アップデートしても大丈夫なのか?気になりますよね!
今回はiOS16.3のアップデート内容と、アップデートした際の不具合情報についてご紹介させていただきます!
iOS16.3のアップデート内容
iOS16.3のアップデート内容は「セキュリティ機能の向上」と「不具合の修正」がメインのアップデートです。
新機能などは特に追加されておらず、iOS16が登場したときのような話題にはなっていませんね!
ですがアップデートによって、セキュリティ機能の向上や、不具合の修正があるのでアップデートしておきましょう。
では、アップデート内容について紹介していきます!
壁紙に新しいデザインが増えた
iPhoneの待ち受けである「壁紙」に新しい種類が増えました。
毎年2月1日から3月1日までは黒人歴史月間として、黒人の文化や歴史を祝う月として、世界各国で祝われています。
Appleも黒人の歴史と文化をたたえる新しいユニティの壁紙を追加しました。
iCloudの高度なデータ保護機能が追加
2つ目はiCloudのセキュリティ機能が追加されました。
iCloudに保存しているデータが漏洩してしまった場合、Appleを含む第三者が漏洩したデータにアクセスができないようにすることができます。
気を付けないといけないのは「Appleを含む第三者がデータにアクセスできない」という点です。
例えば、iPhoneのデータが消えてしまい、iCloudから復元しようとしますよね?
その際に、自分が設定した復旧連絡先、復旧キーを忘れてしまうと、iCloudに預けたデータを復元できなくなってしまうんです!
こちらを設定する場合は、設定した内容を必ず紙のメモ帳など、iPhone以外にメモを残しておきましょう。
Apple IDが物理的なセキュリティキーに対応
Apple IDにログインする際に、物理的なセキュリティキーに対応しました。
物理的なセキュリティキーとは、画像のような、iPhoneに差し込めるキーのことです。
今までApple IDにログインする時に、登録した電話番号宛てに認証コードが送られ、その認証コードを入力しないと、Apple IDにログインすることが出来ませんでした。
これが2段階認証というものです。
この2段階認証を物理的なセキュリティキーでできるようになりました。
要するにApple IDにログインするときに、物理的なセキュリティキーがないとログイン出来ないので、第三者からApple IDにログインされる心配がかなり減ります。
ですが、「この機能のターゲットは著名人、ジャーナリスト、政府関係者などに向けたものだ」とAppleは説明していたので、あまり一般向きの機能ではないかもしれませんね。
緊急SOSの方法が変更
iPhoneには緊急SOS機能というものがあります。
iPhoneのロック画面から、特定の操作をすることで、警察署や、火事、救急車、海上保安庁にすぐに連絡することができる機能です。
操作方法
- 電源ボタンと音量ボタン(+または-)を長押しする
- カウントダウンを開始し、警報が鳴る(このとき、ボタンは押したまま)
- サイドボタンを押したままカウントダウンを待つ
- カウントダウンがゼロになったらサイドボタンから指を外す
今までは3ステップまでの操作で、緊急SOSをすることができました。
iOS16.3のアップデートではステップ4が追加されたので、指を話す前に画面上のキャンセルボタンを押せば、緊急SOSをキャンセルすることが可能になり、間違えて通報してしまうリスクが減りました。
HomePod(第2世代)に対応
2月3日に発売されるHomePod(第2世代)はiOS16.3以降のみのバージョンに対応しています。
そのため、HomePod(第2世代)を購入予定の方は事前にiOS16.3にアップデートしておくことをおすすめします。
HomePod(第2世代)とは
Appleのスマートスピーカーです。
スピーカーなので、iPhoneで再生するApple MusicやSpotifyをダイナミックな音で楽しむことができたり、「Hey Siri」と話しかければ今日の天気や、タイマーをセットすることもできます。
また自宅の家電がスマートデバイスなら、電気を消したりの操作も可能です。
不具合が修正された
iOS16.3のアップデートでは、今までのバージョンで報告されている不具合に対しての修正がされました。
具体的な不具合
- ロック画面の壁紙が真っ黒になることがある問題に対処
- iPhone 14 Pro Maxのスリープ解除中に横線が一時的に表示されることがある問題を修正
- “ホーム”のロック画面ウィジェットにホームAppの状況が正確に表示されない問題を修正
- Siriがミュージックのリクエストに正しく応答しないことがある問題に対処
- CarPlayのSiriへのリクエストが正しく認識されないことがある問題を解決
iOS16.3へのアップデートで不具合はあるの?
2023年1月24日にリリースされたiOS16.3ですが、実際にアップデートした人の評判はどうでしょうか?
SNSや、Appleのサポートコミュニティで調査してみました。
iOS16.3へのアップデートが進まない
iPhoneの状況や、電波環境によってアップデートが進んでいない可能性があります。
また、アップデートファイルは1GB程度なので、iPhoneの本体容量に1GB以上の空きがないとiOS16.3へのアップデートができません。
- iPhoneを再起動してみる
- 通信環境の良いところで行う(Wi-Fiの近くなど)
- iPhoneの空き容量を確認する
以上の対処法を試してみましょう。
iPhoneが一切動かなくなってしまう
iOS16.3へのアップデートが完了したと同時に、iPhoneが真っ暗な画面で一切操作出来なくなってしまうケースが稀にあるようです。
この症状はiOS16へのアップデートの際にも確認できた症状で、対処法などは特に見つかっていません・・・。
再起動などもできないので、お近くの契約している携帯ショップや、Appleストアに相談をおすすめします。
アップデートの際にこのような事態になってしまう可能性もあるようなので、必ずバックアップを忘れずにしておきましょう。
バッテリー消費が異常に早い
iPhoneを新しいバージョンにアップデートしたときによくある症状が、バッテリー消費が異常に早くなってしまうことです。
しかし大体の場合は一時的な症状で収まります。
48時間程度様子をみて、それでもバッテリーの消費量が変わらない!という場合は、携帯ショップやAppleストアで相談してみましょう。
Safariのブックマークがバラバラになってしまう
Safariに登録しているブックマークは、自分で好きに順序を並び替えたり、フォルダ分けすることできます。
この整理したブックマークがバラバラになってしまうことがあるようです。
この症状については対処法はなく、再度ブックマークを整理する必要があります。
iOS16.3へのアップデート方法
今回のiOS16.3のアップデート内容はセキュリティ面の強化と、不具合の修正がメインなので、アップデートしたほうがいいかと思います。
ここまで記事を読んでいただいて、iOS16.3にアップデートしたい!という方は、以下の手順でiOS16.3にアップデートすることができます。
手順
これでアップデートは完了です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はiOS16.3のアップデート内容について解説させていただきました。
では本記事のまとめです。
- iOS16.3はセキュリティ性能の向上と、不具合の修正がメインのアップデート
- 壁紙に新しいデザインが追加された
- iCloudに高度なデータ保護機能が追加された
- 緊急SOSの方法が変更され、間違えて通報する恐れが減った
- HomePod(第2世代)に対応した
- いくつかの不具合が修正された
- iOS16.3へのアップデートが進まない
- iPhoneが一切動かなくなってしまう
- バッテリー消費が異常に早い
- Safariのブックマークがバラバラになってしまう
本記事を読んで、iOS16.3についての質問や、アップデート方法など、分からないことがございましたらぜひフォンシェルジュ提携店舗までお越しください。
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