Googleサービスを利用するために必要な「Googleアカウント」の設定方法について徹底解説!!
何か調べものをする際に「ググる」とよく言いますが、
スマホやパソコンを利用する上で、「Google検索」を利用する方が多いのではないでしょうか?
Googleアカウントって何?
登録することで何ができるの?
登録の手順がよくわからない…
「Googleアカウント」という言葉はよく聞くものの、いまいちよくわからない方もいらっしゃるかと思います。
この記事では、「Googleアカウント」で出来る事や設定方法について具体的に解説していきます。
Googleアカウントとは?
Googleアカウントとは、Googleのサービスにアクセスするための会員登録のことです。
会員登録とはいっても、誰でも無料で利用でき、用途に合わせて複数登録することもできます。
アカウント | ○○@gmail.com※ |
パスワード | 8桁以上の英数字 記号 ※記号は「.(ピリオド)」のみ |
- 個人用のアカウントをGoogleで発行して利用する場合です。
- 法人契約の場合は、@マーク以降は会社指定のドメインとなります。
Googleアカウントを持っていることで出来る事
Googleアカウントを持っていることで、主に下記の3点を利用することができます。
- ~@gmail.comのフリーアドレスを利用できる
- Googleサービスの無料利用(15GBまで)
- ログインすることで各サービスの追加機能利用可能
「Googleサービス」と一言でまとめましたが、Googleの提供するアプリ数は70以上あります。
いくつかピックアップして、Googleアカウントを使用することで出来る事をまとめました。
Googleサービス種類
Googleサービスの特徴は、ログインさえしていれば、保存等の操作をしなくても自動でバックアップされることです。
※自動保存するためには初期設定が必要です。
スマホが突然壊れてしまったり、うっかり保存を押し忘れた場合でも、最後に入力した状態で保存されているので安心です。
iPhoneをご利用中の場合でも、iCloudの無料保存容量は5GBしかないので、Googleアカウントを設定しておくことで、15GBまで保存可能です。
Googleサービス | ログインすることで できる事 |
---|---|
Google検索 | 検索履歴保存 |
Google Chrome | ブックマークの保管 パスワード保管 |
Gmail | メールサービス利用 |
Googleマップ Google Earth | 地図の履歴保存 お気に入り/ラベル設定等 |
Googleドライブ | データのバックアップ |
Googleカレンダー | スケジュール管理 |
Google Keep | メモ内容の共有・保存 |
Googleファミリーリンク | お子様用スマホの保護者アカウント設定 |
Googleチャット | チャット機能の利用 |
Google翻訳 | 履歴保存 |
YouTube | 好きな動画配信者のチャンネル登録 コメント書き込み |
Googleフォト | 写真や動画の管理・検索 写真や動画のバックアップ 画像の検索(Lens) |
Googleスプレッドシート | officeのExcelと互換性 |
Googleスライド | officeのPowerPointと互換性 |
Googleドキュメント | officeのWordと互換性 |
Googleフォーム | アンケートやテストの作成 |
上記のGoogleサービスが利用できるだけでも、スマホやパソコンを利用する上で、Googleアカウントを作成しておくことをオススメします。
便利なパスワード保存機能
スマホを利用する中で、様々なアカウントやパスワードを作成したものの、忘れてしまうことはありませんか?
同じアカウントとパスワードを利用することは、セキュリティ上オススメできません。しかしながら、違うアカウントやパスワードにしてしまうと、どのアカウントがどのパスワードなのか覚えられませんよね。
Googleアカウントを持っていれば、Google Chromeにパスワード保存機能がある為、GoogleアカウントとGoogleアカウントのパスワードさえ覚えておけば、他のパスワードは管理画面で確認することができます。
ここからは、具体的なGoogleアカウントの作成方法について解説します。
Googleアカウント作成方法
Googleアカウントは、13歳以上から設定可能です。
12歳以下の場合は、保護者よりお子様用のアカウントを作成していただく必要があり、「ファミリーリンク」の設定と合わせて作成する必要がございます。
12歳以下で設定しようとすると、設定しようとしたデバイスで、しばらくGoogleアカウントを作成できなくなる場合があります。
必ず13歳以上の年齢の場合にのみ作成して下さい。
既に他のGoogleアカウントでログインしている場合
- Gmailアプリを開く
※他のGoogleサービスからでも同じ操作で利用できます - 右上のアイコンをタップ
- 「別のアカウントを追加」をタップ
- 「Google」をタップ
- ログイン画面で「アカウントを作成」をタップ
- 「自分用」をタップ
※13歳以上である事
初めてGoogleアカウントを作成する場合
- Gmailアプリを開く
- 「アカウント作成」をタップ
- 「自分用」をタップ
※13歳以下である事
「Googleアカウントを作成」画面で名前を入力し「次へ」をタップ
「基本情報」に生年月日と性別を入力し「次へ」をタップ
希望のメールアドレスを設定し「次へ」をタップ
「安全なパスワードの作成」でパスワードを入力し「次へ」タップ
「電話番号を追加しますか?」画面で「スキップ」もしくは「はい、追加します」をタップ
※推奨「はい、追加します」
アカウント情報を確認し「次へ」をタップ
※実際の画面では下の空白部分にGmailアドレスが表記されます。
「プライバシーポリシーと利用規約」を確認し「同意する」をタップ
下記のような画面が出てきたら、アカウント設定は完了です。
設定しておいた方がいい”自動バックアップ”設定
Googleサービスには、基本的に自動でバックアップされるように初期設定されています。
特に「連絡先」「写真」等の情報は、万が一何らかのトラブルで消えてしまうと困ってしまいますので、自動保存設定がONになっているか確認しておくことをお勧めします!
【Googleドライブ】自動バックアップ
自動でバックアップされる条件は以下の3つです。
- スマホがアイドル状態
- 2時間以上充電されている場合
- Wi-Fiに接続されている場合
Androidの場合
Androidスマホの「設定」から設定
設定画面上部にある検索バーで「バックアップ」と検索。
万が一検索バーがない場合は「システム」等の表記を探し設定の中から「バックアップ」を探して下さい。
バックアップを開きがONになっていればOK。
「今すぐバックアップ」を押すとその場ですぐにバックアップ開始できます。
「Googleドライブ」アプリから設定
- 左上にあるメニュー(三本線)をタップ
- 「設定」をタップ
バックアップを開きがONになっていればOK。
「今すぐバックアップ」を押すとその場ですぐにバックアップ開始できます。
iPhoneの場合
画面上部にある検索バーで「Googleドライブ」と検索
「ON」になっているものが全て保存されます。
【Googleフォト】自動バックアップ
Android・iPhone共に同じ操作手順で設定できます。
Googleフォト画面右上のアイコンをタップ
右上のアイコンをタップ
Androidの場合
- アップロードサイズ
-
「元の画質」か「保存容量の節約画質」を選択
- モバイルデータ通信の使用量
-
モバイルデータ通信を利用してバックアップする上限設定
- デバイスのフォルダのバックアップ
-
カメラで撮影した写真や動画以外のフォルダを任意で選択
iPhoneの場合
- アップロードサイズ
-
「元の画質」か「保存容量の節約画質」を選択
- モバイルデータ通信を使用して写真をバックアップする
-
「ON」もしくは「OFF」
- モバイルデータ通信を使用して動画をバックアップする
-
「ON」もしくは「OFF」
実際にあった「Googleアカウント」に助けられた事例
私自身の経験から「Googleアカウントがあって助かった!!」という内容をまとめてみました。
- 突然スマホの調子が悪くなり画面を開けなくなった
-
スマホを壊すつもりは全くありませんでしたが、突然スマホが不調に。
バックアップを取っていた覚えもありませんでしたが、自動バックアップ機能のおかげで、新しいスマホでGoogleアカウントへログインするだけで無事データを復元できました。
- スマホで撮った写真をパソコンで開きたい
-
記事を作成したり、何か資料に写真を添付する際に、わざわざスマホから画像を転送しなくても、パソコンでGoogleフォトを開けば、スマホで撮った写真を見ることができるため、すぐに写真を利用できます。
- パスワードを忘れた
-
安全のためには各アカウントごとにパスワードを変えることが推奨されていますが、全部を変えたことで、どのアカウントがどのパスワードか分からなくなってしまったことがあります。
「Googleアカウント」とGoogleアカウントのパスワードさえ覚えておけば、Chrome上ですべてのパスワードを確認することができます。
- 仕事とプライベートのスケジュール管理
-
プライベート用と仕事用のアカウントを持っているので、それぞれのアカウントにスケジュールを入れておくと、スマホ上のカレンダーで、双方のスケジュールが統合されてみることができるので、予定が被ってしまうことがなくなりました。
アカウントごとに色を変えられるので、プライベートか仕事かが 一目で分かります。
上記は、私自身がGoogleアカウントを持っていてよかったなという一例です。
1度設定してしまえば、用途に合わせて自由自在に利用できます。
この記事では「Googleアカウント」の設定について解説しました。
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