2023年5月11日の深夜に、「Google Pixel 7a(グーグルピクセルセブンエー)」の発売が発表されました。
発売日は同日の5月11日!!
今回は、Pixel 7aのデザイン・カメラ性能・その他機能について、実機を使いながらご紹介します!
また、前モデル「Pixel 6a」や「Pixel 7」「Pixel 7 Pro」との違いも解説します。
基本的なスペックや特徴については、下記の端末性能ページをご覧ください。
Pixel 7aのデザインをレビュー
まずは、Pixel 7aのデザインをレビューします!
Pixel 7aは4色展開
カラーは全部で4色で、スノー・シー・チャコール・コーラルがあります。
- コーラルは、オンラインショップ限定色です。
「シー」は今までのPixelシリーズにはなかった色で、淡い透明感のある水色でです。
オブシディアンは漆黒!という感じではなく、グレーのスモークがかかったような色合いです。
カメラフレームは、Pixel 7と似たアルミフレームで、本体の色と合わせた色合いが特徴です。
コーラルが欲しい場合は、オンラインショップにて購入する必要があります。
フォンシェルジュ運営店なら、下記URLより簡単にご予約いただけます!
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Pixel 7aの同梱物はPixel 7 Pro・Pixel 6aと同じ!
付属品 |
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1m USB-Cケーブル(USB 2.0) クイックスタートガイド クイックスイッチアダプター SIMピン |
Pixelシリーズには前の機種からデータ移行を簡単に行うための「クイックスイッチアダプター」がついてきます。
前の機種に対応しているケーブルとクイックスイッチアダプターを接続するだけでデータ移行ができ、大変便利なのでおすすめです!
電源アダプタ(ACアダプタ)は同梱されていないため、USB-C端子対応のアダプタをお持ちでない場合は別途購入が必要になります。
Pixel 7aのディスプレイ
画面サイズ6.1インチ、重さ193.5gです。
Pixel6aとディスプレイサイズは同じですが少し重くなりました。個人的には、ほとんどわからない程度の違いです。
Pixel7よりも軽量でコンパクトなので、女性の手でも比較的持ちやすいと感じました。
ディスプレイは、FHD(フルエイチディー)・有機ELディスプレイを採用しているので、明暗がハッキリしておりとても見やすいです。
インカメラはパンチホール式で中央上部に埋め込まれています。
とても小さい丸なので、画面を見ていても気にならない程度の大きさだと感じました。
Pixel 7aの背面・側面デザイン
背面ガラスはCorning(コーニング)社のGorilla Glass 3(ゴリラガラス3)を採用しています。
深い傷やヒビへの耐久性が高く、傷がついても目立ちにくく、万が一傷がついてしまってからのガラス強度も向上しているようです。
全体には、Pixel7と同様に指紋が付きにくいコーティングが施されているそうですが、やはりガラスなのでチャコールですと指紋が目立ってしまいました。カバーを付けずに利用したい方は、指紋が気になるかもしれません。
スノーやシーは、淡い色合いなので、私個人としては指紋はあまり気になりませんでした。
カメラの突起がほとんどない!
Pixel6以降では、帯状になったカメラフレームが特徴的で、Pixel 7やPixel 7 Proではかなり段差が気になりましたが、Pixel 7aではフラットと言ってもいい程、段差がなくなっていました!!
個人的に、カメラをぶつけてしまいそうで不安だったので、段差がなくなりスッキリしたデザインになったのはとても嬉しいポイントだと思っています!
カメラフレームの帯自体の高さも以前より細くなっていました。
- 上:Pixel 7a
- 中:Pixel 6a
- 下:Pixel 7
コネクタの形状はUSB type-Cです。
以前のモデルと変わらず、スピーカーはステレオスピーカーなので、臨場感ある音楽が楽しめます!
Pixel 7aのカメラ機能をレビュー
まず、カメラ性能の基本情報は以下の通りです。
メインカメラ | 広角:約6,400万画素(F値1.89) ウルトラワイド:約1,300万画素(F値2.2) |
サブカメラ | 約1,300万画素(F値2.2) |
昨年発売の「Pixel 6a」「Pixel 7|7Pro」とカメラ機能を比較!
機能 | Pixel 7a | Pixel 6a | Pixel 7|7Pro |
---|---|---|---|
超解像ズーム | 最大8倍 | 最大7倍 | 最大8倍|最大30倍 |
ボケ補正 | |||
マクロフォーカス | ー| | ||
夜景モード | |||
トップショット | |||
ポートレートモード | |||
超解像ズーム | |||
モーション オートフォーカス | |||
Live HDR+ | |||
よく撮影する人 | |||
デュアル露出補正 | |||
シネマティック撮影 | |||
シネマティックぼかし | |||
ウルトラワイドレンズ | |||
ポートレートライト | |||
消しゴムマジック | |||
モーションモード | 長時間露光 | ||
リアルトーン | |||
顔のぼかし解除 | |||
パノラマ | |||
手動によるホワイト バランス調整 | |||
ロックされたフォルダ |
今回はメインカメラでの通常撮影と新機能を使った撮影を行っていきます!
Pixel 7a|通常撮影
さすが「リアルトーン」とうたっているだけあり、見た色とほぼ変わらない色が再現できています。
晴れているうちに撮影が間に合わず、なんとも映えない画像ですが、雲のどんよりした感じもそのまま伝わっているのではないでしょうか。
建物の角なども、ほとんどボケることなくキレイに撮影できます。
Pixel 7a|超解像ズーム
Pixel 6aでは倍率が7倍だった超解像ズームも、Pixel 7aでは8倍にアップグレードしました!
先程、通常撮影で取った建物を拡大して撮った画像です。
「SHIBUYA SCRAMBLE SQUARE」の文字や文字の影もハッキリ映っています。
筆者は、昨年発売された「Pixel 7 Pro」を利用しているのですが、Pixel7 Proの30倍ズームと比べてしまうと物足りなさは感じるものの、実際30倍ズームを使うことはほとんどありませんので、Pixel7 Proの半額程度でその他のカメラ機能がほとんど変わらないなら、Pixel7aはコスパ最強だと感じました。
Pixel 7a|Pixelといえば『消しゴムマジック』
Pixel 6から搭載されている消しゴムマジックは、もちろん今回も継続です!
背景に映り込んだ不要な人物や物を、まさにマジックのようにきれいに消すことができます。
例えば…テーブルに置いてあるペットボトル2本を選択して…「消去」!!!
簡単に消えました!!!
驚くほど違和感がありませんね…。
木目を学習・予測して再現しているのが素晴らしいと思います。
超接近・モノ撮影OK|ポートレートモード
Pixelカメラの代名詞であるポートレートモードは、他のスマホとは一味違います。
このように、透明な被写体でも背景を認識して撮影したり、近い距離でもしっかり反応してくれるのです。
例えばiPhone12で同じ距離で撮影しようとすると「離れて下さい」と表示されてポートレートが機能しません。
iPhone12だとこれが限界距離…!
また、人ではなくモノでもポートレート撮影ができるのはPixelの強みと言えます!
ポートレート撮影の難点を全てクリアしていると言っても過言ではありません!!
Pixel 7a|夜景モード
夜景モードはPixelの真骨頂です!
夜間でもより明るく撮影することができるようになっています。
部屋のドアとカーテンを閉め切った状態で撮影した際、夜景モードをオフにすると左側の写真のように暗く写りますが、夜景モードをオンにすると右のように明るく写りました。
Pixel Aシリーズ初のモーションモード『長時間露光』
Pixel 7 Proのモーションモードには、「長時間露光」と「アクションパン」という機能が搭載されていましたが、Pixel 7aには「長時間露光」が搭載されています。
本日発売したばかりで、まだ撮る機会がないので、Pixel7 Proで撮影した画像を参考に載せます。
- 長時間露光なし
- 長時間露光ON
水しぶきや、水面の揺らぎがなめらかになっているのがわかります!
この機能は、今までのPixel Aシリーズにはなく、上位機種のみに搭載されていましたが、今回初めてAシリーズにも搭載されました!
Pixel Aシリーズ初の『ボケ機能』
こちらの機能も、今までPixel Aシリーズには搭載されていませんでしたが、今回初めてAシリーズに搭載されました!
ボケて写ってしまった過去の写真や、よく動き回るお子様やペットの写真のボケを解消してくれる嬉しい機能です。
おすすめ機能をレビュー
ここからはPixel 7aにも搭載されている、Pixelの便利な機能について紹介します。
リアルタイム翻訳
Pixel 6から始まったこちらの機能では、以下のことが実現します。
- 48の言語で実際の会話を通訳
- リアルタイムでチャットの通訳
- カメラで写して100の言語を翻訳
今回試しにチャットでの通訳を使ってみると、このように表示されてとても分かりやすく便利な機能でした!
レコーダー
こちらはPixelの独自機能です。
音声を録音する通常のレコーダーとしての役割はもちろん、録音と同時に文字起こしを行うことができるのです!
私は会議や長時間の講演等でよく使います。
メモを取るのに必死で聞き逃したりすることはありませんか?
この機能があれば、後で文字起こしもできますので、メモを取る必要がなく、話を聞くことに集中することができます!
学生時代にこの機能が欲しかったものです。
Pixel 7aレビュー/まとめ
今回はGoogle Pixel 7 Proのデザイン・カメラ性能・その他機能について、実機を使ってご紹介してみましたが、いかがでしたか?
いままでAシリーズにはなかった機能が搭載されています!
Pixel Aシリーズ初の機能
- ワイヤレス充電対応
- 指紋認証+顔認証両方搭載
- ボケ補正対応
- モーションモード『長時間露光対応』
Pixe 7aのおすすめポイントをまとめると以下の通りです。
- Google Pixel 7/7Proと同じTensor(テンサー) G2 搭載で高速処理
- 片手で持ちやすいコンパクトボディ
- Google Pixel Aシリーズ初のワイヤレス充電対応
- Google Pixel Aシリーズ初の指紋認証+顔認証両方搭載
- スリムなカメラデザイン(カメラの厚みが軽減)
- Pixel史上最高の約6,400万画素カメラ(2023年5月時点)
- リアルタイム翻訳機能でLINEなどの文章も自動翻訳
- レコーダー機能で録音と自動文字起こし
- 8倍の超解像ズームで遠くからでも美しい撮影
- 消しゴムマジックで画像に映り込んだ人や物を消去可能
- ボケ補正対応だから、ぼけてしまった写真も修正可能
- 天体観測モードなどのオリジナル撮影機能を多数搭載
- 3年間のOSアップデート保証
- 5年間のセキュリティアップデート保証
- Titan M2チップ搭載でセキュリティ強化
- Google One VPNが無料で使えてセキュリティ安心
Pixelシリーズ、特に今回のPixel 7aはカメラ機能がおすすめであり、進化ポイントになっています。
Pixelシリーズ最高の6,400万画素カメラを搭載していながら、一括では6万円台から、通信会社のサポートを使えば最安値で、実質2万円台で購入することができます。
今まで『惜しい』と感じていた方には、もってこいの機種であると感じています。
コスパ最強スマホ
と呼べるのではないでしょうか!
昨年発売されたPixel6aやPixel7との違いについては、下記記事でスペック・カメラ機能・価格についても比較していますので、合わせて御覧くださいませ。
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WEB予約では、「自宅受け取り」「店頭受取」を選べますが、オンライン限定販売のコーラルは、「自宅受け取り」を選択しないと色を選べませんのでご注意ください。
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