Safari(サファリ)の書類とデータを削除する方法を解説!容量不足を即解消

Safari書類とデータ削除する方法

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iPhoneのストレージがすぐにいっぱいになってしまう…

アプリを整理してもなかなか容量が空かない

iPhoneのストレージがいっぱいで困っている方必見!

この問題の原因の一つとして、Appleの標準ブラウザであるSafariが使用するデータ、通称「書類とデータ」が容量を圧迫している状況が挙げられます。

特にSafariを頻繁に利用している人は、知らず知らずのうちに大量のデータを蓄積している可能性があります。

本記事では、Safariの書類とデータが何なのかを解説し、その容量を確認する方法から、安全かつ効果的に削除する方法まで手順を追って紹介します。

この記事を読めば、iPhoneやiPadの空き容量を確保し、スマホの動作を軽くする方法が分かりますのでぜひ最後までお読みください。

Safari以外の「書類とデータ」を削除する方法に関しては関連記事で詳しく解説しています。

目次

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Safariの「書類とデータ」を削除するとは?

Safariの「書類とデータ」とは?

iPhoneのSafariにおける「書類とデータ」とは、Webサイトを閲覧する時にSafariが自動的にダウンロードして保存する一時的な情報の集まりのことです。

これはiPhoneのストレージ容量に関わり、主に以下のデータが含まれています。

  • キャッシュデータ
    • Webページの表示を速くするための画像、写真、動画、デザイン、一時ファイルなど。
      再度同じサイトにアクセスした時に、読み込み時間を高速化し、短縮する効果があります。
  • 履歴データ
    • 過去に利用したWebサイトのURLや検索履歴、アクセス日時などの記録全般。
  • Cookie(クッキー)
    • ウェブサイトのログイン情報、利用設定、ショッピングカートの中身などサイトの利用を便利にするためのデータ。

Safariの書類とデータが多い理由

これらのデータは、Safariを快適に使うためには必要不可欠な機能を担っていますが、利用すればするほど蓄積し、ストレージを圧迫していく原因となります。

容量がGB単位で占められる場合もあり、容量不足の問題を解決するためには、この書類とデータの削除が非常に有効です。

尚、iCloudにSafariのデータを同期している場合は、一時的なデータ管理のために容量を消費している可能性はありますが、iPhoneのストレージ内に直接的に大きな影響を与えるものではありません。

気になる方は、iCloudの設定を変更してみるのも良いでしょう。

Safariの書類とデータを確認する方法

Safariの書類とデータを確認する方法

自分のiPhoneやiPadでSafariの書類とデータがどれくらいのサイズを占めているのかを確認する手順は簡単です。

設定アプリからストレージ管理画面を開き、Safariの書類とデータを確認してみましょう。

STEP
「設定」アプリを開きます。
STEP
「一般」をタップします。
一般
STEP
「iPhoneストレージ」をタップします。
iPhoneストレージ

※ストレージの計算に時間がかかる場合があります。

STEP
アプリの一覧から「Safari」を探してタップします。
Safari書類とデータ

ここに、「アプリのサイズ」とは別に「書類とデータ」という項目があり、現在使用している容量が表示されます。

筆者の場合は1.4GBでしたが、Safariをたくさん利用する方はもっと容量が大きいはずです。

このサイズが大きい場合、削除することで容量を大幅に減らすことができます。

容量不足を解決したい場合は、こちらの関連記事も参考になります。

Safariの書類とデータの減らし方、削除する方法

Safariの書類とデータを削除する方法

それでは実際に、Safariの書類とデータを減らしたい人向けに、削除する方法を解説します。

iPhoneでは、「書類とデータ」を管理する項目は存在しないため、「書類とデータを削除する」という項目やボタンは存在しません。

書類とデータに密接に関係している、Webサイトデータ、履歴、キャッシュを削除することで減らすことができます。

削除する方法は2種類ありますので、違いをよく確認し、利用用途にあった方を選択してください。

スクロールできます
「Webサイトデータ」の削除
(個別削除)
「履歴とWebサイトデータを消去」
(一括削除)
削除されるデータサイトごとの
キャッシュ、Cookie
すべて
(閲覧履歴、キャッシュ、Cookie)
容量の減少効果減少する
(ただし履歴データは残る)
大幅に減少する
閲覧履歴への影響履歴は残る※1履歴は消える
Cookieへの影響削除される※2削除される
タブ残る残る※3
目的特定サイトの動作不具合を解消したい・ストレージ容量を大きく空けたい
・プライバシーを完全に保護したい

※1:Safari→ブックマークアイコン→時計マークで確認可能
※2:(Webサイトごとの自動ログイン情報がなくなる)
※3:(ただし「タブをすべて閉じる」をオンにすると閉じてしまう)

方法1:履歴とWebサイトデータを消去する

「ストレージ容量を大きく空けたい」「プライバシーを完全に保護したい」このように考える場合は、「履歴とWebサイトデータを消去」を選ぶのが最も効果的です。

なぜなら、書類とデータを構成しているすべてのデータ(履歴、Cookie、キャッシュ)を一掃できるからです。

手順はこちら
  • 設定アプリを開く
  • 「アプリ」をタップ
  • アプリ一覧から「Safari」を選択する
  • 「履歴とWebサイトデータを消去」をタップ
  • 「すべての履歴」にチェックを入れ、「履歴を消去」をタップ
    ※追加オプションにある「タブをすべて閉じる」はどちらでも大丈夫です。

削除が完了したら、ストレージ画面でSafariの書類とデータの容量が大幅に減っていることが確認できます。

「削除したのに、完全にゼロにならず数MB程度のデータが残っているのはなぜ?」と思うかもしれません。

今回削除したデータはあくまで「ブラウザの活動によって溜まった一時的なデータ」なので、Safariというアプリ自体が機能するために必要な基本データや設定ファイルは削除されずに残るからです。

方法2:Webサイトデータのみを選択的に消去する

「閲覧履歴は残したい」「特定のWebサイトの動作不具合を解消したい」このような場合は、Webサイトデータ(キャッシュやCookieなど)だけを削除しましょう。

手順はこちら
  • 設定アプリを開く
  • 「一般」をタップ
  • 「iPhoneストレージ」をタップ
  • アプリ一覧から「Safari」を選択する
  • 「Webサイトデータ」をタップ
  • 右上の「編集」をタップし特定のサイトの横にある赤い丸の削除アイコン→「削除」をタップ
    または、「全Webサイトデータを削除」→「今すぐ削除」をタップ

この方法では、どのサイトが容量を占めているのかを確認しながら、不要なデータのみを選択的に整理・削除することが可能です。

Safariの書類とデータを削除するとどうなる?

Safariの書類とデータを削除するとどうなる?

書類とデータの削除はストレージ容量の管理に効果的ですが、削除をする前に注意点をお伝えします。

サイトのログイン情報が解除される

Webサイトデータや履歴、Cookieを削除すると、サイト側が保存していたログイン情報が一旦解除されます。

どのような影響があるかというと、普段利用しているサイト(ネットショッピングサイト等)に再アクセスした時、自動ログインが無効になり、パスワードを再入力してログインし直すことになります。

iOSの機能でパスワードが保存されている場合(「設定」アプリ内の「パスワードアプリ」の項目で管理されている場合)は、再入力時に自動的に候補が表示されますが、保存してない場合はご自身でパスワードを入力する必要があります。

パスワードを覚えてない方は再ログイン出来なくなってしまう可能性があるので注意が必要です。

タブが閉じてしまう場合がある

iPhoneのSafariにおけるタブとは、複数のWebページを同時に開き、そのページを自由に切り替えて閲覧するための機能です。

基本的には、今回紹介する削除方法を実行する場合、Safariのタブが閉じられることはありません。

しかし、「履歴やWebサイトデータを消去する」操作の項目で「タブをすべて閉じる」をオンにしてしまうとSafariで開いているタブがすべて閉じてしまいます。(※「Webサイトデータを消去する」では消えません)

タブをすべて閉じる

閲覧途中のページや後で見るために開いたままにしていた複数のタブがあった場合は、すべて閉じられてしまうので注意が必要です。

対策としては、削除を実行する前に、必要な情報のあるタブはブックマークに保存しておくか、リーディングリストに追加しておくことをおすすめします。

書類とデータが削除できない場合の対処法

書類とデータが削除できない場合の対処法

上記の方法を行い、一度クリアしたにもかかわらず、Safariの「書類とデータ」の容量が減らず、すぐにまた増えてしまうケースもあります。

これは、アプリ本体やシステムの状態に要因がある可能性がありますので、不具合解消のために以下の対処法を試してみましょう。

iPhoneの再起動を行う

iPhoneの一時的な不具合に最も効果があるのは、再起動を行うことです。

システムの状態をシンプルにリセットすることで、残りのデータが整理され、容量解放に繋がることがあります。

再起動の方法は簡単で、iPhoneのサイドボタン+音量ボタン(上げ下げどっちでも可)を同時に押して「スライドで電源オフ」を行い、数秒後にもう一度サイドボタンを長押ししスマホの電源を入れましょう。

一時的な不具合だった場合は、この動作で解決する場合がほとんどです。

iOSのアップデートをする

古いバージョンのiOSを利用している場合、システムのバグで「書類とデータ」が正確に減らないことがあります。

公式サポートでも推奨されている、最新バージョンへのアップデートを試みましょう。

iOSのアップデートは膨大な通信量が発生するので必ずWi-Fiの環境下で行ってください。

iOSアップデート手順
  • 設定アプリを開く
  • 「一般」をタップ
  • 「ソフトウェアアップデート」をタップ
  • 「今すぐアップデート」をタップ

これらの対処法でも解決しない場合は、「すべての設定をリセット」する手もあります。

バックアップをきちんと取り復元することでデバイスが初期の状態に戻るので以前の最適な状態に戻すことができます。

まとめ:定期的に確認し空き容量を確保しよう!

まとめ

本記事では、iPhoneやiPadのストレージを圧迫しがちなSafariの「書類とデータ」について、その確認・削除方法、削除できない時の対処法までを解説しました。

Safariの書類とデータは、快適なWebサイト利用のために必要な情報を保存していますが、使えば使うほど蓄積し、動作不良や容量不足の原因となります。

削除する操作は簡単ですが、タブが消えたりパスワードの再入力が必要になったりする影響もあるため、急に削除するのではなく注意点を理解した上で実行しましょう。

定期的にストレージ画面で容量(サイズ)を確認し、大きくなってきたらiPhoneの動作を快適に保つために削除をお試しください。

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