iPhoneに突然「AirTag(エアタグ)はあなたと一緒に移動しています」という通知が届いたことはありませんか?
AirTag(エアタグ)を持っていないのにこの通知が届いている場合、危険かもしれません…。
本記事では、上記のような通知が届いた時の対処法や、AirTag(エアタグ)を使ったストーキングに対する対策について解説していきたいと思います。
エアタグを持っていないのに通知がきたらストーキングされているかも!?
「AirTag(エアタグ)はあなたと一緒に移動しています」
「AirTag(エアタグ)があなたの近くで見つかりました」
このような通知が届いたら、あなたの荷物の中にAirTag(エアタグ)が入れられているかもしれません。
トラッキングとは?
「トラッキング通知」は、あなたの近くに、持ち主の手から離れている他人のAirTag(エアタグ)があることを意味しています。
そのため、トラッキング通知が届いたら、自分の身の回りにAirTag(エアタグ)が入っていないかを早急に確認しましょう。
また、もしもAirTag(エアタグ)が発見できたら、次項で解説する方法でAirTag(エアタグ)の電池を抜いたり、AirTag(エアタグ)の所有者を特定しましょう。
エアタグに追跡されていないか確認する方法
他人のAirTag(エアタグ)が近くにある場合、iPhoneの通知で確認できることが多いですが、それ以外にもAirTag(エアタグ)に追跡されていないか確認する方法がいくつかあります。
トラッキング通知を有効にする
まず、AirTag(エアタグ)が近くにあっても通知が届かない場合は、「トラッキング通知」がオフに鳴っている可能性があります。
「トラッキング通知」がオフになっている場合、AirTag(エアタグ)が近くにあっても通知が届かないので、必ずオンにしておきましょう。
- iPhoneの「本体設定」から「プライバシーとセキュリティ」をタップ
- 「位置情報サービス」をタップし、「位置情報サービス」をオン
- 下の方にスクロールして「システムサービス」をタップ
- 「iPhoneを探す」と「利用頻度の高い場所」の両方をオンにする
- 「設定」に戻り、「Bluetooth」をタップ
- 「Bluetooth」をオンにする
- 再び「設定」に戻り、「通知」をタップする
- 「トラッキング通知」をタップし、通知を許可をオンにする
これで近くにAirTag(エアタグ)がある場合は、iPhoneに通知が届くようになりました。
トラッキングについてはこちらの記事でも解説しています。
「探す」アプリからAirTagが見つかるか確認する
AirTag(エアタグ)は、持ち主の手から離れた経過時間によって、音が鳴る場合があります。
音が鳴る時間は明確に決められている訳ではないようで、8時間から24時間が経過すると、ランダムで音が鳴るようになっています。
聞いたことがない音が近くで鳴ったら、iPhoneの「探す」アプリを開いて、AitTag(エアタグ)が見つかるか確認してみましょう。
「探す」アプリでは、あなたがAirTag(エアタグ)を持ち歩いていることが判明した地点を地図上で確認することができます。
赤い丸印を繋ぐ点線をたどれば、どこからAirTag(エアタグ)を入れられたか特定することも可能です。
AirTag(エアタグ)のサウンドを再生する
「AirTag(エアタグ)はあなたと一緒に移動しています」
「AirTag(エアタグ)があなたの近くで見つかりました」
などの「トラッキング通知」がiPhoneに届いたら、その通知をタップしましょう。
通知をタップすると「探す」アプリが起動します。
その後「続ける」をタップしてから「サウンドを再生」をタップしましょう。
AirTag(エアタグ)から音が流れるので、AirTag(エアタグ)が隠されている場所を特定しましょう。
また、iPhone 11以降のモデル(iPhone SE(第2および第3は除く))を使っている場合、通知をタップした後に「探す(この周辺)」をタップすることで、AirTag(エアタグ)の正確な位置を特定することができます。
AirTag(エアタグ)の情報を確認する
もしもAirTag(エアタグ)が見つかったら、iPhoneの上部に、AirTag(エアタグ)の白い面をかざして、通知が表示されるまでそのままにしましょう。
通知が表示されたら、通知をタップします。
通知をタップするとAirTag(エアタグ)のシリアル番号や、電話番号の下4桁を表示するWebサイトが開きます。
ここに表示される情報から、AirTag(エアタグ)の持ち主が知っているかどうか確認できます。
また、この情報をスクリーンショットに残しておけば、情報を記録しておくことも可能です。
AirTag(エアタグ)の電池を外す
AirTag(エアタグ)が見つかったら、これ以上追跡されないようにAirTag(エアタグ)の電池を外しておきましょう。
- AirTag(エアタグ) の光沢があるステンレススチール製の電池カバーを押し下げ、反時計回りに回します。
カバーが回らなくなるまで回します。 - カバーと電池を取り外します。
- カバーを時計回りに回し、回らなくなる位置まで戻します。
Appleサポート
以上で完了です。
AirTag(エアタグ)に関するよくある質問
AirTag(エアタグ)を持っていないのに通知が届いた際に、よくある質問についてまとめてみました。
AirTag(エアタグ)を見つけたらどうすればいい?
AirTag(エアタグ)を見つけたら、まずはAirTag(エアタグ)をiPhoneの上部にかざして、AirTag(エアタグ)の情報を確認しましょう。
その後、追跡されないようにAirTag(エアタグ)の電池を抜いておきましょう。
AirTag(エアタグ)を見つけたら捨てた方がいい?
見つけたAirTag(エアタグ)は、捨てるよりも警察に届けましょう。
というのも、いざというときに相手を特定する材料になる可能性があるからです。
もしかすると、AirTag(エアタグ)以外にも、様々なストーキング被害に遭ってしまう可能性があります。
そんなときに、AirTag(エアタグ)が見つかったという事実は、本格的に捜査してもらうための素材になります。
実際にAirTag(エアタグ)が証拠品として警察に届けられていたことからストーカー逮捕につながった事例もあるようです。
iPhoneのトラッキング通知はオンにしておこう!
いかがでしょうか?
今回はAirTag(エアタグ)を持っていないのに通知が届いた時の対処法について解説させていただきました。
AirTag(エアタグ)の通知を受け取るためには、「トラッキング通知」をオンにしておく必要があります。
いつAirTag(エアタグ)を使った犯罪に巻き込まれてしまうか分からないので、トラッキング通知は必ずオンにしておきましょう。
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