
YouTubeの自動再生がオフにできない…



設定はオフにしているのに、なんで動画が勝手に再生されるの?
YouTubeで「自動再生」をオフに設定しているのに、勝手に次の動画が再生されて困っていませんか?
データ通信量の節約や、意図しない動画の視聴を防ぎたい人にとって、この問題は非常にストレスですよね。
本記事では、YouTubeの自動再生機能の仕組みを解説し、「オフなのに再生される」という原因、解決法を徹底的に解説します。
「YouTubeの自動再生がされない」「YouTubeの自動再生ってボタンなくなった?」とお困りの方にも参考になる内容になっています。
スマホ初心者の方にでもわかりやすく解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
YouTube自動再生機能とは


YouTubeの「自動再生」機能は、現在の動画の再生が終了した次に、関連性の高い別の動画を自動的に再生する機能です。
この機能は、ユーザーが検索や操作をすることなく、次のコンテンツを視聴し続けられるように設計されており、設定によりオン/オフを切り替えることが可能です。
自動再生ボタンがない?廃止された?
「自動再生の設定ボタンが見当たらない」「機能が削除されたのでは?」と感じているユーザーの声は多いです。
結論から言うと、YouTubeの自動再生機能は廃止されていません。
ボタンが見当たらない原因としては、端末やYouTubeアプリの最新の仕様により、ボタンの表示位置やアイコンのデザインが変更されたことが考えられます。
以前は画面右側の再生リスト一覧に自動再生のボタン(スイッチ)がありましたが、現在は再生中の動画をタップまたはカーソルを持って行くと、歯車のアイコンなど一覧が表示されるのでその左側にあります。


YouTube自動再生オフなのに再生される5つの原因


「YouTubeの自動再生の設定をオフにしたはずなのに、なぜか再生される」問題は、主に以下の5つの原因が挙げられます。
2025年現在のYouTubeの仕様やアプリの動作に基づき、主要な原因を解説します。
- 「フィードで再生」がオンになっている
- デバイス別で自動再生設定が同期されていない
- ログインしていない状態で設定している
- YouTubeプレミアムのバックグラウンド制限がオンになっている
- アプリやシステムの一時的な不具合
「フィードで再生」がオンになっている
自動再生と勘違いしやすい機能に、「フィードで再生」機能があります。
この機能は、正式には「インフィード再生」または「プレビュー再生」と呼ばれ、次に再生される動画を自動でスタートさせる「自動再生」とは全く別の機能です。
動画の内容を少しだけ確認できるようにするための機能ですが、ユーザーには自動再生されているように見えてしまいます。
この機能を止めたい場合は、YouTubeの設定で「フィード再生」機能を別途オフにする必要があります。
デバイス別で自動再生設定が同期されていない
自動再生をオフにしたのに、別の端末ではまたオンになっているという場合、この原因が考えられます。
YouTubeの自動再生の設定は、使っている端末ごと(パソコン、スマホ、テレビなど)に独立して保存されます。
例えば、家でパソコンを使って「自動再生をオフ」にしても、会社や外出先でスマートフォンのアプリを開いたとき、そのスマホアプリの設定はまだ「オン」のままになっている、という状態です。
自動再生を完全に止めたい場合は、YouTubeを使うすべての端末で、一つ一つスイッチをオフにする必要があります。
ログインしていない状態で設定している
「設定をオフにしたのに、次に開いたら元に戻っていた」という場合は、アカウントにログインしていない状態で設定しているのが原因です。
YouTubeの設定は、アカウントに紐づいて記録されています。
もしYouTubeにログインしていない状態で自動再生をオフにしても、それは一時的な設定として扱われます。
そのため、ブラウザを閉じたり時間が経ったりすると、その設定は消えてしまい、次回YouTubeを開いたときに初期設定の「自動再生オン」の状態に戻ってしまうのです。
YouTubeプレミアムのバックグラウンド再生がオンになっている
これはYouTubeプレミアム会員だけに見られる原因です。
動画を見ている途中で、スマホのホームボタンを押してアプリを閉じたり、他のアプリに切り替えたりしても、動画の音声だけが裏側で流れ続けることがあります。
これは、プレミアム会員特典である「バックグラウンド再生」という機能が動いているためです。
もし自動再生がオンになっていた場合、このバックグラウンド再生中に次々と動画が切り替わって音声が流れるため、「自動再生が止まらない」と誤解してしまいます。
この機能を止めたい場合は、設定で「バックグラウンド再生」自体をオフにする必要があります。
アプリやシステムの一時的な不具合
YoutubeアプリやデバイスのOS(iOS、Android OS)、ソフトウェアの一時的な不具合や動作の問題により、自動再生の設定がきちんと保存されておらず、この問題が発生している可能性もあります。
特に、キャッシュやデータが溜まりすぎている時に起きやすいトラブルです。
YouTube自動再生オフなのに再生される時の解決法


それでは、YouTubeアプリで自動再生オフなのに再生される5つの原因の対処法について画像付きで詳しく解説します。
「フィードで再生」をオフにする
ホーム画面などで動画がタップせず勝手に流れ始める「フィードで再生」をオフにする手順を紹介します。
データ通信量を節約したい場合は、「Wi-Fiのみ」を選択することもできます。
- YouTubeアプリを開く
- 「マイページ」をタップ
- 設定(歯車アイコン)をタップ
- 「再生」をタップ
- 「フィードで再生」を「Wi-Fiのみ」または「オフ」にする
画像付き解説はこちら








利用しているデバイスごとに自動再生設定をする
自動再生の設定が端末ごとで保存されるため、使っているすべてのデバイスで「次の動画の自動再生」スイッチをオフにしましょう。
- YouTubeアプリを開く
- 右下の「マイページ」をタップ
- 設定(歯車アイコン)をタップ
- 「再生」をタップ
- 「次の動画を自動再生」をオフにする
画像付き解説はこちら






YouTubeにログインした状態で設定を変更する
YouTubeの設定を変更する際は、必ずYouTubeにログインした状態で行うようにしましょう。
ログイン出来ているか確認する方法は非常に簡単で、YouTubeアプリを開いて、右下の「マイページ」に自分の名前や設定しているアイコンが表示されていればログイン出来ている状態です。
「マイページ」をタップして、「ログイン」という青色のボタンが表示されている場合は現状はログインされていないので、このボタンからログインすることができます。
ログインした状態で、本記事で紹介している「自動再生」「フィード再生」の設定を変更しましょう。
YouTubeプレミアムのバックグラウンド再生をオフにする
有料サービスのYouTube Premium(ユーチューブプレミアム)に加入すると、バックグラウンド再生が利用できるようになります。
YouTubeプレミアムのバックグラウンド再生の最大のメリットは「ながら視聴」が可能になるということです。
スマホの画面をロックしても画面をオフにしても、再生は止まらないようにできるのですが、この機能をオンにしていることで自動再生をオフにしても動画は再生されたままになります。
バックグラウンド機能を使わない人は、この機能はオフにしましょう。
- YouTubeアプリを開く
- 「マイページ」をタップ
- 歯車のアイコンをタップ
- 「バックグラウンドとオフライン」をタップ
- 「バックグラウンド再生」をタップ
- 「ヘッドフォン/オーディオ機器の接続時にオン」または「オフ」を選択する
アプリの再起動とキャッシュの削除
一時的な不具合はアプリの再起動やスマホの再起動で解決することが多いです。
また、Youtubeアプリに溜まったキャッシュをクリアすることも動作問題の改善に有効です。
まずアプリを終了し、再起動を試して下さい。
それでも改善がない場合は、下記の関連記事を参考にYouTubeアプリのキャッシュ削除を試してみましょう。


自動再生に関するよくある質問


YouTubeにおける「自動再生」と「ループ再生」は同じ意味ですか?
「自動再生」と「ループ再生」は機能も意味も全く異なります。
- 次の動画を自動再生
- 今見ている動画が終わった後、関連性の高い「別の動画」を続けて再生する機能
- ループ再生
- 今見ている動画が終わった後、その「同じ動画」を最初から何度でも繰り返して再生する機能
つまり、「さっきと違う動画がはじまった!」場合は、自動再生機能がオンになっています。
「ずっと同じ動画が再生されているな…」この場合は、ループ再生機能がオンになっているということです。
まとめ:自動再生問題は複数の設定確認が必要


本記事では、「YouTubeが勝手に自動再生する」「Youtubeが自動再生オフなのに再生される」などの問題を抱えている人向けに原因と対処法を解説してきました。
このトラブルは、動画再生時の自動再生機能だけでなく、「ホーム画面での自動再生」や「再生リスト機能」など、複数の自動的な再生機能が存在していることが主な原因です。
本記事で解説した解決方法をひとつずつ、手順通りに試してみてください。
最新の情報(2025年)に基づいた設定の確認ポイント、まとめは以下の通りです。
- デバイスごとに自動再生機能の設定を行う
- 自動再生機能と勘違いしやすい「フィード再生」機能も設定を確認する
- キャッシュのクリアやアプリのアップデートを試し、最新状態にする
これらの対処法を試すことで、意図しない動画の再生を停止させ、データ通信量やバッテリーの節約にもつながります。
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