2022年6月10日にドコモ・au・UQモバイル・ワイモバイルで取り扱いが開始されたソニーの「Xperia Ace Ⅲ(エクスペリアエースマークスリー)」。3万円台で購入可能でありながら、Xperiaのエントリーモデルとして初めて5Gに対応し注目を集めています。
今回は「Xperia Ace Ⅲ」のデザイン・カメラ性能・動作・その他機能を実機を使ってご紹介!
メリット・デメリットを含めて、スマホ初心者の方でもわかりやすいように評価をしていきます!是非購入の際の参考にして下さい。
基本的なスペックや特徴については、以下の記事をご覧下さい。
デザインをレビュー
カラー(色)展開
カラーは全部で4色ですが、キャリアによって取り扱いが異なります。
今回はワイモバイルのモデルを使用しているため、グレー以外をご紹介します。
通信会社 | グレー | ブリック オレンジ | ブルー | ブラック |
---|---|---|---|---|
ドコモ | ||||
au | ||||
UQモバイル | ||||
ワイモバイル |
パキっとした色ではなく、大人っぽいシックな色合い。
ボタンの部分だけ全カラー共通ブラックで、本体とバイカラーになっているのが可愛いです。何時間か触ったところ、ブラックは指紋が気になる印象でした。(ブラックなので目立つのは仕方ないですが…)
端末仕様
アスペクト比(画面の縦横比率)はXperiaで馴染みのある21:9ではなく、18.7:9と一般的です。
女性の手にもフィットする5.5インチサイズ・約162gで凄く持ちやすいです!嬉しい!
液晶ディスプレイはやはり有機ELディスプレイと比べるとやや暗めです。屋内では問題ありませんが、比屋外だと(日光が強い場所では)多少画面の見づらさを感じました。
保護ガラスはGorilla Glass Victusを採用しており、傷が付きにくくなっています。
前面・背面・側面
インカメラはしずく型です。
左側面にはSIMトレーがあり、SIMの裏(トレーの裏)にmicroSDが入るようになっています。トレーは引き出しタイプなので、SIMピンが無くても開閉が可能です。
背面中央付近にあるSONYの刻印がお洒落です。
上部にはNFC/おサイフケータイが搭載されています。
質感は少しザラっとしていて滑りづらく、傷が目立ちづらいテクスチャー加工になっています。なんとも癖になる触り心地!
3.5mmイヤホンジャックに対応しているので、有線イヤホンを愛用している方は嬉しいですね。
コネクタの形状はUSB type-Cになっています。
カメラをレビュー
アウトカメラは約1,300万画素のシングルカメラ、インカメラは約500万画素になっています。
今回はアウトカメラで撮影した写真を載せていきます。
広角カメラ
多少ピントが甘い印象はあり、拡大して見るとどうしても粗さがありますが、カメラ機能にそこまでこだわりが無く「普通に撮れれば良い」という方は気にならないレベルでしょう。
カメラアプリ自体も非常にシンプルな作りで分かりやすく、シャッターを押してから撮影までのタイムラグは全くありませんでした。
デジタルズーム5倍撮影
窓からの景色を5倍ズームで撮影してみました。
画質の粗さは否めませんが、細かい文字も判別可能なレベルです。
オートHDR機能
前モデルのXperia Ace II(エクスペリアエースマークツー)は手動でHDRをONにする必要がありましたが、Xperia Ace IIIには「オートHDR機能」が付いています。逆光のシーンを撮影してみたところ、分かりやすく違いが出ました。
機能をレビュー
ストレージ容量
Xperia Ace IIIのストレージ容量(ROM)は64GBです。
初期状態を確認すると、システム等で21GB使用されているため、実質利用できるのは43GB程度になります。容量が大きいゲームアプリなどを沢山使いたいという方にはあまり向いていないため、注意しましょう。
指紋認証
音量ボタンの下にあるのが電源ボタンと一体型になった指紋認証センサーです。
認証精度は良い方で、特にストレスのない速度でした。顔認証には非対応ですが、今はマスクの時代なので指紋認証を重視される方が多いのではないでしょうか。
著者は左利きなので、指紋は画面内認証でないとやりづらさを感じます。もし左利きの方がいれば登録する指は親指では難しいので、注意しましょう。
Googleアシスタント
電源ボタンを長押しでのGoogleアシスタント起動も、特にストレスのない速度です。
かんたんホーム
Xperia Ace IIIは「かんたんホーム」に対応しており、設定を変更することでかんたんスマホ化することができます。
短縮ダイヤル機能もあり、通話をよくする相手を3人まで登録することができます。
初めてスマホを使う方や、「スマホに慣れていないけれど、露骨な年配向けデザインのスマートフォンは嫌だ!」という方には非常におすすめの機能です。
文字サイズも最大にすればこのくらいまで拡大することができます。
ゲーム操作
今回は、Pokémon GO(ポケモンゴー)をプレイしてみました。
AR機能やGPS感度は問題無く利用できます。ポケストップを回してアイテムを回収する時などはやや重く、滑らかではないと感じる部分もありますが、十分遊ぶことができるレベルでした。
初回起動時はポケモンをタップしてから捕獲画面に推移する際、画面が白くフリーズしてしまいました…
アプリを落としても改善せず、2度の再起動で改善しました。それ以降、何回か起動するも通常通り利用できたので、問題はないかと思います。
電池持ち
バッテリーは4,500mAhと大容量です。ネット検索やLINEやメールの確認などのライトな使い方であれば1日は余裕、2日程度は使えるでしょう。
また、いたわり充電機能を搭載しているので、3年後のバッテリーの劣化を抑え、長く使用することができるようになっています。
充電は〜20Wの充電アダプタだと時間がかかるので、気になる方は30Wの高出力充電器を使うことをおすすめします。
まとめ
これまでの内容を踏まえたメリット・デメリットは以下の通りです。
- コンパクトなスマホが欲しい方
- 安くても安心できるスマホが欲しい方
- かんたんなスマホが良いけれどデザインにもこだわりたい方
- 会社用などのサブスマホが欲しい方
「Xperia Ace Ⅲ」と同じランク、エントリーモデル(Snapdragon400~500番台)のスマホを探している方は、以下の記事も是非ご覧下さい。
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